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【キングダム】凱孟(がいもう)は死亡したのか?誰も倒せず今も生存、最後は史実の王賁が鍵!

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凱孟(がいもう)は死亡したのか

結論から言うと、凱孟は死亡していません。誰にも倒されておらず、著雍では信と決着がつかないまま退き、韓攻めでも生きて退いています。

凱孟は、魏火龍七師の一人に数えられる魏の大将軍です。著雍の戦いでは、同じ七師の霊凰と紫伯が討たれました。そのため「凱孟も死んだのでは」「誰が倒したのか」と調べる人が多いのですが、凱孟を討った人物はいません。この記事では、凱孟の強さと人柄、信との一騎打ち、荀早と河了貂との場面、834話からの韓攻めでの再登場、声優と史実までを順に見ていきます。

この記事でわかること

  • 凱孟のプロフィールと、初登場の35巻
  • 凱孟の強さと「戦に光などない」という考え方
  • 信との一騎打ちが決着しなかった理由
  • 荀早との関係と、河了貂を返した場面
  • 834話からの韓攻めで、王賁とぶつかったその後
  • 凱孟の最後はどうなるのか。史実で魏を滅ぼす王賁との因縁
  • 声優と、凱孟は史実に実在したのか

凱孟のプロフィール

凱孟は、魏の先代・安釐王の時代に活躍した魏火龍七師の一人です。殺した将は百を超えると言われる剛将で、秦の兵からは「猛牛」と呼ばれました。14年間、地下牢に閉じ込められていたところを呉鳳明に出され、著雍の戦いで戦場に戻ってきます。呼び寄せた呉鳳明は、凱孟を「あげた武将の首は百を超す」と言われる将として紹介しました。七師のなかでも、武の重さでは群を抜く存在として扱われています。

項目 内容
読み がいもう
立場 魏の大将軍。魏火龍七師の一人
初登場 35巻382話「魏火龍」(著雍の戦い)
軍師 荀早(じゅんそう)
生死 生存。誰にも倒されていない
信との勝負 著雍で一騎打ち。決着がつかないまま撤退
アニメの声優 大塚明夫(第4シリーズ)

見た目は、豊かな髭と、顔を裂くような大きな傷あとが目印です。飛信隊でいちばんの巨体・竜川よりもふた回りは大きく、声も人並み外れて大きく描かれています。

凱孟の強さと「戦に光などない」

凱孟の強さは、何よりも武力です。得物は矛で、敵兵をまとめて蹴散らし、信の体ごと吹き飛ばします。受けた信は、「骨まで響かせる異様な“重さ”がある」と感じていました。

性格は単純明快です。戦いたいと思えば作戦を無視して前に出て、戦いたい相手がいれば大声で名乗り出てしまう。性欲も旺盛です。自分の欲に正直で、欲に正直な者は敵でも嫌いではない、というのがこの人の芯です。武力には絶対の自信を持つ一方、軍としての作戦は軍師の荀早に任せきりにしています。

戦についての考えは、はっきりしています。「戦に光などない。強者が欲望のままに弱者を屠る単なる殺戮の場である」。だから王騎や廉頗のように戦場に夢を見る者を、「戦を美しいものに仕立て上げるバカ共」と切り捨てました。本人は、王騎や廉頗は自分を恐れて一騎打ちを避けていたと言います。信はそれに「相手にされなかったんじゃないのか」と返しました。

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魏火龍七師は、味方どうしの殺し合いで壊れた集団です。
3人が仲間に討たれ、勝った凱孟たちも牢に落とされました。
大将軍の名も忠義も、凱孟を守らなかった。
14年の牢から出て最初に口にするのが「戦に光などない」。
光を一度信じて裏切られた人の言葉として読むと、あの乱暴さの見え方が変わると思っています。

14年間、牢に入っていた理由

魏火龍七師は、秦の六大将軍や趙の三大天と並ぶ、魏の7人の大将軍です。凱孟・霊凰・紫伯・呉慶・太呂慈・馬統・晶仙の7人を指します。ところが呉慶以外の6人が突然表舞台から消えたため、その名は六大将軍ほど広まりませんでした。表向きは、1人が戦の傷で、5人が病で亡くなったとされていました。

本当の理由は、七師どうしの同士討ちです。発端は紫伯と太呂慈の対立でした。凱孟と霊凰は紫伯に、馬統と晶仙は太呂慈につき、呉慶を除く6人が2つに割れて争います。太呂慈・馬統・晶仙の3人が紫伯に討たれ、勝った凱孟・霊凰・紫伯の3人も牢に入れられました。14年後、呉鳳明がいまの景湣王を説いて3人を出し、著雍の戦いに連れてきたのです。

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誰が凱孟を倒したのか。信との一騎打ち

凱孟を倒した人物はいません。著雍の戦いで、凱孟は飛信隊の進む道の上にいました。本来は予備の軍でしたが、荀早から信の話を聞くと、勝手に前線へ出てきてしまいます。

「この凱孟と一騎討ちする度胸があるなら我が眼にその面を見せィ!!」。信も正直に出ていき、大将どうしがいきなり一騎打ちに入りました。最初の打ち合いで、信は体ごと吹き飛ばされます。その一撃の重さは、かつて山陽で見た廉頗と比べられるものでした。それでも凱孟は、矛の技は浅いと見抜いたうえで、信の胆力に目を留めています。打ち合いは凱孟が押していましたが、荀早からの伝令で凱孟は退きます。アニメでは第4シリーズ第7話「呼びかけ」で描かれた場面です。

三日目、2人はもう一度向き合います。飛信隊は、信を凱孟にぶつけて引きつけ、そのあいだに羌瘣が魏軍本陣へ向かう策を取っていました。混乱のなかで凱孟は信と「戦」について言葉を交わし、「王騎らの後を追う者として儂の納得する答えを用意しておけ」と言い残します。霊凰が討たれ、呉鳳明から撤退の命令が出たため、凱孟は決着をつけないまま著雍を去りました。

著雍での凱孟の3日間を並べると、こうなります。

日 凱孟に起きたこと
一日目 予備の位置から勝手に前へ出て、信と一騎打ち。押していたが荀早の伝令で退く。同じ日に荀早の兵が河了貂を捕らえ、荀早は羌瘣に捕まる
二日目 河了貂の「全欲望」を聞いて気に入り、荀早との人質交換に応じる
三日目 信と再び向き合うが決着せず。霊凰が討たれ、撤退命令で退く

三日目、荀早は凱孟の火龍旗を掲げて凱孟そのものを囮にし、飛信隊を待ち受けました。そこへ隣の戦場にいた秦の隆国軍が援軍として現れ、戦場は乱戦になります。凱孟が信と言葉を交わしたのは、この混乱のさなかでした。

生きていると言い切れる根拠は、この戦いで秦が挙げた魏火龍の首です。討たれたのは霊凰と紫伯の2人だけで、凱孟の名はありません。その結果、魏火龍七師のうち生き残っているのは凱孟ただ一人になりました。

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信が向き合った大物は、たいてい片方が死ぬことで終わってきました。
王騎も、麃公も、龐煖もそうです。
凱孟だけが、刃ではなく問いを置いて帰りました。
「戦に光はあるのか」という宿題を、信はまだ出していない。
凱孟は生き残ったのではなく、答え合わせのために残されているのだと読んでいます。

荀早との関係と、河了貂を返した場面

凱孟の軍の頭脳は、軍師の荀早です。荀早は投げやりな口調で凱孟にずけずけ物を言い、ときには母親のように小言を言います。荀早が飛信隊に捕らわれたとき、凱孟は「河了貂と千金を抱き合わせでも交換する」と言ったほどです。

著雍では、荀早の兵が飛信隊の軍師・河了貂を捕らえ、その荀早を羌瘣が捕らえるという展開になりました。凱孟は捕らえた河了貂に、「貴様の“全欲望”をぶちまけてみろ」と迫ります。河了貂の答えは、想い人と戦場で一緒にいながら幸せになりたい、というものでした。凱孟はこれを「女の身を弁えぬ“強欲”である」と気に入り、荀早との人質交換に応じます。女だから、軍師だからと見下すのではなく、欲の大きさで相手を量る。凱孟が河了貂を認めたのは、自分と同じ物差しに乗る人間だと見たからでした。

834話からの韓攻めで、王賁とぶつかった

凱孟は著雍のあとも生きていて、秦が韓を攻めた戦いで再び前線に出てきます。73巻800話では、秦と魏の同盟がまもなく切れ、その3年のあいだに魏が力をつけたことが、凱孟らの顔を並べたコマとともに語られました。

そして834話、韓と魏の国境の洛紫で、王賁の玉鳳軍5万と凱孟軍6万がぶつかります。後ろからは呉鳳明の軍3万が続き、魏軍は合わせて9万でした。もともとは呉鳳明が玉鳳軍に当たり、凱孟がそのすきに韓の王都・新鄭へ抜ける作戦でしたが、凱孟が自分から作戦を逆にさせています。王賁と戦いたかったのだと読めます。荀早は、作戦が入れ替わったのを呉鳳明がずるいとぼやきますが、凱孟は笑いながら、自分が逆にさせたのだと明かしました。14年の牢を経ても、欲に正直なところは少しも変わっていないことが分かる場面です。

ところが841話、新鄭が落ちたという知らせが届きます。韓を救う理由がなくなり、凱孟は兵を引きました。ここでも誰にも討たれず、生きて戦場を去っています。889話(2026年10月1日掲載)の時点まで、凱孟が死亡する場面は描かれていません。なお魏では、著雍のあとの什虎の戦いのころには、呉鳳明が新たな魏火龍に数えられています。

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著雍では信、韓攻めでは王賁と、凱孟は若い世代の強い者を順番に選んでいます。
作戦を逆にしてまで王賁の前に立ったのは、欲に正直な凱孟らしい選び方です。
古い世代から若い世代への試験官のような役を、この人は背負わされていると思っています。
次に誰の前に立つかで、この人に残された役目が見えてくるはずです。

凱孟の最後はどうなるのか。史実で魏を滅ぼすのは王賁

「凱孟 死亡 何話」と調べても、答えはありません。889話の時点まで、凱孟が死ぬ話はまだ描かれていないからです。それでも最後の行き先には、史実から見える手がかりがあります。

史実では、魏は始皇22年、紀元前225年に滅びます。攻めたのは王賁でした。魏の都・大梁に黄河の水を引いて水攻めにし、三か月後に魏王假が降伏しています。834話で凱孟が作戦を逆にさせてまで向き合った相手が、史実で魏を終わらせる将その人ということになります。

時期 凱孟と魏に起きたこと
著雍の戦い 信と一騎打ち。決着がつかないまま撤退
韓攻め(834〜841話) 洛紫で王賁の玉鳳軍とぶつかり、新鄭陥落の報で退く
889話の時点 死亡する場面は無い。生存
史実の紀元前225年 王賁が大梁を水攻めにし、魏王假が降伏して魏が滅ぶ

凱孟は史書に名前の無い人物なので、魏と一緒に討たれるのか、生き延びるのかは作品が決められます。分かっているのは、魏の終わりの場面に王賁が立つことと、凱孟が信には「答えを用意しておけ」という宿題を残したままだということです。

僕はこう読む

洛紫で凱孟と王賁がぶつかったとき、決着はつきませんでした。
史実を知っている読者には、あの戦いが魏の最後の予告編に見えたはずです。
ただ、凱孟が答えを求めた相手は王賁ではなく信でした。
魏が滅ぶ戦場で、凱孟が向き合うのは国を落とす王賁なのか、問いを残した信なのか。僕は、最後の一騎打ちの相手は信だと読んでいます。

声優と、史実の凱孟

アニメで凱孟の声を担当しているのは大塚明夫さんです。著雍の戦いを描いた第4シリーズで登場しました。実写映画には、まだ登場していません。

凱孟は史書に名前の無い、作品オリジナルの人物です。魏火龍七師という称号も、主な史書には見当たりません。名前が史書に無いからこそ、凱孟の生死は史実に先回りされずに済んでいます。

まとめ

凱孟は死亡していません。誰にも倒されておらず、著雍では信と決着がつかないまま退き、韓攻めでも生きて退いています。

押さえておきたい点を並べます。

  • 魏火龍七師の一人で、殺した将は百を超えると言われる剛将
  • 著雍で信と一騎打ちをしたが、決着がつかないまま撤退
  • 「儂の納得する答えを用意しておけ」と信に言い残した
  • 河了貂の答えを気に入り、荀早との人質交換に応じた
  • 834話の洛紫で王賁の玉鳳軍とぶつかり、841話の新鄭陥落で退いた
  • 史実で魏を滅ぼすのは王賁。凱孟が韓攻めで向き合った相手
  • 声優は大塚明夫さん。史実には名前が無い

僕はこう読む

魏火龍七師のなかで、凱孟だけが生き残りました。
いちばん頭を使わない人が、いちばん長く生きている。
欲に正直で、勝てない戦からはさっさと引く。その素直さが、この人の生き残り方です。
次に信の前に立つとき、信が「戦の光」に答えを出せているかを見届けたいと思っています。

気になるのは、凱孟と信の決着が、武の勝負になるのか、思想の答え合わせになるのかです。どちらで読むかで、凱孟が生き残ってきた意味が変わります。

——あなたは、凱孟と信の決着は「戦に光はあるか」の答え合わせになると思いますか。それとも、ただの武の決着戦になると思いますか。よければコメントで教えてください。

よくある質問

凱孟は霊凰や紫伯と同じ著雍に出たため、生死が混ざりやすい将です。834話の韓攻めまでを含めて答えます。

Q. 凱孟は死亡しましたか。
A. 死亡していません。889話(2026年10月1日掲載)の時点まで、凱孟が死ぬ場面は描かれていません。そのため「死亡したのは何話か」という答えもありません。

Q. 凱孟は史実に実在しますか。最後はどうなりますか。
A. 史書に名前の無い、作品オリジナルの人物です。史実では紀元前225年に王賁が魏の都・大梁を水攻めにして魏を滅ぼしますが、凱孟がそこでどうなるかは、まだ描かれていません。

Q. 凱孟を倒したのは誰ですか。
A. 誰も倒していません。著雍で信と一騎打ちをしましたが決着はつかず、呉鳳明の撤退命令で退きました。

Q. 凱孟の初登場は何巻何話ですか。
A. 35巻382話「魏火龍」です。著雍の戦いで、霊凰・紫伯とともに姿を見せます。

Q. 凱孟は著雍のあとも出てきますか。
A. 出てきます。834話からの韓攻めで、洛紫で王賁の玉鳳軍とぶつかり、841話で新鄭が落ちたと知って退きました。

Q. 凱孟の声優は誰ですか。
A. 大塚明夫さんです。アニメ第4シリーズの著雍の戦いから登場しています。

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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年10月9日

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