喧嘩も心も強く、男気溢れる姿で常に圧倒的な存在感を放ち、男女問わず多くの読者を魅了し続けているドラケン。
マイキーの相棒としても東卍の副総長としても大きな存在であり、物語において欠かせない人物です。
しかし実はこのドラケンにかぎって、現代ではエピソードごとに死亡するなどもれなく不遇な未来を迎えているんですよね。
そこで本記事ではエピソードごとのドラケンの死亡とその理由、タイムリープによって復活できるのか等わかりやすくまとめていきます!
【東京リベンジャーズ】8.3抗争でのドラケンの死亡理由!
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東京リベンジャーズ/©和久井健
8・3抗争編の現代(2017年)でドラケンは死亡しています。
死亡理由は2005年8月3日に起きた暴走族グループの乱闘で腹を刺されたこと。
いわゆる8・3抗争です。
この抗争は東卍vs愛美愛主から発展した東卍の内部抗争で、愛美愛主総長の長内信高を刺して逮捕されたパーちん(林田春樹)を巡り、「金を使ってパーちんを無罪にし助けようと考えるマイキー派」と「自首したパーちんの覚悟を尊重したいと考えるドラケン派」がぶつかって起こりました。
実はこの全てはドラケンに代わり東卍のNo.2に成ろうと考えた稀咲鉄太の策略。
そのためドラケン死亡後の2017年では稀咲鉄太が東卍の総長代理となっていました。
【東京リベンジャーズ】8.3抗争でのドラケンの死亡は回避!?
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東京リベンジャーズ/©和久井健
タケミチがタイムリープしたことによりマイキー派とドラケン派の争いは無くなるも、パーちんを想うペーやんの気持ちは収まらず、ペーやんは愛美愛主と組んで8月3日にドラケン狩りを実行しました。
そこから東卍vs愛美愛主の全面抗争に発展し大乱闘が行われる中、混乱に紛れてドラケンがドラケンに恨みを持つキヨマサ(清水将貴)に刺されてしまいます。
やはりドラケンの死は回避できないのか…と思われましたが、タケミチがキヨマサへのトラウマを乗り越えながらドラケンを救急車に乗せることに成功。
搬送中に一時心肺停止してしまったものの、ドラケンは緊急手術によって何とか一命を取り留め死亡を回避したのでした。
【東京リベンジャーズ】ドラケンの死亡理由!ドラケン死刑囚に!
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東京リベンジャーズ/©和久井健
血のハロウィン編の現代(2017年)でドラケンは死刑囚であり、最終的に死刑により死亡しています。
タケミチの尽力により8・3抗争での死亡を回避したドラケンでしたが、現代では稀咲の指示で殺人を犯して死刑囚になってしまっていました。
ドラケン本人は「自分のしたことを後悔してない」と受け止めていましたが、血のハロウィン後の第73話で千冬の口から「ドラケン君も死刑…」と、その死亡が語られたのでした。
【東京リベンジャーズ】ドラケンの死亡理由!マイキーの手によって!
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東京リベンジャーズ/©和久井健
聖夜決戦編~天竺編の現代(2018年)でもドラケンは死亡しています。
タケミチがタイムリープしたことにより聖夜決戦後に稀咲が東卍から除名され、もはや稀咲の脅威を排除できたかに思われました。
ところがこの未来では、ドラケンはなんとマイキーに斬殺されてしまうのです。
これまでドラケンを排除しようとする稀咲によって殺されていたドラケンですが、今回はマイキーが犯人という衝撃の死亡理由でした。
しかもドラケンだけでなく、東卍の主要メンバー全員がマイキーの手によって命を落としているという最悪の未来。
後(200話)にマイキー自身の口から「黒い衝動」というものが語られるのですが、その片鱗が見える衝撃的な出来事でした。
【東京リベンジャーズ】ドラケンが健在している未来!
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東京リベンジャーズ/©和久井健
天竺編後の現代(2018年)は、なんとドラケンが生存している世界!
東卍が解散したことによって東卍メンバーが裏社会に関わらない未来になっており、ドラケンもイヌピー(乾青宗)と共にバイクショップを経営していました。
つまり初めてドラケンが健在の未来が訪れたのです。
ただし皆の最高の未来なのに、マイキーの姿だけありませんでした。
マイキーが自身の「黒い衝動」から遠ざけるために自ら皆と距離を取ったからです。
それを受け入れられないタケミチは、マイキーも救うために10年前の2008年にタイムリープ。
しかしそれにより再びドラケンに悲劇が訪れてしまいます。
【東京リベンジャーズ】最終章でドラケンは死亡するのか!?その理由は?
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東京リベンジャーズ/©和久井健
最終章の2008年では東卍は解散しており、ドラケンはイヌピーと共にバイクショップを経営していました。
このまま行けば先述のような穏やかな未来になったでしょう。
ところがタケミチがタイムリープしてきたことで運命が激変。
マイキーをぶっ飛ばすために梵(ブラフマン)に入ったタケミチを六破羅単代(ろくはらたんだい)の構成員が襲撃し、それを助けに行ったことでドラケンが代わりに銃弾を受けて死亡してしまったのです。
ドラケンは東卍の思い出を走馬灯とし、先に死亡した佐野エマに手を引かれながら静かに息を引き取ったのでした。
タケミチがタイムリープしたからこそ起きてしまったと言える悲しき死でしたね。
しかしその後、タケミチはまさかの“追いタイムリープ”でさらに10年前へと跳躍!
一緒にタイムリープしたマイキーと全ての出来事をやり直したため、ドラケンの死もなかったことになったのでした。
そしてドラケンは副総長として“最強の東卍”の全国制覇を支えた後、オートレーサーとなったマイキーのチーム「トップオブマンジ」のメカニックとなりました。
まとめ
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東京リベンジャーズ/©和久井健
タケミチ視点だから知り得ることですが、ドラケンはほぼエピソードごとに悲惨な運命にありました。
- 8・3抗争編→死亡
- 血のハロウィン編→死亡
- 聖夜決戦編→死亡
- 天竺編→生存
- 最終章→死亡
なぜドラケンが…とツラくなりますが、死亡に至った理由を考えると仲間のためであったり東卍のためであったりと、優しく仲間想いのドラケンらしい姿が見えてくるんですよね。
なのでドラケンの死はショックではあるものの、そこにもやはりドラケンの魅力が詰まっていると言えますので、生存のハッピーエンドも含めて是非ドラケンの波乱万丈な人生に注目です!
