試合開始直後にオープニングヒットをリカルドの顔面に掠め会場をざわつかせたウォーリー。
更にガードを高く上げたリカルドに対しノーガードで近づくという無謀なボクシングを披露します。
ブーイングの上がる中でも、物ともしないウォーリーは体を揺さぶりながらリカルドに近づき、フェイントに見せかけて軌道を変えた右のオーバーハンドを繰り出しました。
そして、直ぐにあり得ないほどの高速の動きでリング上を変幻自在に駆け回るウォーリーはリカルドの射程圏外に脱出します。
当てては逃げを繰り返すヒットアンドアウェイを展開するウォーリー。
結局、リカルドから一撃も貰わずに1ラウンドを終えました。
一方、板垣は自身のボクシングの「スケールアップ版」と感じ、先にポイントアウトし逃げ切る作戦なのかと考えていました。
インターバルのブザーが鳴り、「いつも通り、信じている」と送り出すリカルド陣営。
リカルド本人は「これは未知の体験だ」と感じ、グローブを構えます。
そして、2ラウンド開始のゴングがなったリカルドとウォーリーの世界戦。
躍動するウォーリーにリカルドは、どんなボクシングを見せるのか、早速1937話を見ていきたいと思います。
『はじめの一歩』1397話!のネタバレ
それでは『はじめの一歩』1397話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
2R
開始のゴングが鳴り、観客席の千堂は「第2R始まった〜、どないやねん」とヴォルグに聞きます。
ヴォルグは「分からない」と返し、1Rの3分間である程度の情報収集をしているとしたら「リカルドは必ず手を出してくるはずだ」と言います。
一方、セコンドの一歩は「全ては掴めてないにせよ、どのパンチが有効か?どの距離で戦えばいいか?を試してくるはずだ」と考えていました。
そして、「ウォーリーくん、リズムに乗るのはいいけど気をつけて」と試合を見つめます。
リズム
ゴングが鳴りライバル達が見つめる中、ウォーリーは1R同様に体を揺らしリズムを作ります。
リカルドはガードを高く上げウォーリーを観察するように見ていますが、まだ手を出しません。
ウォーリーは独特な動きからリカルドに近づいていきます。
実況は「低い位置、低い姿勢、何をする?何がある?」と言うと、ウォーリーは右を高く上げ、またもや右のオーバーハンドを見せます。
状況変わらず
右のオーバーハンドを出したウォーリーに、しっかりとガードするリカルド。
ウォーリーは立て続けにリカルドのガードの裏からパンチを散らしていきます。
そして、散々フェイントを仕掛けてからの左ボディを打ち込みます。
そのパンチをしっかりとガードしていているリカルドは、ウォーリーの打ち終わりを狙おうにも既にその場にいません。
ですが、この時、背を向け距離をとったウォーリーにリカルドは何かを仕掛け、セコンドの一歩は「うわっ」と声を上げます。
『はじめの一歩』ネタバレ1397-1398話のまとめ
遂に始まったリカルドとウォーリーの世界戦。
野生児ウォーリーは無敵のチャンピオン・リカルドを相手に会場の度肝を抜く事になります。
何とオープニングヒットの右のオーバーハンドが顔面を掠めたのです。
これでガードを高く上げざるを得ないリカルドに対し、ウォーリーはノーガードで近づくととんでもないスピードでヒットアンドアウェイを披露しました。
そして、ウォーリー優勢のまま1Rが終わります。
更に勢いにのるウォーリーは始まった2Rでもおなじように体を揺らし、リカルドに近づきます。
一方、リカルドは2R開始直後にウォーリーを「未知の体験」と評し、どうしたものかを思案していました。
これには観客席のヴォルグも「1Rの3分間で情報収集をしているはず」と必ず手を出してくると言い、セコンドの一歩も何かをしてくると見ていました。
ウォーリーはこのラウンドも右のオーバーハンドからリカルドのガードの上から叩くと立て続けにパンチを散らします。
そして、フェイントからの強烈な左ボディーを打ち込みます。
それでも冷静に対応するリカルド。
そして、ウォーリーは打ち終わりを狙われないよう1R同様に射程圏外に距離を取ります。
ですが、その時リカルドは客席や一歩も声をあげる「何か」を仕掛けます。
流れは完全にウォーリーペースで進む中、遂にリカルドが動こうとしています。
無敵のチャンピオン・リカルドが次週1398話で一体どんなボクシングを見せるのか、楽しみにしたいですね。
