ダミアン・デズモンドは主人公・ロイド(黄昏)のオペレーション〈梟〉のターゲットであるドノバン・デズモンドの次男です。
(ドノバンは東国の危険人物である国家統一党総裁)
ロイドの裏工作でアーニャと同じ3組のクラスメイトになったダミアンは、初登場時はいけ好かない意地悪な男の子でした。
しかし、回を追うごとに成長が著しいキャラクターでもあるダミアン!
ダミアンはアーニャに恋している?!
ダミアンには隠された悩みがある?!
スパイファミリーの重要人物・ダミアンについてまとめてみました!
目次
【スパイファミリー】ダミアンのプロフィールとは?
ダミアンはアーニャのクラスメイトの1人で、ロイドのターゲットであるドノバン・デズモンドの次男です。
やや垂れ目でまつ毛が長いのが特徴です。
アーニャには「じなん」と呼ばれています。
入学当初から子分を従えるガキ大将タイプ。
ダミアンには愛犬にマックス、超優秀で”皇帝の学徒”の1人でもある兄・デミトリアスがいます。
デズモンド家の一員であることに強いプライドを持ち、傲慢な考え方をすることもしばしば。
優秀な兄に負けじと必死で努力する健気な一面もあります。
ダミアンの目標は父親であるドノバンに認めてもらうこと。
そのために、ダミアンは惜しまぬ努力を重ねているのです。
【スパイファミリー】ダミアンの性格とは?
初登場時のダミアンは典型的なボンボンのお坊ちゃまでした。
イーデン校の入学式で名前を呼ばれたダミアンは(「さま」をつけろ)と生意気な態度。
ロイドの心の声を読み、ダミアンがキーマンであることを知ったアーニャが注意を払っただけで(さては早くもオレの魅力に気付いて惚れたか)と壮大な勘違いをかますほど傲慢でした。
今まで周りにチヤホヤされてきたのがわかります。
自ら父親の職業を語り、子分を従え、親の権力を自分のモノだと勘違いしているどうしようもない息子といったところでしょうか。
ところが…調子に乗りすぎたダミアンにアーニャがついにキレますw
まっすぐダミアンに向けてグーパンチ!!
ダミアンは吹っ飛び泣き出してしまいました。
でもこれがダミアンが変わるきっかけにもなったのです。
(オレに逆らうものなど誰1人としていなかった アニキにさえぶたれたことなかったのに…)
(初めて味わわされたぜ こんな…)
アーニャに対する見方が変わり、ダミアンの行動も変わり始めるのです。
アーニャが社会貢献で星を手に入れた時には、周りがまぐれや不正では?と冷やかす中、ダミアンだけは真面目発言が飛び出します。
「おまえはウチの学校が手違いや不正で星くれるような三流校だと そう思ってんのか?」
アーニャに星を先に取られて悔しいものの、認めるべきところは認める。
ダミアンは真面目で男らしい一面も持っているのです。
さらにクラスメイトであるジョージの父親の会社がデズモンドグループに潰され(本当は買収)、退学になると騒動になった際には、ジョージのためにジュースやキャビア丼を奢ったり、星をつけさせてあげたり…。
ジョージの希望をできるだけ叶えさせてあげました。
そしてダミアンは最後にジョージに自分の使っている文房具まで差し出しました。
「オレたちのこと忘れんなよ」
なんか…クラスのリーダーっぽかったですw
ダミアンは最初こそ意地悪で嫌なヤツでしたが、本当は優しく思いやりがある良いヤツであることが判明しつつあるのです。
【スパイファミリー】ダミアンと父親との関係とは?
ダミアンにとって、父親であるドノバンは自慢でした。
父親が国家統一党総裁であることを知れば誰もが自分に下手に出てくるほどの権力者!
ただし、ダミアンは父親が自分に興味を持っていないことを知っています。
だからダミアンは父親であるドノバンに振り向いてもらいたいと思っています。
その為にも長男と同じく”皇帝の学徒”に選ばれることを目標にしていました。
クラス対抗のドッチボールでMVPを取ると星がもらえると知れば本気を出しますし、やる気のなかった工作でも評価に響くと聞けば本気を出します。
ダミアンの頑張るポイントは父親に振り向いてもらえるかどうか、なのです。
その為か、常に年齢以上の出来を求めるダミアンには余裕がありません。
みかねた先生が「焦らずとも良い 今の自分の力でできる範囲の努力をしなさい」と諭しても、ダミアンは(それじゃダメなんだ…!)と必死です。
そして、ついに久し振りに父・ドノバンに会う機会がやってきました。
この時、ロイドが任務のためアーニャがダミアンを殴った件を引き合いに会話に割り込むのですが、ドノバンは「子ども同士のけんかだろう」と気にするそぶりを見せませんでした。
自分のためにもっと怒って欲しかったダミアンは悔い下がりますが…。
「フゥーーー」
ドノバンは何も発することなく、深く息を吐き出し続けました。
表情は氷のように冷たいままです。
「ごめんなさい…」
ドノバンはダミアンが謝るとにっこり嘘のような笑顔を顔に貼り付けました。
「血の繋がった子であろうがしょせんは他人」
「人と人は永遠に分かり合えん」
ドノバンの考え方は、ダミアンにショックを与えたでしょう。
ダミアンはそれでも勇気を出して、頑張ったことを報告しました。
「そうか よくやった」
「デズモンドの名に恥じないよう引き続き励め」
ダミアンはその言葉に瞳をキラキラさせて「はい!」と答えました。
父親が褒めてくれたこと、期待してくれていること、それがダミアンにとっては嬉しかったのですね!
デズモンド親子の距離感は普通の親子より遠く、父親は圧倒的な立場にあることがわかります。
ドノバンとロイドは今のところ敵対関係です。
父親同士の関係がダミアンとアーニャにどんな影響を与えていくのか…少し不安ですね。
【スパイファミリー】ダミアンの子分的存在とは?
ダミアンには子分2人組がいます。
1人はエミール・エルマン。
おかっぱ頭に丸顔で出っ歯なのが特徴です。
夢はお菓子をたくさん食べて暮らすこと。
もう1人はユーイン・エッジバーグ。
高く固めた髪型と面長なのが特徴です。
夢は宇宙飛行士です。
2人ともダミアンが登場した時から忠実な子分であり、ダミアンのためなら自分が犠牲になっても良いと考えるほど心酔しています。
実際、ダミアンが夜遅くまで勉強したせいで寝坊し、罰として休日のお出かけがなくなった時にも、2人はあえて罰を喰らうような行動を取り、ダミアンの側に残る選択をしました。
この日は映画が見れるはずだったのに、それを蹴ってまでダミアンのそばを選んだのです。
なかなか美しい忠誠心ですよね!
2人はダミアンのことを「ダミアンさま」と呼び、どこまでも慕っているようです。
ここまで2人がついてきてくれるのはダミアンの心根が優しいことを知っているからなのでしょう。
2人がいてくれて、ダミアンも幸せ者ですね!
【スパイファミリー】ダミアンはアーニャに恋してる?
アーニャとダミアンの出会いはあまり良いとは言えないものでした。
出会って早々、デズモンド家の次男として高飛車な態度を取るダミアンにアーニャはグーパンチをお見舞いしましたw
ミッションをクリアするためにはプランA(皇帝の学徒になる)よりプランB(ダミアンとナカヨシ作戦)の方がまだ現実的だと考えていたロイドは衝撃を受けますw
そこで何とかアーニャにダミアンと仲直りさせようとするのですが、ダミアンの子分たちの心の中の悪口が聞こえてしまい、アーニャは号泣。
その勢いのまま謝ることになりました。
「いきなりなぐってごめんなさい アーニャほんとはおまえとなかよくしたいです…!」
ダミアンはこの謝罪で心の中に花が舞いましたw
恋した瞬間と言っても良いかも知れませんね!
顔が真っ赤になり、子分たちにも心配されるほどです。
赤面を指摘されたダミアンは苦し紛れに怒りによるものだと言い訳していましたがw
アーニャに対して、自分でもわからないときめきが溢れてしまったダミアンは「死んでも認めてたまるかーっ!」と叫んで逃げてしまいました。
デズモンド家の次男として、庶民の女とバカにしてきたアーニャに恋するなんて、プライドがまだ許さないようですw
とは言え、ダミアンがアーニャに恋しているのはほぼ間違いない事実!
あとはいつ自分の気持ちに素直になるかですね〜。
アーニャはまだダミアンの複雑な気持ちには気づいていません。
2人のかわいい恋がどうなっていくのか、楽しみですね!
まとめ
ダミアンはロイドのターゲットであるドノバン・デズモンドの次男です。
ダミアンはプライドが高く、デズモンド家の人間であることに誇りを持っています。
周りには常におかっぱ頭で丸顔のエミールと高く固めた髪型で面長のユーインを従えています。
ダミアンは最初こそ嫌なヤツでしたが、プライドを守るためにキチンと努力したり、クラスメイトのために協力したりと次第に根は真面目で優しい良いヤツであることがわかってきます。
ダミアンが努力する理由は、父親との関係が影響しています。
父親はダミアンに興味がない…。
ダミアンは父親に認めてもらいたくて必死なのです。
アーニャとは最初にグーパンチをされてから特別な関係です。
(デズモンド家の人間にそんな無謀なことをする奴はいなかったw)
アーニャの涙の謝罪からダミアンはアーニャが気になっている様子…!
ダミアンとアーニャの恋は今後も見守ってあげたいですね。
ただし、ダミアンとアーニャは父親同士が敵となります。
ダミアンとアーニャがこの争いに巻き込まれないことを願うばかりですね!

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