本日、生徒会室にいるのは伊井野ミコと猫の胡麻の助だけ。
めでたく生徒会会長に就任した伊井野は今、最大の危機にぶち当たっていました。
伊井野を襲った最大の危機とは…?!
目次
『かぐや様は告らせたい』267話!のネタバレ
それでは『かぐや様は告らせたい』267話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
最大の危機
現在の生徒会メンバー。
会長:伊井野ミコ
庶務:胡麻の助
以上。
そう、伊井野を襲った危機とは…生徒会メンバーが集まらない事です。
(胡麻の助は伊井野が勝手に庶務に認定w)
通常であれば、前期から続投する人や、会長選を共に戦ったライバル、応援演説をしてくれた人や友人を擁して何とか席は埋まるものなのですが…。
ましてや、生徒会長に選ばれるほどの人物なら人望もそれなりでしょうし。
でもそこが伊井野の問題点w
伊井野は友達が少ないのです涙。
そもそも会長選の落選者である槙原こずえはTG部の予算をあげてほしいと言うだけだし、大仏は拒否、友人である小野寺麗も「柄じゃない」とにべもありません。
こうしてまさかのぼっち会長となってしまった伊井野…。
このままでは秀知院始まって以来の珍事として語り継がれてしまいますw
目下、伊井野の今の目標はメンバー集めです。
石上がやめた理由
メンバー集めのため、生徒会室を飛び出した伊井野の目に飛び込んできたのは本を読みながら歩いていく石上の姿でした。
伊井野は勝手に石上だけは生徒会を続けてくれると思っていました。
自分が会長になったら横で支えてくれると…。
でも石上は生徒会を続投しませんでした。
もともと石上が生徒会に入ったのは御行が誘ってくれたからです。
当時、居場所がなかった石上は御行と遊ぶために生徒会に来ていたようなものだったのです。
でも御行はもういません。
今なら別の選択肢もあると石上は考えたのです。
それに、かぐやと交わした成績上位に入るという約束もまだ達成できていません。
学生の本分は勉学ですから、勉強に専念するという結論に至ったのです。
もちろん、伊井野にとっては寝耳に水の出来事でしたが。
素直な気持ち
伊井野は石上を見かけて思いました。
自分しか居なくなった生徒会には興味がないというのでしょうか。
石上は御行を慕い「会長」と呼んでいましたが、今の会長は伊井野です。
(私に会いたいって思うべきでしょ?)
かなり傲慢ですが、伊井野の本心は寂しいだけなのです。
相変わらず素直になれない伊井野は何とか石上を誘う”口実”を考えてしまいます。
石上は数字に強かったし、戦力としてほしい!そんな誘い文句を考えたものの、実際に伊井野が石上を誘ったら?
きっと上から目線の言い方になってしまうでしょう。
そうすれば、石上の反応も想像はつきます。
いつもの言い方では喧嘩になるのが目に見えています。
そもそも、石上は”勉強に専念したい”と言って生徒会を辞めているのです。
石上の意思を伊井野のエゴで曲げさせようとしているのですから、本来もっと素直にお願いすべきなのでしょう。
もっと素直に…そう、本心で。
“私には石上が必要なの!”
伊井野の心の声は、まるで告白ですw
でもそれが素直な気持ちなんですけどね。
それが言えないから、この2人はなかなか進展しないのです涙。
石上の判断
結局、伊井野はどうすればいいのか結論が出ないまま石上の後をついて玄関まで来てしまいました。
そこで見かけたのは…下駄箱の前で立ち尽くす1年生の姿でした。
どうやら靴を隠されてしまったようです。
伊井野は正義感が強く、放っておけない性格です。
声をかけようとしましたが、石上はそれを制止しました。
「大丈夫、俺だけで良い」
石上は知っているのです。
こういう時、大切なのは被害者のメンタルであること。
いじめ被害が表面化しない最大の理由は被害者にもプライドがあるからです。
いじめに遭っていることは極力隠したいことなのです。
女性である伊井野に助けられたとなれば、彼のプライドはより傷ついてしまうでしょう。
「カッコよくヒーロー見参って解決しても、心は救えないものなんだよ」
石上はまずは自分1人で声をかけ、一緒に靴を探してあげました。
ようやく靴を見つけると、1年生は笑顔で去っていきました。
いじめられた経験を持つ石上だからこそ、できた対応でした。
今度は僕の番
当然ながら、この問題はこれで解決したわけではありません。
1年生を見送った後、石上と伊井野は合流。
石上は彼の周囲を探る必要性を感じていました。
どういう経緯でだれと不和を招いてしまったのかを知ることができれば、そこに解決の糸口があるかもしれません。
「見ず知らずの相手にここまでする人、なかなかいないわよ」
伊井野が石上に言うと、石上は「そんな事ない」と否定しました。
なぜなら、石上自身が経験者だからです。
見ず知らずの自分に、手を差し伸べてくれた人が沢山いました。
「良い人は割といるって僕は知ってる。今度は僕の番だろ」
石上はホントに良い奴。
伊井野は石上に見えないように微笑みました。
それでこそ、伊井野が好きになった石上です。
伊井野は石上を手伝うことを決めました。
ついに…告白?!
伊井野はたくましい石上の後ろ姿を見つめました。
思わず感情が昂ります。
言うなら、今しかありません。
「石上、生徒会に入ってよ」
生徒会には石上が必要です。
でも、本心はそれよりもっと欲張り。
ちゃんと気持ちを伝えなくちゃ、相手には伝わりません。
「いや、ううん…」
伊井野は精一杯の勇気を振り絞りました。
「私には石上が必要…なの!」
これが本当に伝えたかったこと。
伊井野の愛の告白は石上に伝わったでしょうか?
答えを聞くのは怖いけど、勇気を出さなきゃ前には進めません。
伊井野の本心を聞いた石上の答えはいかに?!
『かぐや様は告らせたい』ネタバレ267-268話のまとめ
今回は、石上&伊井野の最終回前編のお話でした。
生徒会長に就任した伊井野を最大の危機が襲っていました。
それはメンバーが自分1人だけということです。
とにかくメンバーを集めなければいけません。
生徒会室を出ると、そこには石上の姿が!
伊井野は勝手に石上は生徒会を継続してくれると思い込んでいました。
でも、石上は御行が抜けた今、かぐやとの約束である”成績上位に入る”を実現するべく、勉強に専念するため、生徒会を辞めてしまったのです。
伊井野は石上を生徒会に誘いたいと思っていますが、なかなか素直になれません。
そんな中、1年生が靴を隠されてしまうといういじめを発見。
石上が1人で声をかけ、共に探すことで靴は発見され、事なきを得ましたが…問題はこれで解決したわけではありません。
なぜ、そんな事が起きたのか調べる必要があります。
石上はかつてお節介な人たちにたくさん手を差し伸べてもらいました。
おかげで今、こうして楽しく過ごすことができるようになったのです。
だから今度は「僕の番」です。
良い人は割といる、石上がそう思えたことは幸せなことですね。
石上は御行たちのように、誰かのために、無条件に動く優しさを持っています。
伊井野はそんな石上を好きになったのです。
伊井野の気持ちはもう抑えられません。
最初は生徒会に入って欲しいと誘いましたが、本当の気持ちはもっともっと欲張り。
「私には石上が必要…なの!」
ついに本当の気持ちを伝えた伊井野。
石上の反応が気になりますね!!
ゆっくりゆっくり気持ちを育んできた2人の恋。
その結末は後編に持ち越されました。
次週もますます目が離せませんね♪

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