森川ジョージ「はじめの一歩」1395話より引用
遂に始まったリカルドとウォーリーの世界戦。
ウォーリーは1ラウンドのゴングと共に真っ直ぐ突進していきます。
この突進にリカルドは冷静に体を逸らしますが、ウォーリーはとんでもない動きで体を入れ替えます。
その後、まるで短距離走のようにリカルドを追いかけ始めます。
これを観客席で観戦する千堂は、顔色1つ変えないリカルドにこれまでに何人ものボクサーが奇襲を仕掛けても一度も成功した事がないと指摘し、「顔面に当てたボクサーはいない」とリカルドの凄さを語ります。
一方、リング上ではリカルドを追い越したウォーリーがロープの反動を使い逆走していました。
速く低くを意識するウォーリーは、リカルドが体を逸らした瞬間に右のオーバーハンドを繰り出しました。
その右が何とリカルドの顔面を掠めたのです。
どよめく会場、流石のリカルドも「抜け駆けながらの変形ボラードか」と驚きを隠さず体勢を入れ替えた時、更に「はっ」とする表情を見せます。
ゴングと同時に表現できないボクシングを展開しリカルドの顔面を捉えたウォーリー。
「はっ」と感じたリカルドに次は何を仕掛けるのか、早速1395話を見ていきたいと思います。
『はじめの一歩』1395話!のネタバレ
それでは『はじめの一歩』1395話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
見失う
1ラウンド早々に抜け駆けの変形ボラードで右を振り抜いたウォーリーのパンチがリカルドの顔を掠め、会場はどよめきます。
そんな中、リカルド陣営のトレーナーは「ボクシングの試合をしている、パンチをもらうのは当然だ」と見ていたいましたが、リカルドの怪訝な表情に気がつきます。
何とリカルドはリング上でウォーリーを見失っていたのです。
これからさ
ウォーリーを探すリカルドにレフリーの背後からパンチが出てきます。
遠すぎて当たらないパンチ。
ウォーリーは「届かなかった〜」といい、リング上でおちゃらけて見せます。
この態度に観客席からは「ちゃんとしやがれ」など野次が飛びブーイングに包まれます。
ヴォルグはリカルドを相手に「こんなノビノビ戦うボクサーは見たことない」と感心します。
そのリカルド陣営は「まだ始まったばかりだ、大目に見てやる」と言ってます。
が、一方のウォーリーのトレーナー・ミゲルは始まったばかりと不敵に笑い「これからさ」と呟きます。
もはや奇行
仕切り直しとなり、改めて両者が向き合います。
ウォーリーは相変わらず左右に体を動かし、リカルドはガードを高く上げ、変則な動きに対応しようとします。
これをみたセコンドの一歩は、リカルドのこの冷静さに恐ろしさを感じます。
何故ならウォーリーが手の内を見せれば見せるほど、見極めて襲ってくるからです。
そのリカルドは「どこからでもこい」という様子で構えています。
するとウォーリーは何と手を後ろに回しノーガードで、近づいてきたのです。
もはや奇行と言えるボクシングに再びブーイングが上がる会場。
一歩も千堂も唖然とするなか、ウォーリーとリカルド共に拳が届く距離に入ります。
『はじめの一歩』ネタバレ1395-1396話のまとめ
オープニングヒットを決めたウォーリーにどよめく会場。
動揺はないと思っていたリカルドですが、何とリング上でウォーリーを見失っていました。
ウォーリーはレフリーの背後に潜み、その場所からパンチを繰り出しますが遠くて届きませんでした。
このおちゃらけた態度に会場からはブーイングが飛び、リカルド陣営も「まだ始まったばかりだ、大目に見てやるよ」と余裕を見せます。
森川ジョージ「はじめの一歩」1395話より引用
その一方でウォーリーのトレーナーであるミゲルは「そう、始まったばかり、これからさ」と不敵に笑っていました。
その後、仕切り直すウォーリーとリカルド。
リカルドは変則対策かガードを上げ、「どこからでもこい」と意思表示をします。
するとこれを見たウォーリーは何と手を後ろに回して「ノーガード」になったのです。
そして、そのままウォーリーは近づいていきパンチが当たる距離まで迫ります。
まさかのウォーリーペースとなった世界戦ですが、不敵に構えるミゲルとは違いセコンドの一歩はリカルドの冷静さに恐怖を感じていました。
このウォーリーのノーガードはミゲルの作戦の1つなのか、リカルドはどう対応していくのか。
展開の読めなくなってきた世界戦で波乱は起きるのか、次回1396話を楽しみにしたいですね。
