【進撃の巨人】ベストエピソード集123話ネタバレ最新!ミカサが選んだ答えの意外な真実!?エレンの単独行動の全貌とは! | 漫画コミック考察ブログ

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【進撃の巨人】ベストエピソード集123話ネタバレ最新!ミカサが選んだ答えの意外な真実!?エレンの単独行動の全貌とは!

進撃の巨人ベストエピソード123話ネタバレ最新&感想&考察
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この記事を読むとわかること
  • ミカサはエレンの変化を疑う
  • エレンが涙を流した理由
  • ユミルの民の現状が衝撃的だった

ついに完結を迎えた大人気漫画『進撃の巨人』が「別冊少年マガジン」2021年3月号より12週連続で傑作選フルカラーを掲載中!

この記事では本編最終話までの内容を時々交えながらネタバレしていきます。

第9弾はエピソード総選挙第5位、第123話『島の悪魔』がフルカラーで蘇りました。

場面はガビによってエレンの首が打ち落とされた後、地鳴らしが発動されたところです。

「座標」でジークと接触したエレンは安楽死計画を拒否。

始祖ユミルはジークの命令により安楽死計画発動へと動き出してしまいましたが、エレンが「オレがこの世を終わらせてやる!」と伝えその歩みを止めます。

「待っていたんだろずっと。二千年前から誰かを」

エレンの言葉に感情的な表情を見せるユミル。

するとシガンシナ区にて吹き飛んだエレンの首と胴体がハルキゲニア的なもので繋がり、壁が崩壊して大勢の超大型巨人が姿を現したのでした。

第123話『島の悪魔』はエレンに対するミカサの独白から始まります。

物語としては90話に海を見て以降マーレ襲撃へと展開が移りますが、この回ではその経緯=エレンが単独行動を起こし始めた様子が描かれます!

 

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『進撃の巨人』123話!のエピソード

それでは『進撃の巨人』123話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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真の壁外調査

「誰もがエレンは変わったと言う。私もそう思った。でもそれは違うのかもしれない」とミカサ。

やはりマーレ襲撃あたりですかね、読者からしても「エレンは変わった」と感じていましたが、そうではなかったかもしれないと今ミカサは思うのです。

「エレンは最初から何も変わっていない。あれがエレン本来の姿だとしたら私は…エレンの何を見ていたのだろう」

場面は遡り、調査兵団がキヨミの手引きでマーレへ潜入調査にやってきたところ。

初めて壁外の地に足を踏み入れたメンバーは緊張の面持ちながらも、初めて見る車や初めて見る食べ物に興味津々でただの旅行みたいになっています。

そんな中、エレンの表情だけは明るくありませんでした。

ミカサが「何があるかわからないから私のそばを離れないで」と話しかけても上の空。

アルミンが「僕たち外の世界にいるんだよ?」と目を輝かせていても「ああ…これが海の向こう側…なんだよな」と歯切れの悪い返事。

ミカサが勧めたアイスについてもエレンは父親の記憶で知っていたらしく、収容区のエルディア人は滅多に食べられないものなのだと言い、悲しそうに呟きました。

「壁の外はこんなに広いのにな」

その時のことをミカサは「私達は気づかなかった」「もしくは…気づきたくなかったのだろう」と振り返ります。

 

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ユミルの民の現状

その時ひとりの少年がサシャの財布を盗もうとしました。

リヴァイが少年の腕を掴み咎めると、「また敵国の移民か」と周囲の人間たちが集まり、海に放り投げようだの右手をへし折ろうだの、物騒なことを言い始めます。

サシャが「やりすぎです!」と訴えても「ここで商売して生きている俺達の問題だ」と聞く耳を持ちません。

何故なら、国を追われた移民なら“ユミルの民”かもしれないからです。

「ここ数年どの国も血液検査に躍起になっているからな。悪魔の血がその辺に紛れてちゃ夜も眠れたもんじゃねぇよ」

調査兵団は壁外の人々がユミルの民に対して抱えている感情・壁外におけるユミルの民の現状を目の当たりにしたわけです。

リヴァイは怯える少年を抱え、皆と共にその場から立ち去りました。

去り際に少年がどさくさに紛れてリヴァイの財布を盗んでいきましたが、少年を無事に帰し一件落着。

ただエレンはまた考え込んでいるようで、真剣な面持ちで少年を見ていました。

 

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和平への道

その後キヨミの元に着いた調査兵団。

少年の一件を聞いたキヨミは「確かに血液検査の技術向上に伴い、世界中で収容から逃れたユミルの民の存在が発覚し問題となっております」と言いました。

かつてエルディア帝国全盛時代には世界中で「ユミルの民の血を取り込むことが高貴である証」とされていたものの、帝国衰退とともにエルディアに追従した各国上流層が国を追われる立場に成り果てたそう。

それが現在のエルディア人の立場になっているわけですね。

パラディ島から友好を図れないだろうかと考え調査にやって来たわけですが、こういった風潮がある以上極めて困難だと言えます。

かといってヒストリアとその子供たちを犠牲にするジークの「安楽死計画」に乗るわけにもいきません。

そのために彼らが目を付けていたのが、明日行われる国際討論会で初めて登壇するという「ユミルの民保護団体」。

その団体の理念は明らかではありませんが、慎重に見極めた上で、可能であれば和平に期待し接触しようと考えていました。

和平への道はとても困難で危険とは分かりつつも「だからと言って最善を尽くさないことはできないのです」とハンジは言いました。

 

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ミカサにとってエレンとは?

ひとりアズマビトの屋敷から姿を消していたエレンは、昼間出会った少年が住んでいる場所に来て涙を流していました。

ミカサが昼間の少年の姿に気づきエレンに「…何があったの?」と聞くと、エレンは「…まだ何も」とだけ答えます。

ここは戦争で居場所を失った人たちが集まって暮らしている場所。

エレンは「ある日突然日常が終わって何もかもが奪われた」と、彼らの環境とかつての自分たちを重ねながら言います。

「すべての自由を…奪われるんだ」

すると少し間を置き、エレンがミカサにこんなことを聞きました。

「お前はどうして…オレのこと気にかけてくれるんだ?オレは…お前の何だ?」

ミカサは赤面し、動揺した結果「あなたは…家族…」と答えました。

そこで老人が乱入し会話は終了。

難民たちがもてなしてくれるということで、ちょうどジャン・コニー・サシャも現れ大宴会となりました。

 

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単独行動を開始したエレン

翌日、調査兵団は例の国際討論会を傍聴します。

しかし「ユミルの民保護団体」の理念は、調査兵団が望んでいたものとは違っていました。

「ユミルの民保護団体」が語っていたのは、各国に散った「ユミルの民」の難民への援助。

「ユミルの民」の難民たちはエルディア帝国の危険思想とは無縁であり、ただエルディア帝国に後輩を強いられた哀れな被害者だとし「憎むべきは島の悪魔共に他なりません」と主張したのです。

「忌むべきは100年前よりあの島に逃げた悪魔!我々の敵はあの島の悪魔なのです!」

結局「ユミルの民保護団体」も対話ができる相手ではなかったということ。

つまり和平への希望は断たれたのです。

その日から調査兵団の元を去ったエレン。

その後の動きはあのマーレ襲撃へと繋がり、次にミカサがエレンと顔を合わせたのはあの第101話でのことでした。

その時のエレンの様子に「もう手遅れだった」と感じたミカサ。

「果たして他に選ぶべき選択肢があっただろうか」と考えます。

すべては最初から決まっていたのかもしれないと思いつつも、それでもミカサはこう考えてしまうのでした。

「あの時もし私が別の答えを選んでいたら、結果は違っていたんじゃないかって…」

 

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地鳴らし発動したエレンは味方?

変わって場面は現在。

地鳴らしが発動し、超大型巨人たちが動き出しました。

彼らの真ん中には超巨大な謎の骨生物が佇んでいます。

「あれは何!?エレンがいた場所から出現したように見えた…」と言葉を失うミカサ。

地鳴らしの轟音が響く中、アルミンが「エレンが始祖を掌握した!」と叫びます。

地鳴らしを発動したということは“エレンの意志”だとアルミン。

ジークは「安楽死計画」のを完遂するために壁の巨人は保持しておくべきだという考えでしたから、地鳴らしの発動によってエレンがジークの計画を拒否したと判断したのです。

アルミンはこの地鳴らしは“マーレに集まっている連合軍を潰すため”だと解釈します。

「エレンは味方だ!そうに決まってる!」

自分に言い聞かせるようにアルミンは叫びました。

しかしマーレの連合軍を潰すだけならシガンシナ区外壁の数百体だけでも十分なはずなのに、何故かウォール・マリアの壁まで崩壊しているのです。

アルミンは焦ります。

 

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エレンの表明

その時、アルミンとミカサの意識は突如座標に移動し「すべてのユミルの民へ告ぐ」というエレンの声を聞きます。

始祖の巨人の力を介しているらしく、この声はアルミンとミカサだけでなくジャンやコニー、ライナーやガビ、ピークを始め、すべてのユミルの民に一斉に届けられていました。

“パラディ島にあるすべての壁の硬質化を解いた”と地鳴らしの発動を告げるエレンは、まずその目的を告げます。

「オレの目的はオレが生まれ育ったパラディ島の人々を守ることにある」

しかし世界はパラディ島の人々が死滅することを望み、永い時間をかけ膨れ上がった憎悪はこの島のみならずすべてのユミルの民が殺され尽くすまで止まらないだろうと語ります。

エレンはその望みを拒むとして、こう宣言したのでした。

「壁の巨人はこの島の外にあるすべての地表を踏み鳴らす。そこにある命をこの世から駆逐するまで」

 

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『進撃の巨人』ベストエピソード集123話のまとめ

エレンが単独で動き始めた様子がミカサ視点で描かれていた感じでした。

この時エレンが暗い顔していたり涙を流していたりしていた理由は後の第131話に通じているのですが、少年も目の前の人々も自分が皆殺しにする未来を知っているからです。

人知れず自分のことを「半端なクソ野郎」だと感じながらも未来のために進み始めたエレン。

そのエレンに対しミカサは「あの時もし私が別の答えを選んでいたら」と考えるわけですが、その「別の答え」は第138話で描かれました。

つまりこの回は分岐点だったとも言えますね。

ミカサが世界のキーマンだったことを踏まえるとこの回はやはり総選挙に選ばれるだけある名エピソードだと思いますので、是非最終回の結末まで見てからまた読み返してみてください。

そして気になっていたのが、エレンがユミルの民に呼びかけるシーン。

道で呆然とするユミルの民に響くエレンの声と、世界の駆逐を宣言するエレンの描写が本編でかなりインパクトあったのでカラー版を楽しみにしていたのですが、ちょっと迫力は欠けます。

が、これもこれで臨場感があるので是非見て頂ければと思います。

この辺はアニメでの描写も楽しみですね。

この記事のまとめ
  • ミカサはエレンの本質を疑う
  • エレンの悲しみの理由とは
  • ユミルの民の厳しい現状
  • 和平への道は極めて困難
  • エレンの意志が地鳴らしを発動
  • ミカサの選択が未来を左右する
あいり
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