場面は第2セットに入る前の作戦タイムより。
第1セットのお見合いについて反省会。
本来澤村のボールであったことを自身が認めつつ「チャンスボールを拾った上で全員攻撃」と。
戦いのコンセプトは変わらない。
鵜飼コーチは“殴り合いを制す事”自体には迷うなよ、とアドバイスして選手たちを送りだしていました。
ハイキュー!!307話のネタバレ
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それではハイキュー!!307話「粘り」の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
同じ過ちは繰り返さない
烏野6-音駒4から前回強烈なサービスエースを決めた東峰から。
「もう一本!!」と周囲からの激が飛びますがジャンプサーブは惜しくもアウト。
ホッとする音駒コート。
烏野はあくまでも攻め続けます。
東峰の表情がまた怖くなっています・・・。
1点差に迫る音駒のサーバーは黒尾。
こちらも第1セットの作戦タイムでの打ち合わせどおり点を取るべくジャンプサーブ!
しかし東峰がレシーブして、影山→月島のタテ速攻を辛うじて防ぐ音駒側。
その乱れを見て烏野側は“←キュ ←キュ”と攻撃の助走距離を確保すべく一歩後退。
そこに空くスペース。
このパターンは例のお見合いの時と一緒です。
それを見逃さない研磨がまた烏野コートのスイートスポットに向けてボールを狙います。
観客席から分かるほど「ムカツク」くらい冷静な仕事ぶり。
しかしー
今度は澤村が一歩前にきて大きなレシーブ。
一呼吸使ったファーストタッチ。
さすがキャプテン。
100点満点の回答です。
二回戦で日向が使った方法と同じです。
そして全員に余裕ができたところでシンクロ攻撃。
田中のアタックでサーブ権を取り返します!
「おし」と鵜飼コーチ。
アドバイスが効きました。
第1セットの悪い雰囲気は引き摺ってはいないようです。
むしろ輪になって「アーイ」と喜ぶ、いや黒尾を煽っていますが。
本来ならば止めるべき澤村が中心にいますがいいのかコレ。
まあ音駒相手だから許される所はあるのでしょう。
いいなあーライバルって(棒)。
そして烏野怒濤の攻撃開始
同じ手が通じるかもと少しは期待した黒尾に対し、烏野は猪突猛進だけでなく冷静だと研磨は答えます。
猫又監督もこの程度で“攻撃意思”という烏野の芯が揺らぐことはないのは承知しています。
さて試合は進み、烏野7-音駒6。
音駒サーブの福永はまたも日向狙いのショートサーブ。
こちらもある意味ブレません。
しかし前回同様に西谷がこれをカバー。
そしてここから全員攻撃の幕が上がります。
影山の最初のトスは田中!
しかしワンタッチ。
そして次に日向!!
無茶な状態でも綺麗にトスを上げる影山のプレイに山本の妹あかねも「きゅんっ♡」。
さすが影山。
おれたちに出来ないことを平然とやってのけるッ。
そこにシビれる!あこがれるウ!
どこかで聞いたようなセリフが頭を浮かびます。
この大会が終わったら宮兄弟みたいに絶対追っかけファンができそうな勢いです。
それはさておき、日向のアタックはブロック回避も今度はレシーブされます。
それでも三度目の正直でトドメとばかりに“当たりの日”(と勝手に認定)の東峰による高速バックアタック!!!
負けじとリベロ夜久が懸命なレシーブとフォローに向かう福永の二人がかり。
ボールはまだコートに落ちません。
「これが粘りの音駒―ッ!!」とアナウンサーが絶叫するほど。
粘っているのはどちらも同じ
白鳥沢の宿舎でネット観戦している天童と五色。
「まるでネコチャンだけ粘っているみたいに言うね」とまたも解説にご不満の様子。
第1セットの「気が付けばブレイク」発言にも相当ツッコみましたが今回も毒舌ぶりは健在で“コイツ(アナウンサー)何もわかっていねーな”くらいは思っているでしょう。
隣で一緒に観ている五色ですら“厳しい”と感じるくらいです。
その五色からの補足説明は以下のとおり。
- 音駒・・・守備で粘る
- 烏野・・・攻撃で粘る
そうです。
烏野も攻撃の代償として点が決まるまで全員が囮として跳ぶことを強いられているのです。
しかも本気のジャンプ。
これを粘りと言わずして何と言いましょうか。
確かに見た目はボールを拾う側が“粘っている”ように感じます。
しかし派手な攻撃に目を奪われがちですが“跳ぶ”という一番キツい動作を繰り返す方が厳しいのです。
そしてベンチも観客側も既に気付いている人はいます。
耐える事になるのは実は烏野になりそうだということを。
結局、先ほどの東峰のアタックも最後は海が必死に繋いで返されそうです。
“さあ、烏を地面に引きずり下ろせ”。
今回はここまで。
ハイキュー!!ネタバレ307話のまとめ
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前半快調に点を重ねてきた烏野がここにきて急に足踏み状態にあります。
攻める烏野に守る音駒という構図は変わりませんが、烏野側に“体力消耗”という最悪のシナリオが用意されつつあります。
以前のレビューで体力のない研磨について触れましたが、このままでは逆に烏野が第2セットを取ったとしても第3セットはボロボロの状態で戦うハメになりそうです。
しかし守る音駒側も体力を削られている点では一緒なので、最後のシナリオにあるように簡単に引きずり下ろされる訳にはいきません。
この状況を打開するためにピンチサーバーを導入するのも面白いかも。
今はキツいかもしれませんが烏野陣営にとってここが踏ん張りどころです。

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