【無職転生】ゼニスの最後に大勢の男が関わる!?転移事件後、廃人状態になった母の真相とは!? | 漫画コミック考察ブログ

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【無職転生】ゼニスの最後に大勢の男が関わる!?転移事件後、廃人状態になった母の真相とは!?

無職転生ゼニス 母の神子
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この記事を読むとわかること
  • ゼニスは迷宮都市ラパンに閉じ込められた
  • パウロがヒュドラに身代わりで命を落とす
  • ゼニスは廃人ではなく意識がもうろう状態

「無職転生~異世界行ったら本気だす~」に登場する、主人公ルーデウスの母親と言えば「ゼニス」です。

彼女は美人で明るく誰に対しても優しい人物ですが、フィットア領転移事件後に、その姿は変わってしまいます。

転移事件6年後に救出されたゼニスは、意識がはっきりとせず、話もできず、まるで廃人のようになっていました。

しかし、ゼニスが変容した理由には、ある原因が隠されていたのです。

では、転移してからの彼女は、いったいどんな時間を過ごしたのでしょうか。

また、救出されてからはどのような生活を送っていたのでしょう。

今回は、ゼニスが転移事件後にどうなったのか、その経緯と結末を詳しくご紹介します。

 

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【無職転生】ゼニスは転移事件でどこに飛ばされた??(小説Ver)

ゼニスが転移事件で飛ばされたのは、ベガリット大陸にある、「迷宮都市ラパン」でした。

ゼニスが行方不明になってからパウロは探し続けていましたが、発見にはいたりません。

 

一方、フィットア領の難民キャンプでパウロのメッセージを見たロキシーは、ルーデウスやゼニスを探して旅をしていました。

しかしある日、魔大陸北西の先端「クラマスの町」で魔界大帝キシリカ・キシリスに出会います。

そして、キシリカの「万里眼」によって、ゼニスの居場所を突き止めたのです。

迷宮は高濃度の魔力に満ちている場所で、キシリカの魔眼をもってしても詳しい情報を得ることは叶いませんでしたが、ゼニスが生きていることは確認できました。

ゼニスの生存を知ったロキシーはパウロに伝えるため、彼のいるミリス神聖国の首都ミリシオンに行きます。

ミリシオンに着いたロキシーは、パウロたちと合流、ベガリット大陸へゼニスの救出に向かいました。

その後、ギースの救援要請を受けたルーデウスがパウロと合流、ゼニスの救出を手伝っています。

 

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【無職転生】迷宮の地下で閉じ込められた場所は??(小説Ver)

ゼニスが閉じ込められていた場所は、迷宮都市ラパンの第7階層です。

そこには、「転移迷宮の守護者」が守っている部屋があり、その最奥にある2メートルほどある大きな「魔力結晶」の中に、ゼニスは閉じ込められていました。

森や洞窟は魔力濃度が高く魔物も多いため、普通の冒険者が攻略できる場所ではありません。

実際、第7階層に行く途中の第6階層は、イートデビルという魔物の巣になっていました。

しかし、イートデビルはルーデウスたちの敵ではなかったらしく、第6階層は楽だったようです。

 

では、パウロたちがゼニスの救出に時間がかかった理由とはなんでしょうか。

それは、複雑に設置された「魔法陣」が原因でした。

パウロたちは、ルーデウスが合流する前に迷宮に入ったことがあります。

しかし、そこでロキシーが転移魔法陣の罠にはまり、迷宮のどこかに飛ばされてしまいました。

実際ロキシーは、1カ月もの間迷宮をさまよい、瀕死の状態になるという経験をしています。

迷宮には転移魔法陣がいくつもあり、うかつに足を踏み入れることはできません。

選択を間違えると、どこに飛ばされるかわからないからです。

 

つまり迷宮は、地上よりもはるかにリスクが高い場所というのがこれでわかります。

こんな場所にゼニスはいたのですから、パウロたちが見つけられないのも無理はありません。

ゼニスが最後まで行方不明になっていたのも、納得です。

 

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【無職転生】マナタイトヒュドラ(魔石多頭竜)との戦いでパウロが死亡する??(小説Ver)

迷宮の第7階層、赤い魔法陣の先にいたのが、「マナタイトヒュドラ(魔石多頭竜)」です。

その場所には、凄まじく大きい宮殿のような広間がありました。

部屋の隅には何本もの柱が建てられ、天井は高く、見上げてしまうほどです。

例えるなら、野球場のような場所だと言えるでしょう。

そんな場所に、マナタイトヒュドラはいたのです。

さすがは、「転移迷宮の守護者」と呼ばれるだけはあります。

 

マナタイトヒュドラとは、赤竜の2倍を超える大きさで、9本の首を持っている魔物です。

その胴体は、吸魔石でおおわれたエメラルドグリーンの鱗で守られ、魔術を無効化します。

第二次人魔大戦で、ヒュドラは巨大陸の消滅とともに絶滅していると思われていましたが、生き残っていたようです。

そんな強敵と、パウロたちは戦うことになります。

 

パウロたちは、果敢に攻撃をしましたが、ヒュドラには再生能力があります。

首を切ったとしても、すぐに再生するのです。

一旦退却したパウロたちは、作戦を立て直し、再度ヒュドラと戦います。

再生する首を火系の魔術で焼きながら、パウロの斬撃によって切り落としていきました。

しかし、ヒュドラの首が残り1本になったとき、ヒュドラが最後の力を振り絞るように、頭の無い首を鞭のように振り回したのです。

その場にいたルーデウスをパウロが蹴り飛ばし救いましたが、彼をかばったパウロは身代わりとなり、命を落としました。

なんとか、ヒュドラを倒しゼニスの救出に成功はしましたが、パウロが亡くなってしまうという、悲しい結末になったことは、残念でなりません。

 

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【無職転生】ゼニスはなぜ廃人になったの!?(小説Ver)

結論から言うと、ゼニスは廃人にはなっていません。

転移事件から6年後に、ゼニス救出に成功したルーデウスたちでしたが、ゼニスは意識がもうろうとしており、言葉を発することもできなくなっていました。

この状態であれば、まわりに廃人のように思われても仕方がありません。

 

では、ゼニスが廃人同然になった原因とはなんでしょうか。

その原因については、原作145話「ペルギウスとの謁見」で語られています。

古い迷宮には人を捕らえて、己の心臓として機能させるもの(魔物)がいて、心臓となった者は、変容し、例外なく記憶を失うと言う内容です。

もう少し詳しく説明すると、迷宮は古代魔族が楽園を作るために生み出したもので、核となる魔力結晶のエネルギーを使って、迷宮内部にいる者に等しく魔力を与えます。

そうすると、内部の者は飢えと無縁となり、その結果、繁栄するというのです。

その効率をあげるため、ゼニスは魔力結晶に取りこまれた可能性がありました。

つまり、迷宮のエネルギーにされたため、ゼニスは廃人のようになったと推測できるのです。

 

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【無職転生】ゼニスの救出に成功するも廃人状態!!記憶はあるの??(小説Ver)

ゼニスは、記憶を失ってはいません。

救出当初、彼女の意識ははっきりしておらず、話すこともできなかったため、廃人になったと思われていました。

 

しかし、先ほど解説したペルギウスの話には続きがあり、ゼニスが廃人のように見えた理由がわかります。

心臓となった者は変容し例外なく記憶を失うと言う内容でしたが、その代わり「神秘の力をもつ」と言われていたのです。

つまり、神子という特殊な力を得たゼニスは、その代わりに言葉を失い変容したと考えられます。

詳しい内容はペルギウスもわからないと話していました。

 

ですが、実際ミリス教団にいる「記憶の神子」によって、ゼニスが神子になっていたことが判明しています。

神子の話では、ゼニスの記憶は残っており、今までで起きたことも理解しているとのことでした。

この理由から、ゼニスは記憶を無くさず、廃人ではなかったことがわかります。

 

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【無職転生】ゼニスの治療で神子が読み取った彼女の記憶とは??(小説Ver)

ゼニスは、ミリス教団にいる「記憶の神子」の力によって、記憶を読み取ってもらいました。

その内容は赤裸々で、ゼニスがブエナ村で治療院の手伝いをしていたときにまでさかのぼります。

 

ルーデウスをパウロの親戚サウロスの元へ送り別れた後については、ルーデウスがちゃんとご飯を食べているのか、着替えはしているのか、複数の女の子に声は掛けていないかなど、母親の気持ちがわかる内容が記憶として語られました。

ゼニスの記憶はルーデウスを心配しているとき、一度途切れていたようです。

 

そして、転移事件後は、しばらく真っ黒な視界に閉ざされていました。

このときゼニスは、長い時間、夢を見ずに寝ているときのような時間を過ごしています。

やがて、ゼニスは夢を見ますが、それは、とても幸せな夢でした。

見知らぬ家でゆったりと過ごし、リーリャと一緒にひなたぼっこをしたり、庭の手入れをしたりする夢です。

 

ゼニスの記憶はそれだけにとどまらず、パウロの死、ルーデウスの結婚、娘のノルンやアイシャのことなど、今までの経緯を理解していました。

記憶の内容はルーデウスが見ていた状況とは少し違ったものでしたが、ゼニスの中では、みんなと会話ができていると思っていたようです。

 

この記憶には、ゼニスの妄想が交じっています。

しかし、その記憶は家族を思う、とても優しい世界でした。

以前のようなゼニスではなくなっても、彼女は幸せを感じていたようです。

 

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【無職転生】ゼニスは神子の能力で会話をしていた??(小説Ver)

神子になったゼニスは、「人の思考を読む能力」を手に入れていました。

そのため、念話で会話をしていたようです。

わかりやすい例と言えば、ルーデウスとロキシーの娘「ララ」の存在でしょう。

ララは幼少のころから「念話」が使えます。

ロキシーはミグルド族の出身で、彼女は使えませんでしたが、この種族は代々念話が使えました。

つまり、ミグルド族の血をララは引き継いでいるわけです。

ララが、ゼニスになついていたのは、念話で会話ができていたからのようです。

ゼニスにしても、唯一会話ができる相手は、ララだけだったかもしれません。

 

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【無職転生】ゼニスはいつ死亡する??(小説Ver)

ゼニスは、甲龍歴459年に69歳で亡くなっています。

ルーデウスが52歳のときです。

ゼニスは69歳という年齢で亡くなりましたが、無職転生の世界で人族としての「平均寿命」を全うしたと言えるでしょう。

老年はルーデウスやリーリャに面倒を見てもらいながら、穏やかな生活を送っていたようです。

 

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まとめ

今回は、ゼニスが転移事件に巻き込まれてから、人生を終えるまでをご紹介しました。

「ゼニス・グレイラット」というキャラクターは、無職転生に登場した当初、美人でいつも明るく元気というイメージの人物でした。

そして、ゼニスの結末も、彼女らしい終わり方だったと言えます。

なぜなら、転移事件後、彼女の人生は大きく変わりましたが、どんな状況になろうとも、母親であることを忘れてはいなかったからです。

神子になり、言葉を話せなくなった後も、その姿は、優しさにあふれていました。

ゼニスはゼニスのままだったということです。

ゼニスという人物は、無職転生という物語において、太陽のような存在であったことは、間違いありません。

この記事のまとめ
  • ゼニスは迷宮で閉じ込められた
  • ゼニスの廃人状態の真相
  • ゼニスは記憶を失っていない
  • パウロがヒュドラに命を落とす
  • ゼニスは神子の力を持つ
  • ゼニスの最後は穏やかな生活
あいり
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