和久井健「東京リベンジャーズ」278話より引用
1998年にタイムリープしたタケミチでしたが、なんとマイキーも一緒にタイムリープしていました。
というわけで今度は2人でリベンジを開始します!
タケミチとマイキーは本来のメンバーに稀咲と春千夜を加えて東卍を結成。
そして真一郎の死なない世界で、黒龍10代目や天竺、千咒や半間など前世界線で関わってきた者たちを加えながら全国制覇を果たしました。
そして頂点のまま儚く東卍解散!
ソードマスターヤマトばりの荒業を感じた1話だと大きな話題を呼んだわけですが、最終ページにて11年後のチャペルが描かれハッピーエンドを予感させてくれました。
というわけで第278話『Revengers』は最強のフィナーレ、最高のハッピーエンドに注目です!
目次
『東京リベンジャーズ』278話!のネタバレ
それでは『東京リベンジャーズ』278話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
皆に祝福されるタケミチ&ヒナ
前回の最終ページで結婚式が匂わされていましたが、やはりタケミチとヒナの結婚式でした。
やはりハッピーエンドといえばこの展開しかないですよね。
「お前とも無茶できなくなっちまう」とマイキーが少し寂し気ではありますが。
そして今回はマガジン表紙も素晴らしいですが、見開きカラー扉絵からすでに全力でハッピーエンド!
皆が盛大に祝ってくれている姿に、辿り着いた最高の世界線での皆との関係が感じられて胸がいっぱいです。
ちなみに先に言っておきますが、扉絵で「誰やコレ?」となった人物がいたらそれはナオトです。
そして「週刊少年マガジン」ではこのタイミングで和久井先生のロングインタビューが掲載されていて面白いので是非本誌で楽しんでくださいね。
それぞれの未来!
今回は最高の世界となっているため、皆も最高の道を歩んでいます。
関東事変後の未来ともまた違ったメンバーも出てきています。
それではどんな道を歩んでいるのか一気にご紹介していきます!
【マイキー】オートレーサー
【ドラケン】マイキーのチーム「トップオブマンジ」のメカニック
マイキーは本気のバイク乗りになったようで…速そうですね。
ドラケンはバイクショップ経営ではなく、同じくバイクに触れる仕事でありながら“マイキーを支える”ことも出来る立場になったところに感動です。
【稀咲鉄太】「TK&KOグループ」の会長
【ココ】「TK&KOグループ」の副会長
金稼ぎの天才2人は意外と気が合うようで、相当な大金持ちになっているようです。
ちなみに「TK&KOグループ」は「トップオブマンジ」のスポンサーだそう。
天竺メンバー
【黒川イザナ】NPO法人「TENJIKU」の理事
【鶴蝶】【ムーチョ】【モッチー】【班目獅音】という天竺メンバーと一緒に世界を飛び回り、恵まれない孤児たちへのボランティアに励んでいるそうです。
【灰谷兄弟】クラブ経営
灰谷兄弟は相変わらず我が道を行くという感じ。
まあボランティアというガラじゃないですしね。
明司三兄妹
【三途春千夜】&【瓦城千咒】美人兄弟ユーチューバー(明石兄妹?)
「炎上上等」の意気込みで大活躍しているようです。
この2人が仲良くやっていそうなのも嬉しいですよね。
【明司武臣】クズ
武臣は自称プロデューサーを騙っているようで、春千夜と千咒が儲けた金を湯水のごとく使っているようです。
三天戦争でもなければ改心しなさそうですね。
元黒龍勢&サウス
【佐野真一郎】「S・Sモーターズ」経営
【イヌピー】「S・Sモーターズ」従業員
イヌピーはドラケンとの「D&Dモーターズ」がなくなってどうしているかと思いましたが、真一郎と一緒に働けていて感無量です。
【ワカ】&【ベンケイ】格闘技ジム「五条ジム」を経営
【寺野サウス】海外の総合格闘技のヘビー級王者
サウスは日本に帰ってきた際は五条ジムに入り浸っているそうです。
柴家
【大寿】多店舗を有する飲食店オーナー
【八戒】海外で活躍するモデル
【柚葉】八戒のマネージャー
柴家はブレませんね。
東卍メンバー
【三ツ谷隆】新進気鋭の若手ファッションデザイナー
【パーちん】&【ペーやん】不動産
【河田兄弟】ラーメン屋
この辺はこれまで描かれてきた通りですね。
溝中五人衆
【アッくん】美容師
【タクヤ】薬剤師
【まこと】実家の寺を継ぐ
【山岸】公務員
気になりすぎるメンバー
【半間修二】フリーのカメラマンとして世界中を放浪
【ナオト】オカルト雑誌の記者
【エマ】専業主婦!
半間は神出鬼没感があって似合っていますね。
ナオトはヒナを救う目的があったから警察官になっただけで、元はタイムリープ話を信じたり雑誌「ムー」が好きだったりとオカルト好きなはずですからね。
この後の千冬の話も影響していると思われます。
そしてエマは皆が望んでいたドラケンとの結婚エンド!
すでに妊娠しているようですし、順調にマイキーが描いていたような幸せな未来へ進んでいるようで満足です。
期待通りのペットショップ
【千冬】ペットショップ「XJ(ペケジェー)ランド」の社長
【場地】&【一虎】千冬曰く使えない偉そうなダメ社員
この3人はペットショップを一緒に経営することをファンから期待されていましたが、千冬が先輩2人を抱える形になったのが面白いですね。
場地は現在獣医を目指す学生のようです。
これまでのタケミチを覚えていた!
こうして皆がそれぞれ進みたかった道を歩み、幸せの絶頂で迎えたタケミチとヒナの結婚式。
ただ千冬は知っていました、「この幸せが当たり前じゃない」ことを。
タケミチがさらに過去へ戻りマイキーと根本からの世界改変をしたため、新たな世界線になっているわけですが、なんと千冬の記憶の奥にタケミチが戦うあの姿が残っていました。
そのため今の幸せが“タケミチが何度も何度も失敗して手繰り寄せた“奇跡”だということを千冬は知っていたのです。
だからこそ千冬はタケミチとヒナの誓いのキスを見て、こらえきれないほどの涙が溢れました。
そしてタケミチとヒナが皆の祝福に包まれたところで東京リベンジャーズ超大団円で完!
『東京リベンジャーズ』ネタバレ278話のまとめ
凄まじいほどのハッピーエンドでしたね。
結婚式の日付がタケミチが最初にタイムリープした前日だったため少し懸念を抱いていましたが問題なく、想像していた中の最高の最終回だったのではないでしょうか。
特に更なるタイムリープによる「これまでのタケミチと皆の関係性がなくなってしまった」というファンが気にしていた点。
和久井健「東京リベンジャーズ」278話より引用
それも、やはり「実は記憶の隅に焼き付いている」という道連れリーディングシュタイナー的な設定でカバーされ満足です。
そしてこれは恐らく千冬だけでなく関わってきた全員がそうなのではないかなと思います。
だからこそ誰かの闇落ちや大きな抗争もなく真っすぐに東卍解散&最高のフィナーレを迎えられたのではないかと。
そして恐らくこの不思議な体験がナオトのオカルト好きに火をつけたのではないかと。
しかし最後は駆け足気味の東京リベンジャーズでしたが、やはりこれまでの全てが繋がって辿り着けた奇跡のハッピーエンドということですね。
他にも伏線というか色々気になる点は残りましたが、幻の読み切りエピソードが毎週1話ずつ掲載という8週連続特別企画が始動!
そして2023年11月頃六本木での大規模展覧会にて描き下ろし特別編が発表される!など企画が目白押しでまだまだ東京リベンジャーズ旋風は終わらなそうです。
他にも11月17日にコミックス30巻、2023年1月17日に最終31巻の発売が予定されているなどイベントが続きますが、ひとまずは和久井先生お疲れ様でした&熱い作品をありがとうございました!

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