魔防隊の歴史と深く繋がっているとされ、魔都での功績も多い東家。
本記事で紹介するのは、この名門・東家を取り仕切る当主、東海桐花(あずまとべら)です。
東海桐花は中学生と思われるような幼い容姿ながら、元総組長という偉大な経歴の持ち主。
そしてその強烈な個性の背景には『東の星霜(うたかた)』という最強クラスの能力があります。
東海桐花は東家の1人としても、魔防隊の戦力としても注目せざるを得ません!
それでは一体どんな人物なのか、性格や能力、若々しい見た目の秘密など、東海桐花について詳しく解説していきます!
目次
【魔都精兵のスレイブ】東海桐花のプロフィール
- 東海桐花(あずまとべら)
- 身長:155㎝
- 誕生日:11月21日
- 血液型:A型
- 初登場:第59話
東海桐花は魔都での功績が大きい名門・東家の当主。
東風舞希の母であり、東麻衣亜・東八千穂・東日万凛の祖母です。
東家を中心に構成される魔防隊九番組のヒラ組員ではありますが、実は元総組長という超実力者。
魔都の門が出現したのが数十年前で、東家は魔防隊の歴史と深く繋がっていると言いますから、海桐花は魔防隊創設に携わっている可能性が高そうですね。
一人称は「此方」で、「~じゃ」「~のう」などの語尾で話します。
初登場後の第2回人気投票では第20位でした。
【魔都精兵のスレイブ】東海桐花の特徴
東海桐花はそれなりの高齢であるはずですが、自身の能力により中学生くらいの少女のような見た目をしています。
顔の両サイドを編んだ黒髪のショートカットで、小柄なこともあり東家の誰よりも幼い印象。
隊服は肩口についたヒラヒラの布と、ミニとロング半々のスカート(右半身だけ腰巻が付いているとも言える)にハーフブーツが特徴です。
任務の際は上記の隊服を着ているようですが、普段はロングスカートの学生服を着ている様子。
他にもスクール水着をはじめ様々なコスチュームを持っており、時々着ているそうです。
【魔都精兵のスレイブ】東海桐花の性格とは?
東海桐花は豪胆で自由気まま。
正体を隠して若い女子と友達になり、一緒に遊んだりもしているそうです。
豪快な性格でギャンブルなども好むそう。
また「強き東」をポリシーとする超実力主義者で、子ども同士でも執拗に競わせる方針で東家を一層強くしてきました。(代わりに子どもたちが健全な精神で育たないというマイナス面も発生させています)
そのため強力な能力を持つ八千穂を「東の宝じゃ」と溺愛しています。
そういったハッキリとした性格のため、言い出したら聞かない強引で横暴なふるまいも目立ちます。
面倒くさがりでもあり、それが理由で総組長をやめヒラ隊員をしているなど、とにかく自由に生きていますね。
そして若い男に甘いらしく、優希に「海桐花ちゃんでいい」と自己紹介していました。
【魔都精兵のスレイブ】東海桐花の能力とは?
東海桐花の能力は『東の星霜(うたかた)』。
これは他者から生命力を吸い取ることが出来るというエグい能力です。
海桐花はこの能力によって花々から生命力を吸収し、若返りを行っているのです。
これ系の能力には“吸収しすぎて自滅する”といった弱点が付きものですが、海桐花は生命力の放出ができるのでその恐れはありません。
それどころか吸い取った生命力を蓄え、他者に分けることもできるので、成長の促進や治癒も可能。治癒以外にも、吸い取った生命力を武器にして攻撃する技もあるそうです。
生命力の吸収は、力の“溜め”があれば一定の範囲内にいる敵から一斉に吸い取ることも可能。
しかも範囲内無差別ではなく、味方を対象外に出来るようなので使い勝手も良さそうです。
また、直接触れて生命力を一気に吸い取る『東の星霜・零距離』も強力です。
【魔都精兵のスレイブ】東海桐花の強さとは?
東海桐花の強さは先述のエグい能力と「元総組長」という肩書だけで十分に分かるかと思います。
作中ではまだ一端しか発揮されていませんが、その活躍シーンを見ていきましょう。
花を咲かせ枯らせる(8巻59話)
能力により苗から立派な花を咲かせてみせ、そして数ページ後に枯らせています。
海桐花が生命を容易く操れるという恐ろしい能力を持った存在だと分かったシーンでした。
誉を治癒(8巻65話)
海桐花が治癒能力も備えていることが分かったシーンです。
空折分身体を一掃(10巻77~78話)
八雷神・空折とのバトルとなった横浜決戦で、海桐花は麻衣亜と共に援軍として現着。
麻衣亜に時間を稼がせて力を溜め込み、広範囲の『東の星霜』で多数の空折分身体を一斉に無力化してみせました。
また、溜めなしで一気に生命力を吸い取る『東の星霜・零距離』も披露しています。
【魔都精兵のスレイブ】東家の当主交代?
東海桐花は名門・東家の当主ですが、仲の良い冥加りうが一番組組長の世代交代をしたため、東家当主も世代交代しようと考えました。
そこで開催したのが、東家の次期当主を決める「東の晩餐」。
「東の晩餐」は徹底した実力主義の東家だけに、参加者全員が一斉に異空間で戦い、最後の1人となった者を新当主とするバトルロイヤル形式の新当主決定戦です。
そして8巻60話から行われた「東の晩餐」を経て、順当に娘の東風舞希が新たな当主となりました。
風舞希が当主となったことで、海桐花はこれまでの東の教育方針や横暴な態度を「老害となるなら排除します」と諫められてしまいます。
同時に風舞希に力づくで制されてしまいましたが、しかし海桐花は「強うなったな」とむしろ笑顔になりました。
海桐花の度量の大きさを感じるというか、どこまでも実力主義な性格が感じられました。
【魔都精兵のスレイブ】東海桐花の初登場は何話?
東海桐花の初登場は東の晩餐編8巻59話でした。
能力を使った活躍が描かれたのは、その後の横浜決戦編10巻78話。
この戦いで海桐花は『東の星霜』を使用した戦いを披露し、圧巻の強さを見せつけました。
しかしそれでも海桐花本人が「最盛期の勘を取り戻しつつある」と言っていましたので、本領はまだまだこれからといったところ。
やはり海桐花に望むのは元総組長らしい戦いぶりなので今後も一層期待したいですね。
まとめ
東海桐花は東家の当主(東の晩餐以降は前当主)であり、魔防隊元総組長という超実力者。
生命力を吸収・放出できる『東の星霜』は、それこそ現総組長・山城恋の「能力無効化」くらいしか対抗できないだろうほどの強力な能力です。
しかし風舞希に「総組長時と比べて緩みきっている」と言われてしまったので、今後さらに全盛期並の戦いを見せてくれるかもしれませんね。
また海桐花は東家の中でも一味違った体型の持ち主なので、奴隷化といった優希との関係やハピネス展開が描かれていくのかも気になるところ。
とにかく能力も人柄もひときわ個性的な東海桐花に要注目です!
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