バスハイジャックから無事に生還した1年生たち。
その中でもアーニャ、ベッキー、ダミアン、ビルは解決に大きく貢献したとして、星(ステラ)を与えられました。
胸に輝くステラをつけてもらい、4人とも拍手で迎えられました。
でもダミアンだけはちょっぴり不満そうです。
ダミアンの自己評価は「もらうほどのことをしてない」なのです。
向上心が高いダミアンらしい反応ですね!
担任のヘンダーソンは、ステラをつけた子供たちを見つめながら感慨に耽ります。
何はともあれ、あれほどの大事件で誰1人犠牲者が出なかったのは本当にミラクルでした…。
目次
『スパイファミリー』75話!のネタバレ
『SPY×FAMILY』75話更新されてます。
よろしくお願い致します。
あと次回は単行本作業等のため休載とさせて頂いてます。
ご了承頂けますと幸いです…。https://t.co/Bno66w4T9w pic.twitter.com/k2UNvhCPAa— 遠藤達哉 (@_tatsuyaendo_) February 7, 2023
それでは『スパイファミリー』75話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
解決のその後
あの時…ビリーがバスを降り、バスハイジャックは解決しました。
ダミアンは首につけられた爆弾を取ってもらうと流石に涙ぐみました。
「怖くなかったし!」と強がって見せてはいましたが、まだ幼いダミアンがどんなに怖かったか…想像するのは簡単ですよね。
爆弾自体はニセモノではありますが…。
バスハイジャックの情報統制解除が決まり、子供たちの親にも続々と連絡が入っていきます。
今日に関しては、寮生も一時帰宅が許され、傷ついた心を癒すことになりました。
お迎え
親の第一号はもちろんベッキーの父でした。
ベッキーの父はバスハイジャック解決に向けて、ブラックベル家の武器等を最大限提供して現場に駆けつけていましたから当然ですね。
親子は共に涙で抱き合いました。
ベッキーの母を危険な現場に連れて来れなかった父は、母を安心させるためにも帰宅を急ぎました。
アーニャはベッキーに手を振り、見送りました。
その後も多くの親が現場に駆けつけ、子供を抱きしめ、無事を喜び、帰っていきました。
そして残されたのはアーニャとダミアンだけ…。
寂しく風が吹き抜ける中、アーニャはダミアンを見つめました。
誉め殺し?!
アーニャに見つめられたダミアンは心臓が「トクトク」とうるさく鳴りました。
バスハイジャックの最中、アーニャは終始落ち着いていました。
ダミアンの手を取り「だいじょぶ、こわくない」と優しく声をかけてくれました。
おかげでダミアンは落ち着きを取り戻しましたし、アーニャにばかり頼れないと奮起したのです。
ダミアンはアーニャを見直していました。
「…お前、ホントすげーよ。さんざんバカにしてきて悪かった」
アーニャの顔を見ずに、ダミアンは言いました。
アーニャも素直な気持ちをダミアンに伝えました。
「じなんもかっこよかった!」
顔をまっすぐ見つめられ、ダミアンはドキドキが止まりませんw
ダミアンがアーニャの首につけられた爆弾を自分につけて欲しいと言ってくれたことにアーニャは感謝していました。
「ひーろーみたいだった!」
そこまで言われてはダミアンも照れてしまいますw
上擦った声で何とか「トモダチ助けるのは当たり前のことだし!」と答えました。
アーニャはこの言葉に反応しました。
ついに…ついに!
ダミアンの口から”トモダチ”というキーワードが飛び出したのです!
なかよし作戦
アーニャは長らく”なかよし作戦”を遂行していましたが、成果はゼロ。
むしろ、後から始まったヨルとメリンダ(ダミアンの母)による”ママ友作戦”に勢いで負けているくらいでした。
それが今…!ダミアンの口から”トモダチ”という言葉が飛び出したのですから、大前進です。
「ははごめんなさい。このしょうぶ、アーニャのかちっぽい」
アーニャは勝ち誇り、勝手にヨルへの勝利宣言ですw
そして、調子に乗ったアーニャはダミアンに言い放ちました。
「あした、おまえんちいく!」
アーニャにとって”トモダチ”とは家に遊びに行ったり、親を紹介し合ったり、平和について話し合ったりするものです。(←ロイドの受け売り)
しかし、ダミアンはつれません。
ダミアンからすればいきなり家にはつれていきませんし、親の紹介も平和について話し合うこともしませんw
更に、アーニャの目的がデズモンド家であることまでバレ、警戒心を強くさせてしまう結果に…。
「てめーなんかトモダチなもんか!」
アーニャのぐいぐい迫る作戦は失敗だったようですね…。
ダミアンの哀愁
アーニャとダミアンが残され、しばらく経ちました。
それでもまだ親は姿を現しません。
ダミアンが見つめる先には、親が子供の手を引いて帰る姿です。
「わかるだろ?ウチは誰も来ない。俺に取り入ったってウチの親とは仲良くなれねーよ」
そう話すダミアンの背中はとても寂しそうでした。
アーニャは思わずダミアンの背中をポンポンと優しく叩きました。
ダミアンはムキになりましたw
アーニャだって迎えに来てもらえない子供ですからねw
立場は同じはずなのに上からの態度が癇に障ったのでしょう。
ついに警察が「都合のつかないものは送ろう」と提案してくれました。
アーニャはこの時は呑気にもパトカーに乗れるのを楽しみにしていました。
その時でした。
アーニャの横を風が走り抜けましたw
その正体はヨルでした。
ヨルはイーデン校に通う子供を持つ同僚のシャロンから課外授業が中止になったと聞いて、居てもたってもいられず、アーニャをあちこち探し回っていました。
そのうち、情報統制が解かれバスハイジャックのニュースを見てさらに驚き、必死で走ってきたのです。
ヨルの姿を見た瞬間、それまで気丈に振る舞っていたアーニャもついに泣き出します。
平気なふりをしていても、アーニャはまだ5歳そこそこの女の子。
安心した瞬間、気の緩みが出たのでしょう。
それは、ヨルとアーニャの間に確かな信頼関係が築かれている証拠でもありました。
ヘンダーソンもアーニャの子どもらしい一面を見てホッとしたのでしたw
(心が読めるせいで、ハイジャック中のアーニャは他の子供と比較して落ち着きすぎでしたからねw)
本当の家族
突入部隊員のうち、2人がヨルとアーニャが抱きあうところを見守っていました。
その正体はロイドとWISEの仲間です。
ロイドは別任務に当たっていましたが、バスハイジャックの事を知り、駆けつけていたのでした。
同僚に感動の再会をしなくていいのかと茶化されますが、ロイドはクールでした。
実は<病院のロイド>は今日まで出張に出ていることになっています。
だから今出ていくと怪しまれてしまうのです。
その代わり、ロイドは夜ご飯にアーニャの好きなものを作ってあげるつもりでした。
クールな態度を崩さないロイドですが、心からホッとしていることは間違いないでしょうね。
このハイジャック事件、アーニャのために父も母もすぐに駆けつけています。
今のフォージャー家はホンモノの家族そのものと言っても良いのではないでしょうか?
ついにダミアンにもお迎えが?!
ついに最後の生徒になってしまったダミアン。
でもヨルはここに来る途中でメリンダを見かけていました。
そして、ほどなくしてメリンダも到着!
車から降りてきたメリンダはダミアンめがけてまっしぐらです。
メリンダは涙ながらにダミアンを抱きしめました。
ダミアンも母の登場に思わず涙が溢れます。
メリンダの心はダミアンへの愛で溢れていました。
アーニャにはその心の声が丸聞こえです。
メリンダの愛の重さはまるでユーリのヨルに対する言葉を聞いているようですw
アーニャはさっそく胸焼けを覚えますw
側から見れば微笑ましい母子の再会ですが、この後、事態は思わぬ方向へと進んでいくのです…。
ダミアンは思わず泣いてしまった言い訳を一生懸命考えました。
「これは博物館が見れなくて悲しいからで」
強がりの嘘に、メリンダはダミアンの頭を撫でました。
ダミアンは泣いていたことを「父上に言わないで」と懇願しました。
情けないと思われたくないのでしょう。
その瞬間でした。
メリンダの心の声がどす黒い色に変わります。
(来るんじゃなかったわ)
メリンダの様子は打って変わり、ダミアンにも冷たい声をかけます。
「あなたこそ、私がここに来たことをあの人に言わないでちょうだい」
メリンダの心の中は黒い感情と母の愛に分割されていました。
正反対の心の声がアーニャの頭に響きます。
(いっそ事件で犠牲になってくれれば…)
(愛しているわダミアン…)
不可思議で歪んだ心の声…。
なぜメリンダはそんな正反対の感情を抱いてしまったのでしょうか?!
どうやらその原因に父親であるドノバンの存在があることは間違いなさそうです…。
デズモンド家の闇はどこまで深いものなのでしょうか?!
『スパイファミリー』ネタバレ75-76話のまとめ
🕵️『SPY×FAMILY』🕵️MISSION:75が本日配信されました‼️⬇️https://t.co/ZUF0h5wrKu
無事全員生還解散❗️
その結果ーー……!?
必読です!
応援RT&いいジャン&コメント是非に😆
😆 pic.twitter.com/6iu0RIxzCT— 林士平(りんしへい) (@SHIHEILIN) February 5, 2023
今回は、アーニャたちが無事帰還したあとのお話でした。
最初に、アーニャ、ベッキー、ダミアン、ビルはハイジャック中の冷静で勇気ある行動が讃えられ、ステラを授与されました。
アーニャは2つ目ですね!
ハイジャック犯が投降したため、突撃部隊が突入することなく全員無事帰還することができました。
さっそく情報規制が解かれ、子どもたちの親が現場に続々と迎えに現れます。
1人、また1人と子どもたちは帰っていき、残ったのはアーニャとダミアンだけです。
ダミアンは2人きりになった時、アーニャにこれまでバカにしてきたことを謝りました。
アーニャが、ここぞと言う時に勇気を出して行動できる人間であることを目の当たりにしたからです。
「じなんもかっこよかった!」
アーニャは無邪気な笑顔でダミアンに言いました。
ダミアンは照れ隠しに友達を助けるのは当たり前だと返しました。
いよいよなかよし作戦も進展あり?!
と思われましたが、ヨルが迎えに来て、遂に残された子供はダミアンだけ…。
ダミアンは自虐気味に自分に取り入っても意味がないと言いました。
寂しそうなダミアンでしたが遂にメリンダが迎えに現れます。
ホッとしたのか泣き出してしまうダミアン。
「父上に言わないで」とメリンダに頼むのですが、その瞬間、メリンダの心の声が歪みました。
アーニャにだけ伝わった歪な愛…。
メリンダの不可思議な心の声はデズモンド家の闇を表しているようです…。
ロイドの任務とデズモンド家の闇はどこかで交錯する事になるのでしょう。
でも今日くらいは頑張った子供たちを労ってあげて欲しいですね!
次回もますます目が離せませんね♪

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