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上運天美羅とは何者なのか
結論から言うと、上運天美羅(かみうんてん みら)は魔防隊二番組の組長です。分身を生む「緋色の連隊」の使い手で、空折に吸収されても死亡せず、188話の時点でも生きています。
沖縄で「紅蓮の美羅」と呼ばれたスケ番で、一人称は「俺」。魔防隊に入ってから羽前京香と能力なしの素手で勝負して負け、それ以来のライバルです。口は荒いのに面倒見がよく、部下からは慕われています。アニメではファイルーズあいさんが演じています。
美羅の名前がいちばん検索されるのは、横浜決戦で八雷神の空折に吸収された場面です。美羅はそこで終わっていません。救出されたあとは総組長選挙で京香を押し上げ、八雷神の本拠地での戦いでは前線に立ち続けています。プロフィールから吸収のその後、188話のいままでを順に見ていきます。
この記事でわかること
- 上運天美羅のプロフィールと声優
- 分身の能力「緋色の連隊」と、座覇めぐみの強化
- 空折に吸収されたのは何話か、死亡したのか
- 吸収されたその後と、総組長選挙での身の引き方
- 大極や壌竜・鳴姫との戦いと、188話時点の美羅
上運天美羅のプロフィール
名前で調べた人が知りたいことを、先に表にまとめます。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 名前 | 上運天美羅(かみうんてん みら)。呼び名はミラ |
| 何者か | 魔防隊二番組の組長(受け持ちは北東の鬼門) |
| 能力 | 緋色の連隊(オールキリング)。自分と同じ強さの分身を何体も生む |
| 身長・誕生日・血液型 | 170cm・8月21日・B型 |
| 出身 | 沖縄。地元では「紅蓮の美羅」と呼ばれたスケ番 |
| 初登場 | 6巻46話の組長会議 |
| 声優 | ファイルーズあいさん(アニメ第2期から) |
| 人気投票 | 第2回で3位 |
| 死亡したか | していない。10巻77話で空折に吸収されたが救出され、188話でも生きている |
見た目は金髪で、隊服も胸のさらしとボンタン風のズボンという特攻服の姿です。それでも中身は世話焼きで、初登場の直後、しゃがんで優希の靴紐を結び直しています。組長の焼き肉会では、ひたすらみんなの肉を焼いて配っているそうです。
実家は泡盛を作る酒造で、本人も泡盛や焼酎が好きです。顔はすぐ赤くなるのに、酒には強い。男性には意外なほど奥手で、優希に裸を見られたときは真っ赤になって強がっていました。動物好きでもあり、十番組組長の山城恋とは犬好き仲間で、柴犬のステッカーを贈っています。
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美羅の人物像は、靴紐の場面でほとんど決まっていると思っています。
初めて会う男子の足元に、組長がためらわずしゃがみ込む。
見た目で怖がらせて、手つきで安心させる人です。
スケ番時代に仲間がそのまま魔防隊までついてきたのも、強さより先にこの手つきに惚れたからだと読んでいます。
能力は分身の「緋色の連隊(オールキリング)」
美羅の能力は、姿も強さも自分とまったく同じ分身を大量に生み出す多重分身の緋色の連隊です。特徴を表にまとめます。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 何ができるか | 実体のある分身を多数作る。何体出しても強さの質が落ちない |
| 本体への影響 | 分身が受けたダメージは本体に行かない |
| 使い分け | 数を重視するか、自分を強化してから分身するかを選べる |
| 弱点 | 一定のダメージで分身は消える。限界まで出すと本体の体力を大きく削る |
分身は戦闘だけの道具ではありません。1人の出撃で敵を囲んで袋叩きにもできるし、同時にいくつもの場所で人命救助もできます。偵察や足場、盾に使う場面もありました。最後に残った1体が本体になる、という型でもなく、本体は本体のまま数だけが増えます。
ここに上乗せされるのが、二番組の組員・座覇めぐみの能力「緋色の旗持ち(レッドソウル)」です。「天下無敵・上運天美羅・暴走紅蓮隊」と書いた身の丈より大きな旗を掲げると、美羅ひとりが大きく強化されます。特定の1人だけを強くする能力は、作中でもきわめて珍しいとされています。
めぐみは、スケ番時代の美羅に心酔して旗持ちになった仲間です。二番組には、美羅が地元で率いていたレディースチームの仲間がそのまま魔防隊員として加わっています。1人を厚くするめぐみと、1人を増やす美羅。数と質を同時に上げられるのが、二番組の強さです。
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「人命第一」を掲げる組長に、分身の能力が付いているのがうまいと思っています。
救助は、同じ時間に何か所へ手を伸ばせるかの勝負です。
美羅の能力は、戦うためより先に、助けるために組まれているように見えます。
体力を削る弱点まで、無理をしてでも人を助ける性格とつながっています。
羽前京香とのライバル関係
美羅は地元で負け知らずで、自分こそ最強だと思っていました。その自信を折ったのが、魔防隊で出会った羽前京香です。能力なしの素手の勝負で、美羅は京香に負けています。
2人は組長になった時期も同じでした。受け持ちも、二番組が北東の鬼門、七番組が南西の裏鬼門と、醜鬼がとくに出やすい激戦区どうしです。どちらも総組長を目指していたので、顔を合わせれば張り合い、「総組長になる」と言い合う間柄になりました。
空折に吸収されたのは何話か。美羅は死亡したのか
美羅の戦いでいちばん長く語られるのが、横浜決戦です。八雷神の空折は、桃の能力を持つ人間を取り込んで、その力を使える神でした。主な場面を話数の順に並べます。
| 話数 | 美羅がしたこと |
|---|---|
| 7巻48話 | 組長会議に押し寄せた醜鬼の大軍を瞬殺 |
| 9巻72話 | 強化された拳で特殊な醜鬼を倒し、分身で囲む |
| 9巻74話 | 空折に「戦いになる相手」と認められる |
| 10巻75話 | 分身を限界まで増やし、横浜の市民を守り切る |
| 10巻75〜76話 | 空折と死闘。分身が尽きてもジャブで翻弄する |
| 10巻77話 | 空折に吸収される。それでも体の中で抵抗を続ける |
空折は、紫黒が作った醜鬼のカードを街に放って混乱を起こし、美羅の体力を先に削っていました。撤収しかけた空折を、美羅は「美しくねー奴」と挑発して呼び止めます。救助で力を使い切った体で、本気になった空折とやり合ったわけです。
最後は空折が勝ち、美羅は吸収されて分身の能力まで奪われました。ただし空折は、生きた人間を電池のようにして力を得る八雷神で、他人の能力を使い続けるには取り込んだ相手が生きている必要があります。美羅は空折の体の中で、生かされていました。
しかも美羅は、中で気合いを入れて抵抗を続けています。空折は美羅を取り込みきれず、奪った分身の力も本人ほどには使えませんでした。その隙を羽前京香と優希が突き、空折を倒して美羅を救い出しています。一緒に吸収されていた銭函ココと湯野波音も、同じときに助かりました。
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美羅は空折に勝っていません。吸収されています。
それでも中で抵抗を続けたぶんの隙で、京香が空折を倒しました。
勝ったのは京香で、勝てる形を作ったのが美羅でした。
分身で数を押してきた人が、最後は自分1人で時間を作る。第2回人気投票で3位まで上がったのは、この負け方が伝わったからだと思っています。
吸収されたその後|救出から総組長選挙まで
「美羅 復活」と調べる人もいますが、美羅は一度も死んでいないので、正しくは救出されて生還し、前線に戻ったです。救出のあとは横浜決戦の反省から特訓を重ね、京香から優希を借りて戦い方の幅を広げました。
優希を借りたときの形態は「無窮の鎖・爆音」です。優希の全身がバイクになり、美羅が運転します。体当たりで醜鬼をなぎ倒すパワーがあり、エンジン音は醜鬼の嫌う音なのでふかすと隠れた敵を誘い出せ、口からは炎も噴射できます。並の醜鬼なら一掃できる対多数向きの形で、1人で大勢を相手にする美羅の戦い方に合っています。84話では、貸し出しの代償の褒美も払いました。奥手な美羅が「ここまでしたら責任とらねぇと」と腹をくくるのが、いかにも美羅らしいところです。
総組長選挙では、140話で山城恋・京香・美羅の三つ巴になりました。ところが京香と優希が恋との真剣勝負で引き分けたあと、美羅は選挙から降りて京香の支持に回ります。18巻149話「選挙決着」で美羅は京香に票を入れ、票は5対5で並び、最後の月夜野ベルの1票で京香が総組長に決まりました。
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素手の喧嘩で負けた相手に、今度は自分から票を入れる。
美羅の身の引き方は、スケ番時代の筋の通し方そのままに見えます。
勝ち負けを受け入れられる人だから、ライバルを最後に押し上げられたのだと思っています。
空折戦と同じで、表に立つのは京香、道を作るのが美羅という形です。
188話時点の美羅|大極に最初に挑み、壌竜・鳴姫と戦った
八雷神との戦いが本格化してからも、美羅は前に出続けています。155話で八雷神の筆頭・大極が魔都に姿を現したとき、最初に駆けつけたのが美羅でした。二番組の寮がいちばん近かったからです。
美羅は分身で大極の手の内を探りますが、大量の分身は大極の火球で一瞬で消されました。空折戦と同じ戦い方が、まるで通じない相手だったということです。それでも美羅は退かず、めぐみの旗で力を底上げし、駆けつけた一番組組長の多々良木乃実と並んで戦っています。
魔防隊が八雷神の本拠地へ踏み込んだあとは、172話から京香・優希・月夜野ベル・東風舞希と組み、壌竜と鳴姫の2柱を相手にしました。分身で壁を作り、鳴姫の懐に飛び込む美羅の働きで、京香たちが攻める隙が生まれています。2柱は185話で、風舞希の一撃が壌竜の心臓を貫いて倒れました。
原作は少年ジャンプ+で連載中で、2026年10月3日配信の188話の時点でも美羅は生きています。魔防隊の味方から死亡して退場した人は、まだ1人も出ていません。次の189話は休載をはさみ、11月14日に再開する予定です。
僕はこう読む
155話で大極に最初に挑んだのが美羅だったのは、偶然の近さ以上の意味があると思っています。
美羅はいつも、強い敵の手の内を最初に引き受ける役でした。空折のときも、大極のときもそうです。
自分の分身を消されることで、仲間に「この相手は何ができるか」を見せている。
倒す役ではなく、先に削られる役を毎回選んでいる人に見えます。
声優はファイルーズあいさん
アニメで美羅を演じているのは、ファイルーズあいさんです。美羅が本格的に登場するのはアニメ第2期『魔都精兵のスレイブ2』(2026年1月8日〜3月26日)からで、放送前には二番組組長としてのビジュアルも公開されました。荒っぽい口調と、照れたときの弱さの両方を声で聞かせています。
第2期では、横浜決戦がそのまま描かれました。2026年8月には第3期の制作も発表されています。
僕はこう読む
優希を借りたときの形がバイクになるのは、分身の能力とは関係がありません。美羅の好みが、そのまま形になっています。
主の力ではなく主の「好きなもの」が出るところに、この作品の貸し出しの面白さがあると思っています。
仲間とバイクを走らせていた地元の日々を、美羅は魔防隊に入っても手放していない。爆音の形態は、その証拠のように見えます。
まとめ|上運天美羅とは何者か
上運天美羅は、魔防隊二番組の組長で、分身の緋色の連隊を使う元スケ番です。空折に吸収されても死亡せず、188話でも前線にいます。
- 170cm・8月21日・B型、沖縄出身。声優はファイルーズあいさん
- 分身は強さが落ちず、ダメージも本体に来ない。弱点は体力の消耗
- 座覇めぐみの緋色の旗持ちで、美羅ひとりが大きく強くなる
- 10巻77話で空折に吸収されたが、中で抵抗して京香の勝ちを作り、救出された
- 総組長選挙では途中で降り、149話で京香に票を入れた
- 155話で大極に最初に挑み、172話からは壌竜・鳴姫と戦った
僕はこう読む
美羅は、目立つ勝利を一度も自分のものにしていない組長です。
空折戦でも選挙でも壌竜・鳴姫戦でも、最後に名前が残ったのは別の誰かでした。
それでも読者の人気が上がり続けるのは、負け方と譲り方に筋が通っているからだと思っています。
美羅の真価を、空折に吸収されても抵抗し続けた粘りに見るか、ライバルに票を譲った潔さに見るかで、この組長の見え方はずいぶん違ってきます。
——あなたは、上運天美羅のいちばんの見せ場は、空折の中で抵抗し続けた粘りだと思いますか。それとも、京香に票を譲った潔さだと思いますか。よければコメントで教えてください。
よくある質問
ミラの話は、分身の能力と、空折に吸収された10巻77話の2つに集まりがちです。つなげて答えておきます。
Q. 上運天美羅とは何者ですか。
A. 魔防隊二番組の組長です。沖縄で「紅蓮の美羅」と呼ばれた元スケ番で、分身の能力・緋色の連隊を使います。羽前京香とは組長になった時期が同じライバルです。
Q. 美羅は空折に吸収されて死亡しましたか。
A. していません。空折は取り込んだ相手が生きていないと能力を使えないため、美羅は体内で生かされていました。京香と優希が空折を倒して救出しています。
Q. 美羅が吸収されたのは何話ですか。
A. 10巻77話です。75〜76話で空折と死闘を繰り広げ、救助で体力を使い切ったところで敗れました。
Q. 吸収されたあと、美羅はどうなりましたか。
A. 救出されて復帰し、特訓を重ねています。140話の総組長選挙では候補の1人になり、途中で降りて京香を支持しました。155話では大極に最初に挑んでいます。
Q. 上運天美羅の声優は誰ですか。
A. ファイルーズあいさんです。アニメ第2期『魔都精兵のスレイブ2』から演じています。
Q. 美羅は188話の時点で生きていますか。
A. 生きています。172話から京香たちと壌竜・鳴姫の2柱と戦い、2柱は185話で倒れました。
分身で押し切り、吸収からも戻りました。空折、銭函ココ、月夜野ベルも置きました。
吸収した相手空折とは何者?人を吸収する八雷神で、11巻で肉体は死亡も魂は優希の中!吸収した空折のその後です。
同じ救出の例銭函ココはその後どうなったのか?死亡はせず、空折から救出され帰還!同じく救出された銭函ココです。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年10月3日


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