いよいよM-1本番、凪とエリカは自分たちが”取り違え子“であることを暴露しました。
しかし、あまりにも稀な事実の為か、観客たちには票を取るための”嘘”だと判断されてしまいます。
ブーイングの中、凪とエリカに残された時間はわずか1分!
凪とエリカはM-1をどう乗り切るのでしょうか?!
それでは第108話『勝てなくてごめん』の考察を始めていきます。
目次
『カッコウの許嫁』108話!のネタバレ
それでは『カッコウの許嫁』108話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
大きな誤算
凪とエリカは、自分たちが”取り違え子”であることを公表することこそ、大きな爆弾となり、優勝に近づくと思っていました。
でも現実は真逆…。
後1分で観客の心を掴まなければ優勝はありません。
エリカは苦し紛れにコスプレ、モノマネ、もう一回仕切り直すことなどを提案しますが全て準備不足でやることなどできません。
焦りは苛立ちに変わり、エリカは凪に「どうするのよ?!」と詰め寄りました。
考えても考えてもいいアイディアは浮かびません。
するとその時…?!
エリカは人気者
「ウソだー!」
観客席から大きな声で”嘘”というキーワードが聞こえてきました。
声の主は、観客をかき分け、あろうことか舞台にまで登ってきたのです。
その正体は…他校の生徒でエリカを”エリカたん”と呼ぶガチのファンw
凪たちが告白した取り違え子の真実は、稀すぎるゆえにどうしても嘘に聞こえてしまいます。
ガチのファンから見たエリカは天使であり、嘘などつくわけのない無垢でピュアなお嬢様…らしいw
そのエリカがM-1優勝のためとは言え、嘘をついている…。
それがガチのファンには耐え難い裏切り行為だったのでしょう。
エリカに詰め寄るファンの登場で、観客は盛り上がりを見せました。
ファンの怒り
ファンの男は、エリカが嘘(本当は真実)をついたことに激しい怒りを覚えていました。
インスタで見せた無垢な笑顔。
お嬢様だからこそ見せる気品や上品さ。
エリカが取り違え子であったなら、それらも嘘だったと言うことになります。
「嘘つき!」
ファンの男の怒りを一身に受けたエリカは、体が震えて言い返すことがうまくできません。
ファンの男から責められ、萎縮するエリカの前に立ったのは凪でした。
凪のカウンター攻撃!
凪は震えるエリカの前に立ち「訂正しろ」とつぶやきました。
エリカは嘘つきなんかじゃありません。
取り違え子だと知ったのはつい数ヶ月前、それまでは正真正銘、ホテル王の娘として生きてきたのです。
しかし、頭に血が昇っているファンの男には通じません。
むしろ、男である凪がエリカの周りにいること自体が癇に障ります。
ファンの男の怒りの矛先は凪に向かいました。
そもそも、エリカがおかしくなったのは凪と出会ったせいだと言い出したのです。
取り違えは2人のせいではないのですが…。
ファンの男は凪に向かって殴りかかってきました。
公のこの場で凪を倒し、真実を証明しようと考えたようですが…凪が強いことを忘れていましたねw
凪のカウンターでファンの男は吹っ飛びました。
乱闘騒ぎ
エリカはびっくり!
流石に殴っちゃマズイですからね…w
殴られたファンの男は半泣きで「お前はエリカたんのなんなんだ〜?!」と叫びました。
M-1での秘密の暴露は取り違え子であることだけ。
でも凪はここで堂々と答えました。
「天野さんのただの許嫁だっ!!」
凪の顔は本気で怒った顔でした。
“許嫁”というパワーワードに、ファンの男は更に過剰反応を見せることに…。
対する凪も本気の怒りを隠すこともなく、エリカを嘘つき呼ばわりしたことを謝るように要求します。
M-1の幕切れ
エリカも、観客で見ていた幸もあいもひろも…行方を見守っています。
で…忘れていましたが今はM-1の途中でもあります。
実況者は残された1分はとっくに過ぎているとアナウンスを入れますが…ヒートアップした男たちを止める方法はありませんw
凪とファンの男を止める為にステージには多くの男子生徒が集まり、舞台上は乱闘騒ぎに発展してしまいました…。
当然、M-1も一旦中断。
大騒ぎの中、天野家父は席を立ちました。
天野家母は意味ありげにニヤニヤしています。
天野家両親の思惑はどこにあるのでしょうか…汗。
一方、中断されたM-1が再開されることはありませんでした。
結末は、小さな紙が掲示板に貼られただけで終わりです。
その内容は、今年のM-1は乱闘騒ぎが起きたことを受け”優勝者なし”にすることと、凪を”謹慎4日”にすること。
今年のM-1は後味の悪い幕切となってしまいましたね…。
M-1のその後で
天海ハウスでは凪が大人しく謹慎していました。
静かな空間にいると色んなことが思い出されますよね?
例えば、M-1開始前はカッコつけて「俺たちは優勝する!」と言ってみたり、舞台上では「許嫁」であることを堂々と宣言してしまったり…。
思い返すと恥ずかしくなってきた凪は顔を覆ってベッドの上をゴロゴロしまくりましたw
その上、カッコつけた結果は…M-1もダメだし、謹慎まで食らっています。
あまりの情けなさに再びベッドの上で悶絶する凪。
タイミング良く、そこに現れたのはエリカでした。
エリカは落ち込んでいるであろう凪のためにごはん(?)を持ってきてくれました。
エリカ特製・おかゆっぽい料理ですw
心配そうな凪に、エリカは「いいから食べて!」と強引に勧めました。
凪はエリカの手料理を一口食べ、エリカに背を向けて寝転がりました。
凪の懺悔
「勝てなくてごめん…」
凪はエリカにつぶやきました。
凪はエリカがM-1に何か大切なことを賭けていたことを知っています。
エリカは、凪を責めることなく、むしろ感謝していることを伝えました。
エリカがファンの男に詰め寄られた時、凪はエリカに謝るように食ってかかりました。
自分を信じて戦ってくれた凪は、エリカにとって最高にカッコよく映ったはずです。
凪はそれでも優勝させてあげられなかったことへの負い目から抜け出せずにいました。
なかなかエリカの素直な感謝を受け取ろうとしない凪に、エリカはそっと近づいて…?!
今の…何?!
エリカは凪の唇にそっと自分の唇を重ねました。
窓の光が差し込み、2人をそっと包んでいるかのようです。
「元気出たかな?」
キスした後、エリカは凪に微笑みかけました。
凪はエリカの顔は見ずに、すました顔で「まぁ…」と返事を返しました。
“大したことじゃない”
そんな空気のまま、エリカは部屋の外へ。
…が!
お互いに1人になった時、凪とエリカは心臓の音が聞こえるくらいにドキドキ!
エリカのキスはどういう意味なのでしょうか?!
いよいよ許嫁同士の恋が本格的に始まるのでしょうか?!
『カッコウの許嫁』ネタバレ108-109話のまとめ
今回は、M-1終了までのお話でした。
ついに凪&エリカの番!
2人は”取り違え子”だったという衝撃の告白をしますが、あまりに稀な出来事ゆえに嘘つき扱いされてしまいます。
中でも、エリカの大ファンの男が舞台にまで上がり、エリカに詰め寄ります。
大好きなエリカに嘘をつかれたことが許せないようです…。
凪はエリカを守るように前に立ちました。
“エリカは嘘つきじゃない”
凪はファンの男に謝るように言いました。
凪とファンの男は互いに譲らず、最終的には乱闘騒ぎに発展してしまいます。
M-1は中断され、優勝者はなし。
更に凪は4日の謹慎となりました。
凪は親に負けたくない、優勝したいと思っていました。
でもそれ以上に、エリカを優勝させてあげたいと思っていました。
それが、自分の乱闘騒ぎのせいもあり、全て台無しになってしまいました。
凹む凪でしたが、エリカはそっと近寄り初めてのキス…!!
その場を離れた後の2人はドキドキが止まりません。
エリカからのキスにはどんな意味があるのでしょうか?!
ついに許嫁の2人は向き合うことに?!
次週もますます目が離せませんね♪

⇒『カッコウの許嫁』110話!気づいてしまった恋心?!エリカが・・
⇒『カッコウの許嫁』109話!エリカのキスの理由とは?!ついに・・
⇒『カッコウの許嫁』107話!M-1は波乱続き?!凪とエリカのパ・・
⇒『カッコウの許嫁』106話!M-1開幕直前?!エリカの秘密とは・・