マイキーに殺意を向けられたタケミチ。
気づけば病院に運ばれ、3日も意識を失っていました。
タケミチは千咒の土下座によって救われたようで、三天抗争は「関東卍會が六破羅単代を吸収し、梵が解散」と関東卍會が天下を取った形で終結していました。
その顛末をココから聞かされたタケミチは、マイキーが着々と梵天を率いていた未来へ向かっている様子を感じ(オレは一体何をしてるんだ?)と考えます。
そしてお見舞いに来た千冬が「オマエのせいでドラケン君は!」と嘆いていたのを聞いて痛感し、改めて“もう誰も巻き込みたくない”と考えたのでした。
タケミチは(ここからは…オレ一人で戦う…)と決心。
一人で戦うといっても…タケミチどうするの!?
第235話は『Just be yourself』というタイトルが沁みます!
目次
『東京リベンジャーズ』235話!のネタバレ
和久井健「東京リベンジャーズ」235話より引用
それでは『東京リベンジャーズ』235話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
溝中五人衆のお見舞い
三天抗争から1週間。(2008年7月15日)
タケミチの病室にアッくんら溝中五人衆の4人がお見舞いに来ていました。
和久井健「東京リベンジャーズ」235話より引用
「タケミチを頼むぜ」とヒナに伝えるアッくん。
タケミチに「あんましかめっ面ばっかしてんなよ?」と言う山岸。
静かなタクヤ。
「差し入れのエロ本はベッドの下な」とウィンクしていくマコト。
タケミチはいつもの4人に「ああ…ありがとう」と伝え、じっとその姿を見送ります。
その様子にヒナは疑問を抱き「ボーっとしてどうしたの?」と聞きますが、タケミチは「ん?…べつに」と言うだけ。
ヒナが買い物に行くと病室を出ると、タケミチはただ一点を見つめ、何やらブツブツブツブツ独り言を呟いていたのでした。
明らかに壊れてしまっていますね。
東卍メンバーのお見舞い
時間が経ち、今度は東卍メンバーがお見舞いにやってきました。
「…災難だったなタケミっち」とパーちん。
「ドラケン君を看取ったのはオマエだって聞いたぜ」と八戒。
「ゴメンな、オレらなんにも知らなくてさ」とアングリー。
「一番つれェのはオマエだよな…」とスマイリー。
そしてペーやんがタケミチの手を掴み「なんかあったら相談しろよ!」と伝えます。
和久井健「東京リベンジャーズ」235話より引用
「オレら絶っ対ェ力になるから!」
心強い言葉ですね!
しかしタケミチはお礼を言った後、「でもオレ大丈夫ですから」と笑いました。
「…そっか」と返すペーやん。
そう言われたらそんなリアクションしか出来ないですよね。
そして帰っていく5人を笑顔で見送るタケミチ。
タケミチがペーやんの言葉に甘えなかったのは、やはり“みんなを巻き込めない”という気持ちがあったからです。
タケミチは(今までありがとう)と心の中で皆に感謝し、拳を握り再び誓いました。
和久井健「東京リベンジャーズ」235話より引用
「オレ一人でみんなを守るんだ!」
ヒナも突き放す
ヒナが戻ってきました。
ヒナ曰く、皆タケミチが目を覚まさなかった3日間もお見舞いに来てくれていたそう。
「君は友だちに恵まれてるね」と笑うヒナ。
心配してくれる仲間がいることは本当にありがたいことですね。
しかしだからこそタケミチは決心したのです。
タケミチはその旨をヒナに打ち明けました。
こっち(2008年)に戻ってから皆に迷惑をかけてばかりだと。
和久井健「東京リベンジャーズ」235話より引用
自分のワガママで皆を不幸にしていると。
「だからオレ決めたんだ。オレ一人で決着つける」と…。
そしてタケミチはヒナにも「だからヒナも帰って」と笑顔で伝えたのでした。
ようやく泣くタケミチ
「オレ大丈夫だから」
そう呟くタケミチを、ヒナは「嘘ばっかり」と抱き寄せました。
そしてヒナがかけたのはこんな言葉。
和久井健「東京リベンジャーズ」235話より引用
「まず泣こう?」
それがタケミチが今一番しなければならない事だとヒナは言いました。
「いろんな事考えるのはそれからでいいよ。まずは泣こう」
そんなヒナの言葉を受け、タケミチは少しずつ嗚咽を漏らします。
そして気づけばボロボロと大量の涙を流していました。
和久井健「東京リベンジャーズ」235話より引用
「つらい時は泣くんだよ」
ヒナの腕に抱かれ、タケミチの張り詰めていた糸は少しずつほぐれていったのでした。
『東京リベンジャーズ』ネタバレ235-236話のまとめ
ヒナが最高すぎました。
本当にこの子は優しいし強いですよね。
タケミチがひとりで抱えていっている姿はマイキー闇落ちと重なり不安になっていましたが、ここがマイキーと違いましたね。
弱い部分を見せられる人が傍にいること。
もう大丈夫なはずです。
和久井健「東京リベンジャーズ」235話より引用
「泣き虫のヒーロー」であるタケミチは泣いてこそ!
ここからようやくリベンジが始まるということですね。
それではどうするのかというと、やはり東卍メンバーに助けを求めるのでしょうか。
東卍メンバーの集結というのは最も予想され、最も期待しているところですが、しかし“巻き込みたくない”というタケミチの気持ちも理解できますから難しいところですよね。
そんな中、今回気になったのは三ツ谷がいなかったこと。
必ずお見舞いに来るだろう三ツ谷が来ていないというのが不自然ですが、果たして良い動きと悪い動きどちらでしょうか。
良い動きなら千冬と何かしら動き出しているとか…悪い動きなら一人でマイキーに会いに行っているとか…期待と不安が入り混じりますね。
しかしヒナによってようやく少し前向きな展開になってきたので、次回からまた楽しみにしていましょう!
とりあえずヒナ死なないで!

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