目黒川高校文化祭のイベントに参加することになり、前回のお話で、突然エリカに「M-1ではエリカとコンビを組みたい」と言い出した凪。
突然の提案にエリカは凪にひろの存在を突きつけます。
凪の背後ではひろが寂しげな笑顔で佇んでいました…。
M-1はどうなってしまうのでしょうか?!
それでは第104話『私と結婚したいんだよね?』の考察を始めていきます。
目次
『カッコウの許嫁』104話!のネタバレ
それでは『カッコウの許嫁』104話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
凪の真意
凪はエリカに言われてひろを振り返りました。
申し訳ないという気持ちはもちろんあります。
でも、凪にも譲れない気持ちがありました。
「天野家で優勝したのなら海野家でも優勝したい」
初代M-1王者は天野宗一郎と律子。
凪の実の親であり、エリカの育ての親です。
凪は取り違え子として海野家で育てられ、今も海野を名乗っています。
凪は天野家の両親に負けたくない、という思いが強くありました。
ひろは凪の真意を聞いて、納得してくれました。
凪とひろはコンビを解消しました。
「それに…エリカちゃんのこと気にしてたもんね?」
ひろには全てお見通し?!
凪にもエリカにも無自覚のようでしたがw
ひろはあっさりと身を引き、シオンとコンビを組むことになりました。
意外にもシオンも乗り気!?
よほどエリカ提案の坊主パフォーマンスが嫌だったのかもしれませんねw
M-1の迷信(優勝したら結婚できる)はそれほど魅力的でもないのでしょうか…?
天野家に負けたくない
ひろとシオンはコンビ変更で仕切り直しとなったこともあって、練習は明日からに変更して帰りました。
エリカは凪と2人きりになってから「反抗期かよ」とツッコみます。
凪がエリカとコンビを組みたい理由が天野家に負けたくないから、ではそんな風に思われても仕方ないのかもしれません。
実際、凪自身もなぜそう思うのかしっかりと理解できているわけでもないのです。
凪の素直な気持ちは”天野家の両親に負けなくない”。
ただそれだけなのです。
エリカは半分は(遺伝子レベルでは100%)海野家の人間です。
そのエリカとコンビを組めば、海野家でも優勝したことにできるはずです。
エリカは困ったようにベンチに座りました。
「まだ返事はできないよ」
エリカが返事できないのはひろの存在があるからです。
ひろは凪がM-1の代表にされて落ち込んでいた時に、凪のためにM-1に出ることを決めてくれました。
つまり凪と組まないのなら、そもそもM-1に出る必要もなかったのです。
凪はエリカに指摘されて、全くもってその通りだと思い出しました。
と、なれば…やることはひとつだけです。
ひろが帰っていない?!
凪はひろの家にやってきていました。
ひろの暑苦しい父親が、まだひろが帰ってきてないことを教えてくれました。
いつもなら帰ってきているはずの時間に、まだ帰ってきていない…。
凪はいつもの妄想が炸裂しましたw
あの時は強がっていただけで…本当は…。
“海野君に捨てられてもう生きていけない…!”
切ない涙を流すひろ!(←凪の妄想)
凪の理想はそうなのでしょう。
でも現実のひろはそんな弱い乙女じゃないのですw
凪もすぐに現実に呼び戻されました。
こんな時、ひろなら…?!
わからない感情
ひろはジムにいました。
本当であれば今日は華道の日でしたが、そんな気分になれなかったとのこと。
どことなく責められている気分になりますねw
ひろはスパーリングのためにグローブをつけて準備万端!
恐ろしい笑顔で凪に迫りますw
凪がひろとのコンビを解消して、エリカとコンビを組むということは…M-1で優勝して結婚したいのはひろではなくエリカだということになります。
ただの迷信ではありますが。
凪はひろの静かな怒りに慌てて弁明しました。
今回の件は、家族の問題もありつつ、本当に自分でもよくわからない感情が根底にありました。
実際、凪にもうまく説明できないのです。
スパーリング用のミットをつけながら話していた凪の背後にひろが迫ります。
「海野君はさ…」
ひろが声をかけ、凪が振り返った瞬間、ひろから強烈な蹴りがミットに刺さりました。
凪はその勢いに思わず吹き飛びますw
2人はライバル
「海野君は私と結婚したいんだよね?」
ひろは見下ろすように凪に迫りました。
凪は「もちろん」とミットの隙間から顔を覗かせて答えました。
ひろはその答えに満足したようです。
最初の強力な蹴りを想定して身構える凪のミットに、優しくパンチを当てました。
「伝統なんて壊した方が燃えるよね!」
「伝説を超えて結ばれると言うこと!」
M-1優勝者が結婚するなんて、そんな伝説に従う必要はありません。
ひろはひろらしく前を向いていました。
それに、ひろはもうひとつ気がついたことがありました。
「海野君とはライバル同士の方が燃える…!」
スパーリングは熱を帯び、2人はぶつかり合いの中に楽しさを見出していました。
今まで…テストでも何でも、凪とひろは勝敗をかけてぶつかってきました。
2人はそうやって仲良くなっていったのです。
だから今回も、お互い勝敗をかけてぶつかることは2人にとって自然なこと。
ひろは凪とのコンビを気持ちよく解消することができたのでした。
エリカの狙いは?
その頃、家では幸がスイカバーを探して彷徨っていましたw
昨日までは確かに冷凍庫にあったはずなのです。
エリカに声をかけると、エリカがちょうどスイカバーを食べていましたw
騒ぐ幸に、エリカは問いかけます。
「もし私がいなくなったらどうする?」
幸は一瞬、固まりましたがすぐに「そんなにヘラっても許さないんだから〜」と泣きながら2階に去って行きました。
エリカの言葉はアイスを食べたことへの批判から逃げるためのメンヘラ発言と取られたようですね。
そのタイミングと同時に、凪からも無事にひろから了解を取れたとLINEが来ました。
エリカは幸せそうな笑顔を見せました。
「これでパパもわかってくれるよね」
もともとエリカは今回のM-1だけは凪と組みたいと言っていましたね。
エリカには凪と組みたい理由があるのでしょう。
それは父・宗一郎とも関係があるようです。
果たしてエリカの目的とは?!
『カッコウの許嫁』ネタバレ104-105話のまとめ
今回は、凪とエリカがコンビを組むまでのお話でした。
天野家両親がM-1の初代優勝者であることを知ってから、凪はどうしてもエリカとコンビを組みたいと思っていました。
その感情は自分でもよくわかりません。
ただ、天野家の両親に負けたくありませんでした。
海野家として、勝ちたいと思っていたのです。
でも凪はすでにひろとコンビを組んでいます。
エリカはひろとちゃんと決着をつけるまで、コンビを組むとは言えないとハッキリ告げました。
凪はひろを探してジムへ。
ジムでひろとスパーリングをすることになった凪は、ひろの拳を受けながら話をしました。
ひろと結婚したい気持ちに変わりはないことを伝えると、ひろも納得してくれました。
そもそも2人はライバルでした。
ひろは凪とはコンビよりライバルとして戦う方が燃えるようですw
ひろと凪は気持ちよくコンビを解消することができました。
凪はエリカにそのことをさっそくLINEしました。
家にいたエリカは凪からのLINEに幸せそうな笑顔を浮かべました。
エリカにはM-1で凪とどうしても組みたい理由があるようです。
その理由には天野家の父・宗一郎とも関係がありそうで…?!
コンビも一新、子供たち世代のM-1がどんな結果になるのか楽しみですね!
次週もますます目が離せませんね♪

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