- 尾形がヴァシリを撃ち抜く決着
- アシリパの毒矢が尾形を貫通
- 尾形が自ら命を絶つ衝撃展開
尾形百之助は「ゴールデンカムイ」作中でも、最もクールなキャラクターながら色々な陣営を渡り歩き「蝙蝠野郎」とも揶揄されています。
その尾形は元々、鶴見中尉率いる「第七師団」にいました。
ですが、その鶴見中尉に造反を企てている人物でもありました。
その尾形も最後決戦「五稜郭」そして「函館」の戦いに参戦する事になります。
今回はその様々な闇を抱えている「敵」か「味方」か分からない尾形の最後の戦いを見ていきたいと思います。
目次
【ゴールデンカムイ】函館五稜郭編!!尾形VSヴァシリ!!ついに決着??
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凄腕スナイパーである尾形にとって最大のライバルが、「頭巾ちゃん」ことヴァシリです。
ヴァシリも尾形に劣らないスナイパーです。
ですが尾形に一度負け、その時の傷から「頭巾」を被る事になっている因縁があります。
そして、この2人の決着が遂につきます。
「五稜郭」では尾形とヴァシリはそれぞれが狙撃の位置についています。
尾形は姿の見えない800メートル先のヴァシリに狙いを定めます。
そして、尾形はヴァシリの双眼鏡に光が反射した場所に向かって銃を構えました。
ですが、その光が「囮」であることに気が付いた尾形は逆算して体の位置と推測される場所へ一撃を放ち、ヴァシリを撃ち抜きます。
この狙撃で尾形もふくらはぎを撃たれ、怪我をしますが、勝ちを確信しました。
もしヴァシリが無事ならふくらはぎを撃たれるだけですまないからです。
その証拠にヴァシリだと思われるスナイパーは木の上から銃を落とし、血を流していました。
これにより長きに渡る2人のスナイパーに決着がついた事になります。
【ゴールデンカムイ】函館五稜郭編!!尾形がアシリパの毒矢を喰らう!!
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暴走列車に乗り込んだ尾形は車両の上で鶴見中尉と鉢合わせます。
因縁ある2人でしたが、尾形は鶴見中尉と手を組む事になりました。
そして、迫ってくるヒグマと杉元との戦いになります。
尾形はまずヒグマを殺そうと銃を構えますが、その時、杉元が銃剣で脇腹を抉ります。
そして、馬乗りになり兼定で尾形の義眼を目掛けて振り下ろします。
ですが、弱っているのか杉元は一瞬の隙を突かれ逆にマウントを取られました。
窮地を迎えた杉元でしたが、その時、ヒグマがリュックを掴んで振り回すという事態になってしまいます。
尾形からは離れましたが、今度は列車から振り落とされそうになりました。
そこへ尾形は「楽しかったぜ」と銃口を向けます。
杉元、絶対絶命のピンチの中で駆けつけたのが毒矢を構えたアシリパです。
「あれから誰か殺せたのか?」と余裕を見せる尾形でしたが、アシリパは毒矢を放ち覚悟を見せます。
そして、その毒矢は見事に尾形の脇腹に命中します。
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アシリパが放ち突き刺さった毒矢を抜く尾形は、アシリパに銃を構えます。
ですが、尾形は撃たず、急に「邪魔ばかりしやがって」と誰かを罵倒し始めます。
アリシパを撃とうとする尾形を止めていたのは、勇作でした。
勇作を「悪霊」と嫌う尾形でしたが、勇作が出てくるのは何故だろうと思っていました。
すると内面にいる尾形が「罪悪感」だと指摘します。
尾形が向き合ってこなかった「罪悪感」、ここで勇作の顔がハッキリと現れます。
尾形は「毒による幻覚」だと必死に否定する尾形でした、内面の尾形がさらに「愛」について語り掛けてきます。
勇作を射殺し、父や母をも殺した尾形は必死になって否定します。
肯定すれば尾形の今までが全て無意味になるからです。
ですが内面の尾形は「欠けた人間なんかじゃなく、欠けた人間に相応しい道を選んできたのでは」と問いかけ、さらに子どもの姿の尾形が「良かったなあ」と言います。
それでも「罪悪感」などないと必死になって否定する尾形は銃口を左目にあて、兼定を引き金にあてます。
そして、勇作が尾形の銃に手を添え「兄様は祝福されて生まれた子供」だと言うと同時に尾形は引き金を引きます。
その銃弾は尾形の頭部を貫通し、列車から勇作に包まれて落ちていきました。
この時、尾形も勇作も満足そうな笑みを浮かべていました。
【ゴールデンカムイ】函館五稜郭編!!尾形にとってアシリパとは??
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アシリパを撃とうとする尾形は必ず勇作に邪魔されていました。
何故なのか、それは尾形にとりアシリパは「愛」を証明してくれた光だったからです。
尾形は勇作と重なるアシリパを見て「罪悪感」をも気づかせてくれています。
尾形はそれでも否定しますが、内面の尾形はアシリパに殺される事を喜んでいました。
まとめ
まさかの自死で死亡する事になった尾形。
最後は否定しながらも、「罪悪感」と向き合い
祝福されて生まれた子供だと笑みを浮かべて落ちていきました。
この尾形が自問自答する場面は「ゴールデンカムイ」作中でも印象に残るシーンだったといえます。
そして、アシリパも自害した事で救われたのかも知れません。
主要人物ながら立ち位置をコロコロ変えていた尾形、最後は勇作と笑みを浮かべ最後の最後で救われたのは良かったと感じますね。
- 尾形とヴァシリの因縁が決着
- 尾形が毒矢に倒れる瞬間
- 勇作との対話が尾形を変える
- 尾形の最期は自らの選択
- アシリパは尾形の光だった
- 尾形の罪悪感との向き合い
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