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【無職転生】転移事件が与えた大きすぎる影響とは??ストーリーはここから大きく動き出す!!

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「無職転生~異世界行ったら本気だす~」の大きなターニングポイントといえば、フィットア領転移事件が挙げられます。

フィットア領事件は、全てのものを巻き込んだ恐ろしい出来事であり、全ての始まりです。

フィットア領にいた人も物も消滅し、無職転生という物語を大きく動かしました。

この転移事件によって、無職転生に登場した人物たちの未来も変わったのです。

しかし、この転移事件は、なぜ起きたのでしょうか。

今回は、無職転生のターニングポイントとなった「転移事件」について、原因からフィットア領のその後、転移事件によってどう未来が変わったのかなど、詳しく解説していきます。

 

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【無職転生】転移事件とは??いつどこで起こった??

無職転生の世界でいう甲龍歴417年に、フィットア領転移事件は起きました。

主人公ルーデウスが10歳のときです。

この転移事件はフィットア領のロアを中心に発生しました。

広範囲に広がった白い光は、人・動物・植物、すべてのものを巻き込み、見知らぬ土地へと飛ばしたのです。

多くの人が行方不明となり、多数の死者を出したこの事件は、無職転生のターニングポイントとなる衝撃的なエピソードでした。

 

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【無職転生】転移事件が起こった原因は??(小説Ver)

転移事件は、未来の人物が時空を超えて過去に干渉したことによって起こりました。

簡単にいうと、再生の神子であるリリア(未来の人物)が、転生者・篠原秋人の生きる未来を作るために強大な力を使ったことが原因です。

その詳細を解説します。

 

甲龍歴480年代に、リリアは再生の神子として、何度もループしながら辛く悲しい人生を生きていました。

死を繰り返すだけの人生に絶望した彼女は「誰か助けて」と願い、その強い思いは、やがて世界の法則を変えます。

 

リリアが10歳のとき、王宮の命令で魔法陣を使い、召喚の儀式をおこないました。

そのときに召喚されたのが、篠原秋人です。

リリアの人生は、篠原秋人という1人の少年と出会ったことで、大きく変化します。

彼女は少年との出会いに運命を感じ、生きる意味を見つけました。

2人は仲良くなり、明るい未来がこのまま続くものだと信じていた矢先、戦争が起きます。

その戦争に巻き込まれ、篠原秋人はフィットア領のロアの町で命を落としました。

王国も滅び、リリアは命を奪われそうになります。

しかし、リリアは死ぬ瞬間、今までにない強い力で「篠原秋人と一緒に生きたい」と願い、「過去を改変する能力」を使ったのです。

 

やがてリリアは世界の中心にループし、彼女の力は過去に影響を与えます。

しばらく彼女の力と世界の力が拮抗しましたが、ある日、時空に裂け目ができました。

そこから1人の人間の魂が入り込み、その魂はルーデウスとなって世界を改変したのです。

リリアの強大な力によって未来が変わり、ルーデウスという存在がさらに変化を加え、世界の力を弱めた結果、時空の裂け目が押し広げられて、ナナホシが召喚されました。

このときに作用した大きな力が魔力災害を発生させ、転移事件を起こしたのです。

 

リリアの「篠原秋人と、もう1度一緒に生きたい」という強い思いが、ルーデウスを引寄せ、未来を変えたといえるでしょう。

これが転移事件の真相です。

 

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【無職転生】転移事件でフィットア領はどう変わった??

転移事件で消失したフィットア領は、大草原のようになってしまいます。

魔力災害で発生した光が、すべてのものを飲み込み、消滅させたからです。

もはや、にぎわいを見せていたロアの町も、自然豊かだった美しいブエナ村もありません。

その場所には、ログハウスのような難民キャンプが建てられていました。

活気はなく、空気はよどみ、閑散としています。

その場所は、ひっそりと静まりかえり、人もまばらにしかいません。

 

難民キャンプの入り口には掲示板がありました。

そこにびっしりと書かれていたのは、行方不明者と死亡者の名前です。

亡くなった人の数は凄まじく、転移事件で全てが無くなったことを物語っていました。

 

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【無職転生】転移事件がボレアス家に与えた影響は??

転移事件の影響で、ボレアス家は悲しい結末を迎えました。

エリスの両親、フィリップとヒルダは転移先で亡くなり、祖父のサウロスも理不尽な理由で「処刑」されていたのです。

エリスには、ボレアス家を守るために、パウロの弟である「ピレモン」の妾になるよう話が持ち上がっていましたが、彼女はそれを拒否します。

家族を失い、1人になったエリスでしが、彼女はボレアス家の名を捨て、ルーデウスと別れ、そして剣の道を選びました。

これにより、事実上、ボレアス家は無くなったことになります。

 

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【無職転生】転移事件がアリエル王女追放の原因に??(小説Ver)

アスラ王国の第二王女アリエルは、次期国王の座を巡って第一王子のグラーヴェルと争っていました。

しかし、転移事件をきっかけに、アリエル側の勢力が弱まります。

アリエル派だったリストン卿が、「転移事件は謀略だ」と訴えるも、対立派閥を非難したとして失脚したからです。

その後、アリエルに対するグラーヴェルからの嫌がらせは、日々増していきました。

ある日、グラーヴェルに命じられた暗殺者から、アリエルは命を狙われます。

この事件をきっかけに、命の危険を感じた彼女は、身を守るためラノア王国へ留学をします。

表向きは留学という体裁を保っていますが、事実上、追放されて亡命したことに間違いはありません。

 

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【無職転生】転移事件のあとルーデウスたちはどうなった??(小説Ver)

転移事件の後のルーデウスや主要人物たちの動向についてまとめました。

 

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ルーデウスとエリス

ルーデウスとエリスは、魔大陸のビエゴヤ地方に転移し、ルイジェルドに助けてもらいました。

その後はフィットア領を目指し、3人で一緒に旅をしながら多くの経験を積んでいます。

ルイジェルドの助けもあって、過酷な魔大陸を乗り越えたルーデウスとエリスは、無事に帰郷を果たしました。

 

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シルフィエット

シルフィエットは、アスラ王国の王城に飛ばされます。

そこでは、転移してきた魔物にアリエルが襲われていました。

しかし、そこに同じく転移してきたシルフィエットが現れて、アリエルを助けます。

それがきっかけとなり、シルフィエットはアリエルを護衛する魔術師になりました。

 

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パウロ・ゼニス・リーリャ・アイシャ・ノルン

シーローン王国へ転移したのは、リーリャとアイシャです。

リーリャは捕らえられ、パックス王子の命令で監禁され、おもちゃにさせられていました。

しかし、アイシャがルーデウスと出会ったことで助けられ、解放後リーリャとアイシャはパウロのいるミリス神聖国に移動をしています。

 

パウロとノルンが転移した先は、アスラ王国の南部です。

その後、パウロは家族を探すために捜索団を作り、ミリス神聖国に渡ります。

やがて、自分の家族だけではなく、多くの人の救出に尽力していました。

パウロは救出活動の中で、シルフィエットの父・ロールズをはじめとした村人たちの死亡の知らせを耳にしています。

 

ゼニスはベガリット大陸の迷宮に飛ばされます。

ルーデウスの家族の中では最後に見つかりました。

そして救出されたのは、転移事件から6年目のことでした。

言葉が話せず、廃人のようになっていましたが、家族の努力によって徐々に回復していきました。

 

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フィリップ・ヒルダ・サウロス・ギレーヌ

フィリップ、ヒルダは紛争地帯へ転移しています。

フィリップとヒルダは紛争地帯に転移後、スパイと疑われて殺害されてしまいました。

一方、ギレーヌも紛争地帯に飛ばされていましたが、彼女は無事でした。

フィットア領を目指して帰る途中に、フィリップとヒルダの亡骸を見つけ埋葬したあと、無事に帰郷を果たしています。

 

サウロスは転移事件を生き延びていました。

フィットア領の再建に取り組み、全財産を投じようとしました。

しかし、それを良く思わなかった息子のジェイムズと、協力者で上級大臣のダリウスらの行動により転移事件の責任を負わされたのです。

その結果サウロスは処刑されたのでした。

 

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【無職転生】転移事件でロアの空中に浮かんでいた赤い球の正体は??(小説Ver)

謎の赤い球は、ロアの町の空中に浮かんでいました。

サウロスは、「3年前から浮かんでいた」とルーデウスに語っています。

彼は悪いものではないといっていましたが、この赤い球が転移事件の中心になるとは、夢にも思っていなかったでしょう。

この赤い球の正体は、「時空の裂け目」です。

これは、再生の神子であるリリアの力によって生まれたものでした。

甲龍歴400年から存在はしていましたが、リリアの力と世界の力が拮抗したため、時空の裂け目はそのままになっていました。

 

しかし、1人の人間の魂がそこを通り抜けたことをきっかけに、世界に変化が起きます。

そして、時空の裂け目を押し広げたのです。

やがて、広がった時空の裂け目から、甲龍歴417年にナナホシが召喚されました。

このときに、すべてを巻き込む魔力災害が起きたのです。

この赤い球が転移事件を発生させ、フィットア領を消滅させるという世界の変革を生みました。

 

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【無職転生】転移事件のあとフィットア領の復興はどう進んでいる??(小説Ver)

魔力災害から5年後、フィットア領の領主だったサウロスと、城塞都市ロアの町長だったフィリップと妻のヒルダが、亡くなったことが報告されました。

しばらくして、エリスの死亡も報告されます。

実際にはエリスは生きていますが、ボレアスの名を捨てていました。

そのため、死んだことにされたのです。

 

ボレアス家の人間がいなくなったことをきっかけに、ダリウス上級大臣は資金援助を打ち切ります。

多くの犠牲者を出した大事件にもかかわらず、アスラ王国からの援助はありませんでした。

そのため、フィットア領捜索団は事実上解散し、難民キャンプは捜索から開拓へと移行しました。

こうして、アスラ王国での転移事件は終了したのです。

もし、フィットア領の領主だったサウロスが生きていたなら、ボレアス家の全財産を投入し、復興はもっと早かったかもしれません。

 

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まとめ

今回は、フィットア領を消滅させた、「転移事件(魔力災害)」について解説しました。

転移事件は、多くの命が奪われたつらい出来事です。

無職転生に登場する人物たちも、それぞれの未来が転移事件によって大きく変わりました。

しかし、世界を変えるためには、必要な変革だったといえるでしょう。

世界の変革がなければ、オルステッドのループは続き、ヒトガミが望むままの恐ろしい未来になっていたかもしれません。

 

読者の皆さまがこの後に読んでいる記事はこちらです。

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⇒まじめで義理堅いリーリャ!!シーローンでみせるメロメロキュ・・

⇒ヒルダは悲しい運命の母親だった??ルーデウスとの出会いで変・・

⇒エリスそっくりの祖父サウロス、最後は、悲惨な結末に、一体な・・

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