ルインは神に選ばれた調整者であり、不滅の否定者です。
どんなに傷つけられても回復するルインはアンディと同じように最強の強さを持っているのでしょうか?
ユニオン&アンバーの敵・ルインの強さについてまとめてみました!
目次
【アンデッドアンラック】ルインのプロフィール
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アンデッドアンラック/©戸塚慶文
ルインは神(サン)に選ばれた調整者(レギュレーター)の1人です。
初登場は94話。
風子を殺害するショッキングな登場となりました。
不滅の否定者で、否定者の王となるべく神から力を授けられています。
神の勅命である調整(レギュレーション)を担って生み出された否定者ですが、同じく調整者のUMAシールとは相入れず、単独行動を好んでいます。
ただしブラッドとシャドウという2対のUMAとは一心同体であり、そう言う意味ではチームを組んでいるとも言えます。
否定者である以上、人間だと思われますが、親はいないと本人が発言しており、どのような人生を歩んできたのかは不明です。
余談ですが、ルインと言う単語には「廃墟」「破滅」という意味があり、アンデラに登場するルインもそれらの意味から名付けられた可能性があります。
いずれにせよ、組織…特にアンディにとっては風子の仇であり、危険な思考を持つ最悪の相手なのです。
【アンデッドアンラック】ルインの特徴
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アンデッドアンラック/©戸塚慶文
ルインの大きな特徴は、艶のある真っ黒な長髪と胸元にある太陽のような紋章です。
胸元にある太陽については、神であるサンを崇拝しているために自ら入れたものだと思われます。
大きなクマがあり、目には光がなく、どこか虚ろで不気味な印象を与えます。
年齢不詳ですがおそらく20代後半程度、高身長に細マッチョでなかなか整った顔立ちをしています。
右目には傷跡のような痣がありますが、今のところなぜその傷がついたのかは不明です。
はだけた服を纏い、首にはチョーカーをつけています。
また、肌が弱いらしく太陽の光を浴びただけで肌が爛れてしまいます。
調整者として生まれたからか、病的な程に神を崇拝しているのもルインの特徴です。
神が課した絶対の理(マスタールール)に間違いはないと妄信していて、どんな痛みや苦しみも「この病気(シック)も痛み(ペイン)も意味があるんだ」と素直に受け入れています。
【アンデッドアンラック】ルインの性格とは?
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アンデッドアンラック/©戸塚慶文
ルインは猟奇的な性格をしています。
神を妄信的に崇拝しており、神が願う”完璧な世界”を作るためなら、どんなことも平気でやれる恐ろしさがあります。
その一環として風子を殺害し、ゴーストを誘き寄せるために多くの人間を世界中で殺害しました。
ルインにとっての正義は神が作った絶対の理だけです。
一方、親・兄弟・仲間・恋人などの人間が作るルールについては「不明瞭で不公平で不平等で不可解で不気味」だと切り捨てています。
相手がルーシーのような幼い子供であっても人間に対する情は持ち合わせておらず、躊躇なく殺そうとする残忍さ…。
この思考回路で猟奇的な事件を次々と起こしているのでしょう。
彼が神に選ばれた理由やその生い立ちは描かれていませんが、どのようにしてルインが誕生したのか、少し興味がありますよね…。
【アンデッドアンラック】ルインの能力とは?
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アンデッドアンラック/©戸塚慶文
ルインの能力は「不滅(アンルイン)」です。
自己対象強制発動型だと推測されます。
戦闘機会がそれほど多くないため、まだ全てが解明されたわけでありませんが、自分が滅することを否定する能力だと思われます。
滅すること=死と直結しているようで、ルインが死に近付くルールも否定されます。
体をバラバラにされても死なず、再生され、死滅しません。
現段階では不死との違いがわかりにくい能力です。不死との相違点としては、攻撃スタイルの違いが挙げられます。
不死であるアンディは、自分の体を用いて攻撃する戦法メインですが、ルインは自ら攻撃することはほぼなく、2体のUMA(ブラットとシャドウ)を用いた戦法がメインとなっています。
ブラットは”血”を司るUMAでルインの不滅の血液を媒体にし、アンディのような血液による斬撃を繰り出すことができます。
またアンディの服としても活躍しているUMAクローゼス(クロちゃん)のようにルインを守る傘に姿を変えるシーンもあり、姿形も変幻自在の頼もしいUMAです。
シャドウは”影”を操るUMAでルインの影を媒体にして沈むことでワープしたり、翼に姿を変えてルインを運んだりとやや補佐的な役割を担っています。
ブラットと違い、会話に参加することはなく、控えめなUMAです。
しかもこの2体はルインが死なない限り消滅しません。
まさに一心同体なのです。
ルインの強さはルイン自体の不滅能力とブラットとシャドウの幅広い能力が合わさってもたらされています。
不滅故に消えることなく、攻撃・移動にも長けたルインは最強クラスの強さを誇ると言えるでしょう。
【アンデッドアンラック】ルインの強さとは?
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アンデッドアンラック/©戸塚慶文
初登場時から強敵のオーラを放っていたルインですが、実際の強さはどの程度なのでしょうか?
「永久の命を与えられた不死と不滅だけが完成された世界に行ける」
ルインは自らを神に愛された否定者だと信じきっていますが、実はルインの強さはそれ程でもないと想定されています。
その根拠は”ループ”です。
ジュイスはアークを使い、何度もループを繰り返しています。
アンディ(ヴィクトル)も不死の力でループを乗り越えています。
しかし、2人ともこれまでのループでルインに出会うことはありませんでした。
ルインほどの実力を持った否定者がいれば、どこかで巡り会うのが普通です。
その事実が示すものは…ルインはループを乗り越えていない可能性があるということです。
不滅の能力についてはまだ謎が多く、推測の域を出ませんが、もしかしたら不死よりも再生能力が弱いのかもしれません。
不滅は滅亡しないだけであり、死なないとは違うのかもしれません。
(だからラグナロクでは生き残れない…?)
また、ビリーは不滅を不死の”下位互換”と酷評しています。
ループを越えられなかったことと、これまで組織がルインを標的にすることすら無かったことから、ルインは実はそれほど強くない?という仮説が成り立ってしまうのです。
とは言え、ルインが弱いというわけではありませんが…少なくともアンディよりも強いということはなさそうです。
【アンデッドアンラック】調整者とは?
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アンデッドアンラック/©戸塚慶文
UMAと否定者は神が作り出した存在です。
その目的は、この世界に理(ルール)を作り出す為です。
理想の世界を作る為、どれもが意図を持ち、追加されているのです。
理とは神の意思そのものと言えるでしょう。
つまり、課題(クエスト)以外でUMAを殺すことは論外です。
今回、アンディはルインが風子を殺したことと、ラグナロクが近いことでなりふり構っていられない状況に陥っていました。
そこで自分の邪魔をするUMAを次々と消していました。
このことが神の逆鱗に触れてしまいます…。
ルナは神の怒りを知っていたので、ジュイスを呼び出し、アンディを止めるように言いましたが…。
ジュイスの答えは「ムダだ」でした。
もともと、アンディが前代未聞の行動をとった原因は神を崇拝するルインにあります。
逆鱗に触れる要因を作ったのは神側であり、風子を取り戻す目的を果たすため、アンディはもう止められません。
「不死は最大の恐怖となり、貴様らを襲う」
ジュイスは断言しました。
ルナはそれを聞き届けると、静かに言いました。
「神の権限を行使し、世界の調整(レギュレーション)を行います」
こうして、神による調整が始められることになりました。
そして、調整を行う実行者として選ばれたのがルイン(否定者代表)とシール(UMA代表)なのです。
【アンデッドアンラック】ルインの目的とは?
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アンデッドアンラック/©戸塚慶文
ルインは神に調整者としての役割を与えられた否定者です。
よってルインの目的は、迫るラグナロクまでに世界の調整を行う事です。
具体的に言うと、場を荒らしたプレイヤー(アンディ)の制裁と役目を果たさないUMAの強化です。
神が来るまでにそれらを実行し、バランスを整えることこそルインの目的なのです。
神を妄信的に信じているルインは、神の強いる理を「絶対の理(マスタールール)」として疑いません。
ルインにとって、神の意思に背いて抗おうとする組織は敵に他なりません。
ルインは神のため、組織を全員殺すことに決めています。
来る最後のループに組織が存在しないように調整をかけることにしたわけですね。
もともとの制裁対象であるアンディも組織に含まれますから、組織の壊滅は一石二鳥なのです。
不死(組織)VS不滅は避けられないでしょう…。
【アンデッドアンラック】ルインは死亡した?
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アンデッドアンラック/©戸塚慶文
ルインはラグナロク神が降臨するのを興奮気味に見守っていました。
サンは風子のループを阻止するべく円卓を目指して歩き出します。
アンディたちは決死の覚悟で神を足止めしますが、ルインだけは神の味方です。
邪魔なビリーの目を潰し、不動を使えなくしてしまいます。
ちなみに、神は非常に高温で、不燃の円陣がそばにいないと燃え尽きてしまいます。
ルインは体を焼かれながらも「今です!神!」と声援を送る姿が描かれました。(狂ってます…)
アークを動かすためには円卓の人数分、つまり11分のチャージが必要です。
ラグナロクではアンディたち組織とアンバーの総力戦を持って何とか11分を耐え抜くことに成功しました。
風子は無事にループし、新しい世界に旅立ちます。
その後のラグナロクについては描かれていませんが、強大な神を前に生き残る人間はおそらくいないでしょう。
ルインにしても、高温のに近づけば跡形もなく燃え尽きてしまいそうです。
ビリーが言うように、これまでのループに登場しなかったことを踏まえると、ルインもここで死んでいると考えるのが普通です。
不滅は細胞レベルまで燃え尽きると死んでしまうのかもしれませんね。
まとめ
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アンデッドアンラック/©戸塚慶文
ルインは神に選ばれた調整者(レギュレーター)の1人として登場しました。
不滅(アンルイン)の否定者で、自分が滅することを否定する能力だと思われます。
艶やかな黒い長髪に筋肉質な細身の体躯をしており、胸元には太陽の紋章が入れられています。
神(サン)を妄信的に崇拝しているルインらしい特徴ですね。
ルインはブラットとシャドウの2つのUMAと一心同体であり、攻撃の要もUMAです。
自分の肉体は不滅であり、守りも盤石、神に愛されているだけあって圧倒的な強さを誇ります。
しかし、ラグナロクではビリーに「不死の下位互換」と酷評されてしまいます。
ルインの強さが本物ならば、これまでのループで幾度となく組織と対決することになるでしょう。
しかし、ジュイスはルインを知りません。
それは、ルインがこれまでもループを生き残れなかったことの証ではないでしょうか?
事実、今回のラグナロクでもルインは愛する神であるサンに燃やされ尽くされようとしていました…。
新たなループにおいて、まだルインの登場はありませんが、アンディのように不死としてループを乗り越えているようには見えません。
おそらく、ビリーが言うように不死の下位互換の立ち位置だと思われます。
それにしてもルインは否定者、人間なわけです。
風子の優しさで、ルインの性格まで変えることができたら…。
新しいループでは仲間になるなんて展開もありえるかもしれません。
ルインのポジションが敵が味方か、注目していきたいですね!
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