森川ジョージ「はじめの一歩」1401話より引用
試合開始直後から圧倒的なペースで主導権を握るウォーリーですが、3R終了後は浮かない顔をしていました。
一方、リカルドは「9分間経ってしまったが、ある突破口を見つけた」と感じ、4Rを迎える事になりました。
ウォーリーの特性を見抜いたというリカルドですが、足の動きに合わせパンチを繰り出そうとします。
ですが、ウォーリーはロープを掴み足を浮かすとリカルドを撹乱させ、逆に高速ラッシュをお見舞いします。
更に打ち終わりを狙うリカルドパンチをロープを蹴ってかわすという「常識外」の動きを見せます。
このウォーリーのボクシングにリカルドも理解不能と感じ、目の前にはジャングルが広がっているような錯覚に囚われます。
ですが、リカルドは元々はこちらが呼んだ相手だと覚悟を決め、「行くぞ」とジャングル奥地へと踏み出したのです。
絶対王者リカルドを追い詰めるウォーリーは撃って出たリカルドをどう迎えるのか、緊張感漂う1401話を早速見ていきたいと思います。
『はじめの一歩』1401話!のネタバレ
それでは『はじめの一歩』1401話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
迎え撃ち
覚悟を決め撃って出るリカルドは圧力を強めて前に出てきました。
「ポイント」を与えまいと手を出してきたという実況に併せて、リカルドの正確な左が放たれていきます。
体を振りジャブをかわすウォーリーにどう逃げるのかという実況が流れます。
ですが、ウォーリーはここでも強気にパンチを繰り出し、迎え撃ったのです。
これには、「誰も打ち勝った奴はいないんだぞ」と会場も盛り上がっていきます。
大海を知った
一歩も青ざめる際どい攻防を見せるリカルドとウォーリー。
セコンドの一歩はミゲルに「もっと足を使った方がいいのでは?」と進言します。
するとミゲルは「君に敗れてから、世界中で戦った。島しか知らない頃とは違う」
「大海を知った戦士だ」と返しました。
これにカットマンの団は「この波を返さなければ、飲み込まれるという事よ」と一歩に捕捉します。
その通りに真っ向から迎え撃つウォーリーは、少しずつリカルドにタイミングを合わせていきます。
そして、またもやリカルドのガードの上ですが、ウォーリーは左のオーバーハンドをヒットさせました。
これでリカルドの前進を止めたウォーリー。
何とあの絶対王者に打ち勝って見せたのです。
湧き上がる会場、一歩も瞬間的にもリカルドに打ち勝ったボクサーは何人もいない「素晴らしい」と興奮していました。
実験動物扱い
一方、観客席の千堂も「よっしゃ、いけいけ」と興奮していました。
ですが、ヴォルグは「はじめから気に入らなかった」と冷静でした。
それがリカルドがウォーリーを選んだ理由でした。
これを聞いた千堂は虎と猿は違うと言いますが、ヴォルグは野性については経験が大事だと言います。
そして、ウォーリーとスパーしても無傷だったのは、何をしてくるか分からない緊張感を味わえた経験が大きいと言います。
千堂のトレーナーも「テストマッチは必要や」と言い、千堂の怪我でその時間が出来たと同意します。
これを聞いた千堂は「気に入らんわ、実験動物扱いやと」と怒り、ヴォルグは奢ったツケをいま払わせるとウォーリーを声援で援護します。
この2人を尻目にトレーナーの柳岡は「さて、どうなる」と千堂の標的が変わるかもと戦況を見守る事になります。
『はじめの一歩』ネタバレ1401-1402話のまとめ
絶対王者リカルドが決意し、密林の中に入り込んでいき、ウォーリーに圧力をかけていきます。
中に入ったリカルドは破壊力ある左を繰り出していき、ウォーリーを狙います。
体を振るウォーリーはここでも強気なボクシングを展開していき、何とリカルドを迎え撃ったのです。
この展開に青ざめる一歩はミゲルにもっと足を使った方がいいのではと聞きます。
ですが、ミゲルはウォーリーを「大海を知った戦士」とだけ返しました。
「この波を返さなければ、飲み込まれる」
意味を知った一歩は、見守るしかありませんが更にウォーリーは驚かせてくれます。
何と、際どい攻防から左のオーバーハンドでリカルドに打ち勝ったのです。
「瞬間的にも打ち勝ったのは数人しかいない」
と興奮して素晴らしいと叫ぶ一歩。
観客席の千堂も「よっしゃ」と盛り上がっていました。
するとここで隣にいたヴォルグは「最初から気に入らない」と言い、ウォーリーがリカルドに選ばれた理由を説明します。
森川ジョージ「はじめの一歩」1401話より引用
「実験動物扱いやと」と興奮する千堂、奢ったツケを払わせると怒るヴォルグ。
「イケー」と大きな声で声援を送る中、千堂のトレーナー柳岡は標的が変わるかも知れんなと冷静に見ていました。
予想だにしないウォーリーがリカルドを圧倒する展開になった序盤戦。
リカルドは一体どうやって打開していくのか、次回1402話を楽しみにしたいですね。
