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【キングダム】満羽(まんう)は死亡したのか?生きて郢へ退き、蒙武との一騎打ちは決着なし!

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満羽(まんう)は死亡したのか?

結論から言うと、満羽は死亡していません。什虎の戦いで蒙武と一騎打ちをしましたが、自軍の本陣が落ちたため決着のないまま退き、楚の都・郢へ向かいました。

満羽は、楚の要衝・什虎城の城主です。汗明を討った蒙武を馬から叩き落とした数少ない武将で、全裸に外套だけを羽織って現れる奇行でも強い印象を残しました。そして笑って戦う姿の裏に、国に裏切られた重い過去を抱えています。この記事では、満羽の生死と什虎の戦いの結末、何巻何話か、強さ、汨国の大将軍だった過去、蒙武に残した言葉までを順に見ていきます。

この記事でわかること

  • 満羽は死亡したのか、什虎の戦いのあとどうなったか
  • 満羽が登場するのは何巻何話か
  • 蒙武との一騎打ちと、満羽の強さ
  • 汨国の大将軍だった満羽の心が壊れた理由
  • 去り際に蒙武へ残した言葉
  • 満羽が蒙武の前に置かれた意味(カイの読み)

満羽のプロフィール

項目 満羽
読み方 まんう
立場 楚の将軍。什虎城の城主で、什虎軍の総大将
もとの身分 楚に吸収された小国・汨(べき)の大将軍
配下 近衛兵団「迅戈」、精鋭部隊「迅樹」
生死 生存。什虎の戦いのあと郢へ退いた
史実 史書に記録の無い、作品のオリジナルの人物

什虎は、秦・魏・韓・楚の国境が接する場所にある楚の拠点です。満羽は同じように国を失った千斗雲・玄右・寿胡王とともに、この城を根城にしてきました。楚の媧燐は満羽を「戦馬鹿」と呼んでいます。楚の軍でありながら、楚への忠誠はまったく持っていない軍です。

満羽が登場するのは何巻何話か

満羽が出てくるのは、原作60巻から61巻の什虎編です。鄴を落としたあと、昌平君は魏に3年の同盟を持ちかけ、その条件として楚の什虎を一緒に落とし、魏に譲ると約束しました。蒙武はこの同盟の返事を待たずに什虎へ攻め込みます。

場面 巻・話
什虎の戦い全体 60巻〜61巻(649話前後〜661話前後)
蒙武との一騎打ち 60巻657話「解放の意味」〜61巻658話「一つの覚悟」
去り際の言葉 659話
寿胡王が満羽の過去を語る 660話

什虎を守っていた4人の将

什虎軍は、楚に国を滅ぼされながら楚と戦い続け、最後まで負けなかった亡国の将たちの軍です。満羽のほかに、次の3人がいました。

将 もとの身分と、什虎の戦いでの結末
満羽 汨の大将軍。蒙武と一騎打ちし、郢へ撤退
千斗雲 暦という小国の大将軍。録嗚未と一騎打ちし、本陣が落ちると撤退
玄右 亡国の大将軍。魏将の馬介を討ち、本陣が落ちるとすぐ撤退
寿胡王 亡国の王族で軍師。荀子のもとで学んだ儒学者。騰に捕らえられ秦へ

寿胡王は、満羽に指示はいらないと言い切るほど満羽を信じていました。ふだんは手の内の十分の一ほどしか見せずに勝つ軍師ですが、この戦では満羽の様子がいつもと違い、思うように指揮が執れなかったとされています。

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蒙武との一騎打ちと、満羽の強さ

秦軍が攻めてくると聞いた満羽は、警戒するどころか戦ができると大喜びし、自ら兵を率いて出陣しました。軍師の寿胡王の合図を待たずに飛び出し、「総大将の満羽だ」と名乗って暴れ回ります。

魏軍が加わって仕切り直したあと、満羽はしばらく蒙武の戦いぶりをじっと観察しました。そして近衛の迅戈を破って迫った蒙武と一騎打ちになります。満羽は、汗明との一騎打ちでも落ちなかった蒙武を、一撃で馬から叩き落としました。乗り直して向かった蒙武も、再び返り討ちにあっています。

それでも満羽はとどめを刺しません。騰の軍が楚の本陣を落とし、什虎城も魏の別動隊に落とされたことで、満羽は蒙武に再戦を誓って兵を引きました。強さでは押していたのに、戦としては負けた。満羽の一騎打ちは、そういう終わり方です。

僕はこう読む

満羽は蒙武を落馬させたあと、急がずに見ています。
勝つためではなく、蒙武の中にある何かを確かめるために戦っているように見えます。
とどめを刺さなかったのは余裕ではなく、蒙武にかつての自分を見てしまったからだと思っています。
この一騎打ちの勝敗が付かないのは、満羽の側が決着を望んでいなかったからだと読んでいます。

汨国の大将軍だった過去

満羽は、生まれながらの戦好きではありません。かつては小国・汨の大将軍で、大国の楚と戦い続ける汨の支えでした。忠義に厚く、民から慕われた将だったと語られています。

ところが、長い戦いで国は疲れ果てます。汨王の袁公と大臣たちは降伏を考え、徹底して戦うべきだという満羽たち軍部と溝が深まりました。そして満羽が遠くへ出陣しているあいだに、王たちは勝手に楚へ降伏してしまいます。

帰る場所を失っても、満羽の軍は楚と戦い続けました。やがて倒した敵兵の中に、満羽に憧れていた少年・青多の亡骸を見つけます。楚に組み込まれた汨の民が、楚の兵として満羽の前に立たされていたのです。守るために戦っていた相手を、自分の手で斬っていた。そこで満羽の心は壊れました。

その後、どうしても満羽たちを倒せなかった楚は、ついに生きることを認めます。宰相の春申君は、同じ境遇の将たちに什虎を任せました。

僕はこう読む

全裸に外套だけで笑って出てくる満羽の姿は、初めは奇人の登場に見えます。
過去を知ってから読み返すと、あれは何も背負っていない男の姿そのものです。
国も民も失った人間には、着飾る理由も守る体面も残っていない。
奇行のほうが先に描かれ、理由があとから明かされる順番が、満羽をいちばん悲しく見せていると思っています。

去り際に蒙武へ残した言葉

満羽は蒙武を見て、強さの源が「背負っているもの」だと見抜いていました。かつての自分と同じだからです。だから去り際に、蒙武へこう言い残します。

「次に会う日まで、背負っているものを失くしていないことを願うぞ、蒙武。」

このとき蒙武の頭に浮かんだのは、幼いころからの友である昌平君でした。背負っていたものに裏切られた男が、いま背負っている男へ「それを失うな」と告げた場面です。捕らえられた寿胡王は、満羽の過去を蒙武たちに語り、人の愚かさの先に何かがあることを願う、という思いを口にしています。

僕はこう読む

満羽の言葉は、蒙武への警告であり、祈りでもあると思っています。
史実の昌平君は、のちに秦を離れて楚の側に立つ人物です。
その昌平君を背負う蒙武に、背負ったものに裏切られた満羽をぶつけた。
什虎の戦いは、蒙武の先に待つものを先に見せておくための戦だったのだと読んでいます。

満羽はこのあと再登場するのか

什虎を失った満羽たちは、郢へ退きました。楚の媧燐は、郢へ戻ってくる満羽たちを見極めるために自ら会いに出ています。その後の物語は趙との戦いが中心になり、満羽は什虎の戦いのあと表舞台に出ていません。

満羽は蒙武に再戦を誓って去りました。楚との戦いが物語の中心に戻ってきたとき、蒙武と満羽の決着が描かれる可能性は高いと見ています。

まとめ

満羽は死亡していません。什虎の戦いで蒙武を押しながらも本陣を落とされ、決着のないまま郢へ退きました。

押さえておきたい事実を並べます。

  • 楚の将軍で什虎城の城主。もとは小国・汨の大将軍
  • 登場は60〜61巻の什虎編。蒙武との一騎打ちは657〜658話
  • 汗明でも落とせなかった蒙武を、一撃で落馬させた
  • 王の降伏で国を失い、汨の民を斬ったことで心が壊れた
  • 「背負っているものを失くしていないことを願うぞ」と言い残して去った

僕はこう読む

満羽は、強さの理由をすべて失ったあとでも強い武将です。
だからこそ、背負うものがある蒙武とぶつけられたのだと思います。
背負うものは人を強くするが、裏切られたときにいちばん深く壊す。満羽はその両方を知っている人物だと僕は読んでいます。

満羽を「蒙武が次に越えるべき壁」と見るか、「蒙武の行く末を映す鏡」と見るかで、什虎編の読後感は変わってきます。再戦が描かれるとき、蒙武がまだ昌平君を背負っているかどうかも気になるところです。

——あなたは満羽を、蒙武が次に越えるべき壁だと思いますか。それとも、蒙武の行く末を映す鏡だと思いますか。よければコメントで、どちらに近いか教えてください。

よくある質問

「満羽は死んだのか」「何話か」を確かめに来る人が多いので、生死と登場する話から短く答えます。

Q. 満羽は死亡しましたか?
A. 死亡していません。什虎の戦いのあと、郢へ退いています。

Q. 満羽が登場するのは何巻ですか?
A. 60巻から61巻の什虎編です。蒙武との一騎打ちは657話から658話にかけて描かれます。

Q. 満羽と蒙武はどちらが強いのですか?
A. 一騎打ちでは満羽が蒙武を2度落馬させ、押していました。ただし本陣が落ちたため決着はついていません。

Q. 満羽の過去には何があったのですか?
A. 小国・汨の大将軍でしたが、出陣中に王が楚へ降伏し、楚の兵にされた汨の民を斬ってしまったことで心が壊れました。

Q. 満羽は史実に実在しますか?
A. 実在しません。什虎や汨という国も含め、作品のオリジナルです。

この記事の続きに

什虎の外へ。シュンメン、千斗雲、汗明の話です。

楊端和への嘘シュンメンは死亡したのか?鳥牙族の戦士は生きていて、嘘をついたのは本人でした!鳥牙族のシュンメンがついた嘘の中身を見ます。
千斗雲の奇行千斗雲が死亡!?驚愕の強さと満羽との関係性とは?満羽と並ぶ千斗雲の什虎での結末を見ます。
汗明の一騎打ち汗明とは何者か?楚の巨人と呼ばれた総大将で、29巻314話で蒙武に討たれました!満羽が比べた汗明は蒙武にどう敗れたのでしょうか

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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月26日

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1件のコメント

満羽はハッキリ言ってガッカリキャラです
あれだけ汗明をこきおろして
「実は戦ってない」ですからね

作者の原さんもキャラ設定やストーリー構築がホントにいい加減になりました
秦魏同盟というマイナーな史実をわざわざ取り上げながら
魏楚間の関係や当時の李園の策略といった重要事項に全く触れませんでしたからね
オリジナルバトルの黒羊戦からずっとこうです

どうしてこんないい加減なシナリオ作りする様になったのでしょうね
ただ残念です

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