タマキは批判の嵐に晒されているにも関わらず、逆にビキニだけの姿になってみせました。
その姿に吉田という子連れ女性がなんやかんや噛みつきますが、息子のタツトが完全に論破すると、吉田はこの世から姿を消してしまいました。
タツト曰く「役割を終えて消えた」とのこと。
吉田はこの世を炎上させるただの燃料だったわけです。
そんな中、リヒトが“世界の存亡を決める要素のひとつを担っている確立者”たるタマキの役割についての答えを掴みました。
それはタマキが「命の象徴」であり「未来に繋ぐ希望」であるということ。
第282話『エロは偉大なり』はタマキの「未来に繋ぐ希望」がどのようなものであるのかが示され、アサルトドッペルゲンガー戦が衝撃の結末に!
目次
『炎炎ノ消防隊』282話!のネタバレ
それでは『炎炎ノ消防隊』282話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
アサルトにとってのエロ
引き続きアサルトたちのエロの是非を巡る戦いが繰り広げられます。
「エロなど不要だ!」と主張するアサルトドッペル。
「エロこそ不要なのだ!」と主張する真アサルト。
ドッペルがアサルトに「エロに負けた言い訳をしているにすぎない!」と指摘すると、アサルトは自分自身エロに屈したと思っていた時もあったと言います。
「だがそれと同時に大きな活力を得たことに気がついたのだ」
相手を殺す事しかできなかったアサルトは、エロによって未来を感じることができたと言うのです。
だからこそアサルトは自身のドッペルゲンガーを倒し、この世のスケベを守るのだと誓いました。
「貴様の好きなようにはさせぬ!エロ以外には屈しない!!」
エロを力としたアサルトのクリムゾンバレットはパワーを増し「クリムゾンビンビンバレット」に!
「エロなき世界に未来はない!そうだろう!!」
人々が服を脱ぎ捨てる!?
大災害は人々の絶望をエネルギーにして世界を滅ぼします。
それを踏まえてリヒトは言いました。
「エロは生物にとっての、未来へと繋ぎ大災害を止める希望の一つだ」
つまり「エロなき世界に未来はない」というアサルトの言葉は大げさではないのです。
すると周囲の人々の様子が変化しました。
倒れていたマキが「状況は…?」と顔を上げると…
なんと人々が服を脱ぎ捨て老若男女みんな下着姿に!
戸惑うマキに「寝てる場合じゃない!」と声をかけた桜備ももちろん裸。
なんと火縄も裸になっていました。
となるとマキもやるべきことはひとつ。
防火服を脱ぎ捨て2人と共にムキムキの肌を晒し「タマキ!!行けェエ!!!」とエールを送りました。
とどめはラッキースケベられ!
戸惑い焦るドッペルに「エロは希望!美しくカッコイイ!なぜ拒否する!」と問い攻めるアサルト。
クリムゾンバレットはますます巨大化しパワーを増します。
「ビンビンビンバレット!!」
アサルトは「タマキのラッキースケベられは偶然ではなく必然」なのだと説きながらドッペルを吹っ飛ばしました。
それにタマキが炎を手に溜めて追撃します。
と思われましたが、なんとここでラッキースケベられが発動!
タマキのお尻と太ももがドッペルを直撃します。
そこで改めてタマキが火の玉をぶちかまし、ドッペルを地面に叩きつけました。
そうしてドッペルは「スケ…ベ…」と呟きながら消滅したのでした。
ドッペルの撃破に、周囲の人々は衣服を舞い上がらせながら歓喜に沸きます。
気づけばさっきまで鬱屈としていた空気がハッピーオーラになっていたのです。
「タマキ隊員が変えたんだ」とリヒト。
「彼女はこの世界のお色気担当。人々に希望を与える存在だったんだ」
さらばアサルト
リヒトがタマキを「命の象徴であり未来に繋ぐ希望」と言っていましたが、その意味はアサルトに言わせるとこんな感じです。
「スケベは次の世代に命を繋ぐ希望…エロのない人間に未来はない」
そしてアサルトはタマキに「もう会うことはないだろう」と言います。
「来てくれてありがとう」と返すタマキ。
アサルトは「さらばだ…俺の初めての人」と別れを告げました。
戦いを終えたタマキを裸の仲間たちが出迎えます。
「よくやったぞタマキ!」とパンツ一丁で労う桜備たちに、女性たちの黄色い声援が沸いていました。
そういえば消防隊のヌードカレンダーは大人気でしたね。(第8は最下位ですが)
そのことからもマキは「露出を喜ぶことは威勢を軽視しているわけじゃなく、みんな綺麗な身体が好きなだけ」と言いました。
「消防隊のヌードカレンダーを楽しんでいる人たちに消防隊を軽視している人なんていないしね」
リヒトも散々批判されたタマキに「よく耐えましたね」と労いました。
ちなみにリヒトは脱いでいません。
タマキが頑張れたのは「自分が不快なだけなのに、それが皆の総意だと決めつける異常者どもには負けたくない」と思ったから。
あれほどの非難から一転、人々が服を脱ぎハッピーになった光景を、リヒトはタマキに「あれはあなたが呼び込んだ希望ですよ」と伝えました。
タマキの戦いが未来を繋いだのです!
『炎炎ノ消防隊』ネタバレ282-283話のまとめ
黒野に続きアサルト編もこれにて落着。
色々と凄まじいエピソードでしたね。
何だか服を脱ぎ捨てたくなるほど気持ちがスッキリしています。
タマキのラッキースケベられはただ「可愛い(羨ましい)」としか思っていませんでしたが、この大災害の真っただ中にこれほどまで影響力のあるスキルだったと誰が予想できたでしょうか。
それはアサルトもです。
当初はエロが苦手なギャグキャラが登場しただけと思っていましたが、アサルト&エロがここまで物語の核に絡んでくるとは思いませんでした。
それにてっきり仲間になってくれると思っていたのでまさか去ってしまうとは…。
しかしアサルトは屈指の愛すべきキャラですのでここで終わりのはずがありません。
「もう会うことはないだろう」がフリだと信じてまた登場を待つことにしましょう。
さて大久保先生は黒野編で『愛がなく自分の利益だけの偽物は“パクリ”』ということを。
そしてアサルト編では『自分の不快を皆の総意だと決めつける奴は異常者であり、騒ぎ立てて炎上させるだけ』ということを喚起してくれました。
それと『エロは世界を救う』ということですね。
次はどんな戦いから何を気づかせてくれるでしょうか。
次回は『切り札の影』ということなので、ここから離れたジョーカーの描写になるかもしれません。
ジョーカーというとやはりバーンズとの対峙が可能性ありそうですね。
果たしてどんな展開になるのか次回も楽しみです!

⇒『炎炎ノ消防隊』284話!紅丸vs黒野開戦!紅丸本人も到着して・・
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