攻め入る第七師団と守る土方&杉元一行。
各地で激戦が行われていますが、どちらかと言えば全体的には第七師団の方が優勢のようです。
そんな中、土方のピンチに杉元が現れ、蟠りがある2人ではありますが背中を合わせ戦うことになりました。
一方で権利書を守る白石&アシリパ組は、徐々に迫る第七師団の脅威を前に白石が「逃げよう。権利書を守るため」という決断を下したのでした。
第297話『五稜郭脱出』は、果たして本当に脱出はできるのでしょうか!?
Contents
『ゴールデンカムイ』297話!のネタバレ
野田サトル「ゴールデンカムイ」297話より引用
それでは『ゴールデンカムイ』297話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
ソフィア劣勢
旅順攻囲戦を制した陸軍最強・第七師団と長らく監獄にいたソフィア一味。
どちらも猛者ではあれど、やはり現役の戦闘能力を有するのは第七師団なのでしょう。
南口・東口を制圧し、戦争の均衡も徐々に崩れ始めています。
そして現在は五稜郭北口。
ここはソフィアが率いており、狙撃と殴打で死守していますが、手投げ弾を投げられ大爆発。
ソフィアを庇った男たちがやられてしまいました。
野田サトル「ゴールデンカムイ」297話より引用
その者たちの血も背負い、ひとり戦い続けるソフィア。
五稜郭の激しい戦闘に周囲の住民たちの注目も集まってきていました。
そこへ馬に乗った何者かが五稜郭の方へ駆けていきました。
タスキ姿はということはあの人かな。
杉元&土方も撤退?
北側の馬小屋が燃え、煙が上がりました。
その様子は戦闘の最中でも少しの時間だけ皆の目を引きました。
実はこれは白石の合図。
野田サトル「ゴールデンカムイ」297話より引用
脱出すると判断したということです。
白石は第七師団の軍服を着て馬に乗っていました。
合図を確認した杉元は、土方に「俺たちもいったん退こう!」と提案。
第七師団が五稜郭すべて掘り起こして金塊を見つけるまでに立て直して戻ってこようと言います。
しかし土方は前を見つめているだけで返答はありません。
杉元は「この戦いは無駄じゃないだろ!鶴見の部下たちをたくさん削れたんだから立て直せば望みはある!」と訴えました。
鯉登と永倉が対峙!
鯉登は迅速に兵士たちに「東口へ行け!奴ら逃げる気かもしれん!」と指示。
野田サトル「ゴールデンカムイ」297話より引用
権利書があるため外堀は渡らないだろうと考え、自身は南口の橋の方へと向かいました。
月島は馬小屋を調べるか鶴見に意見を求めます。
しかし鶴見は小屋とは違う方向を見つめ、何も言わずにどこかへ走って行ってしまいました。
そして白石は南口の方に来たようです。
伝令のフリをして通過しようとしますが、ちょうどそこに鯉登がやってきてしまいました。
「そいつを止めろ!シライシだ!」
鯉登は白石が背負っている大きな袋にアシリパが入っていると判断し「袋は撃つな!権利書と子供だ!」と付け加えます。
白石は銃弾に怯えながらも橋を渡ろうとしますが、橋の向こうにもまだ兵士が残っていたため、鯉登と挟み撃ちにされ足を止められてしまいました。
その隙に白石の袋を素早く斬り離す鯉登。
野田サトル「ゴールデンカムイ」297話より引用
とその時、なんと兵士の背後から永倉新八が!
やはり先ほど馬で五稜郭に向かっていた影は永倉だったようですね。
刀を振り上げ斬りかかる永倉がかっこいい!
脱出計画全容
鯉登に斬り離された袋が堀に落ちそうになっていて白石は焦ります。
実は袋の中身はアシリパではなく「縄」でした。
アシリパは西の方で待機中。
野田サトル「ゴールデンカムイ」297話より引用
白石が橋を突破して対岸から縄を渡し、馬でアシリパを引っ張り回収という計画だったようです。
(権利書の入っている矢筒は防水仕様にしてあります)
確かアシリパは泳げないと言っていましたからこうなったのでしょうね。
しかしそれが今、大失敗したということ。
「ひとりで逃げてアシリパちゃん!」と白石は願いました。
鶴見に見つかるアシリパ
待機中のアシリパは白石が来ないと心配していました。
野田サトル「ゴールデンカムイ」297話より引用
白石を待ち双眼鏡で様子を窺っていると、都丹庵士の遺体を見つけてしまいます。
金塊争奪戦によりまた人が、仲間が倒れてしまったことを知ったアシリパは精神的にキツイでしょうね。
しかしそのことを受け止めている暇なく、アシリパは遠くの方にいる人影に気づきました。
その人影は凄まじい勢いで迫ってきました。
なんと鶴見です!
漫画でもわかるそのスピード!
アシリパ絶体絶命!
野田サトル「ゴールデンカムイ」297話より引用
一方で先ほどの橋では永倉と鯉登、新選組最強剣士と薩摩貴公子の戦いが始まろうとしていました。
鳥羽・伏見の再決戦!?
神道無念流vs薬丸自顕流が熱い!
『ゴールデンカムイ』ネタバレ297-298話のまとめ
野田サトル「ゴールデンカムイ」297話より引用
鶴見のダッシュが怖すぎましたが、鶴見に見つかったというのが一番ヤバいですよね。
きっと小屋が燃えた時点で色々計算して導き出したのでしょう。
白石信頼してたのにガッカリだ!
アシリパを任された身ですし、脱獄王としてはこんな失敗の仕方で終わらないとは思うのですけどね。
それにしてもアシリパ絶体絶命です。
鶴見が来たとして再び会話が行われるのか、早々に誰かが助けに来てくれるのか…。
元々土方たちのいた場所の方角ではありますが、現在彼らはここからどれほど離れているのでしょうか。
土方は何かに感づいているというか何かを見ている様子なのですが、方向からすると永倉がいる南口の方かもしれませんね。
この後永倉の元へ駆けつけ共に戦うなんて熱い展開もあるのかもしれません。
…が、それだと鯉登が余計ピンチになるので困ります。
あ~毎週毎週好きなキャラクターたちが戦ってしんどいですね!
でもそろそろ牛山や尾形・ヴァシリの活躍も見たい。
とにかく見守るしかありませんので来週も楽しみにしていましょう!

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