閉鎖環境試験二日目が終了。
順位発表を受け、各チーム特別課題や今日から始まった戦闘シミュレーション演習を振り返り三日目に備えていました。
そんな中、徐々に水上の戦闘シミュソロ出撃が怪しまれつつあり、特に戦闘シミュ自体を知らない当の水上9番隊は照屋によってバレそうになりましたが、水上がうまく丸め込みセーフ。
「水上が何か隠している」と察した今・荒船の年長組は「今はうまくいっているし好きにすればいい」「何かあったら荒船と今がリーダー役を引き継げばいい」として彼の行動を容認しました。
照屋・樫尾の年少組もなんだかんだで前向きに収まり、ひとまず大した問にならずに済みました。
しかしその頃、本来のチームメイトである隠岐が水上9番隊のカラクリを見破っていたのでした。
総合1位を突き進む水上9番隊を巡る動きはこれからますます激しくなっていきそうです。
第223話『遠征選抜試験21』はそんな水上の凄さが改めて分かりますが、そううまくはいかなくなりそうな予感も!?
目次
『ワールドトリガー』223話!のネタバレ
それでは『ワールドトリガー』223話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
水上隊のカラクリに修も納得
【諏訪7番隊】諏訪・宇井・香取・修・隠岐
就寝前の修と隠岐の会話の続きからです。
「水上先輩は1人で戦闘シミュをやっているのでは」と水上のカラクリを見破った隠岐。
それを聞いた修は納得しました。
もしそうなら自分たちが苦労していた“連携”の問題も起こらないはずで、だからこそ異様なほど統制の取れた動きが取れていたのだろうと腑に落ちるからです。
そして何より、水上が戦闘シミュをしている間に他の隊員が別の課題を進められますからね。
圧倒的総合1位の水上9番隊の得点力はこれで説明がつきます。
しかし修には1つ疑問が残りました。
それは「戦闘シミュを1人でやっているなら操作するユニットが増える分、思考時間がかなり減っているはずなのに、安定した成績を取れるなんて実際に可能なのか」ということです。
水上は将棋っ子
修の疑問に隠岐は「たぶんやけど出来ると思う」と回答しました。
単行本の作者評にも『中学の途中までは真剣にプロ技師を目指していた』と書かれていますが、なんと水上は奨励会(将棋のプロ養成所)にいたそう。
その将棋の経験が戦闘シミュに活きていると隠岐は考えています。
水上はランク戦の戦術は別物と言っていたそうですが(「将棋は殴りかかった駒が負けたりしないし」とのこと)、ゲーム寄りの戦闘シミュなら通じるところがあるのではないかと。
一連の考察を聞き、修は「このやり方は他のチームでも出来るのでは」と考えました。
諏訪7番隊で言えば、戦闘シミュは一番上手い香取に任せて他の4人が課題をやるという感じですね。
善は急げでさっそく対策を練りたいところですが、諏訪が「明日まで待て」と言っていたのでひとまず持ち越すことにしました。
太一をフォローする影浦
【柿崎3番隊】柿崎・藤丸・影浦・犬飼・別役
こちらは影浦と太一の2人部屋。
柿崎隊は今日犬飼の発言から太一が己の存在価値を見失い、犬飼と影浦の口論になったわけですが(第221話)、太一がまだ凹んでいました。
ボケ~っと佇む太一はいつもの帽子を被っていないので新鮮ですね。
影浦は「犬飼の言うことなんざ無視しとけばいいんだ」とフォローしました。
太一は試験のドラフトで最後まで残ったことを思い出したそう。
悲しみよりも「鈴鳴の先輩たちに申し訳ない」という気持ちがあったようで、だからこそ試験では役に立ちたいと思っていたものの、今回の犬飼の発言で自分の無力さを改めて痛感してしまったのです。
太一は味方をしてくれた影浦に感謝しました。
犬飼のことは恨むそう。
水上隊へのA級評価は?
そんな夜が明け、閉鎖環境試験3日目はA級隊員の様子から描かれました。
片桐隊は防衛任務から直行のハードスケジュールのようで、昨日の記録やA級評価を振り返ることに。
特に出水や米屋が「面白かったこと」として挙げてくれた水上9番隊についてですが、やはりA級評価が賛否両論でした。
+評価(水上のやり方アリ派)は「成果が出ている」「水上の嘘はルールの範囲内」といった、成果を重視する意見が多いですね。
-評価は(ナシ派)「揉めそうな要因を自分から作っているのは減点要素になる」「険悪になりかけた理由が“嘘を隠すため”なのは良くない」「人前で照屋を凹ませたのが良くない」といったチームの雰囲気を重視する意見が多いですね。
雪丸は「ニコニコ仲良く最下位争いよりは、ギスギスしていてもトップ争いの方が良い」と成果重視。
雪丸はともあれA級評価全体的に見ると、「アリ派」は三輪・真木(隊長のようなもの)・レイジなど隊長経験者に多いようです。
それについて片桐は「隊長として成果をあげることの難しさが身に沁みているのかも」と考えました。
水上はどこまで読んでいるの?
それではトップの隊長である太刀川はというと、ふざけながらも「-2」の評価。
考えとしては「自分で揉め事を“起こしている”分、先の予測はできているだろう。隊長クビになっても荒船という保険があるし」というもので、どちらかと言えば褒めている感じです。
それがなぜ-評価なのかというと「荒船と今の負担が大きいからそちらに足しておく」ということでした。
実はこれが水上9番隊を語る上でのポイントなんです。
他のA級隊員たちの評価も含め水上のやり方については本当に賛否あるのですが、割れているのはあくまでも水上。
水上の評価はトータルで「ちょっと+」くらいに落ち着きそうではあるのですが、水上9番隊の他の隊員にはほどんど+評価が入っているのです。
果たしてここまでもが水上の計算なのでしょうか…。
ユニット数増加
水上9番隊の圧倒的な成績と、昨日の特別課題が人員を分けるようなものだったことから、水上のやり方が他のチームが気づかれそうではあります。
そして修たちのように、同じような戦法を取ることを考えるチームが出てきてもおかしくはありません。
しかしそう簡単な話ではありませんでした。
なんと今日の戦闘シミュはユニット数が増加!
各2体ずつだった基本ユニットが3体ずつになっています。
毎試合1体入れられたヘルプユニットも2体となり、今回は草壁隊と嵐山隊(木虎抜き)に変更に。
つまりこれまで9体だったところ、14体編成になったわけです。
日ごとに増えていくという謎の得点配分は、これが理由だったようだと修は察しました。
諏訪7番隊の戦法は?
ここで改めて諏訪が「水上9番隊はたぶん戦闘シミュを1人でやっている」と考えを述べました。
恐らく昨日はこういった戦闘シミュの内容の変更を予測して「明日まで待て」と言っていたのでしょう。
隠岐の解説も入り、香取と宇井も水上9番隊のカラクリに納得。
それでは諏訪7番隊も同じような戦法を取るのかというと、諏訪の判断は「うちは今日も全員でやる」とのことでした。
理由はユニットが増えたこと。
明日恐らくもっと増えるだろうことを考えると、1人でやるのは現実的ではないからです。
そこで諏訪7番隊が取る戦法は「ネタ探し」。
言わば相手が知らない、特殊な知識を使って勝つ「ネタ殺し」のようなもので、ユニットや数字“以外”のところで差をつけなければ勝ち星は増えないと諏訪は考えたのです。
2度は通じないような1発ネタでも何でも。
とにかく「明日だけうちが勝てるようなネタ」を見つけろと諏訪は言いました。
もちろん修に期待です。
『ワールドトリガー』ネタバレ223-224話のまとめ
水上の凄さは将棋で培った能力を発揮した戦闘シミュソロプレイ。
それだけでなく、トータル的にチームの評価を挙げていたことでした。
もちろん意識的にやっていたとは確定していませんが、悪役は1人で良いというようなスタンスを持っている水上ですからそこまで読んでいた可能性は高いですよね。
一体どこまで盤面を読めているのか…。
と恐れたところでしたが、ユニット数増加までは読めていなかったのかもしれません。
まだ余裕はありそうですが、ここから増え続けていくと考えると厳しくなっていくのではないでしょうか。
20体(将棋の自陣の駒数)まではいけそうですが、限界が訪れた時にもしそこからチームメイトに手を借りるとなると色々手遅れになりそうで心配です。
と言ってもすでに荒船と今の保険を打っているので大丈夫そうでもありますけどね。
対し、先を読み新たな対策を考えていた諏訪。
ここが隊長経験者の違いという感じがしましたね。
それも諏訪7番隊にしかない、修の能力をうまく活用できそうな手を考えていました。
さて修は何を見つけてくるでしょうか。
クセ者ぶりが楽しみですが、以前(220話)出ていた“ユニットデータの中で隠れていた情報”あたりがカギになってくるんですかね。
もちろん他のチームも変わってくるでしょうし、閉鎖環境3日目(戦闘シミュ2日目)はどのような動きが見えてくるのか楽しみです!

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