人気ランキングの1位は、誰なのでしょうか
結論から言うと、最新の公式キャラクター人気投票で1位になったのは薙切えりなです。応募総数25919票のうち、3350票を集めました。
そしてそれまで2回連続で1位だった幸平創真は、4位まで落ちています。主人公が首位から陥落した投票でした。
この記事でわかること
- 公式の人気投票は3回あること
- 3回すべての10位までと、票数
- 主人公が4位まで落ちた回があること
- 新戸緋沙子が圏外から2位まで上がったこと
- 応募総数が8255票から35568票まで動いたこと
- 上位キャラクターがどんな人物か
公式の人気投票は、3回あります
まず前提を揃えます。『食戟のソーマ』のキャラクター人気投票は、公式に3回行われています。
ネット上で見かけるランキングには、この3回が混ざっていたり、投票とは関係のない順番が並んでいたりします。ここでは回ごとに切り分けて、票数つきで並べます。
3回の投票の規模
- 第1回……応募総数 8255票(週刊少年ジャンプ2014年10号で発表)
- 第2回……応募総数 35568票(遠月学園 十傑選抜総選挙)
- 第3回……応募総数 25919票
第2回で票数が4倍以上に跳ね上がっています。作品がいちばん伸びた時期だということが、この数字から分かります。
第1回は幸平創真が1位でした
最初の投票です。応募総数8255票。
第1回 人気投票(10位まで)
- 幸平創真 956票
- 薙切えりな 803票
- 田所恵 753票
- タクミ・アルディーニ 561票
- 四宮小次郎 487票
- 水戸郁魅 452票
- 薙切アリス 445票
- 一色慧 412票
- 葉山アキラ 405票
- 伊武崎峻 380票
1位と2位の差は153票です。主人公が首位ですが、大差ではありません。
第2回も幸平創真が1位。票数は4倍になりました
「遠月学園 十傑選抜総選挙」として行われた回です。応募総数35568票と、規模がまったく変わりました。
第2回 人気投票(10位まで)
- 幸平創真 6451票
- 薙切えりな 5046票
- タクミ・アルディーニ 4918票
- 田所恵 2817票
- 新戸緋沙子 1901票
- 薙切アリス 1900票
- 四宮小次郎 1882票
- 葉山アキラ 1720票
- 水戸郁魅 1462票
- 一色慧 1422票
ここで注目したいのが2つあります。
1つはタクミ・アルディーニが4位から3位へ上がり、えりなに128票差まで迫ったこと。もう1つは第1回で10位以内にいなかった新戸緋沙子が、いきなり5位に入ったことです。
第3回で、1位が入れ替わりました
そして3回目です。応募総数25919票。
第3回 人気投票(10位まで)
- 薙切えりな 3350票
- 新戸緋沙子 3081票
- 薙切アリス 3042票
- 幸平創真 2795票
- 田所恵 1862票
- 四宮小次郎 1669票
- 小林竜胆 1353票
- タクミ・アルディーニ 1207票
- 水戸郁魅 743票
- 葉山アキラ 737票
上位3人が全員、薙切家とその周辺で占められました。えりな、その秘書である緋沙子、そして従妹のアリスです。
そして主人公の幸平創真は4位。1位から4位へ落ちています。
何が起きたのか。順位の動きを並べます
3回ぶんを縦に並べると、動きがはっきりします。
主な順位の推移(第1回→第2回→第3回)
- 幸平創真 1位 → 1位 → 4位
- 薙切えりな 2位 → 2位 → 1位
- 新戸緋沙子 圏外 → 5位 → 2位
- 薙切アリス 7位 → 6位 → 3位
- 田所恵 3位 → 4位 → 5位
- タクミ・アルディーニ 4位 → 3位 → 8位
- 小林竜胆 圏外 → 圏外 → 7位
いちばん大きく上がったのが新戸緋沙子です。第1回では10位以内にすら入っていなかったのに、3回目には2位まで来ました。
逆に大きく下げたのがタクミ・アルディーニです。2回目には3位で、えりなに128票差まで迫っていたのに、3回目は8位でした。
僕はこう読む
この入れ替わりは、読者の好みが変わったのではなく、物語の中心が動いた結果だと思っています。
第1回と第2回のころ、作品は「創真が食戟で勝ち上がる話」でした。だから主人公と、対戦相手として立ちはだかるタクミが強い。
ところが3回目のあたりで、物語は薙切家の内側の話に入っていきます。父・薊のクーデター、えりなの洗脳された過去、アリスが屋敷から逃がす場面、緋沙子が「えりな様」を守る立場。薙切家の3人が1位・2位・3位を占めたのは、そこが話の中心になったからです。
つまりこの投票結果は人気表ではなく、作品がどこを描いていたかの記録として読めます。創真が4位に落ちたのは弱くなったからではなく、そのとき彼が主役ではなかったからだと読んでいます。
1位 薙切えりな|神の舌を持つ学園総帥
遠月学園の主席で、1年生でありながら「遠月十傑評議会」の第十席に就いていた人物です。学園総帥の孫娘にあたります。
異名は「神の舌」。天才的な味覚を持ち、その評価が料理人の人生を左右するとまで言われています。
得意なのは高級食材を使った、気品漂う一皿。当初は大衆料理を否定していました。
絶対的な女王様として登場しますが、創真と出会って仲間ができてからは、笑ったり照れたりする姿が増えていきます。
背景には重いものがあります。幼い頃に父・薊から洗脳とも言える教育を受けており、父を極端に恐れていました。そして高校2年生で学園の総帥に就任します。
2位 新戸緋沙子|圏外から2位まで上がった秘書
えりなの秘書です。同級生でありながら「えりな様」と呼びます。
実家は代々続く古い漢方医の家系で、東洋医学を食に反映させた薬膳料理のエキスパートです。薬膳の知識を生かしてお茶を入れるなど、えりなを陰から支えています。
秘書としての実務能力も本物で、スタジエールでは修行先の会計業務を一人で改善させました。
そして「秘書子」という呼び名の由来が面白いところです。名前が判明する前に人気が出て、読者から「秘書子」と呼ばれるようになり、本誌が逆輸入する形でその呼び方を採用しました。
圏外から2位まで上がった背景には、この読者側から名前がついたという経緯もあるはずです。
3位 薙切アリス|分子美食学の申し子
えりなの従妹で同級生。異名は「分子美食学の申し子」です。
最先端の理論と最新の調理器具を使った料理を得意としています。幼少期から正真正銘の天才と謳われてきました。
性格は子供っぽく、感情の起伏が激しく自由奔放。それでいて本当はえりなのことが大好きです。
父・薊に阻まれ、えりながひどい目に遭っていたことを知らずに過ごしていたことを後悔しており、今度は自分がえりなを助けると屋敷から逃がしました。
4位 幸平創真|2回連続1位からの陥落
主人公です。「お食事処ゆきひら」を父親と営んでいたところから、父のすすめで遠月学園に高等部から入学しました。
決め台詞は「おあがりよ!」「お粗末!」。大衆料理を得意とし、斬新なアイディアと現場で培った対応力が武器です。
ただし父が言う創真の武器は、別のところにあります。「自分の足りないところに真正面から向き合い、努力し続けられること」です。
斬新なアイディアはときにゲテモノに走ります。「炙りゲソのピーナッツバター和え」のような絶望的な料理を作り、同級生に試食させたがる癖がありました。これは父親譲りだと判明します。
入学式1日目で全生徒に喧嘩を売るような発言をしましたが、本人はいたって普通で飄々としています。
5位から10位|常連と、初登場
第3回の5位以下を、人物ごとに見ます。
5位 田所恵。創真の同級生で、極星寮では隣の部屋です。恥ずかしがり屋で内気ですが、内部進学試験最下位からどんどん成長していった努力家でもあります。実家は東北の旅館。卓球では「東北の跳び兎」の異名を持ち、スポーツ推薦の話が来るほどの腕前です。えりなに「なぜ今まで無名だったのか不思議」と言わせるまでになりました。
6位 四宮小次郎。遠月学園の卒業生で、フランス料理最高の栄誉であるプルスポール勲章を日本人で初めて受賞しました。二つ星レストラン「SHINO’S」のオーナーです。忘れ去られた野菜を使う「レギュムの魔術師」という異名を持ちます。毒舌で厳しい人物ですが、フランス料理を志した理由は母の笑顔のためでした。
7位 小林竜胆。第3回で初めて10位以内に入りました。遠月学園3年生で「遠月学園十傑評議会」の第2席、希少食材のエキスパートです。ピラルクーを捕まえにアマゾンへ行くような人物で、大食いでもあり、月響祭では5日間で120店舗すべてを食べ歩いたと語っています。
8位 タクミ・アルディーニ。実家はイタリアの大衆食堂トラットリア。叔父にすすめられ、弟のイサミとともに来日しました。イタリア料理が得意で、兄弟そろって学園内にファンクラブがあります。美作昴との食戟でメッザールナを奪われ、それをきっかけに料理が飛躍的に伸びました。
9位 水戸郁魅。実家が肉の卸業で、肉を扱うことにかけては超一流です。初登場時はえりなの側近「ミートマスター」として創真と食戟を行い、敗北しました。現在は丼研の部員で、創真にアドバイスを送る立場になっています。
10位 葉山アキラ。3回すべてで10位以内に入り続けた1人です。
幸平城一郎は、10位以内には入っていません
ここは注意が要るところです。
ネット上のランキングでは幸平城一郎が上位に置かれていることがあります。ただし公式の人気投票では、3回とも10位以内に名前がありません。
人物としての存在感は別格です。創真の父親で、かつて遠月学園の第2席だった天才ですが、ある事件を機に退学しています。現在は「お食事処ゆきひら」を休業させ、世界中を飛び回って料理をしています。
学生時代は堂島銀、えりなの父である薊と同世代で、3人とも極星寮に住んでいました。自由奔放なふるまいがなければ、間違いなく第1席だったと言われています。
そしてえりなが迷い悩んでいたとき、料理でその悩みを救った憧れの人でもありました。創真の父だと知ったとき、えりなはショックを受けています。
まとめ|人気ランキングをどう読むか
最新の公式人気投票で1位になったのは薙切えりな、3350票です。2回連続1位だった幸平創真は4位まで落ちました。
3回の1位
- 第1回……幸平創真 956票(応募総数8255票)
- 第2回……幸平創真 6451票(応募総数35568票)
- 第3回……薙切えりな 3350票(応募総数25919票)
押さえておきたい動き
- 第3回は上位3人が薙切えりな・新戸緋沙子・薙切アリス。薙切家とその周辺で独占
- 新戸緋沙子は圏外から5位、そして2位まで上がった
- タクミ・アルディーニは3位から8位へ下げた
- 小林竜胆は第3回で初めて10位以内(7位)に入った
- 幸平城一郎は3回とも10位以内に入っていない
僕はこう読む
3回の結果を並べて、いちばん面白いと思ったのは新戸緋沙子の上がり方です。
彼女は名前が判明する前に人気が出たキャラクターでした。読者が勝手に「秘書子」と呼び、本誌がそれを逆輸入した。公式が読者の呼び方を採用するというのは、そう起きることではありません。
そして第1回で圏外だった人物が、3回目には2位で、1位のえりなとの差はわずか269票です。
この作品の人気投票は、主人公が安泰ではない投票でした。物語の中心が動けば、順位も動く。読者が「いま誰の話を読んでいるか」を正直に返してくる投票だったと読んでいます。
そのうえで、まだ残る問いがあります。第3回のあと、公式の人気投票は行われていません。連載は終わり、物語は最後まで描かれました。あの結末を見たあとで4回目をやったら、順位はどうなるのか。ここは分からないままです。
——あなたはいま4回目の人気投票があったら、1位は薙切えりなのままだと思いますか、それとも幸平創真が首位に戻ると思いますか。よければコメントで、あなたの読み方を聞かせてください。
よくある質問
食戟のソーマの人気ランキングは回ごとに結果が違うため、混ざって語られやすいところです。切り分けて拾っておきます。
Q. 人気ランキングの1位は誰ですか
A. 最新の第3回では薙切えりなで、3350票でした。第1回と第2回は幸平創真が1位です。
Q. 公式の人気投票は何回行われましたか
A. 3回です。第1回は週刊少年ジャンプ2014年10号で発表され、応募総数は8255票。第2回は「遠月学園 十傑選抜総選挙」として行われ35568票、第3回は25919票でした。
Q. 幸平創真は何位ですか
A. 第1回が1位で956票、第2回も1位で6451票、第3回は4位で2795票です。
Q. いちばん順位を上げたのは誰ですか
A. 新戸緋沙子です。第1回は10位以内に入っておらず、第2回で5位、第3回で2位まで上がりました。
Q. ヒロインは誰が人気ですか
A. 第3回では薙切えりなが1位、新戸緋沙子が2位、薙切アリスが3位、田所恵が5位、水戸郁魅が9位でした。上位3人を薙切家とその周辺が占めています。
Q. 幸平城一郎はランキングに入っていますか
A. 公式の人気投票では、3回とも10位以内に入っていません。創真の父で元第2席という重要人物ですが、投票結果とは分けて考える必要があります。
投票で票を集めた面々が、遠月学園でどこまで上がったのかが分かります
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月9日

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