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【無職転生】ギレーヌとパウロの関係!?剣神流の剣王、詐欺被害で一文無し!?

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ギレーヌとパウロは、どんな関係だったのでしょうか

結論から言うと、恋人でした。推測ではありません。パウロがルーデウスに持たせた手紙に「俺の女だから手をだすな」と書かれています。

ここはぼかされている部分ではなく、本人たちの言葉ではっきり示されているところです。順に見ていきます。

この記事でわかること

  • 2人の関係を示す手紙の文面
  • ギレーヌ本人が語った経緯
  • 剣王という称号の重さ
  • 詐欺で一文無しになった過去
  • エリスとの出会いと恩義
  • ルーデウスとの師弟関係

手紙に、そのまま書いてあります

まず決定的な材料から出します。

ルーデウスがボレアス家へ行くときに渡された、パウロの手紙です。ギレーヌを紹介する文面に、こう書かれていました。

「腕前は保障する。父さんは1度も勝ったことがない。ベッドの上以外ではな」

そして続きにこうあります。

「俺の女だから手をだすな」

実際、パウロはギレーヌに剣術で一度も勝ったことがありません。そのうえで「ベッドの上以外では」と付け足している。2人の関係は、ここで言い切られています。

きっかけについては、ギレーヌ本人が語っています。冒険者だった頃、寝苦しい夜にパウロが「水浴びでもしよう」と誘ってきた——そこから関係を持ったようです。

ルーデウスがその話を聞いて、途中で悟って話を打ち切る場面が本編にあります。

僕はこう読む

この手紙の書き方が、パウロという人間を全部説明していると思っています。
息子に渡す紹介状です。普通なら「信頼できる剣士だ」で終わる。ところがこの人は、負け越しの内訳まで書いた。剣では勝てないが、そうでない場面では勝った、と。
そして最後に「俺の女だから手をだすな」。相手はまだ幼いルーデウスです。
格好悪いことを、格好悪いまま書ける人なんです。だからこの人は妻ゼニスがいながらリーリャと関係を持ち、それを隠しきれずに家庭を壊しました。
ギレーヌとの関係も同じで、隠す発想が最初から無い。上位の解説記事が「描かれていない」と濁すのは、たぶんこの手紙を読み落としているからだと思います。

ギレーヌは、世界で4番目に強い剣士です

人物のほうも押さえます。

本名はギレーヌ・デドルディアパウロがいた「黒狼の牙」の元メンバーで、S級の冒険者です。

故郷は大森林にあるドルディア族の族長の家系村きっての“悪童”と言われ、10歳で旅の剣士にあずけられました。当時すでに剣聖にはなったものの、その性格が災いしてあらゆるパーティーから爪弾きにされています。ようやく居着いた先が黒狼の牙でした。

ギレーヌ・デドルディア

  • 猫系獣族の女性。剣神流の「剣王」
  • 世界で4番目に強い剣士とされる
  • 愛刀は剣神七本剣の1つ「平宗」
  • 露出度の高いレザーの服。チョコレート色の肌に無数の傷があり筋肉質
  • グレーの髪に耳としっぽ。パウロからは“筋肉ダルマ”と呼ばれていた
  • 性格は短気で直情的だが、さっぱりした姉御肌冗談が通じない

剣の階級は初級 < 中級 < 上級 < 剣聖 < 剣王 < 剣帝 < 剣神の7段階です。

剣聖になるだけでも相当な修行が要ります。すべての基礎を完璧にこなし、状況に応じて使い分けられるようになる必要があるからです。剣聖より上はさらに、たゆまぬ努力と才能が求められます。

比較として、パウロは全流派の上級を修めていました。“天才剣士”と呼ばれるパウロが一度も勝てない——それが剣王という位置です。

奥義「光の太刀」を使います

剣神流最強と言われる根拠がこの技です。

「光の太刀」は「光剣技」とも呼ばれる剣神流の奥義で、上級技「無音の太刀」の上位技にあたります。剣聖になるには、この技の習得が条件です。

  • 極めれば剣先が光の速さに達する
  • 一振りに闘気をつぎ込み、抜刀のタイミングが分からないほどの速さ
  • 利き手と逆の手を使ってブレを無くし、絶大な威力を出す
  • 本来は両手でなければ放てないが、オルステッドは片手や手刀でも放てる

ただし無敵ではありません。実力差次第で受け流すことも回避することもできます。剣神流には「光返し」という技もあり、光の太刀が届く前、最高速度に達していない位置でその速度に追いつき両断します。原作163話「狂剣王対龍神」でエリスが使用しました。

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右目の眼帯は、魔力眼のためです

外見でよく聞かれる点です。

特殊な能力を持つ眼を「魔眼」といい、そのうち直接魔力が見える魔眼が「魔力眼」です。もっともポピュラーな魔眼の1つで、1万人に1人が持つとされています。

魔眼は魔力で制御するものですが、制御が難しい場合が多く、常時発動してしまうため眼帯で抑える必要が出てきます。ギレーヌの眼帯も、魔力眼の制御のためのものです。

詐欺に遭って、一文無しになりました

剣王でありながら、情けない過去があります。

黒狼の牙が解散したあと、ギレーヌはお金の計算ができずに詐欺に遭い、一文無しになりました。

そして空腹で餓死寸前のところを、ボレアス家のサウロスとエリスに助けられます。

そのためボレアス家に恩義を感じており、サウロスとエリスには敬意を払っています。ボレアス家ではエリスの護衛と剣術の師範を兼任していました。

暴力的だったエリスを返り討ちにしたことで尊敬され、非常に懐かれます。エリスの剣士としての才能を早くから認めており、剣聖のレベルになったら自分の師匠である剣神ガル・ファリオンに会わせようと考えていました。

エリスの10歳の誕生日には、獣族の習慣でプレゼントを用意していませんでした。そこでルーデウスの助言を受け、自分が身につけていた魔よけの指輪をエリスに渡しています。

僕はこう読む

世界で4番目に強い剣士が、算術ができないという理由だけで餓死しかける。この一点が、この作品の世界の作り方だと思っています。
強さは、生活を保障しません。剣王の称号は、詐欺師の前では何の役にも立たない。
そしてこの経験があるから、ギレーヌはのちに剣の聖地の子供たちに「文字くらい読めないと死はあっという間に来る」と警告する側に回ります。自分がその一歩手前まで行ったからです。
強さの階級表を7段階も用意しておきながら、それが守ってくれない場面をきちんと書く。無職転生がただの強さ比べにならないのは、こういうところだと読んでいます。

ルーデウスとは、教え合う関係でした

師弟関係も見ておきます。

ギレーヌはルーデウスに剣術を教える代わりに、自分も算術や読み書きを習いたいと申し出ました。

剣の腕は最強ですが、勉強は得意ではありません。黒狼の牙時代にもメンバーから「脳筋」とからかわれていました。算術ができないせいで詐欺に遭った過去もあります。

物覚えは良いほうではありませんでしたが、努力の甲斐あって2年という短期間で「火」と「水」系の初級魔術をマスターしています。

ギレーヌはルーデウスの戦闘センスと、効率的で分かりやすい勉強方法を考え出す能力に敬意を払い、「先生」として認めました。ルーデウスからは魔術に使う杖までもらっています。

ルーデウスの側もギレーヌの教え方は具体的で、剣術の教師として優秀だと認めていました。

なお本来ギレーヌから剣術を教わるには、アスラ金貨2枚かかります。アスラ金貨1枚はおおよそ10万円。ロキシーがルーデウスの家庭教師をしていたときの報酬がアスラ銀貨5枚だったので、ざっと2倍の料金です。

エリスの両親の仇を、討っています

転移事件のあとの話です。

ギレーヌは転移事件で紛争地帯に飛ばされていました。そこはエリスの両親フィリップとヒルダが飛ばされた場所と同じでした。

紛争地帯を徒歩で突破する最中、ギレーヌはエリスの両親が無残な遺体となっているのを見てしまいます。そして殺害した犯人と遭遇し、討ち取って仇を取りました。

魔大陸から戻ったエリスとは、難民キャンプで執事のアルフォンスと共に再会します。無事を喜んだあと、サウロスを含む両親の死を伝えなければなりませんでした。

その後、フィットア領を守るため、アルフォンスはエリスに「ピレモンの妾になるように」とすすめます。

ギレーヌはこれに激怒しました。そしてルーデウスと結婚して逃げるようエリスに提案します。

ですがエリスは別の道を選びました。「ルーデウスの隣にいるために、強くなりたい」——その思いを知ったギレーヌは、エリスと一緒に剣の聖地へ旅立っていきます。

まとめ|ギレーヌとパウロをどう読むか

2人は恋人でした。手紙にそのまま書かれています。

パウロとの関係

  • 手紙に「父さんは1度も勝ったことがない。ベッドの上以外ではな」
  • 続けて「俺の女だから手をだすな」
  • きっかけは寝苦しい夜の「水浴びでもしよう」という誘い
  • 2人は黒狼の牙のメンバー同士だった

剣士として

  • 剣神流の剣王。世界で4番目に強いとされる
  • 階級は初級<中級<上級<剣聖<剣王<剣帝<剣神の7段階
  • 愛刀は剣神七本剣の1つ「平宗」、奥義は光の太刀
  • 右目の眼帯は魔力眼の制御のため。魔力眼は1万人に1人

生き方

  • 算術ができず詐欺に遭って一文無しになり、餓死寸前だった
  • サウロスとエリスに助けられ、ボレアス家に恩義を持つ
  • ルーデウスに剣術を教え、算術と読み書きを教わった。2年で初級魔術を習得
  • エリスの両親の仇を討ち、剣の聖地へ共に旅立った

僕はこう読む

ギレーヌが激怒した場面が、この人物のいちばん良いところだと思っています。
アルフォンスの提案は、領地を守るためには合理的でした。エリスを妾に差し出せば、フィットア領は残る。執事としては正しい。
ギレーヌは怒りました。そして「ルーデウスと結婚して逃げろ」と言う。これはまったく合理的ではありません。領地は守れないし、貴族の娘の身の振り方としても筋が通らない。
でも、この人にはそれしか言えないんです。10歳で村を追われ、爪弾きにされ、詐欺で餓死しかけて、拾われて生き延びた。ギレーヌが知っているのは、逃げても生きていればなんとかなるということだけです。
結局エリスは逃げずに、強くなる道を選びました。それでもギレーヌは一緒に行っている。提案は通らなかったのに、隣にはいる。この人の忠義はそういう形をしていると読んでいます。

そのうえで、まだ残る問いがあります。ギレーヌとパウロの関係が、いつ終わったのかは描かれていません。黒狼の牙はパウロとゼニスの結婚で解散していますが、ギレーヌがそれをどう受け止めたのかは語られないままです。手紙の「俺の女だから」という書き方は、その後の距離を測るには曖昧すぎます。

——あなたはギレーヌがパウロにまだ想いを残していたと思いますか。それとも完全に過去の話だったと思いますか。よければコメントで、あなたの読み方を聞かせてください。

よくある質問

ギレーヌとパウロの関係は手紙の一文ではっきり示されています。よく調べられる点を切り分けて拾っておきます。

Q. ギレーヌとパウロはどんな関係でしたか
A. 恋人でした。パウロがルーデウスに持たせた手紙に「父さんは1度も勝ったことがない。ベッドの上以外ではな」「俺の女だから手をだすな」と書かれています。

Q. 2人はどこで出会ったのですか
A. 冒険者パーティー「黒狼の牙」です。ギレーヌは性格が災いしてあらゆるパーティーから爪弾きにされ、ようやく居着いた先が黒狼の牙でした。

Q. ギレーヌはどれくらい強いのですか
A. 剣神流の剣王で、世界で4番目に強い剣士とされています。全流派の上級を修めた天才剣士パウロが、一度も勝てなかった相手です。

Q. なぜ眼帯をしているのですか
A. 右目が魔力眼だからです。魔眼は制御が難しく、常時発動してしまうため眼帯で抑える必要があります。魔力眼を持つのは1万人に1人とされています。

Q. なぜ一文無しになったのですか
A. 黒狼の牙の解散後、お金の計算ができずに詐欺に遭ったためです。餓死寸前のところをボレアス家のサウロスとエリスに助けられました。

Q. ルーデウスとはどんな関係ですか
A. 互いに教え合う師弟関係です。ギレーヌが剣術を教え、ルーデウスが算術と読み書きを教えました。ギレーヌは彼を「先生」と認め、2年で火と水の初級魔術を習得しています。


この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月9日

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