桜備が殺められたことにより、シンラが怒りに飲み込まれました。
そして地上に吹き出したアドラの炎によって、大災害は完遂してしまいました。
その炎は地上の人々をすべて飲み込み、地球を黒い太陽へと変えてしまったのでした。
炎と静寂に沈み、第二の太陽となった地球。
もう世界はお終いなのでしょうか!?
第292話『四回目』は、まだまだ希望を繋ぐ激アツ展開に注目です!
目次
『炎炎ノ消防隊』292話!のネタバレ
それでは『炎炎ノ消防隊』292話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
大災害完遂後
大災害が完遂し、炎に包まれまさに第二の太陽となった地球。
太陽は表面温度約6000℃であり、さらに上空には100万℃を超える「コロナ」と呼ばれる大気も存在しています。
コロナから吹き出るアーチ状のガス「プロミネンス」もまた1万℃。
すなわち太陽に住むことが出来る生物は存在しません。
水の星から炎の星となり、地球もそうなってしまったということですね…。
「全てがおわってしまった…」と膝をつくショウ。
「ごめん…兄…俺がついていながら…」と涙を流します。
大災害の完遂は地上がアドラとひとつになったということであり、太陽となったこの地球にいるのはもはやシンラ・ショウ・ハウメアの3人だけのようです。
シンラは未だ激昂の“ぶっ殺す”モードですが、ハウメアは“人類の望みは成就した”としてすでに死を受け入れています。
「私にも死の救いをお与えください」と両手を広げるハウメア。
シンラは容赦なく「だまれよ!!殺してやる!!」と飛びかかっていきました。
シンラの守り人
その時、宇宙で何かが光りました。
そして「馬鹿野郎!」という怒声の乗った衝撃がシンラの頭をカチ割ります。
この攻撃の主は宇宙から「約束したよな、悪魔」と言ってきました。
そう、アーサーです!!
アーサーは以前アーグ第4大隊長に会いに行った時、悪魔として暴走したシンラを止めるために対戦し、その際に言っていました。
「チャンスは三回までだ。四回目の時は斬る。それまでに正気を取り戻せ」と。
その通り、四回目となった今回約束通りアーサーは斬りにきたのです。
改めて「ヒーローか悪魔か」を問うために。
「シンラの…四柱目の守り人ですか…」とハウメアは言います。
アーサーの登場によりシンラは正気に戻っていました。
第8の皆が死んでしまったことも、全部自分のせいだと頭を抱えるシンラ。
「アーサー…オレはどうしたら…」
ヒーロー再び立ち上がる
するとまた「ズン!」とシンラの頭に衝撃が貫きます。
どうやらアーサーが宇宙からエクスカリバーでシンラの頭を叩いているようですね。
「こんな時に泣き言言ってんじゃねぇ」とアーサー。
「お前が諦めてどうする!世界の全員が絶望してもお前だけは諦めちゃいけない!」
アーサーは「その答えは知ってるだろ?」と問います。
そしてシンラが「“ヒーロー”だから…」と答えると、アーサーはいつものように「ふッ」と笑いました。
シンラは再び立ち上がります。
「…どんな状況になっても俺は希望を捨てない」
「人類の無意識が導き出した答えが絶望でも俺は諦めない」
「どんな悲しい因果でもヒーローの俺が捻じ曲げてやる!」
今度こそシンラは大丈夫そうです!
まさかのエクスカリバー!?
シンラの様子に安堵し「まったく…世話の焼ける王子様だ…」と見守るアーサー。
「だろ?エクスカリバー」とエクスカリバーに問うと、なんとエクスカリバーは「ヴァカめ」と答えました。
え!?もしかしてこのエクスカリバー…。
「強い想いの籠った武器に魂が宿るってのは本当だな」
と言いつつもアーサーですらやや困惑気味。
「ヴァカめ」の言葉に加え、ギョロっとしている目のようなビジュアルも合わせてもはやあいつにしか見えなくなりましたが、やはり『ソウルイーター』の世界と繋がっているんですかね。
母の登場
さて、改めて落ち着いてハウメアに向き合うシンラ。
もはや大災害が完遂してしまった中で「何が出来ると言うのです」とハウメアが言いますが、シンラは決意の固まった表情で穏やかです。
人類の無意識もハウメアの考えも関係ないと言います。
シンラが今持っているのは「このまま世界を終わらせたくない」という気持ち。
シンラは「俺の希望だ」と微笑みました。
その時、アドラの炎がゴボゴボと湧き上がり何かが生まれてきました。
それはあのツノのドッペルゲンガーである母でした!
ここで日下部家が集結!
一体何が起こるのでしょうか!?
『炎炎ノ消防隊』ネタバレ292-293話のまとめ
やはりアーサーが健在でした!
ここで正式に「シンラの守り人」と判明したことも嬉しいですね。
あるいはやはり第8全員がそうなのかもしれませんが、ともかくこれでヒーローとしてのシンラが戻ってきました。
本当にアーサーは心強いですね!
前回は絶望しかありませんでしたが、ヒーローが絶対に諦めないと誓い立ち上がったことで閉ざされた物語が一気に拓きました。
両断されたアーサーの身体が戻っているように、第8含めた地球の皆が元通りとなる方向に向かって欲しいですね。
世界がこうなってしまった以上、ハウメアを倒せばいいのか何をもって終わりとなるのか難しいところですが、母との対面でその辺が示されると良いなと思います。
そして次回は『日下部家』とのことで、日下部家が集結する中で母・万里がシンラとショウに何を語るのかとても楽しみです!

⇒『炎炎ノ消防隊』294話!魂の共鳴!?日下部家一つになって奇跡・・
⇒『炎炎ノ消防隊』293話!万里は伝導者のドッペルゲンガーだった・・
⇒『炎炎ノ消防隊』291話!炎に呑まれていく地球!大災害完遂で・・
⇒『炎炎ノ消防隊』290話!桜備死亡!?やはり桜備のドッペルゲン・・