- ユウコが悪魔になった理由
- ユウコの最後の忠告
- 靴がつなぐ二人の絆
深夜、アサの家にやってきたユウコ。
ユウコは扉を開けてほしくありませんでした。
悪魔と融合したこんな姿を見られたくないですし、何よりアサを見たら食べたくなってしまうかもしれません。
でも、アサは扉を開けました。
ユウコは友達だから…!
再会した2人はどんな話をするのでしょうか?!
『チェンソーマン』111話!のネタバレ
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それでは『チェンソーマン』111話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
別れの挨拶
アサが見たユウコはすでに人間の姿ではなく、悪魔になっていました。
顔も口以外は触手のようなものに覆われていますし、手もすでにユウコのものとはまったく別物になっていました。
下半身には触手のようなものが数本垂れ下がっています。
「アサちゃんを見たら…食べたくなっちゃうかもしれない」
そう言っていたユウコに、姿を表したアサは聞きます。
「私を食べたい?」
ユウコは一瞬答えに詰まった後「ちょっとだけ…」と素直な感想を口にしました。
やっぱりユウコはもう人間ではないのですね…。
自ら姿を表しておきながら、ちょっぴり引き気味のアサw
慌てたユウコは姿を見なければ大丈夫、とアサに背を向けました。
ユウコがここにやってきたのは、さよならを伝えるためでした。
ユウコの遠い親戚にデビルハンターをやっている人がいるので、その人を頼ってみることにしたのです。
望みは薄いかもしれませんが、もしかしたら人間に戻る方法もあるかもしれません。
「悪魔として殺されるなら、それも仕方ないと思う」
ユウコはそれなりの覚悟も決めているようです…。
本当の理由
アサはユウコの「さよなら」を聞くのが辛いのでしょう。
ユウコはアサのために悪魔になったようなものです。
「ごめんね、私を助けたくて正義の悪魔と契約したのに」
アサがそのことを謝ると、ユウコはしばらく黙ってから本当のことを教えてくれました。
「ううん、本当は違うの」
悪魔になれば、チェンソーマンみたいになれるかもしれない。
ユウコはそう思って正義の悪魔と契約したのです。
チェンソーマンみたいになれば、みんなが自分のことを好きになってくれるかもしれない。
“アサを助けたい”と言っていたのは言い訳に過ぎなかったのです。
そもそも最初にアサを助けたのも、そうすれば友達になってくれるかもと思ったから。
「私…友達いないから…最悪だよね」
ユウコの告白は、アサにとって少なからずショックだったのかもしれません。
でも、きっかけは何であれ、ユウコが友達になったことで救われたのはアサも同じなはずです。
コケピーの件で、アサはクラスで浮いた存在でしたからね…。
ユウコはアサに背を向けたまま、懺悔の言葉を繰り返していました。
アサはユウコに声をかけますが、ユウコには聞こえていない様子です。
それほどユウコ自身も後悔しているのかもしれませんね。
正義の悪魔
アサはユウコの体から生えている尻尾のような触手を引っ張って注意を自分に向けさせました。
「自分がもうなんだかわからなくて」
ユウコは自分に自信がありませんでした。
隣の家の人も、学校の人たちも、殺したことに正義なんてない。
そのことを認めたユウコ。
なんでそんなことをしてしまったのか、今となってはそれすらわからないほど自分自身を失っていました。
アサは初めてできた友達だったから、ちゃんと「さよなら」が言いたかったのですが…。
「でもこの気持ちは私の考えなのかな?」
それすらももうわかりません。
ユウコは最後にアサに忠告しました。
「正義の悪魔と契約しちゃダメ。アイツは学校にいるから…」
ユウコも正義の悪魔と学校であってしまったということでしょうか…?
そうだとしたら、この先も第2のユウコが生まれる可能性は否定できません。
「さよなら」
ユウコはそれを言い残し、この場を去ろうとしました。
アサはユウコを引き留めます。
去っていくユウコに渡したいものがあるのです。
靴がつなぐ友情
アサが持ってきたのは靴でした。
アサとユウコが出会った時、アサはいじめで靴をぐちゃぐちゃにされていました。
ユウコはそんなアサに靴を貸してあげたのです。
あの頃と立場が逆ですね。
「いらない、大丈夫」
ユウコはあの頃のアサと同じことを言っています。
だからアサは、ユウコが言ってくれた言葉をそのまま返しました。
「いらないなら売って、売れなかったら捨てて」
ユウコはようやくあの時のことを思い出したようです。
「私、そんな恥ずかしいこと言ってたんだ」
2人は笑い出しました。
さっき人がたくさん死んだのに、アサだって先生と委員長を殺しているのに、面白くて笑っています。
(最悪だ)
アサはそう思いました。
でも、この瞬間だけはそれを許してほしい。
ユウコとはしばらく会えないのです。
笑顔で別れたかったのでしょう。
「いつか絶対この靴返しに来るから」
ユウコはそう言って手を振りました。
「絶対ね」
アサもそう答えました。
いよいよ、2人に別れの時がやってきました…。
永遠の別れ?
深夜から早朝になる頃、ユウコはアサにもらった靴を履いて軽快に飛ばしていました。
ビルとビルの屋上を飛び、移動していると、鳥の群れに当たりました。
鳥たちは騒ぎ、逃げていきました。
鳥の考えてることは残念ながら分かりません。
おそらく、鳥たちは危険を察知して逃げていったのでしょう。
正義の悪魔の力で人の心を読むことができるようになったユウコですが、動物の声まではわかりません。
もしも鳥の考えていることがわかっていたら、こんなことにはならなかったかもしれません…。
ヴヴン…どこかで聞いた音が響きました。
「チェンソーマン…?」
ユウコがそう呟いた時、ユウコの首は既に胴体から切り離されていました。
ユウコの体を握った手…その正体は一体誰なのでしょうか?!
『チェンソーマン』ネタバレ111-112話のまとめ
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今回は、ユウコとの別れのお話でした。
学校での惨劇のその夜…アサの家にユウコがやってきました。
その姿はやはり悪魔と融合しています。
アサを食べたくならないように、とユウコは背を向けて話をしました。
今日きたのは「さよなら」を言うためです。
ユウコは遠くにデビルハンターの親戚がいるので、とりあえずそこを目指すことにしたのです。
アサは自分のために正義の悪魔と契約してしまったユウコに謝りましたが、ユウコは本当のことを教えてくれました。
アサを助けるためというのは言い訳で、悪魔と契約すればチェンソーマンみたいになって人気者になれると思ったから。
でも、望んだ通りの結果にはなりませんでした。
ユウコの心残りは、友達になってくれたアサだけ。
だから、こんな姿になっても別れの挨拶にきたのでした。
ユウコはアサに忠告しました。
“正義の悪魔とは契約してはいけない”
“正義の悪魔は学校にいる”
ユウコの忠告が本当なら、第二のユウコが現れる可能性は否定できません…。
アサは裸足のユウコに靴を差し出しました。
2人が友達になるきっかけになったのも靴でしたね。
懐かしい思い出に思わず笑い合います。
もうすぐ夜明け。
人目を避けなくてはいけないユウコは今度こそアサに別れを告げました。
「いつか絶対この靴返しに来るから」
再会の約束をして…ユウコはアサの前から姿を消しました。
これがアサとユウコの最後になってしまいます。
ユウコは遠い親戚のデビルハンターを目指している途中で、チェンソーの音に似た何者かの攻撃で殺されてしまうのです。
でも、デンジはこの時間寝ている描写がありますのでおそらくチェンソーマン以外の何者かだと思われます。
アサがユウコの死を知る日は来るのでしょうか…?
そして、ユウコを殺したのは誰なのでしょうか?!
来週もますます目が離せませんね♪
- ユウコは悪魔になっていた
- ユウコの別れの挨拶が切ない
- 正義の悪魔との契約は危険
- ユウコの死の真相は不明
- アサとの友情が描かれる
- 再会を誓った二人の運命
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