東卍最初の大きな戦い。
それがメビウスとの喧嘩をきっかけに勃発した8・3抗争です。
相手となったメビウスとはどんなチームなのでしょうか?!
メビウスと戦うことになったきっかけとメビウスメンバーについてまとめてみました!
目次
【東京リベンジャーズ】メビウスはどんな暴走族!?
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東京リベンジャーズ/©和久井健
メビウスはマイキーたちの2歳上の世代が仕切っている暴走族です。
構成員は中学生(H2世代)から高校生(S63世代)まで150人程度。
当時の東卍は渋谷を仕切っていましたが、メビウスは新宿を仕切っていました。
シマが違う暴走族だったわけですね。
マイキーは「東卍とメビウスがぶつかれば大きな抗争になる」と評価しています。
当時の東卍の実力からすれば、メビウスは強敵でした。
メビウスと東卍が対決するきっかけとなったのはパーちんの親友がメビウスとトラブルになったことでした。
パーちんの親友はメビウスに袋叩きにされ、目の前で彼女をレイプされ、親兄弟まで吊るされ、金を巻き上げられたのです。
あまりにも酷い所業で、三ツ谷曰く「ガキの喧嘩じゃねぇ」レベルの恐ろしいチームなのです。
パーちんは親友の復讐ためにマイキーに相談、これが東卍とメビウスの抗争へと発展していくのです。
ちなみにマイキーの「日和ってるやついる?!いねぇよなぁ?!」は、対メビウスとの抗争前に飛び出した名言です。
「東京リベンジャーズ」は知らなくてもマイキーのこのセリフは知っている、という人も多いのではないでしょうかw
【東京リベンジャーズ】8代目総長「長内信高」!
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東京リベンジャーズ/©和久井健
東卍と対決したメビウスは8代目。
それ以前については不明です。
長内は元はただ喧嘩が強いだけの不良でした。
ある日近づいてきた稀咲と組んだことにより、僅か1年で新宿を仕切る総長に駆け上がりました。
東卍とメビウスの抗争は、メビウスのS63世代の奇襲によって突然始まってしまいます。
当時のマイキーたちは中学生、長内たちS63世代は高校生にも関わらず奇襲を仕掛けるあたり、本当のクズのようですw
この時、パーちんと対決した長内は圧倒的な強さを見せつけました。
ボクシングを齧っているため、攻撃には無駄がなく、パーちんの拳も全く当たりません。
パーちんには圧勝した長内でしたが、マイキーの蹴りで瞬殺。
マイキーはここから”無敵のマイキー”として次々と強敵を一撃で沈めていくことになります。
気絶させられた長内は、復讐に燃えるパーちんにナイフで刺されてしまいます。
長内は一命を取り止めますが、パーちんは警察に捕まることに…。
この事件がきっかけとなり、東卍とメビウスは8・3抗争へと発展していくことになるのです…。
長内はマイキーに負けたことで失脚。
長内は完全に稀咲に利用された男でした。
自身でもそのことに気がついていますが、稀咲の恐ろしさも知っており、もう関わる気がないことを名言していました。
12年後の現代では冴えない現場作業員として登場しています。
でもこれは過去を変える前の長内です。
過去が変われば長内の未来も変わっているかもしれません。
長内が登場するのはここまでであり、どう変わっているのかを見ることはできませんが、少しでもいい人生を歩んでいるといいですよね!
【東京リベンジャーズ】悪を貫く「稀咲鉄太」もメビウスメンバー!
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東京リベンジャーズ/©和久井健
稀咲がメビウスの一員として登場するシーンは実はありません。
8.3抗争の後、東卍の参番隊隊長の任命式で紹介された時に”メビウスの稀咲”と呼ばれていたのでわかるだけです。
メビウスの稀咲は長内たち率いるS63世代とはバチバチの間柄でした。
というか、そういう設定にしていました。
稀咲にとってメビウスは最初から最後まで踏み台にしか過ぎなかったのです…。
メビウス時代の稀咲は完全に裏方に徹していました。
稀咲の目的は”東卍のNo.2になること”だったからです。
つまり、ドラケンの立ち位置ですね。
稀咲にとってドラケンは邪魔な存在でした。
目的達成のためにはドラケンを消すしかありません。
稀咲はその為のシナリオを着実に描いていきます。
まず、最初は長内に声をかけました。
喧嘩が強いだけの長内を裏で操り、メビウスの総長に仕立て上げます。
次に8.3抗争に向けた火種を作り出します。
長内を隠れ蓑に使い、友達思いで気が短いパーちん(の親友)を狙ったのです。
狙い通り、パーちんは怒りに任せ長内を刺してしまいます。
長内失脚後、稀咲は「パーちんを無罪にできる」というエサを持ってマイキーに近づきました。
マイキーVSドラケンの構図を作ったわけです。
ここから、東卍は内部抗争へとまっしぐら。
誤算はタケミチが2人を仲直りさせてしまったことくらいでしょうか。
ただ、パーちんLOVEのぺーやんはドラケンを許せず、結局は8・3抗争が起きてしまうのです。
8・3抗争の後は半間を使い「芭流覇羅」を裏で操り、東卍とぶつけました。
芭流覇羅と戦う為には戦力増加が必須。
稀咲はマイキーに”長内のやり方が気に食わない”という設定を活かして近づきます。
稀咲が東卍に入ることで増える構成員は50人。
マイキーは稀咲を受け入れるしかありませんでした。
東卍のNo.2になることは出来ませんでしたが、パーちんが抜けた参番隊の後釜に元凶である稀咲が入るとは…。
皮肉な結末ですよね…!
芭流覇羅との対決でも稀咲は裏で暗躍を続けることになります。
【東京リベンジャーズ】長内失脚後に総長代理として登場!「半間修二」!
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東京リベンジャーズ/©和久井健
半間が初登場したのは22話。
長内がマイキーに倒されて失脚した後に、メビウスの”仮”総長として登場しました。
半間と言えば高身長と両手の甲に入れられた罪と罰のタトゥーが印象的です。
マイキーの蹴りを受けても倒れないなど、半間は喧嘩の実力もトップクラス!
メビウスの半間は「東卍潰し」が目的だとハッキリ口にしています。
マイキー、手負いのドラケン、三ツ谷、タケミチ。
たったの4人しかいない東卍に100人体制で襲いかかりました。
半間は勝つための手段にこだわらないタイプのようですね…。
結果として、マイキーが事前に呼んでいた東卍の仲間たちが到着し、全面戦争が勃発。
この激しい喧嘩の最中にキヨマサの手によってドラケンは刺されてしまうのです。
オリジナルの時間軸では、ドラケンはこの時の刺し傷で死亡していますが、タケミチが必死でドラケンを守った結果、一命を取り留めることに成功しています。
ちなみに、半間はマイキーと喧嘩を楽しみますがこの時は勝敗がつかず。
去り際には「芭流覇羅」初代副総長になることを宣言していました。
メビウスとしての半間はこの時限りで終わりとなりますが、マイキーにも引けを取らない実力を示す衝撃的なデビュー戦となりました。
なお、半間をメビウスに引き入れたのも稀咲であり、彼に芭流覇羅の副総長の座を用意したのも稀咲です。
半間は稀咲の相方として今後も度々タケミチたちの前に立ちはだかる存在となります。
【東京リベンジャーズ】ぺーやんもメビウスメンバーに!?
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東京リベンジャーズ/©和久井健
長内をナイフで刺したことにより、パーちんは警察に捕まってしまいます。
元々、マイキーは何をしてでもパーちんを助けたいと思っていました。
そこに真正面からぶつかったのがドラケンです。
ドラケンはパーちんの覚悟を尊重していました。
東卍はマイキー派とドラケン派に分かれ、内部抗争に発展しかけていました。
それを止めたのがタケミチでした。
これで無事に一件落着かと思われていましたが、納得していない人物がいたのです。
それがぺーやんです。
ぺーやんはパーちんの相棒であり、誰よりもぱーちんを救いたいと思っていました。
マイキーとドラケンは和解し、パーちんが捕まったことは”仕方のないこと”だと誰もが思っている状態こそ、ぺーやんは許せませんでした。
東卍がパーちんを見捨てたと思い込んでいたのです。
ぺーやんはメビウスの残党と反東卍勢力(キヨマサたち)と組み”ドラケン狩り”を決行します。
その舞台が武蔵祭り。
8月3日の出来事でした。
ぺーやんはマイキーを別の場所に呼び出し、ドラケンとタイマンを装い、背後からメビウスの残党にドラケンを襲わせました。
ちなみに、マイキーはこれがぺーやんのやり方ではなく、誰かにそそのかされていることを瞬時に見破っています。
この時、ぺーやんを操っている黒幕は半間のように描かれていますが、その半間を操っているのは稀咲です。
8・3抗争は最初から最後まで稀咲によって用意周到に仕組まれたものでした。
ぺーやんはマイキーと直接対決!
マイキーはぺーやんの想いを受けるために敢えて殴られました。
その上で、ぺーやんと額を合わせて言いました。
「オレは仲間(オマエ)と争いたくない」
パーちんが捕まって辛いのはマイキーも同じです。
ペーやんはマイキーの気持ちを知り、再び東卍に戻ってくることになります。
【東京リベンジャーズ】メビウスで最強なのは誰!?
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東京リベンジャーズ/©和久井健
メビウスで最強なのは半間修二だと思われます。
半間は高身長な上に体の使い方が上手く、攻撃をかわすのも得意。
マイキーの蹴りを喰らっても倒れないのは衝撃的でした。
8・3抗争でも最後まで気絶することなくマイキーの相手をしていました。
総長である長内信高も体格に恵まれ、ボクシングまで齧っている実力者です。
パーちんに圧勝するなど相当な強さを見せましたが、残念ながらマイキーには1発KOされてしまいました。
稀咲鉄太はそもそも喧嘩シーンがありません。
稀咲は基本的に頭脳派であり、体格にも恵まれているとは言えません。
喧嘩が強いイメージはありませんよね。
このことからも、メビウス最強は半間と見て間違いないでしょう。
まとめ
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東京リベンジャーズ/©和久井健
東卍としての最初の大きな抗争、それがメビウスとの喧嘩がきっかけで起きる8・3抗争です。
8・3抗争は稀咲の執念が生んだ事件です。
稀咲は東卍のNo.2になるという目標のため、1年以上をかけて準備していました。
喧嘩が強いだけの長内をメビウスの総長に仕立て上げ、パーちんの親友を狙います。
怒りの東卍の元にわざわざ乗り込ませ、パーちんに長内を襲わせました。
稀咲はマイキーにパーちんを無罪にできると囁き、近づきます。
どんな手を使ってでもパーちんを救いたいマイキーと、パーちんの覚悟を尊重するドラケン。
東卍は内部抗争へと発展しかけていました。
タケミチの登場で2人は何とか和解したものの、許せないのはパーちん大好きのぺーやんでした。
ぺーやんは半間にそそのかされ、メビウスの残党と組んでドラケン狩を始めてしまうのです。
マイキーの登場でぺーやんは改心しますが、キヨマサ(喧嘩賭博でドラケンにメンツを潰されている)の手によりドラケンは刺されてしまいます。
タケミチの奮闘もあり、ドラケンの命を救うことに成功!
ぺーやんも戻ってきて一安心したのも束の間…今度はメビウスの半間が芭流覇羅を立ち上げ、東卍とぶつかろうとしていました。
負けるわけにはいかないマイキーは、稀咲を参番隊に引き入れてしまうのです…。
新たな火種を残して、8・3抗争は幕を下ろしました。
東卍にとって負けられない戦いはまだまだ続いていくのです…!
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