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メリオダスの呪いは解けたのか
結論から言うと、呪いは解けます。最終巻の41巻で、メリオダスが魔神王の力を手に入れ、自分の永遠の生とエリザベスの永劫の輪廻を両方とも解きました。
ややこしいのは、その手前に「解けたと思ったのに解けていなかった」段階があることです。ここで引っかかって検索する人が多い箇所でもあります。
この記事でわかること
- 二人にかけられた呪いの中身
- 一度解けたように見えて解けていなかった理由
- 3000年かけて何が終わったのか(カイの読み)
二つの呪いの中身
メリオダスの呪いは「永遠の生」です。何度命を落としても復活し、歳を取りません。ただし死ぬたびに煉獄へ引き戻され、魔神王に感情を取られて蘇ります。
感情を取られるたび、メリオダスはかつての非情な魔神族へ近づいていきます。死なない代わりに、自分が削られていく呪いでした。
エリザベスの呪いは「永劫の輪廻」です。命を落とすたびに前世の記憶を失い、またエリザベスとして生まれ変わります。前世の記憶を取り戻すと、必ず3日以内に命を落とします。
| 項目 | メリオダス | エリザベス |
|---|---|---|
| 呪いの名 | 永遠の生 | 永劫の輪廻 |
| 内容 | 死んでも復活し、歳を取らない | 死ぬたび記憶を失い転生する |
| 代償 | 蘇るたびに感情を奪われる | 記憶が戻ると3日以内に死ぬ |
| 死ぬ場所 | 煉獄へ引き戻される | 必ずメリオダスの目の前 |
| 経過 | 3000年ぶん看取り続けた | 現在で107人目 |
なぜ呪われたのか
3000年前、女神族と魔神族のあいだで聖戦が起きていました。エリザベスの罪は、女神族でありながら魔神族のメリオダスと恋に落ち、敵である十戒の二人を倒さずに救ったことです。
メリオダスの罪は、十戒のトップでありながら魔神族の仲間を倒し、女神族のエリザベスと手を組んだことでした。さらに二人は、種族の争いを止めるために最高神と魔神王へ戦いを挑んでいます。
この罪によって、二人は最高神と魔神王から呪いをかけられました。愛し合ったことそのものを罰にされた形です。
僕はこう読む
この二つの呪いは、対になるように作られていると思っています。
メリオダスは覚えたまま死ねない、エリザベスは忘れながら死に続ける。
同じ場面を、片方だけが107回ぶん記憶している。
罰として効くのは死ぬ側ではなく、残される側だという設計になっています。
一度解けたと思わせる場面がある
魔神王を倒したことで、エリザベスの呪いは解けたと思われました。ところが魔界へ向かう途中、エリザベスの頭上に大きな岩が落ちてきます。
マーリンの瞬間移動で難を逃れますが、これは呪いが生きている証拠でした。魔神王はまだ死んでおらず、メリオダスの体を乗っ取って復活します。
この段階で読者は、解けたのか解けていないのか分からなくなります。知恵袋にも同じ質問が並んでいます。正確には「一度は解けたが、魔神王が生きていたので戻った」という流れです。
41巻でどう解けたのか
メリオダスは自分の精神の中で魔神王と戦い、現実ではバンが戦いました。魔神王はエリザベスが死んだと嘘をつき、戦う気力を奪おうとします。そこへエリザベスと七つの大罪の仲間が駆けつけました。
魔神王を倒して現世に戻るとき、メリオダスは魔神王の力を手に入れます。マーリンのカーディスカバリーで呪いを可視化し、その力で解きました。エリザベスの残り時間はあと1日というところでした。
これで、メリオダスは死んでも生き返らない体に戻り、エリザベスは転生を繰り返さなくなります。3000年の旅は、ここで終わりました。
僕はこう読む
呪いを解いた手段が、魔神王の力そのものだったのが効いています。
3000年ぶん自分を削ってきた相手の力で、その削られ方を止めた。
呪いを外から壊していないところが、この決着の良さだと思っています。
だからメリオダスは、勝ったのに手放しでは喜べない立場になります。
解けたあとの二人
呪いが解けたあと、メリオダスとエリザベスは結ばれ、思い出の地をめぐる旅に出ます。約1年半後、メリオダスはリオネス王国の国王に就任しました。
二人のあいだにはトリスタンが生まれています。107人ぶんの生まれ変わりを見送ってきた相手と、ようやく同じ時間を生きられるようになりました。
七つの大罪は全41巻で完結しています。呪いの決着は、その最終巻に置かれました。
まとめ
メリオダスとエリザベスの呪いは解けます。魔神王を倒したうえで、メリオダスがその力を手に入れて解きました。
読み違えやすい点を並べておきます。
- メリオダスは永遠の生、エリザベスは永劫の輪廻をかけられた
- エリザベスは記憶を取り戻すと3日以内に、必ずメリオダスの前で死ぬ
- 現在のエリザベスは107人目。メリオダスは全員を看取っている
- 魔神王を倒した時点では解けきっておらず、魔神王が生きていた
- 41巻で魔神王の力を手に入れ、両方の呪いを解いた
僕はこう読む
この結末で終わったのは、呪いだけではないと思っています。
メリオダスが3000年やってきたのは、戦いではなく見送りの繰り返しでした。
国王になってトリスタンが生まれる場面が置かれたのは、その反対側を見せるためでしょう。
失い続けた人が、増える側に回るところまで描いて完結しています。
この決着を救済と見るか、代償の付いた取引と見るかで、最後の一年半がずいぶん違って見えます。
——あなたはメリオダスの選択を、報われた結末だと思いますか。それとも、魔神王の力を背負い込んだ取引だと思いますか。よければコメントで、どちらに近いか教えてください。
よくある質問
メリオダスが107人目のエリザベスを見送らずに済んだのは、41巻の残り1日ぶんのところでした。
Q. 魔神王を倒したのに、なぜ呪いが残っていたのですか。
A. 魔神王が死んでいなかったからです。倒したと思われたあと、魔神王はメリオダスの体を乗っ取って復活します。エリザベスの頭上に岩が落ちてきた場面が、呪いが生きている合図でした。
Q. 呪いはどうやって解いたのですか。
A. メリオダスが魔神王を倒して現世へ戻るときに、魔神王の力を手に入れました。マーリンのカーディスカバリーで呪いを可視化し、その力で解いています。
Q. 呪いが解けたあと、二人はどうなりますか。
A. 結ばれて思い出の地をめぐる旅に出ます。約1年半後にメリオダスがリオネス王国の国王となり、二人のあいだにはトリスタンが生まれます。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月17日


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