【五等分の花嫁】89話ネタバレ最新!四葉が選ぶ意外な決断と姉妹たちの驚きの展開 | 漫画コミック考察ブログ

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【五等分の花嫁】89話ネタバレ最新!四葉が選ぶ意外な決断と姉妹たちの驚きの展開

五等分の花嫁89話ネタバレ最新&感想&考察
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この記事を読むとわかること
  • 四葉が勉強に集中する決意
  • 一花の髪型変更に姉妹驚愕
  • 四葉が陸上部でインターハイ進出

修学旅行にきていた五人姉妹でしたが、四葉はいつの間にか一人はぐれてしまっていました。

高い場所から皆を探していた四葉が見つけたのは、同じ年頃ながら一人で行動する少年・風太郎。

彼を物珍しく眺めていると、なにやらきな臭い雰囲気になった為勇気を出して四葉は彼は無実だと伝えました。

容疑の晴れた少年・風太郎と四葉は共に京都を観光していました…と、いっても風太郎の行くところに四葉が追随していく形でしたが。

清水寺の景色に心から喜んだ四葉は、そこで家族の分のお守りを購入しました。

五つ子姉妹故の悩みか、お守りを五つも購入してしまった為お金の尽きてしまった四葉は、風太郎に先に帰るように促しましたが風太郎は手持ちのお金を全部賽銭箱に放り込んでしまいました。

ともに移動手段の無くなった二人はそれぞれの思いを語りました。

お互いに、自分のいる意味について悩みを抱えていた二人は意気投合しました。

丁度その頃、五つ子の母に頼まれわざわざ京都まで捜しに来た”父”に見つけられ四葉は皆と合流する事ができました。

旅館に戻り、風太郎との時間に想いを馳せる四葉の目に映ったのは風太郎が楽し気に話す姿でした。

それは自分と同じ外見の一花。

皆との差別化を図る為、四葉はリボンをつけるようになり、他の姉妹もそれを真似てそれぞれ”個性”が出始めます。

そんな折、母がかねてからの体調不良により亡くなってしまいました…、バラバラになってしまうかもしれなかった五つ子をまとめてひきとってくれたのは”父”でした。

中学生になり、各々成長した五つ子達は母の意思、そして以前とは違い、それぞれバラバラに過ごしていました…。

 

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『五等分の花嫁』89話!のネタバレ

それでは『五等分の花嫁』89話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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お手本!

華やかな会合に出席する”父”。

「中野君が五人もの子供を引き取ったと聞いた時は耳を疑ったが、まさかうちの学校に来てくれるとはね」

”父”を囲む列席者の話では、手を入れた”父”と、列席者の配慮により五つ子姉妹は五人とも中高一貫の学校に進学したようです。

「君の選んだ子供たちだ、良い成績を修めてくれるに違いなかろう」

”父”に向けられる期待はそのまま五つ子姉妹にも向けられる様でした。

「えっ一花!?その髪どうしたの!?」

肩にもかからない程に短くなった一花の髪を見て姉妹たちは、目を丸くして驚きますが当の一花は部活に邪魔だから、と照れ笑いをしています。

ずっと同じ顔、髪型、服装で過ごしてきた五つ子にとってその変化はとても大きなもので、新鮮な感覚を受けつつ、皆の間で髪を切ろうかな、という思いが伝播しました。

「ほらほら、お喋りはそれくらいにしてもうすぐ追試でしょ、勉強するよ!」

髪型の話題に引っ張られることなく、四葉がノートを持って皆の下にきました。

「追試といえばあの噂知ってる?この学校赤点に厳しいらしくて、追々試まで不合格だったら一発で退学になるんだって…」

”退学”というとても大きなワードのプレッシャーもあり、不安な気持ちもある為勉強に身が入らなくなってしまう面々。

「もうだめ…英語のせいで退学かも」

「三玖!私が教えてあげる!このノート、お手本にしてみて!」

ネガティブな発言をする三玖を元気づけるように言う四葉。

「監督に言われたのがよっぽど嬉しかったんだねー」

五月、一花、二乃はそんな四葉の様子を見ながら感想を漏らします。

勉強が得意ではないのは姉妹一緒の筈なのに、と。

生き生きとした表情で勉強に取り組む、四葉を見て二乃が呟きました。

「確かにあれくらいから…四葉変わったよね」

 

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見失う目標…

「お父さん見てこれ!この前のテスト五人の中で一番だったんだ!」

両手で答案用紙を掲げ持つ四葉に、よくやった、とだけのそっけない返事。

五人の中で一番、という答案の点数は31点でした。

「陸上部に誘われたんだけど断ったんだ、勉強に集中したいから仕方ないよね」

得意げに話す四葉に

「これからも励みたまえ」

とだけ父は言いました。

わざわざ答案用紙を見せにいった帰り道、四葉は暗くなり始めた道を走りながら考えます。

「うーん、なんか冷たいなー、うちにもほとんどいないし…、お母さんだったらもっと褒めてくれるのに…」

(褒めてくれる…よね?風太郎君も今頃勉強してるのかなぁ…)

この場にはいない人たちの事を思いながら四葉は駆け足で家に向かいました。

 

「四葉これもうやらないの?」

「うん!ゲームはもう卒業!勉強の邪魔になっちゃうからね」

四葉の片付けた荷物の入った箱を指さした三玖に問われ、四葉はそう答えました。

「じゃあこれ借りちゃおっかな…」

三玖は興味深げにゲームソフトを手に取ります。

そんな三玖の様子を見て、まだまだお子様だなー、と四葉は言いました。

四葉に返却された社会の答案用紙、点数は31点でした。

(よしよし、順調に上がってきてる…元が悪いせいでまだまだだけど…、これからもっと頑張ろう)

席に戻りながら考えていると、

「四葉!歴史のテスト初めてこんな点数取っちゃった、借りたゲームのおかげだよ」

三玖が嬉しそうに言いながら答案用紙を見せてくれます。

点数は42点。

「そ、そっか…、よかったね」

笑顔でお礼をいってくる三玖にとってしまった態度を振り返り、四葉は反省します。

(いけない…、思わずお父さんみたいな反応しちゃったな…、三玖が良い点をとったなら私はもっと良い点を取れば良いんだ!)

四葉は頑張って頑張って、頑張りましたが返却された数学の答案の点数は29点…。

(私はなんのために勉強してるんだろ…五人でいることがなんで大切なの?私わかんないよ)

頑張りぬいた結果が伴わない四葉は、頭の中の母の言葉にも反発するようになってきてしまいました。

 

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壇上の人

「私たち…本当に高校生になったのでしょうか…?」

疑問の声を漏らすのは五月。

「周りの顔ぶれが変わらないから実感ないね、その代わり私たちは大きく変わったけど」

同じ制服に身を包みながらも、その髪型やアクセサリーは各々の個性を主張しています。

『陸上部の皆さん、壇上にお上がりください』

「あ、きたよ」

アナウンスに反応する、四人。

『インターハイ進出おめでとうございます!』

壇上には、四葉の姿がありました。

陸上部は四葉が加入したおかげで、めっきり強くなったようです。

その噂を聞いた女子生徒が四葉に頼みます。

「今度はぜひソフト部の助っ人もやってくださいよ」

その誘いに、笑顔で応える四葉。

そんな四葉の様子を少し離れた所から四人は見ています。

「四葉凄い人気ですね」

「何個部活に入るつもりよ」

「申し出を全部受けてるらしいよ」

五月、二乃、一花が口々に言います。

三玖は前を歩いていた四葉に小走りに駆け寄ると声を掛けました。

「最近ずっと練習ばかりだけど平気?勉強…できてる?よかったら私が教えてあげようか?」

自分もあまり得意ではないけど、と言外に感じさせる三玖の申し出に四葉はこう答えました。

「私はもう皆と違う、一緒にしないで」

心配する三玖を置き去りにして四葉は背を向け歩き出しました。

 

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落第…っ!?

バスケットボール、ソフトボール…様々な部活に助っ人として加入しその全てで四葉は高い結果を残しました。

壇上から生徒たちをぞくぞくした気持ちで見下ろす四葉。

(お母さん見てる…?私皆にほめられてる、必要とされてる、…姉妹の誰でもなく私だからなんだよ)

壇上から、他の生徒と同様に四人の姉妹の姿も見下ろしながら四葉は頭の中で叫びます。

(私が姉妹で一番なんだ!特別なんだ!)

そんな折、四葉は職員室に呼び出されました。

「追々試不合格、中野四葉さんあなたを落第とします」

女性教諭から淡々と告げられた言葉の内容に、頭がついていかず四葉は間の抜けた返事を返してしまいます。

「嘘ではありません」

念押しに告げられた言葉で我を取り戻した四葉は、女性教諭に抗議します。

「だってあんなに部活で結果を出したのに!この前だってバスケ部で全国…」

語気を強めて勢いよくいう四葉の言動を女性教諭は切って捨てました。

「関係ありません、再三警告したはずなのにあなたは多重入部をやめようとしませんでした、荷物をまとめなさい」

青い顔をして職員室を出てくる四葉。

その噂はもう伝わっていた様子で、陸上部の部長が四葉に声を掛けました。

「中野さん…本当に残念ですわ、まさかあなた部活動だけで満足なされていたの?」

 

校長室では父と、あの会合に列席していた校長が待っていました。

「四葉君、この結果を受け内々で話をつけさせていただいた」

校長室に四葉が入るなり、父が状況を伝えてきます。

「特例として転校という形で済ませることができそうだ」

「転校…」

呆然と繰り返すことしかできない四葉に父は更に説明を続けます。

「私の知り合いが理事を務める男女共学の学校だ、夏休み明けから君はそこに通うこととなる」

「私…だけ…」

四葉の心配をどう理解したのか、父は最後にこう告げました。

「家では姉妹で一緒になれる」

(私は特別なはずなのに…私がいる意味を作ろうとして、必死にやってきたけど…私なんでひとりなの…?)

陸上部の練習風景…、といっても暗くなっても一人でコースを走り続ける姿が今の状況とリンクして頭の中で再生されます。

(一人になったら私はどうしたらいいの?どうしたら特別になれる?…どこに進んでいいのかわからないよ…)

行き先を見失い、夜の暗さに飲み込まれたような気分になる四葉。

 

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転校!

「待って、四葉が転校するのなら私たちもついていくわ」

突然、ドアを不躾に開きながら二乃達四人が校長室に入ってくるなり、開口一番そう言いました。

ビックリした様子で二乃達を見る四葉。

驚いたのは四葉だけではありません。

「な、何を言ってるんだ、君たちは試験を合格したはず」

泡を食った様子で言われると、待ってましたとばかりに二乃は一度目を瞑り、言いました。

「ええ、合格できたわ…カンニングしたおかげで」

びっしりと何かが書き込まれたメモ帳のようなものを指に挟んで取り出しながら、ニっと笑って見せる二乃。

三玖、五月、一花も同様のメモの様なものを見せます。

「私たちもでーす」

困ったように眉根をよせながら言う一花に、校長先生は絶句します。

「皆…なんで…なんで私のために…」

大きな目を見開いて思考の追いつかない頭でそれだけ何とか絞り出すと、二乃が勝ち誇ったように四葉に言います。

「私はあんただけいなくなるなんて絶対に嫌!」

お母さんの教えです、と五月・一花も口々にいいます。

「四葉…どんなことも私たちで五等分だから、困難も五人でなら乗り越えられるよ」

三玖に言われ、”ひとり”になろうと”特別”に拘り続けた四葉の想いは晴れた様になりました。

(お母さんが言ってたのはこういうことだったんだね、もう誰が一番だなんて考えるのはやめよう…私は皆のために生きるんだ)

 

五人姉妹が学食でテーブルを囲み口々に感想を漏らします。

総じて言うと、ここの食堂レベル高いという評価になり

「試験とかも緩そうだし、そんなに必死に勉強しなくてもよさそうね」

二乃は四葉にウィンクしながら、付け加えました。

「転校して正解だったわ」

四葉に気を遣って言っているのが分かるので、複雑ながらも温かい気持ちを感じていると、テーブルの端に折りたたまれた紙が置いてあるのに気が付きました。

「あれ?このテスト用紙誰の?…100点だ」

「あーさっきの男の子かな…ほら向こうの角に座ってる地味目な子」

サンドイッチを頬張りながら記憶を辿り、教えてくれた一花に言われた通り、落とし物の答案用紙を手に取ると

「届けて来るよ」

と、四葉は歩き出しました。

落とし主は食堂でも時間を削って勉強している様子でした。

(物好きな人もいるんだなぁ)

答案用紙を片手にその人物に歩み寄ります、その物好きで地味な男の子は風太郎その人でした。

 

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『五等分の花嫁』ネタバレ89-90話のまとめ

自分のいる意味を見出そうとするあまり、五つ子姉妹と自分を分けて考えようとしている四葉でした。

風太郎との約束通りに勉強を頑張るも、成果は芳しくなく…。

自分を活かせる道を運動に見出したことで”特別”を手に入れたかと思えば、それはそこではほとんど評価されない事でした。

請われるままに頑張った筈の先輩達の態度もよそよそしいものでした。

それでもどんなときでも助けてくれる、援け合えるのが姉妹でした。

その事に遅まきながら気づいたこと、そして自分のせいで他の姉妹をも転校に巻き込んでしまった事で、四葉には強い負い目が出来てしまったのですね…。

風太郎は約束通り?に勉学に励み結果を出せているようですが…。

結婚相手だけは”五等分”に出来そうにありませんが、修学旅行で頑張った三玖にも、元々の出会いそして約束相手の四葉にも是非幸せになってもらいたいものですね!

この記事のまとめ
  • 四葉が選んだ意外な決断とは
  • 四葉の勉強法が変わった理由
  • 姉妹たちの協力による転校決定
  • 四葉の特別感が揺らいだ瞬間
  • 追試不合格の衝撃とその影響
  • 四葉の成長と姉妹の絆の重要性
あいり
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