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【ゴールデンカムイ】熱すぎるスチェンカからのバーニャ!熱気ムンムンでパロディ要素も豊富!?ラッコ鍋事件を超える問題のスチェンカ回とは?

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網走監獄にてのっぺらぼうの死や仲間の裏切り、杉元とアシリパの別れなどしばらくシリアス展開が続いていたゴールデンカムイでしたが、新たに杉元・月島・鯉登・谷垣・チカパシで始まった樺太の旅では、その雰囲気を払拭する衝撃が待ち受けていました。

樺太編早々に現れたそれはスチェンカ回

立ち込める熱気と男共の匂い溢れる怒涛の展開となったスチェンカ回は、伝説のラッコ回の再来か?!と話題になりました。

そこで今回は問題のスチェンカ回の一部始終をご紹介したいと思います!

 

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【ゴールデンカムイ】そもそもスチェンカとは?

第142話で登場したスチェンカ。

スチェンカとは、裸の男たちが数名で並び向かい合い殴り合うロシアの伝統的な競技で、正式名称は『スチェンカ・ナ・スチェンク』。

これは「壁」対「壁」という意味で、肉肉しい男たちの並び立った様が「壁」に例えられているのです。

元々スチェンカはロシアの村対抗で行われる祭りの余興みたいなものですが、この村では賭けの対象として行われており、祭りとはまた違う盛り上がりを見せていました。

日本人の金持ちもはるばる賭けに来ています。

 

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【ゴールデンカムイ】始まりはロシア人とのケンカ

始まりは樺太で立ち寄った村でのケンカ

杉元たちはアシリパの情報を追って、ロシア人の集う村に辿り着きました。

村唯一の酒場で聞き込みを始めたものの、当然日本軍人への態度は良いものではなく、一人の酔っぱらったロシア人がケンカ腰で向かって来たのです。

そこで杉元が彼を殴り倒してしまったのですが、事態はそこで終わりませんでした。

その相手がスチェンカに参加予定だったからです。

酒場の店主はその者に大金を賭けていたため、犬ぞりの犬を人質にとり、杉元が代わりに参加するよう迫りました

 

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【ゴールデンカムイ】スチェンカには刺青囚人も出場

杉元たちは問答無用で犬を取り返そうとしますが、店主のある言葉で動きを止めました。

それは“キロランケたちが北海道から来た刺青の男を探していた”という情報。

そして「その刺青の男がスチェンカに現れるかもしれない」と言うのです。

杉元たちはここで刺青囚人が樺太にまで渡っていたことを知りました。

アシリパを取り戻すために樺太へ渡ってきた杉元たちですが、刺青囚人がここにいると分かった以上そのまま立ち去るわけにはいきません。

聞くとその男は強い相手にしか興味がないらしく、彼に会うにはどうやら“このスチェンカに勝ち、勝負の場に引っ張り出す”というのが杉元たちにとっての最善策のようでした。

 

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【ゴールデンカムイ】杉元に巻き込まれた日本人チームメンバー

杉元は刺青囚人に会うためにスチェンカ参加への覚悟を決めました。

「やるしかねえのか…“俺たちで”」

さらりと他メンバーを巻き込む杉元。

事の発端は杉元なので当然3人は出る気はありませんし、ひとり抜けた分の穴を杉元が埋めるだけでいいと店主も言います。

しかし店主の「お前ら日本人だけではロシア人に勝てない」という言葉が、軍人3人の闘志に火を付けてしまったのです。

意気込みを語る日本チーム、谷垣の「時は来た、それだけだ」は分かる人にはすぐピンときますよね。

橋本真也です(笑)

 

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【ゴールデンカムイ】殴り合いでロシア人を圧倒!

ついにスチェンカの場に立った杉元・谷垣・月島・鯉登

対するロシアチームは、日本人とは骨格から違うまさに「壁」!

ロシア側の生まれ持った筋骨隆々な体格と、日本側の鍛え抜かれた筋肉質な体の対比が丁寧に描かれています。

肥えすぎと杉元たちに言われていた谷垣もちゃんと筋肉を維持していて安心しましたね。

体格で下回る日本チームでしたが、殴り合いが始まると4人各々相手を圧倒し、見事勝利しました

 

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【ゴールデンカムイ】強すぎる岩息舞治

会場を沸かせた杉元たちの戦いぶりは、例の刺青囚人を無事スチェンカの舞台へ引っ張り出しました

囚人の名は岩息舞治

彼は暴力を自己表現として生きており、人生のほとんどを監獄で過ごしていました。

そんな彼が脱獄後出会うべくして出会ったのがスチェンカであり、歓声は今まで世間に理解されなかった彼が皆に肯定されていると感じる瞬間なのです。

暴力を自分そのものとして生きてきたからなのか、岩息はとにかく強すぎる!

殴り合いだけならあの牛山にも勝ったことがあるというほどで、杉元ですら一方的にやられていきます。

更に4人掛かりとなっても全く歯が立たないのです。

恐らく単純な殴り合いだけなら作中最強ではないでしょうか。

 

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【ゴールデンカムイ】殴られ過ぎて狂った杉元

岩息の強さに歓声が沸き立つ中、その圧倒的な拳を受け続けていた杉元に変化が起こりました。

ルール違反の蹴りを繰り出し、仲間や観客さえも殴り始めたのです。

彼の行動から一気に観客入り乱れての大乱闘となり、「これこそがスチェンカだ!」と更にボルテージが上がる場内。

しかしその盛り上がりに水を差すかのように、杉元が突然刃物を持ち振り回し始めました。

なんと杉元は、岩息に殴られ過ぎて正気を失っていたのです。

網走監獄にて銃弾を受けた彼の頭から流れる不穏な汁。

暴走状態となった杉元に観客ともども岩息も逃げ出すしかありませんでした

 

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【ゴールデンカムイ】クズリから逃れた先はバーニャ!

暴走した杉元から逃げた岩息は、外でクズリに襲われてしまいます

岩息が最強とは言え、クズリは熊すら襲うほどの凶暴生物

岩息を追う谷垣・月島・鯉登は、刺青が食われてしまうことを危惧しすぐに彼を助け、目の前にあった小屋に逃げ込みました。

しかしその小屋がとても熱い!

何故ならその小屋はロシア式蒸し風呂『バーニャ』だったのです。

一刻も早くこの耐え難い熱さの小屋から出たいところですが、外には危険なクズリが待ち構えている状況。

熱すぎる!でも外にはクズリが…!どうする?!そして考えた谷垣たちは―

「バーニャ!!」

安定の決め全裸です

谷垣は温泉以来二度目の参加ですね。

 

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【ゴールデンカムイ】岩息は痛めつけられるのが好き?

バーニャは暖炉で熱せられた石に水をかけて大量の水蒸気を発生させる蒸し風呂。

水蒸気と言えば日本ではフィンランド式のロウリュがわりと有名ですが、このロシア式のバーニャはそれと比べても多湿で体感温度が非常に高いことから、世界一熱いサウナと言われています。

その中で岩息が血行の促進に使う「ヴェニク(白樺の葉を束ねたもの)」で容赦なく3人を叩き、しかもそれによりかき回された空気で彼らの体感温度は更に上がりました

刺青が目当てで近づいてきたと気づいた岩息は、3人が熱さに負けクズリのいる外へ飛び出そうと構わないのです。

そこで3人の取った行動は「ヴェニク」での叩き返し

力の限り岩息を痛めつけます。

「もっとォ!んもっとォ!」と更なる痛めつけを求める岩息。

その異様な状況に「俺は何をやっているんだ?」と冷静に考えている月島すらも、熱さにやられその手を止めることは出来ませんでした。

恐ろしきバーニャ…。

 

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【ゴールデンカムイ】チカパシ大活躍!

男たちがそんな茶番を繰り広げている最中、チカパシ・エノノカは自力で見事犬を取り返していました

その後杉元と遭遇し安心かと思いきや、再会した杉元は暴走状態。

チカパシが異変に気付き逃走するも、向かった先で例のクズリに襲われてしまいます

追いついた杉元がクズリと睨み合っている隙にチカパシは谷垣の銃を構えようとしますが、再び向かってきたクズリの姿にあたふた。

そこで谷垣が合流し、彼のフォローによりチカパシは見事一撃でクズリを仕留めたのです。

谷垣が撃つ銃を目をつぶって抱えていただけではありますが、「勝負は一発で決める」二瓶の勃起魂がしっかりとチカパシにも流れた瞬間でした。

 

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【ゴールデンカムイ】殴り合いの末に正気に戻った杉元

クズリは倒れたものの、未だ暴走状態の杉元という危険が残されていました。

そこへ「ケリをつけておきたい」と再び立ちはだかる岩息。

岩息は杉元の拳から、岩息自身ではない何かに向けられた「怒り」が込められていることを感じました。

実は杉元は我を失う中で、梅子や寅次そしてアシリパへの思いが溢れていたのです

「俺は…役立たず…」

杉元から零れたその感情は、自分の無力さへの怒りでした。

涙のように脳汁を流し悲しい表情で拳をふるう杉元に、岩息はこう言葉をかけます。

「許してやりなさい。頑張ってるじゃないですか。そんなにボロボロになるまで」

そうして岩息が杉元の悲しき拳を受け止めた瞬間、突如地面が割れました。

バーニャは水風呂がセットとなっており、彼らは本来その水風呂となる湖が凍った上で戦っていたのです。

衝撃で割れた氷から杉元・岩息と、止めに入ろうとしていた3人が凍てつく水中に無事落下

あまりの冷たさによって杉元もようやく正気に戻ります

今度は杉元を含めてのバーニャとなりました。

 

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【ゴールデンカムイ】本来の目的アシㇼパ情報をゲット!

拳を交え分かち合った杉元たちは、刺青囚人の岩息を大陸の果てへ逃がすことにしました

新たに旅立った岩息とはすぐに再会することになりますが、それはまた別のお話。

杉元は岩息から白石と一緒にいたというアシリパの情報を聞きます

岩息が語ったのは不死身の杉元が死んでるわけないと笑うアシリパでした。

 

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まとめ

熱いスチェンカ、突然のバーニャ、チカパシの活躍や杉元の悲しき暴走、アシリパとの信頼関係などなど、見どころがたっぷり詰め込まれたスチェンカ回。

パーティーメンバー改変後の新鮮味を持ちつつ、いきなりゴールデンカムイらしさが溢れるエピソードとなりました。

もしアニメ3期があるなら期待したいところですね。

 

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