リング中央で互いに意地をぶつけ合いパンチを応酬するリカルドとウォーリーですが、やはり一枚上手だったのは王者リカルドでした。
このリカルドのパンチを貰い、蓄積したダメージでウォーリーは膝が揺れてしまいます。
するとウォーリーは何と左で膝を叩き死んでいた膝を蘇らせ、更に力強いパンチを打ち込んでいきリカルドを後退させます。
このウォーリーのボクシングに自身と同じ位置にいる「到達者だ」と認識したリカルド。
今度はリカルドが意地を見せパンチを打ち込みウォーリーをリング中央まで後退させます。
そして、更なる壮絶な打ち合いをする事になる両者に「凄い」と大盛り上がりになる会場。
ミゲルは手を震わせ「見てくれ、私の最後の太陽を。こんなにも輝いている」とウォーリーを絶賛していました。
この打ち合いもリカルドのパンチの精度にウォーリーは腰を落としていきます。
ですが、ウォーリーは何とこの状態からスリークォーターのスマッシュを放ちました。
ウォーリーは一歩に、千堂に「あとはヨロシク」と伝言を残していました。
最後に何を見せてくれるのか、早速1410話を見ていきたいと思います。
『はじめの一歩』1410話!のネタバレ
それでは『はじめの一歩』1410話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
スマッシュ
「あとはよろしく」と千堂に伝言を残していたウォーリーは劣勢の状態から何とスマッシュの体勢に入りました。
このスマッシュは千堂の得意とするパンチで、フックとアッパーの中間から放つ世界でも使い手が少ないと言われるパンチです。
少ない理由は放つタイミングの時に体がガラ空きになるからです。
ですがその威力はとんでもなく抜群の破壊力を誇り、当たれば一撃必殺のパンチとなります。
そして、ウォーリーはジャブを被せリカルドの隙を誘います。
直撃
千堂の得意とするスマッシュの体勢に入ったウォーリーでしたが、リカルドは戦慄を覚えながらもギリギリで交わします。
そして、ウォーリーのスマッシュに合わせるようにリカルドは右のパンチを合わせます。
ですが、ウォーリーは再度体勢を立て直しその後、もう一度スマッシュを放ちました。
リカルドはまたもやウォーリーのスマッシュを交わすともう一度、同じタイミングで右をウォーリーに被せ直撃させます。
試合終了
リカルドの完璧な右を貰ったウォーリー。
そのまま、糸が切れた人形のようにキャンバスに打ち付けられます。
このウォーリーのダウンにレフリーは危険を感じ即座に試合をストップさせます。
この状況に「ウォーリー」と叫ぶミゲル。
そのミゲルに「行きます」と背中を掴んで一歩はウォーリーに駆け寄ります。
そして、観客席にいる千堂もリカルドの強さとウォーリーの姿に口をつぐんでいました。
6ラウンド
リング上で横たわるウォーリーとベルトを掲げ喜びを見せるリカルド陣営。
結果としてWBA世界フェザー級タイトルマッチは6ラウンドKOでリカルドの王座防衛となりました。
ですが、リング上でアルファの力を見せつけたウォーリーにも賞賛の声が上がり「野生の力」を見せつけたと絶賛されます。
そして、勝者であるリカルドも決して楽ではなかった「その背中が物語る」と実況されながらも終わってみれば3度のダウンを奪った「ボクサーの終着点」絶対王者リカルド・マルチネスの圧勝劇で幕を閉じます。
『はじめの一歩』ネタバレ1410-1411話のまとめ
試合開始当初こそ、「野生」の動きで圧倒するウォーリーでしたが徐々に最強王者リカルドの強さに圧倒される事になります。
ですが、ウォーリーがリング中央で打ち合いダウンを奪われながらも意地を見せつけます。
そんな展開の中でウォーリーが見せたのが千堂が得意とするパンチ「スマッシュ」でした。
そして、「あとはヨロシク」と一歩に伝言を頼んでいたウォーリーは千堂に何かを伝えるようにスマッシュを披露します。
ですが、そのスマッシュはリカルドに見切られており右を貰ってしまいました。
それでも、もう一度スマッシュを試みるウォーリーでしたが、今度は完全に避けられ完璧にリカルドの右を喰らってしまいました。
このパンチで糸が切れたようにダウンするウォーリー。
この姿を見てレフェリーは即座に試合をストップしました。
結果、この試合WBA世界フェザー級タイトルマッチは絶対王者リカルドの6ラウンドKO勝ちとなります。
野生味あふれるファイトでリカルドを追い込んだアルファと敬称されるウォーリーでしたが、「ボクサーの終着点」オメガと呼ばれるリカルドの牙城は崩せませんでした。
ウォーリーは一体、千堂に何を伝えたかったのか。
苦戦しながらも強さを見せつけたリカルドに挑む千堂は何を思うのか。
ウォーリーのダメージも気になる次週1411話はどんな展開になっていくのか、楽しみにしたいですね。
