スケベが通じないアサルトは敵なし!
第8消防隊をほぼ壊滅させたアサルトドッペルゲンガーは、タマキが服をたくし上げても下乳が見えても、やはり動じません。
しかもタマキは皆を守るために真剣に戦っていても、周囲から「真面目にやれ!!」「女の恥!!」と罵られてしまうのでした。
そこへ「エロは必要だ!!!」という力強い主張と共にアサルト(本人)推参!
そしてタマキが「そんなスケベが嫌なら見せてやるよ」と不敵に笑ったのでした。
一体タマキは何を見せてくれるのか!?
第281話は『スケベ尊し』ということで、エロで世界を救え!!
目次
『炎炎ノ消防隊』281話!のネタバレ
それでは『炎炎ノ消防隊』281話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
エロの重み
「そんなにエロが嫌なら見せてやるよ」と言うタマキは、なんと突然服を脱いでいきました。
防火服を脱ぎタイツも脱ぎ捨て、黒ビキニだけの姿に!
脱ぎ捨てたタイツは「ズン!」と地面に穴を開けました。
ピッコロがマントを外した時のようです。
これがタイツに内在したエロの重み!
そう、タマキが見せようとしているのはエロの重みなのです。
フェミの主張
しかし当然罵声が飛んできます。
「子供の前でなんて格好してるのよ!!」と怒鳴ったのは、前回タマキをガン見していたタツト少年の母親である女性。(灰島の主任研究員の吉田)
「あなたには女としての恥がないの!?」と責め立てますが、タマキは「うるせェクソババァ!!」ともう動じません。
吉田は同僚であるリヒトに同意を求めますが得られず、「何黙ってるよの!!」と声を荒げました。
吉田の主張は「自分が若くて可愛いからって裸になればなんとかなるって思ってるのよ!!」ということ。
それにリヒトはうんざりしながら、“それはタマキが可愛くてスタイルが良いからダメということであり、個性的で大柄な人が薄着で踊るのは構わないのか”と問いました。
それを吉田は肯定。
「スタイルの良い人間だけが見た目で褒められるなんて不公平よ!!」
だそうです。
論破するタツト
すると、それに対し息子タツトが「ママの言ってること滅茶苦茶だよ…」と冷静に反論し始めました。
可愛くてスタイルの良いタマキが他の人に配慮しなければならないなら、あらゆる優れた人が他人に配慮しなくてはならないのではないかと。
スポーツは下手くそをレギュラーにしなくてはいけないし、大学も馬鹿を入学させないといけない。
そしてそれは灰島のエリート研究員である母親も然りで、頭が良くない人に研究員の座を譲るべきということなのではないかとタツトは言います。
すると吉田は、自分は頑張って努力したから頭が良くなったのであって、生まれつき見た目が良い人とは違うのだと反論しました。
しかし「頭の良し悪しも才能だよ…」とタツト。
勉強の仕方もわからない人たちがごまんといる中、そうじゃなかったママは生まれつき頭が良いのだと説きます。
そしてタマキの引き締まった身体の美しさも、毎日のトレーニングつまり「努力の賜物だよ」と畳みかけました。
モブと確立者
言い返せない吉田は逆上し、タツトに手を上げようとします。
しかしタツトはそれを止め「いくらそうやって他人を攻撃して抑制を強要しても、自分自身が変わらなきゃ自分の性的不満は解消できないよ」と言いました。
「タツト!!」とヒステリックに叫ぶ吉田。
するとタツトは突然「そう…僕はタツト。ここに来る途中、第8の大隊長にそう名乗って一人のキャラクターになった」と言い出します。
そういえばタツト、第256話に登場した子ですね。
そして母の名前が分からなくなったようで「ただママと認識しているだけか…」と呟き、こう言いました。
「もしかしてママって物事をよく考えずにただその場の情報に流動するだけのモブなんじゃないの?」
すると吉田がさらにヒステリックに叫び、「あの女性隊員のせいよ!!」と再びリヒトに同意を求めます。
しかしリヒトはタツトに共感。
リヒトは前回「灰島主任研究員の吉田さん」と言っていたはずなのですが、もう「タツト君のママ」ということしか思い当たらなくなっているようなのです。
すると突然、吉田の姿が消えてしまいました。
「役割を終えて消えたんだ」とタツト。
そんなことを言うタツトは何者なのでしょうか。
リヒトも驚いていますが、タツト自身がこう説明しました。
「モブの中から名前を与えられ、考えることができる確立者になった」
そして“モブは騒ぎ立て炎上させるだけ”なのだとタツトは言いました。
タマキは命の象徴!?
さて、ビキニ姿となり改めてアサルトドッペルに堂々と向き合ったタマキ。
そんなタマキを「一皮むけてよりエロくなったな」とアサルト。
タマキは不服ながらも非難の声に反発するために脱いだそうですが、そんなタマキにアサルトは「誇れ!!お前のおかげで俺はエロに目覚めたのだ」と恥じらいながら伝えました。
そしてエロは必要派アサルトとエロは不要派アサルトのエロの是非を巡る戦いが始まります!
「エロは未来!!エロは希望!!」と熱く主張するアサルト。
アサルト(本人)は自らを「変態」だと自覚しているようですが、その背景にはエロを知らずに育ったことがあるようです。
アサルト同士の戦いが激論と共に激しく火花を散らす中、タマキも参戦。
ビキニに猫又で真剣な表情で戦うタマキが最高に可愛い!
そんなタマキは、世界の存亡を決める要素のひとつを担っている確立者。
リヒトは彼女の“この世界における役割”について考えていたわけですが、このたびハッキリと答えを掴みました。
シンラが「救世主」ショウが「天使」桜備が「皆を導く光」というように、『ラッキースケベられ』という超常的な現象を生み出すタマキの役回り。
それは「命の象徴」であり、「未来に繋ぐ希望」であることでした!
『炎炎ノ消防隊』ネタバレ281-282話のまとめ
これぞ大久保節というか、これまた皮肉が効いていた回でしたね。
今回消えた吉田がまさに実写シスタースミレの言っていた『自我無き燃料』であり、リヒトが以前『自我無き者はただ確立者の燃料でしかない』と言っていた燃料の姿ということでしょう。
そして燃料によって上がった炎を今消化しようとしているのがタマキ。
「エロは必要!!」「エロは不要!!」と殴り合うアサルトたちに笑ってしまいますが、タマキがアサルトやタツトの援護も得ながら「エロは必要」だということを戦いで示してくれそうですね。
次回は『エロは偉大なり』ということでエロがもたらす希望をタマキが証明してくれそうなので、いよいよアサルトドッペルゲンガーとの決着がつくのかもしれません。
果たしてエロを巡る激闘がどんな形で終焉を迎えていくのか、次回も楽しみにしましょう!

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