閉鎖環境試験4日目(戦闘シミュレーション3日目)
重点が置かれていた戦闘シミュ演習もいよいよ最終日(明日からは特殊戦闘シミュレーション演習)
得点配分が最大ということもあって各チーム勝負の懸けどころとなっています。
諏訪7番隊も古寺6番隊・歌川1番隊と共同戦線を張りながら、諏訪7番隊だからこその「ミニ部隊×3」作戦で最終日に臨むことになりました。
そしてさっそく柿崎3番隊に対し優勢を取ることが出来たものの、影浦の回避で思うように押し切れず引き分けに。
次ぐ北添4番隊には、染井華の3日かけた罠にハマり大敗を喫してしまいました。
出端をくじかれた形の諏訪7番隊ですが、染井にやられたことで逆に香取のやる気もアップした模様。
第231話『遠征選抜試験28』は諏訪7番隊視点で戦闘シミュが進みながら、対戦チームの反応も描かれていきます!
目次
『ワールドトリガー』231話!のネタバレ
それでは『ワールドトリガー』231話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
vs村上10番隊
第3試合目はvs村上10番隊。
今回は諏訪7番隊の作戦がどんぴしゃりで完勝となりました。
諏訪7番隊の作戦のキモは、各人がミニ部隊を受け持ち、その連携によって最初の戦闘で勝つことです。
動きがスタンダードで丁寧な村上10番隊に対して相性が良かったようですね。
村上10番隊の反応
一方で村上10番隊(村上・氷見・熊谷・堤・蔵内)は、諏訪7番隊の動きについて「水上隊にやられた時と似ているな」と感じました。
それは諏訪7番隊の連携が水上隊同様に正確だったからですが、とても昨日今日で身に付けられる動きではなかったため、村上隊は「水上隊と同じあるいは違う“特別な攻略法”を見つけたからでは」と考えました。
しかし自分たちは“特別な攻略法”を探そうとせず、今まで通りで行こうと村上はまとめました。
vs古寺6番隊
第4試合はvs古寺6番隊。
古寺隊とは共同戦線を張り情報交換し合った中なので、互いに慎重な動きで始まりました。
しかしやはり連携でリードを取り、そこからワイヤー陣で守備をした諏訪隊の勝利となりました。
(ワイヤーが張られたマスに入ったユニットは行動力を1P余分に消費する)
古寺6番隊の反応
一方で古寺6番隊(古寺・六田・奥寺・三浦・木虎)も、やはり諏訪隊の急激な連携の強さに首をひねっていました。
しかし自分たちの目標は達成できているため、そのまま残りの相手に集中しようと古寺はまとめました。
vs来馬5番隊
第5試合はvs来馬5番隊。
今回は小荒井&弓場の速攻を受けてしまいましたが、レイガストで両防御した修駒をうまく盾にして各分隊が陣形をキープ。
そして修がやられている間に連携攻撃を叩き込み、最終的に大勝しました。
古寺隊からの情報を受け、修にシールドではなくレイガストを持たせる策が良かったようですね。
しかも無理に戦わせず両防御にして「盾」と割り切るのが良いようです。
攻撃面は何といっても香取駒が最強。
足が速いなどステータスは高く、ポジションは万能手ですし「万能適性」も何気にヤバいですから。
こうして諏訪7番隊はなんやかんやで3連勝です!
来馬5番隊の反応
一方で来馬5番隊(来馬・小佐野・小荒井・弓場・穂刈)は、昨日とはあまりにも違い過ぎる諏訪7番隊の動きに小荒井が騒いでいました。
水上隊と諏訪隊しか気づけていない「裏技」があるのではないか、その「裏技」に気づけるのかを審査されているのではないかと。
そこで弓場が「ガタついてんじゃねーぞ!」と一喝し、裏技に気づけないならそこ以外で評価取ればいいと小荒井に伝えました。
来馬も「裏技だけでは組織は回らないから、ぼくたちは真正面からでも結果を出せばいい」と同意。
穂刈・小佐野もそれぞれ小荒井をなだめ、小荒井はそんなチームの中で(このチームで優勝したくなってきた)と一層気持ちを高めたのでした。
本部の評価
場面は変わり運営本部デスク。(城戸・忍田・鬼怒田・根付・迅)
半分の5試合を終えての総評ですが、運営としては日程が進むほど引き分けが多くなる計算でしたので、諏訪7番隊のように勝ち星を稼ぐ展開はやや予想外だった様子。
また忍田は、本日は全体的に「最終日に“奇策”を用意したチームが順当に進化してきたチームに対して優勢な印象」と評価しました。
前話で諏訪7番隊に大勝した北添4番隊も、最終日にすべてを懸けた“奇策”ですよね。
北添隊は1・2日目とほぼ同じ動きでできる罠でしたが、王子2番隊も同様に“隊員の負担が小さい策”で成果をあげているそう。
クセ者の王子がシミュレーションが苦手っぽい生駒を含むメンバーをまとめあげ、どんな策を展開しているのか非常に気になりますね。
特別課題は無し
さていつもならぼちぼち特別課題を出すタイミングです。
すると城戸が「今日は対戦課題に集中して見ていきたい」ということで、本日の特別課題は出さないことになりました。
それでは城戸はどこに注目しているかというと、水上9番隊と二宮8番隊だそう。
水上隊は、水上がソロ出撃していた昨日までとは状況が一変しましたからね。
二宮8番隊は「今日苦戦することがわかっている」からだと城戸は言いました。
そして最後のコマには不安そうな千佳が描かれましたが大丈夫でしょうか!?
『ワールドトリガー』ネタバレ231-232話のまとめ
前話とは一転し、諏訪7番隊の策がうまくハマった様子が描かれました。
いろんな角度から描かれるのがワートリの面白さです。
また、この諏訪隊に対する各チームの反応が、どのチームも「自分たちは自分たちのやるべきこと・やれることを」と慌てないのが素晴らしかったですね。
そのスタンスを表現しているのが来馬の「裏技だけでは組織は回らないから、ぼくたちは真正面からでも結果を」という言葉。
ポイント制の試験ですからもちろん競ってはいるのですが、根本にそれぞれの持てる力を活かして組織に貢献していこうというボーダーとしての前向きな在り方が見据えられているのがかっこいいですよね。
さて次回は気になっていた二宮8番隊ユニット×5体ずつの戦いも見られるでしょうか。
千佳が5人もいたら爆撃×5で圧勝できそうですが。
しかし全てのチームが最強二宮隊との対戦に備えています。
その中でいかに立ち回るかが見どころであり千佳の不安でもあるのでしょうから、その動きを楽しみにしていたいですね。
「二宮とユズルのギスギス鳩原トーク」もいつ描かれるか注目です。
同様にチラリと聞かされた王子2番隊の様子も気になりすぎて仕方ありませんが、次回諏訪隊との対戦を通じて描かれるでしょうか。
ポイントが大きいだけに順位が大きく変動しそうな戦闘シミュ3日目、次回はいよいよ後半戦です!

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