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【キングダム】凱孟は死亡したのか?していません。霊凰と紫伯が討たれ、信との決着は未だつかず!

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凱孟は死亡したのか

結論から言うと、死亡していません。著雍の戦いで信と二度も一騎打ちをしながら決着はつかず、呉鳳明の撤退命令によって退いたためです。

そして——この戦いで討たれたのは霊凰と紫伯の二人。魏火龍七師で生き残っているのは、凱孟だけです。

この記事でわかること

  • 凱孟が生存していると言える根拠
  • 信との一騎打ちが二度とも決着しなかった理由
  • 14年間投獄されていた本当の事情
  • 魏火龍七師7人のその後
  • 史実に実在したのか

凱孟のプロフィール

  • 読み……がいもう
  • 立場……魏火龍七師のひとりに数えられる魏国の豪将
  • 初登場……第379話(著雍攻略戦は35巻から)
  • 経歴……14年間投獄されていたが、呉鳳明の説得により軍へ復帰
  • 軍師……荀早(じゅんそう)
  • アニメ声優……大塚明夫(第4シリーズ)

復帰した最初の戦いが著雍の戦いで、そこで飛信隊と交戦することになります。

見た目

立派に蓄えられた髭と、顔を裂くような大きな傷痕が特徴です。

体格は規格外で、飛信隊随一の巨体である竜川よりも二回りはでかい。戦場にいても一目でわかるほどの巨躯です。

そして身体と同じく、声も人並み外れて大きい人物でした。

性格

ひとことで言えば単純明快です。

自分の欲望に素直で、戦いたいと思えば戦略を無視して出撃してしまう。興味を持った相手と一騎打ちがしたいと思えば、大声で名乗り出てしまう。性欲も旺盛です。

そして自分のように欲望に忠実な者は、敵であっても嫌いではない——ここがこの人物の芯になっています。

戦についての考え方は、はっきりしています。

「戦に光などない。強者が欲望のままに弱者を屠る単なる殺戮の場である」

だから王騎や廉頗のように戦場に夢や想いを馳せる者を、「戦を美しいものに仕立て上げるバカ共」だと否定しました。

ただ強者として戦場を突き進むその姿から、秦軍からは「猛牛」と呼ばれています。

凱孟の強さ

魏火龍七師に名を連ねるとおり、魏国が誇る大将軍です。

強さの中身は圧倒的な武力100人以上の武将を倒した豪将として知られています。

得物は。敵兵を軽く蹴散らし、信すら吹っ飛ばしてしまう威力を誇ります。

それを受けた信の言葉が「骨まで響かせる異様な“重さ”がある」でした。

ただし王騎や廉頗との一騎打ちは実現していません。そのため、同時代に名を馳せた英傑たちと直接比べることはできない立場にあります。

本人はそれを「王騎や廉頗が自分を恐れて避けていた」と語りました。対して信は——「相手にされなかったんじゃないのか?」と指摘します。

理由は先ほどの思想です。凱孟が戦場に光を見ていないため、ぶつけ合うものが無い。

とはいえ中華屈指の武力であることは間違いありません。

なお武力には絶対的な自信を持つ一方、軍としての作戦は軍師の荀早に任せきりです。

14年間投獄されていた本当の理由

ここが魏火龍七師という存在の核心です。

魏火龍七師(ぎかりゅうしちし)とは、「秦の六大将軍」「趙の三大天」と並び中華の大乱を彩った、魏の7人の大将軍のことです。

安釐王の時代に活躍した凱孟・霊凰(れいおう)・紫伯(しはく)・呉慶(ごけい)・太呂慈(たいろじ)・馬統(ばとう)・晶仙(しょうせん)の7人を指します。

ところが呉慶以外が突如として表舞台から姿を消したため、「魏火龍七師」の名は、六大将軍や三大天ほど広まりませんでした。

表向きの理由は1人が戦傷による死去、あとの5人が病死

——本当の理由は、魏火龍内の同士討ちでした。

  • 発端は紫伯と太呂慈の確執
  • 凱孟と霊凰が紫伯に、馬統と晶仙が太呂慈につき、呉慶以外の6人が二つに割れて対立
  • 結果、太呂慈・馬統・晶仙の3人が紫伯に討たれた
  • 勝った凱孟・霊凰・紫伯の3人も投獄された

そして14年の時を経て、呉鳳明が現・景涽王を説いたことで3人は解放され、著雍の戦いで復帰したのです。

僕はこう読む

この「投獄されていた14年」が、凱孟という人物の全部だと思っています。
彼は戦に光を見ていません。強者が弱者を屠る場だと言い切る。
——ではその思想は、いつ固まったのか。
魏火龍七師は味方どうしで殺し合って壊れました。3人が仲間に討たれ、勝った側も牢に落とされた。
大将軍の称号も、忠義も、何ひとつ彼を守らなかった。
そのあと14年、地下で鎖に繋がれている。
その男が出てきて最初に言うのが「戦に光などない」です。
王騎や廉頗を「美しいものに仕立て上げるバカ共」と切って捨てるのも、当然だと思えてきます。
彼はそれを一度信じて、裏切られた側なのではないでしょうか。

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凱孟と荀早の関係

荀早は凱孟軍の軍師です。

2人の年齢は分かりませんが、荀早が凱孟に敬語を使っていることから上下関係がうかがえます。

ただし関係は比較的フランクです。荀早は飄々としながら凱孟にズバズバ意見をし、時には母のように小言を言うこともあります。

一見すると緊張感の足りない間柄ですが、荀早は凱孟の性格を的確に把握し、凱孟は荀早に全幅の信頼を寄せています。

それがはっきり出たのが、荀早が飛信隊に捕らわれたときの一言です。

「河了貂と千金を抱き合わせでも交換する」

凱孟にとって荀早は、必要不可欠な存在でした。軍才を重宝しているのはもちろんですが、単純明快な性格の凱孟ですから、荀早のようにハッキリ物を言う正直なタイプを好むのでしょう。

著雍での戦い──信との二度の一騎打ち

著雍の戦いは魏火龍の復帰戦となり、凱孟は飛信隊と対峙することになりました。

一日目 信を呼び出す

凱孟は、秦軍主攻三軍のひとつとなった飛信隊の進路上にいました。

本来は予備軍として前線と本陣の間に待機していたはずです。ところが荀早から信という存在を聞いた凱孟は、勝手に前線へ出てきてしまいます。

「我が名は“魏火龍”凱孟! 貴様らが相対す軍の大将なり!」

「この凱孟と一騎討ちする度胸があるなら我が眼にその面を見せィ!!」

そして信もまた馬鹿正直に出ていってしまい、大将2人が早くも一騎打ちに入ります。

激しい打ち合いの末、凱孟が押していました。しかし荀早からの伝令によって撤退します。

二日目 河了貂を解放する

一日目に荀早が河了貂を捕らえ、その荀早は羌瘣に捕らえられるという展開になりました。

捕虜にした河了貂に、凱孟はこう問い質します。

「女軍師として命懸けで戦場などにいる貴様の“全欲望”をぶちまけてみろ」

河了貂の答えは「想い人と戦場で一緒にいながら幸せになる」でした。

それを凱孟は「女の身を弁えぬ“強欲”である」と気に入り、荀早との人質交換に応じます。

三日目 決着はつかなかった

荀早は火龍旗を掲げることで凱孟を囮とし、飛信隊を待ち受けました。

一方の飛信隊は「信を凱孟にぶつけ、その間に羌瘣が呉鳳明の本陣へ向かう」という策を講じていたため、2人は自然と再び相対します。

そこへ隣の戦場にいた秦の隆国軍が援軍として登場。

混乱の中、凱孟は信と“戦”について語り合い、こう告げました。

「王騎らの後を追う者として儂の納得する答えを用意しておけ」

そして決着がつかないまま撤退したのです。

生存していると言える根拠

著雍の戦いは秦の勝利で終わりました。

呉鳳明から撤退命令が出され、信との決着もつかないまま凱孟も退きます。

ここで確認しておきたいのが、この戦いで秦が挙げた魏火龍の首です。

  • 霊凰……著雍の戦いで戦死
  • 紫伯……著雍の戦いで戦死
  • 凱孟……名前が挙がっていない

討たれた側に凱孟の名はありません。つまり凱孟はまだ生存しています。

そして魏火龍七師で生き残っているのは、凱孟ただ一人ということになります。

なお著雍のあと、什虎の戦いの時には呉鳳明が新たな魏火龍となっていました。魏火龍の軍には火龍旗が掲げられます。

僕はこう読む

凱孟が生き残ったことより、「決着がつかなかった」ことのほうが重いと思っています。
この作品で信が対峙した大物は、たいていどちらかが死ぬことで終わります。
龐煖も、麃公も、王騎も。決着とは、片方が死ぬことでした。
凱孟だけが違います。二度戦って、二度とも途中で終わっている。
そして別れ際に残したのが「儂の納得する答えを用意しておけ」です。
——これは宿題です。武ではなく、問いを置いていった。
「戦に光はあるのか」。信がまだ答えられていないこの問いに答えられたとき、凱孟はもう一度出てくるのだと思います。
生き残ったのではなく、答え合わせのために残されている——そう読んでいます。

史実に凱孟は実在したのか

『キングダム』には史実の人物をモデルにしたキャラクターが数多く登場します。

ただし凱孟の名は、史実に見つけられませんでした。おそらくキングダムのオリジナルキャラクターです。

そもそも「魏火龍七師」という称号自体が、主要な史書に見当たりません。こちらも創作とみられます。

史実のリアルな流れに、こうしたオリジナル設定が加わることで、この作品独自の物語が生まれています。魏火龍と交戦した著雍の戦いは、信や王賁など秦の新たな世代の台頭を知らしめる戦いとなりました。

まとめ

凱孟は死亡していません。著雍の戦いで討たれたのは霊凰と紫伯の二人です。

生存と言い切れる根拠は、この5つです。

  • 討たれた名に凱孟は挙がっていない
  • 魏火龍七師で生き残っているのは凱孟だけ
  • 信とは二度一騎打ちをして、二度とも決着していない
  • 退いたのは呉鳳明の撤退命令によるもの
  • 初登場は第379話。著雍攻略戦は35巻から

僕はこう読む

この作品で信が対峙した大物は、たいていどちらかが死ぬことで終わります。
龐煖も、麃公も、王騎もそうでした。決着とは、片方が死ぬことだった。
凱孟だけが違います。生き残ったのではなく、決着を残されているのだと思っています。

凱孟は「戦に光などない」と言い切り、王騎や廉頗を否定してきた人です。その男と信がもう一度向き合う日を、思想の答え合わせと見るか、ただの決着戦と見るかで、あの14年の投獄の意味も変わってきます。

——あなたは凱孟と信の決着を、戦に光はあるかという思想の答え合わせだと思いますか。それとも、単純な武の決着戦だと思いますか。よければコメントで、どちらに近いか教えてください。

よくある質問

凱孟は魏火龍七師の同士討ちや14年の投獄まで背景が長く、生死も混同されがちです。著雍の戦いを軸に整理しておきます。

Q. 凱孟は死亡しましたか
A. 死亡していません。著雍の戦いで討たれたのは霊凰と紫伯の二人で、凱孟は撤退しています。

Q. 凱孟を倒したのは誰ですか
A. 誰も倒していません。信と二度一騎打ちをしましたが、どちらも決着がつかないまま終わりました。

Q. 凱孟の初登場は何話ですか
A. 第379話です。著雍攻略戦は35巻から始まります。

Q. なぜ14年も投獄されていたのですか
A. 魏火龍七師の同士討ちが原因です。太呂慈・馬統・晶仙が紫伯に討たれ、勝った凱孟・霊凰・紫伯も投獄されました。

Q. 凱孟は史実に実在しますか
A. 見つけられませんでした。魏火龍七師という称号も主要な史書に見当たらず、創作とみられます。

Q. 凱孟の声優は誰ですか
A. 大塚明夫さんです。アニメ第4シリーズで担当しています。


この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月5日

この記事の続きに

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