【ゴールデンカムイ】彼に狙われたら最後!確実に仕留める凄腕スナイパー尾形百之助!!無表情の裏に隠された思惑とは?

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人気作品ゴールデンカムイの中で、物語が進むほどファンを増やしているのが「孤高のスナイパー」や「山猫スナイパー」などと呼ばれる尾形百之助。

基本的に表情を変えず口数も少ないため、敵なのか味方なのか、そして一貫して何を考えているかわからないような、少し不気味な人物です。

しかし杉元たちと行動するようになってから描写も増え、だんだんと彼のキャラクターが公になってきました。

そして今ではすっかり、猫目が可愛い!!髪をかきあげる仕草がセクシー!!というように女性ファンも多く獲得している彼ですが、誰にも掴めないその表情の裏側に、壮絶な過去が隠されていました。

 

この記事では、ゴールデンカムイの賑やかな登場人物の中で一際ミステリアスな魅力を放つ尾形百之助について改めてご紹介していきながら、その過去を中心に彼の性格と思惑を探っていきたいと思います。

 

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【ゴールデンカムイ】第7師団の上等兵

尾形百乃助は、第7師団や杉元から「コウモリ野郎」と呼ばれることがあります。

土方らのグループに加入したり、杉元らと行動したりと、その時々の判断で自身の居所を変えるからなのですが、元々は鶴見中尉率いる第7師団の上等兵です。

鶴見中尉から造反しようとして行動していたところ、バレそうになり軍から離れ、現在は脱走兵という位置付け。

作品の主人公・不死身の杉元らと同じく、彼もまた日露戦争で数々の激戦を生き抜いてきた屈強な軍人なのです。

要所で見せる冷徹さや判断の速さは、死と隣り合ってきた軍人らしい部分と言えます。

 

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【ゴールデンカムイ】遠距離狙撃が得意

軍の中で尾形の名を上げていたのが、狙撃の腕前。

自ら「300メートル以内なら確実に相手の頭を撃ち抜ける」と豪語するほどの実力で、作品を読み進めるほどその腕が確かなことが伝わります。

ちなみに尾形は視力がとても良いそう。

色々な場面で目標を的確に撃ち抜く様が描かれ、それにより読者には「尾形=超スナイパー」という印象を、作中人物には「尾形がいる=撃たれる、隠れろ」という警戒を確立させており、本人もその腕に自信と誇りを持っている様子が、作中で度々見せるドヤ顔から窺えますが、それは味方であれば頼もしく、敵として出会えば脅威となる腕前です。

 

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【ゴールデンカムイ】好物はあんこう鍋

尾形は皆がくつろいでいる時も銃を抱え、入浴中ですら銃を近くに置く銃大好きっ子なのが魅力ですが、その用心深さにも表れているように、基本的に人とは関わりませんし、口数が少なく多くを語りません。

さらに無表情なので、何を考えているかわからないというつかみ所のなさなのですが、そんな尾形にも、実は好物があります。

それは、あんこう鍋。

あんこう鍋は、茨城や福島南部などが有名ですが、尾形の母の故郷が茨城なのです。

あんこうがよく獲れるその土地で、尾形の母親もよくあんこう鍋を作っていました。

そう、尾形があんこう鍋を好物としている理由は、亡き母との思い出にあります。

しかしその思い出は、あんこう鍋の味でも、鍋を囲む団欒でもなく、彼の壮絶な運命の始まりにありました。

 

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【ゴールデンカムイ】師団長の妾の子

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尾形の過去、それはコミックス11巻で明らかとなりました。

彼の父親は元第7師団の団長、軍神・花沢幸次郎中将。

なんと軍のお偉いさんの御子息なのでした。

母親はというと、その花沢中将の妾の浅草芸者。

つまり尾形は、陸軍中将の妾の子ということになります。

なお尾形が中将の妾の子であることは、師団内では周知であったようです。

尾形が生まれ間もなく花沢中将は、本妻との間に男子を授かりました。

それが妾の子、尾形の悲しい運命の始まり。

自分に悲劇が始まったことを知らない赤子の尾形は、彼の母親とともに父・花沢中将に捨てられてしまうのです。

彼は母の故郷茨城で祖父母に育てられます。

 

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【ゴールデンカムイ】母を殺鼠剤で殺害

茨城に帰郷してから尾形の母は、先述のあんこう鍋を作るようになりますが、それは息子のためではありませんでした。

花沢中将に捨てられ、尾形の母はひどく精神を病んでしまいました。

母は、あんこう鍋をよく作っていたどころか、花沢中将のために来る日も来る日も、彼がかつて美味しいと言ってくれたあんこう鍋を作り続けていたのです。

毎日その姿を見ていた尾形少年は、あんこう鍋以外のものも作ってもらおうと祖父の銃で鳥を獲るようになりますが、母に目を向けられることはありませんでした。

そしてある日、隙を見てあんこう鍋に殺鼠剤を混ぜます。それによって母は帰らぬ人となりました。

 

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【ゴールデンカムイ】弟である花沢勇作少尉を狙撃

さらに尾形は、日露戦争中に異母弟・花沢勇作少尉を密かに狙撃しています。

こちらは、尾形の運命を変えた、父と本妻の息子。

「兄様」と呼ぶ彼に対しては「両親から祝福され愛されて育った子供の行く末」と、自分(尾形)がどのような人生を歩んできたかを知らずに無邪気に話しかける弟への、軽蔑と憐れみを持っていたようです。

自分の人生を悲劇に変えた原因への、恨みの念から行われた狙撃のように思えますが、実は尾形の真意は別のところにありました。

 

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【ゴールデンカムイ】父の愛情を求めて

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母を殺害し、弟を狙撃した尾形。

実にサイコパスに見える行動ですが、それがどちらも尾形が〝愛〟を知るための歪んだ表現であったことが、彼と父親との最期の会話の中から窺えます。

 

まず母親を殺害したのは、葬式に父が来るかもしれないと思ったから。

あれほど父に会いたがっている彼女に、最期なら会わせられるかもしれないという尾形少年なりの想いから来たもののようです。

もちろん、どう見ても普通じゃなくなっている母親をもう見ていられない、悲しみから解放してあげたいという想いもあったのかもしれませんが、ともあれ彼の母親殺害の本質は〝母のため〟なのでした。

 

また、弟を狙撃したのは、彼がいなくなることによって〝父親が自分たち母子に対してどう思うか〟という理由。

自分たちの方に父の愛は向くのかというような期待からの行動でした。

その語り口から、自分の方を向いて欲しいと言うよりはやはり母を思い出して欲しかったというような、こちらもまた〝母のため〟という部分が真意であるようです。

 

今までの出来事と心の内を語りますが、父親には「出来損ないの倅じゃ、呪われろ。」と言われただけでした。

そして父も自刃に見せかけて殺害し、家族を全員消した彼は、孤独の身となりました。

 

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【ゴールデンカムイ】杉元との激闘で大ケガ

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壮絶な過去を持つ尾形、今ではその左右の顎の手術痕がチャームポイントですが、実は杉元との因縁の証のようなものです。

尾形がまだ鶴見中尉の元にいた頃、初めて杉元と対峙し鬼神のような不死身の杉元に殺されかけます。

それを止めたのがアシリパなのですが、満身創痍で退却する最中に川へ転落してその際に顎を割りました。

傷をつくった原因である杉元とは折り合いが悪く、杉元からしても「一度裏切ったやつは何度でも裏切る」と、状況で立場を変える尾形を信用していません。

 

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【ゴールデンカムイ】のっぺら坊と杉元をなぜ狙撃した?

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網走監獄に一行が到着後、のっぺら坊をめぐっての杉元・土方らと第7師団の混戦の最中にのっぺら坊であるウイルクをついに杉元が保護しましたが、2人は狙撃され、ウイルクはアシリパとの再会を目前に死亡、杉元は間一髪死亡は免れましたが重傷を負いました。

確実に頭を狙ったその狙撃はやはり尾形でした。

ウイルクを狙撃したのはキロランケの指示ですが、杉元まで撃ったのは、ウイルクから情報を聞き出した可能性があると尾形が判断したからです。

一度自分を殺そうとした杉元を気に入らないという点もあったのかもしれません。

 

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【ゴールデンカムイ】アシリパには心を開いている?

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孤高のスナイパー尾形は、飄々と自身の居所を変え誰かしらと行動を共にしていますが、その誰にも心を開いている様子はありません。

しかしアシリパだけは違います。

この作品はいつも賑やかなので見落としがちですが、尾形は鹿を獲れと言われれば獲るし、谷垣を助けろと言われれば獲るし、チタタプしろと言われればチタタプするといったように、アシリパの言うことはなんだかんだで言うことを聞いているのです。

いくら外で格好つけていても母の言うことだけは無下に出来ない思春期の息子のような微笑ましさです。

自然に対するアイヌの知識を大量に持っているアシリパへの敬意と信頼もありそうです。

 

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まとめ

尾形の無表情の理由は過去にありました。

幼少期の尾形少年の心中は正直計り知れません。

孤高のスナイパーが家族を失った原因は〝母のため〟。

トラウマになってもおかしくないあんこう鍋を、尾形が好物としているあたりに、尾形の母親に対する想いが窺い知れる気がします。

〝銃の名手尾形〟の原点が、母のために鳥を獲るためだったと思うと、胸が締め付けられますね。

 

さて、この尾形が何を思って、何を目的に行動しているのかは依然不明です。

もちろん普通に金塊目的なのかもしれません。

ですが今の尾形は、〝アシリパのため〟のような気がします。

尾形が父親を殺害した話の中で「子どもは親を選べない。」ということを言っていましたので、親の作った都合で金塊を巡るいざこざに巻き込まれているアシリパの運命に何か思うところがあるのではないでしょうか。。

ウイルクと杉元を狙撃した件も、理由としては先述の通りだと思いますが、父であるウイルクそして杉元がいなくなることによってのアシリパの反応を見たかったという可能性も考えてしまいます。

 

いずれにしても今の尾形の行動の本質には「家族」「愛」があるような気がしてなりません。

愛のために捨てられ、愛のために母が狂い、愛のために家族を殺した彼は、愛されることを知りません。

彼は父親を殺害した際に「出来損ないの倅じゃ、呪われろ。」と言われました。

その呪いのせいで、もしかしたら尾形はずっと〝家族〟〝愛〟を求め続けているのではないでしょうか。

あるいは呪いのせいで〝家族〟〝愛〟にたどり着くことは出来ないのか。

彼の無表情の裏側には壮絶な過去がありましたが、その先にはもしかしたら本人も知り得ない温かいものがあるのかもしれません。

今後も孤高のスナイパー尾形百之助の動向・活躍に注目です!!

 

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