紅丸vs紅丸ドッペルゲンガーの最強決定戦がついに勃発します。
紅丸ドッペルは地球を包み込むほどのケタ違いの日輪を披露。
しかし紅丸は皆の不安をよそに、圧倒的強さで一瞬にしてドッペルゲンガーを葬り「全人類が思う最強より強かった」ことを証明したのでした。
災害隊が最後の力で呼んだ最強のドッペルゲンガーたちを倒し、あとは世界を救うのみ。
世界の行く末は「ヒーロー」シンラに託されました!
第286話『死地に潜る』はいよいよシンラが決着をつけに動き出します!
『炎炎ノ消防隊』286話!のネタバレ
それでは『炎炎ノ消防隊』286話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
日下部兄弟出撃!
人々を見つめるようにそびえ立つ目玉のアレ。
「このギョロ目がある限り人の絶望が終わらない」とショウは言います。
日下部兄弟はここに入ろうとしているようですが、このギョロ目がアドラなわけではなく、これもまたあくまでも絶望や狂気などの“イメージ”に過ぎないそう。
「今ここに目に見えて存在しているが存在していないとも言える…」
シンラはその話をあまり理解できませんでしたが、1つだけハッキリと分かりました。
「要はこいつがある限り大災害は止まらないってことだな」
というわけで兄弟は人間絶望の出火元であるこのギョロ目を消火しに向かいます。
目玉に入る前にシンラは、悪魔と呼ばれ道を外れそうになった時でもショウと母が常に心を支えてくれていたことを伝え、こう言いました。
「また導いてくれ。俺の天使」
ショウは可愛く照れながら答えます。
「任せてくれ、そのために俺はいる」
目玉の中へ
目玉は果てのない闇のよう。
この中にシンラが決着をつけるべきハウメアや他の柱もいるはずです。
とはいえこの先はつまり「イメージの世界」。
2度と戻ってこられなくなるかもしれません。
ショウが一応忠告しますが、2人はもうとっくに覚悟の上です。
「行こうアドラへ!!」
シンラとショウは目玉の中へと入りました。
入った先には天災や戦争、そして瓦礫に埋もれる街でしょうか…様々な風景が目に入ってきます。
これはショウ曰く「人類の絶望の歴史」。
描写が違う=実写なので“大災害前”の世界のようです。
「人々の歴史は常に絶望の歴史」
怒りや憎悪、不安や人的破壊に自然災害…それらが生み出した絶望がここに映し出されていました。
そして「今その絶望のイメージが世界と一体化しようとしている」とショウは言います。
これが大災害というわけですね。
「食い止めよう」と兄弟は強く決意しました。
いつものアドラに到着
そんな中2人は“地上”といえる場所に着陸します。
「見慣れた場所だ…」とシンラ。
黒い炎のようなものがモヤモヤしている、これまでシンラのアドラでの描写があった場所です。
ショウやインカとアドラリンクしたのもこの空間でした。
2人は空間にただ1本そびえ立つ柱の元に向かいます。
「まるで天照のようだ…」と感じる2人。
人類はこのイメージを無意識に投射して天照を作ったのかもしれないとショウは考えます。
すると背後から「そう、我々は常に神の啓示を受けて行動しているにすぎません」との声が!
絶望の聖女
その声はハウメアでした。
ハウメアはインカとスミレ?と従え「お待ちしておりました、救世主を背負う者よ」とシンラたちを出迎えました。
ハウメアは世界の行く末はシンラに懸かっているのだと言います。
シンラはその言葉よりも、これまでのハウメアとは全く違う雰囲気であることに疑問を抱きました。
ショウは「あれが本来のハウメアだ」と言います。
ハウメアの正体や過去は第251話で描かれましたが、ハウメアは聖女なんですよね。
元々邪心を受け止める善の心があるから集合的無意識から流れ込む悪意を受け入れられていたわけで。
邪心を受け止めすぎておかしくなってしまっただけで、これが本来のハウメアの姿。
「それにハウメアは“人類の無意識”だけではなく“神の啓示”も聞いている」とショウが言います。
人類の無意識と神の啓示…それらを聞くためにハウメアは冠で目を覆っていたそうなのですが、「改めて悟ったのです」と言い冠を手で持ち上げました。
つまりハウメアが素顔を見せたということ。
その姿にシンラはゾクっと恐れを抱きます。
悟ったというハウメアが出した答えはこうでした。
「私と共に世界を終わらせましょう」
一体ハウメアはどんな顔でシンラに声を掛けたのでしょうか!?
シンラはこの聖女も救い世界を救わねばなりません!
『炎炎ノ消防隊』ネタバレ286-287話のまとめ
いよいよ救世主と守護天使、シンラとショウが動き出しました。
シンラの言葉に照れているショウくんが天使でしたね!
皆が様々な戦いを乗り越える中、ハウメア&伝道者と決着をつけるというのがシンラに課せられた使命であり、皆に託された“大災害を止める最後の戦い”というところ。
さっそくハウメアと対峙したシンラは、ハウメアの正体を知ることになりました。
まさかいきなり目隠しの冠を取るとは思いませんでした。
カロンによればハウメアは美女だったはずですが、シンラの反応を見ると何やら恐ろしい秘密が隠されていそうではあります。
可能性があるのは「綺麗すぎる」「アイリスや母親など知り合いに似ている」「顔はない、あるいはギョロ目」あたりでしょうか。
可愛いだろうと言われ続けて早数年…。
いよいよハウメアの素顔が見られるという衝撃展開がやってきましたが、次回は『絶望の聖女』ということで一体どのような展開で描かれていくでしょうか。
世界を救うには聖女を救わなければならないということで、次回も楽しみです!

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