エマはマイキーの妹として登場しました。
母親譲りの可愛いルックス、マイキーの妹らしい大胆な行動力、大切な人のために努力を惜しまない優しさを兼ね備えていました。
当然、皆からも愛されたエマ。
エマの魅力とエマが与えた影響力についてまとめてみました!
目次
【東京リベンジャーズ】エマのプロフィール
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東京リベンジャーズ/©和久井健
佐野エマは佐野真と黒川カレンの間に産まれました。
真一郎とマイキーの腹違いの妹です。
1991年11月25日生まれ。
12年前の時間軸でタケミチと同い年の14歳です。
初登場は9話と早く、下着姿でタケミチに迫るシーンでした。
3歳の時に父が事故死、4歳の時に母は男と出て行きました。
それ以来、エマは佐野万作の家で暮らしています。
関東事変に巻き込まれ、わずか14歳でこの世を去りました。
【東京リベンジャーズ】エマの特徴
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東京リベンジャーズ/©和久井健
エマは身長150センチと小柄ながら、巨乳(タケミチ談)でスタイル抜群!
自分のスタイルの良さをわかっているからこそ、タケミチに迫ったのでしょうw
金髪でややウェーブがかった髪の愛らしい美人です。
オシャレが好きで、私服で登場する度に違うファッションを見ることができます。
初登場時はややギャル系の服を好んできていましたが、徐々に落ち着いた大人っぽい服を着こなすようになっていきました。
服だけではなく、髪のお手入れも得意。
作者である和久井先生のTwitterではドラケンの髪を縛ってあげるエマが描かれ、ファンの間で話題になりました。
当然、マイキーの髪も縛ってあげています。
面倒見の良さもエマのいいところですね!
【東京リベンジャーズ】エマの性格とは?
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東京リベンジャーズ/©和久井健
エマは落ち着いた性格と言えます。
中学2年生ですが、すでに達観した大人のような感覚の持ち主です。
エマの性格は幼い頃の境遇が影響しているのかもしれませんね。
エマは3歳の時に血の繋がりのないもう1人の兄・黒川イザナとの別れを経験しました。
そのわずか1年後には母・カレンに置いていかれています。
幼いエマは寂しい経験を重ねていたのです。
その為、最初は真一郎にもマイキーにも心を開くことはありませんでした。
もう別れる辛さを味わいたくなかったのかもしれませんね。
エマの心を再び開かせたのはマイキーでした。
それ以来、エマにとってマイキーは「大好き」なお兄ちゃんであり続けました。
ドラケンに恋をしており、ドラケンの前では普段の大人びた性格はなりを潜め、一挙一動に一喜一憂する年相応の乙女心を見せてくれます。
また、エマは優しい思いやりを持っています。
稀咲にバイクで轢かれ、死ぬ間際になってもマイキーの心配をし続けていました。
エマは優しく明るく、みんなに愛される女の子でした。
【東京リベンジャーズ】エマの兄弟とは?
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東京リベンジャーズ/©和久井健
エマには3人の兄がいます。
1人目は佐野真一郎。
エマの11歳年上の頼れる佐野家長男です。
エマにとっては父親代わりでした。
真一郎が亡くなった時、エマはまだ12歳でした。
2人目は佐野万次郎(マイキー)。
エマの1歳年上の佐野家次男です。
エマがマイキーと一緒に暮らし始めたのは4歳くらいの頃です。
カレンに捨てられた悲しさから涙を流したエマを見て、マイキーは「今日からオレ”マイキー”になる」と言い出しました。
初対面の頃、エマという名前を外人ぽいと言って笑ったことを後悔していたのかもしれませんね。
兄である自分がマイキーなら、妹がエマでも変じゃないはずだと幼いマイキーは考えたのです。
全てエマの寂しさを和らげるためです。
エマはこの時初めて笑ってくれました。
名前なんて気にしていなかったエマですが、この時以来、寂しいと感じる事は無くなりました。
歳の近い2人は特に仲が良く、エマは尊敬する人にマイキーの名前を上げています。
3人目は黒川イザナ。
黒川カレンの元夫の連れ子でした。
エマの4歳年上になります。
父である真が亡くなった後、イザナは施設に預けられました。
エマとの別れの際には「必ず迎えにいく」と約束していました。
しかし、再会した頃にはイザナは変わっていました…。
自分の出自の真相を知り、孤独を深め、真一郎の死をきっかけにマイキーに固執するようになっていたのです。
マイキーを自分と同じ孤独にするためだけに、エマを殺すことを認めてしまったイザナ。
幼い頃に仲良く過ごした記憶を思い出して欲しかったですね…。
【東京リベンジャーズ】エマの魅力とは?
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東京リベンジャーズ/©和久井健
エマが魅力的であることについては、みんなに愛されていることからも良くわかると思います。
性格は優しく明るく、友達・家族思い。
佐野家の女の子はエマのみだからか、家事全般もこなしています。
ルックスも可愛く、小柄でスタイル抜群!
その上おしゃれで非の打ち所がありません。
エマの生い立ちは決して幸せとはいえませんが、マイキーを始め、周りの優しさに触れて立ち直ってからは一度も寂しいと感じることなく成長しました。
でも、1番の魅力は一途なところではないでしょうか?
エマは一度こうと決めたらブレない芯の強さを持った女性です。
ドラケンを好きになってから、ドラケンだけを真っ直ぐ思いつづけました。
初登場シーン、下着姿でタケミチの上に跨っていたのも軽い女だからではありません。
ケンカやバイクに夢中で全く自分を見てくれないドラケンにヤキモチを焼いてほしくてとった行動でした。
普通の人はやらない大胆な作戦ですが、エマはそれだけ本気だということですね!
エマの想いは死ぬ直前までドラケンに一途。
できることなら生きている2人が両思いになるシーンが見てみたかったですね…。
【東京リベンジャーズ】エマのかわいい場面とは?
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東京リベンジャーズ/©和久井健
エマの可愛い場面は作中の随所に存在しています。
①浴衣姿
8.3抗争がおきたその日、お祭りが開かれていました。
エマはドラケンとお祭りを回るために浴衣を着て張り切っていました。
「かわいい?」とドラケンに聞くも、ドラケンは「わかんねー」とはぐらかしていました。
間違いなく、かわいいですw
エマの浴衣姿は必見です!
②エマの誕生日
エマはマイキーと一緒に出かけていました。
オシャレして、マイキーに抱きついたり腕を組んだり…。
大好きで尊敬するマイキーとのデートを純粋に楽しんでいるエマ、かわいいです!
そこに登場したドラケンがエマが欲しがっていたぬいぐるみを頭に乗せてくれました。
そのぬいぐるみを抱きしめ、幸せそうに笑うエマ、とってもかわいいです!
③クリスマス
聖夜決戦の日、ヒナとタケミチの仲直りに一役買ってくれたエマ。
仲直りの瞬間にはヒナ以上に大泣きしていました。
友達思いの優しいエマ、泣いていてもやっぱりかわいいです!
④お宅訪問
家ではご飯からお茶入れまでなんでもこなすエマ。
家族には当然ながら素の自分を見せていますが、ドラケンが来たと知るとささっと髪を整えてからの登場!
好きな人の前では可愛くありたい…そんなエマ、かわいいです!
【東京リベンジャーズ】マイキーにとってエマの存在とは?
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東京リベンジャーズ/©和久井健
マイキーにとってエマは”1番の理解者”でした。
エマは幼い頃からマイキーと一緒に育ってきました。
だからマイキーが人前では強い所しか見せないことを知っています。
真一郎が死んだ時も、場地が死んだ時も…弱いところは見せませんでした。
でも、エマは知っています。
マイキーだってホントのホントは使い古したタオルを握りしめていないと寝れないような普通の弱い男の子。
みんなと同じように、弱さを抱えていることも…エマは知っています。
マイキーが強くあろうと無理をしていることを知っているエマは、いつの日かその糸が切れてしまうことも想定していました。
もしもマイキーが挫ける時が来ても、エマは「ウチが絶対マイキーを助けてあげるんだ!」と心に誓っていました。
かつて自分がマイキーに救われたように。
マイキーにとってエマは弱さを見せられる唯一の存在でした。
エマの存在がマイキーの黒い衝動を抑えていたのです。
エマを失ったマイキーは、黒い衝動を抑えられなくなっていきます。
大切な人たちを守るためにマイキーは東卍を解散し、仲間達から離れ、1人堕ちていく道を選ぶことになるのです…。
【東京リベンジャーズ】ドラケンにとってエマの存在とは?
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東京リベンジャーズ/©和久井健
ドラケンにとって、エマは”大切な女性”でした。
エマが生きているうちは、エマに対する気持ちを表に出さなかったドラケン。
エマはそんなドラケンに振り向いてほしくて、いつだって一生懸命でした。
当時のドラケンにとって、一番大切なのは東卍でした。
だからエマと付き合うということはしませんでした。
それでも、エマが誘えば夏祭りには来てくれましたし、誕生日には欲しがっていたぬいぐるみをプレゼントするなど、ドラケンなりに愛情表現はしていたのでしょう。
エマが亡くなった時、普段は冷静なドラケンが怒りを露わにし、マイキーを殴るシーンがあります。
怒りは悲しみや虚しさに変わり、ドラケンは涙を流しました。
そしてエマの葬式の場で、ドラケンはエマへの本当の想いを口にしました。
「エマさんを好きでした」
2人は本当は両思いでした。
エマに気持ちを伝えられなかったドラケンの無念は計り知れません。
ドラケンの部屋には今もエマの写真が飾られています。
ドラケンにとってエマはかけがえのない大切な存在であり続けるでしょう。
【東京リベンジャーズ】ヒナにとってエマの存在とは?
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東京リベンジャーズ/©和久井健
ヒナにとってエマは”頼れる友達”でした。
同い年の2人はタケミチを通じて知り合います。
(ヒナは当初、エマを浮気相手と勘違いw)
それ以来、エマとヒナはお互いの恋バナをする仲になっていきました。
お祭りの時にはエマを心から応援するヒナの姿が見れます。
逆に、ヒナがクリスマスにタケミチにフラれてしまった時はエマがヒナを助けてくれました。
ヒナはフラれてもタケミチのことを諦めきれず、神社でお参りをしていました。
そこに現れたのがエマでした。
事情を聞いたエマは早速行動を開始しました。
ドラケンに電話をかけ(マイキーではなく、ドラケンにかけるあたりが可愛いですよねw)タケミチをヒナの家まで連れてくるように頼んだのです。
この行動が聖夜決戦を終わらせるきっかけにもなりました。
この後、ヒナとタケミチは無事に仲直り。
それを見たエマが誰よりうれし涙を流していました。
ヒナ1人ではこんなに早く仲直りできていなかったでしょう。
ヒナの恋を心から応援するエマのおかげですね!
ヒナとエマはこうして絆を深めていきました。
エマが亡くなった時、ヒナは病院で号泣していました。
エマを失うことは、ヒナにとっても言葉では表せないほど悲しいことでした。
まとめ
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東京リベンジャーズ/©和久井健
佐野エマは佐野真と黒川カレンの間に生まれました。
父はエマが3歳の頃に事故死、母はエマが4歳の時に出て行ってしまいます。
エマはそれ以来、祖父である万作の家で暮らすことになりました。
その時まで、真一郎とマイキーはエマの存在すら知りませんでした。
エマは度重なる別れにより、心を閉ざしていましたが、マイキーの優しさにより、再び笑顔を見せるようになりました。
それ以来、エマは明るく優しい女の子に成長しました。
ドラケンに恋をしており、ドラケンの前では年相応の乙女になります。
自分を助けてくれたマイキーのことを尊敬しており、マイキーに何かあれば必ず助けると決めていました。
その願いは稀咲ともう1人の兄・イザナの策略で叶わなくなってしまいます。
エマは関東事変に巻き込まれて死亡してしまうのです。
マイキーはエマを失い、自身の黒い衝動を抑える自信がなくなりました。
結果、大切な人たちを守るため東卍を解散、その後は行方をくらませてしまいます。
ドラケンはエマを失い、本当の気持ちに向き合いました。
エマを亡くしてからも、ドラケンは部屋に写真を飾り、忘れることなく大切に想い続けています。
ヒナにとってのエマは大切な友達でした。
お互いの恋を応援することで絆を深めていったのです。
エマを失い、ヒナは悲しむことしかできません。
エマの周りの人たちの行動からもエマの存在の大きさがわかりますね…。
エマが生きていたら、未来は全く別のものになっていたでしょう。
叶わぬ願いですが、エマが生きている未来を見てみたかったですね…!

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