ヘンドリクセンはなぜ裏切ったのか?
結論から言うと、ヘンドリクセンが裏切ったのは、十戒のフラウドリンに洗脳されていたからです。王国転覆はドレファスともども本意ではありませんでした。
ヘンドリクセンはリオネス王国の二大聖騎士長のひとりです。もうひとりの騎士長ドレファスとは幼馴染にあたります。
本来は誰よりも穏やかで優しい人物です。ではなぜ、あれほど変わってしまったのか。
この記事でわかること
- 裏切りの理由はフラウドリンの洗脳
- ドレファスが自分の体を差し出したという経緯
- 倒されたのに、なぜ生きていたのか
- 闘級2650から、魔神化5800へ
- 使う魔力6種と、ドルイドの禁呪
- 聖戦でマーガレットを助けた方法
先に結論だけ
| なぜ裏切ったのか | フラウドリンに洗脳されていたから |
| 本人の意思か | 違います。ドレファスともども本意ではない |
| なぜ生きているのか | 倒されたあと、血を飲んで力を取り戻した |
| 術が解けたのは | 十戒の封印を解いたとき |
| 闘級 | 2650。魔神化すると5800 |
| いまの立場 | 贖罪のため、リオネスに尽くしています |
リオネス王国の二大聖騎士長
ドレファスと並ぶ二大聖騎士長のひとりで、誰よりも穏やかで優しい一面を持っています。
メリオダスの正体には気づいていましたが、あえて気づかないふりをしていました。
ドルイド出身で、少し世間とズレているところがあります。エリザベスの秘密も知っている人物です。
10年前の王国転覆事件をきっかけに、ドレファスとの関係にも変化が起きました。
10年前、ダナフォールで何があったのか
ここが、すべての始まりです。
10年前、ヘンドリクセンとドレファスは二人で、亡国ダナフォールの調査に赴きました。
その大穴で、メリオダスとの交戦で傷ついたフラウドリンと接触します。
そしてヘンドリクセンは、体を乗っ取られかけました。
それを見たドレファスが動きます。
ヘンドリクセンを守るために、自分の体を好きにしろ。
ドレファスは、自らの体を差し出したのです。
その結果、フラウドリンはドレファスの体に入りました。そしてヘンドリクセンのほうは、フラウドリンの操心術にかかった状態になります。
つまり二人とも、この時点で自分の意思を奪われていました。
僕はこう読む
この10年の悲劇が、友を庇った行為から始まっているところが重いと思っています。ドレファスは体を差し出しました。ヘンドリクセンを助けるためです。ところがその判断が、フラウドリンに騎士長の体と、王国の中枢を同時に渡すことになりました。そして操られた二人は、互いに共謀しているつもりで国を壊していきます。助けた側も助けられた側も、自分が何をしているか分からないまま10年を過ごした。ヘンドリクセンのドレファスへの想いが最後まで深いのは、この一瞬があったからだと読みました。
操られたまま、王国転覆へ
洗脳されたヘンドリクセンは、魔神族復活のために動き始めます。
掲げていたのは、こういう思想でした。
平和は人々を堕落させる悪しき習慣であり、戦と闘争心が人々を輝かせ、国に繁栄をもたらす。
魔神族を蘇らせ、新世代と戦わせるという目論見です。
ですが、これはフラウドリンに植えつけられたものでした。
七つの大罪の王国奇襲と、キャメロット王国軍勢の登場によって、アーサー暗殺の計画は失敗します。
そしてメリオダスと対峙し、ギルサンダーの手で倒されました。
倒されたのに、なぜ生きているのか
ここが、もうひとつよく聞かれるところです。
倒されたヘンドリクセンは、ドレファス(中身は十戒のフラウドリン)の血を飲みます。
それによって再び力を取り戻し、魔神族復活の儀式を行いました。
つまり、いったん倒れたあとに立ち上がっています。
そして十戒の封印を解いたことが転機になりました。
自分の体に取り込んでいた魔神の血が消失し、同時にフラウドリンの術も解けたのです。
正気に戻ったヘンドリクセンは、バイロンで灰色の魔神と交戦していたギルサンダー、ハウザー、グリアモールに合流します。
浄化(パージ)で灰色の魔神を倒すと、これまでのいきさつを3人に説明しました。ドレファスの体がフラウドリンに乗っ取られている、と。
ヘンドリクセンの魔力
闘級は2650。魔神化した状態では5800になります。
| 名前 | 中身 |
|---|---|
| 腐蝕(アシッド) | あらゆるものを溶かす酸を操る |
| 万物の腐壊(アシッド・ダウン) | 範囲内の物質を腐らせ、崩壊させる |
| 獄炎(ヘルブレイズ) | 黒い炎を操る魔神族の力 |
| 波状の獄炎 | 剣先から大量の獄炎を放ち、焼き尽くす |
| 死者使役 | ドルイドの禁呪。亡骸に仮初の命を与えるが、2回ほどで魂が劣化する |
| 浄化(パージ) | 自然ならざる者の魂を浄化する、ドルイド特有の力 |
浄化は、ザラトラスと同じ力です。これが後の場面で効いてきます。
39歳で未婚、その理由
ヘンディことヘンドリクセンは、ルックスは整っているのに未婚です。年齢は39歳。
問題は、一直線すぎる行動にあります。
「いい人ですね」と言われただけで何を勘違いしたのか、明日にでも結婚を申し込もうとドレファスに相談しました。
もちろん結果は残念なものでした。容姿は端麗ながら、少し変わった人なのです。
リュドシエルとともに聖戦へ
聖戦には、リュドシエルのお供のような形で参戦しています。
ただし、心酔していたわけではありませんでした。
フラウドリンに意のままに操られていたヘンドリクセンは、魔神族を憎んでいます。王国をめちゃくちゃにされたのですから当然です。
それが参戦のきっかけになりました。
マーガレットを助けた方法
リュドシエルが現世に降臨して以来、ヘンドリクセンはずっと心酔しているように見えました。
ですが本当の狙いは別にありました。
リュドシエルが憑依しているマーガレットを、分離させることです。
そのために、リュドシエルが衰弱する隙を狙って近づいていました。
そしてついに、浄化(パージ)でマーガレットとの分離に成功します。
ドルイド特有の力を、こういう形で使いました。
ドレファスとの、これから
フラウドリンによる洗脳がどれほどのものだったかは定かではありません。
ただ、操られていた間もヘンドリクセンのドレファスへの想いが非常に深かったことは分かります。
ドレファスと共謀してリオネス転覆を企てましたが、二人とも本意ではありませんでした。すべてフラウドリンに操られていたことが判明しています。
術が解けたヘンドリクセンは七つの大罪とともに戦う道を選び、フラウドリンの支配下にあったドレファスを奪還しました。
そしてこれまでの行いへの贖罪のため、リオネスに尽くすことを決意します。
ヘンドリクセンにとってドレファスは、良き師であり、友であり、好敵手だったそうです。
僕はこう読む
ヘンドリクセンが贖罪を選んだのは、責任が無いと分かったあとだというところが効いていると思っています。操られていたのだから、本人に罪はありません。それを説明もできます。それでもこの人は、自分の手でやったことは自分のものだとして王国に尽くす道を選びました。洗脳が解けた瞬間に楽になれたはずなのに、そこで降りていない。穏やかで優しい人物だという最初の説明は、この一点で証明されていると読みました。
まとめ|ヘンドリクセンの裏切りをどう読むか
ヘンドリクセンが裏切ったのは、十戒のフラウドリンに洗脳されていたからです。本意ではありません。
整理して並べます。
- 裏切りの原因はフラウドリンの操心術。本意ではない
- きっかけは10年前のダナフォール。ドレファスが体を差し出した
- 倒されたあと、ドレファスの血を飲んで力を取り戻した
- 十戒の封印を解いたときに、魔神の血が消えて術も解けた
- 闘級2650、魔神化で5800
- 39歳で未婚。行動が一直線すぎるため
- 聖戦では浄化でマーガレットとリュドシエルを分離させた
僕はこう読む
この10年の悲劇が、友を庇った行為から始まっているところが重いと思っています。
ドレファスは体を差し出しました。ヘンドリクセンを助けるためです。
ところがその判断が、フラウドリンに騎士長の体と王国の中枢を同時に渡すことになりました。
そして贖罪を選んだのが、責任が無いと分かったあとだというところも効いています。操られていたのだから、本人に罪はありません。説明もできます。それでもこの人は、自分の手でやったことは自分のものだとして王国に尽くす道を選びました。この選択を不要な自罰と読むか、罪の引き受け方と読むかで、この人物の見え方が変わってきます。
——あなたはヘンドリクセンが贖罪を選んだことを、必要のない自罰だと思いますか。それとも、罪の引き受け方だと思いますか。よければコメントで教えてください。
よくある質問
洗脳が絡むので、どこまでが本人の意思だったのかが見えにくくなっています。細かい点を拾っておきます。
Q. ヘンドリクセンはなぜ裏切ったのですか?
A. 十戒のフラウドリンに操心術をかけられていたからです。王国転覆は、ドレファスともども本人の意思ではありませんでした。
Q. 洗脳されたのはいつですか?
A. 10年前、ダナフォールの大穴でフラウドリンと接触したときです。体を乗っ取られかけたヘンドリクセンを守るため、ドレファスが自分の体を差し出しました。
Q. ヘンドリクセンはなぜ生きているのですか?
A. ギルサンダーに倒されたあと、ドレファス(中身はフラウドリン)の血を飲んで力を取り戻しました。その後、十戒の封印を解いたことで魔神の血が消え、術も解けています。
Q. 闘級はいくつですか?
A. 2650です。魔神化した状態では5800になります。
Q. ヘンドリクセンはいま味方ですか?
A. 味方です。術が解けたあとは七つの大罪とともに戦い、ドレファスを奪還しました。贖罪のためリオネスに尽くすことを決めています。
Q. マーガレットはどうやって助けたのですか?
A. 浄化(パージ)です。リュドシエルが衰弱する隙を狙って近づき、憑依していたマーガレットとの分離に成功しました。
この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。 → 運営者情報
最終更新:2026年9月6日
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