1年ぶりのフランス校との交流会…当日。
べツィーに手伝いを頼まれた御行は、運営として忙しく指示を出していました。
かぐやは先にダンスホールで御行を待つことになりました。
かぐやがホールに向かうと、そこにいたのは…?!
それでは第230話『かぐや様は踊りたい』の考察を始めていきます。
Contents
『かぐや様は告らせたい』230話!のネタバレ
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」230話より引用
それでは『かぐや様は告らせたい』230話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
ドレスコード
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」230話より引用
かぐやがホールに足を踏み入れると、伊井野と石上がなにやら揉めていました。
どうやら、伊井野は石上が制服で現れたことが気に食わないようです。
伊井野はダンスパーティーと言えば正装(ドレスとスーツ)が当たり前だと思っていました。
もちろん伊井野自身はドレスを着ています。
しかし、石上にも言い分があります。
ドレスコードは制服でも問題ないと聞いていたのです。
実際に周りには制服姿の生徒も数多くいました。
しかし、伊井野はダンスパーティーといったらスーツでくるものだというセオリーを譲ることができません。
石上と正装で踊るのを楽しみにしていた、というのも理由の一つでしょうが…。
さっそく揉めている後輩2人にかぐやはスーツを差し出しました。
「こんな事もあろうかと服はこちらで用意しておいたわ」
四宮家で育ったかぐやはこういった気遣いには慣れています。
かぐやは伊井野と石上を厳しく指導しました。
「連絡 相談は基本の基本!いちいちこんな事で声を荒げて怒らない!」
凹む2人にかぐやはきちんと本音も伝えました。
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」230話より引用
「私達がいなくなった後 この学園を守っていくのは貴方達なんだから」
2人にはもっともっと成長してもらわなければ困るのです。
石上と伊井野のダンス
スーツに着替えた石上を伊井野は出迎えます。
かぐやにダンスのマナーを教わりながら、石上はぎこちなくはありますが伊井野をエスコート!
「最初と最後は特別な人と踊るのがマナー 楽しんでらっしゃい」
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」230話より引用
石上のエスコートで2人はダンススペースへ移動し、見つめ合いました。
最初と最後は特別な人と…。
伊井野と石上はお互いを”特別な人”と認め合ったと言う事ですね!
2人がダンスを始めると、周りの生徒達はどよめきました。
いつもと雰囲気の違う2人に驚いているようです。
後輩の仲睦まじい様子をかぐやは満足気に眺めていました。
かぐやと眞妃のダンス
「一体一人で何してるの?」
眞妃が声をかけてきました。
御行はフランス校の運営側のお手伝いで忙しいため、かぐやは1人で待っていました。
「じゃあ踊る?」
眞妃はかぐやをダンスに誘いました。
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」230話より引用
「四宮のご令嬢ともあろう者が壁の花なんて 誰が許しても私が許さない」
かぐやは眞妃の手を取りました。
まさか最初のダンスの相手が眞妃になるとは…。
かぐやにとっては想定外ですが、眞妃の優しさに嬉しそうな様子を見せ、2人は踊り出しました。
今まで眞妃とは他のパーティーで何度か顔を合わせていますが、こんな風に踊るのは初めてでした。
それもそのはず。
四宮家と四条家は犬猿の仲。
利権にうるさい多くの大人達の前でかぐやと眞妃が仲良くする事は大問題になりかねません。
ここが秀知院という聖域だから2人はこうして共に手を取り合えるのです。
「この学園を離れたらこうはいかない」
「私が四条で 貴女が四宮である限り…」
誰にも聞こえないような距離と声で、眞妃は囁きました。
かぐやは寂しそうな顔を浮かべました。
眞妃には最後にもう1つ、かぐやに伝えたいことがありました。
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」230話より引用
「貴女が四条に来るなら貴女を全力で守る準備があるわ 四宮家に食い潰されない未来を用意できる」
眞妃の目は真剣でした。
それがそんなに簡単な話ではない事を…かぐやはわかっていました。
「ありがとう 貴女の姉妹になれるっていう空想はそんなに悪いものじゃないわよ」
かぐやは”空想”と言う言葉を使いました。
眞妃の提案はそれほどまでに絵空事、ということなのでしょうか。
四宮家を出る、ということは本当に不可能なのでしょうか…?
かぐやと帝のダンス?!
眞妃とのダンスを終え、かぐやは空いている手を眺めていました。
御行はまだ運営の仕事から戻りません。
藤原が奏でるピアノにのって、多くのペアがダンスを楽しむ中、かぐやはまたひとりぼっちです。
「姫」
かぐやに声をかけてきたのは帝でした。
「一曲 踊ってくれませんか?」
かぐやはムスッとした表情を見せました。
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」230話より引用
「もしかして俺が約束を破ったと思ってる?」
転校して以来、あたりの強いかぐやに帝は内心傷ついていたようです。
かぐやと帝は幼い頃から顔を合わせる機会も多かったはずです。
2人には子供の頃にした約束があるようですが…。
おそらく約束の内容は”かぐやを守る”ということでしょう。
しかし、帝は転校してくるまでしばらくかぐやの前から姿を消していました。
かぐやは帝がサッカーで活躍している事も知っていたでしょう。
自分との約束を忘れて楽しく生きているのだと勘違いしても仕方がないかもしれません。
帝はかぐやに約束を破ったわけではないことを説明しました。
「どうして僕が今になってこの学園にやって来たと思う?」
「信じて欲しいな 僕は君の力になる為にこの学園に来た」
かぐやはその言葉に思わず顔を上げました。
かぐやと帝のダンス成立か?!と思われた瞬間、ようやく御行が現れました。
御行はかぐやを離さない?!
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」230話より引用
「俺の女にちょっかい出すなよ」
御行はかぐやと帝の間に入るように立ちました。
帝は慌てて口説くつもりはなかったことを弁明しました。
御行の手がかぐやの手をしっかり握っているのが目に入ります。
帝は2人の繋がれた手を見て、優しく微笑みました。
「頼むぜ 御行 お前がどうにかできるならそれが1番良いんだからな?」
この時点の御行に、帝の言葉の意味は分かりませんでした…。
時間はすぎ、月夜になりました。
「さぁ次がラストダンスですよー!」
藤原がピアノでラストの曲を奏でます。
最後のダンスはもちろん特別な人と…!
かぐやは御行とラストダンスに向かいます。
かぐやと御行のラストダンス
かぐやは御行と踊りながら、御行が帝に言い放った言葉を反芻しました。
「俺の女ですって」
嬉しそうなかぐやが可愛いですね〜。
2人はしっとり踊ります。
かぐやは御行の胸に顔を預けました。
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」230話より引用
「こんな日々がずっと続けば良いのに」
「…そうだな」
御行はかぐやの頭に優しくキスをしました。
…この時、御行はかぐやの変化に気づけませんでした。
最終章『かぐや様は告らせたい』開幕!
翌日、テレビのニュースでは四宮グループ関係のニュースがひっきりなしに流れていました。
白銀家では御行パパがそのニュースを真剣な顔で見ていました。
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」230話より引用
多くの情報が流れる中でも目を引いたのは『四宮一族の帝国崩壊の狼煙』という一文でした。
御行は決して財閥に詳しくはありません。
でもそんな御行でも、大きな何かが起きたことはわかります。
そして…かぐやはあの日を境にみんなの前から姿を消しました。
この日、こうなることがわかっていたかのように。
…いよいよ最終章『かぐや様は告らせたい』開幕です。
『かぐや様は告らせたい』ネタバレ230-231話のまとめ
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」230話より引用
今回は最終章『かぐや様は告らせたい』が開幕するまでのお話でした。
フランス校との交流会で御行は急遽、運営側に回ることになり大忙し!
かぐやは1人で御行を待つことになりました。
待っている間、ダンスホールでは伊井野と石上がドレスコードで揉めていました。
かぐやはスーツを石上に渡し、2人の仲をとりもちます。
これからは伊井野と石上が中心となってこの学園をまとめていかなければなりません。
かぐやは2人にその自覚を持つよう諭しました。
今にして思えば、自分がいなくなることを予見していたかのような指導でしたね…。
御行を待つかぐやを最初にダンスに誘ったのは眞妃でした。
眞妃は四宮家にこれから起こることを知っているようですね。
もしも、かぐやが四条家に来るなら全力で守る準備があることを伝えました。
それはそんなに簡単なことではないでしょうが、かぐやはそこまで思ってくれた眞妃の気持ちに感謝しました。
次に誘ってきたのは帝です。
しかし、かぐやは帝には塩対応…!
子供の頃に交わした約束を破ったと思っている様子です。
帝はその誤解を説こうとかぐやと真剣に向き合いました。
2人の心の距離が近づいた瞬間、ようやく御行が登場しました。
「俺の女にちょっかい出すなよ」
キャー(((o(*゚▽゚*)o)))!
かぐやもこの一言で元気になりましたw
ラストダンスはやっぱり特別な相手と…。
かぐやは御行の胸に顔を預け「こんな日々がずっと続けば良いのに」とつぶやきました。
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」230話より引用
かぐやが姿を消したのは翌日のことです。
四宮家で大きなことが起きていたのです。
果たしてかぐやはどこに消えてしまったのでしょうか?
御行はかぐやを救い出すことができるのでしょうか?!
いよいよ最終章に突入!
次週もますます目が離せませんね♪

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