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チェンソーマンは完結したのか
結論から言うと、完結しています。第二部が2026年3月25日の第232話で終わり、単行本は第一部と合わせて全24巻です。
チェンソーマンは二部に分かれていて、あいだに1年半ほど間が空きました。そのため「もう終わった」と思っている人と「まだ続いている」と思っている人が同時にいます。先にそこを整理してから、それぞれの終わり方を並べます。
この記事でわかること
- 第一部と第二部がそれぞれいつ終わったか
- 第一部でデンジがマキマに勝った方法
- 第二部の最終話で何が消えたか
- アニメと劇場版に残っている予定
二部とも終わっています
第一部は週刊少年ジャンプで2018年12月から2020年12月まで、全97話・単行本11巻で終わりました。
第二部は少年ジャンプ+に場所を移し、2022年7月13日の第98話から始まります。そして2026年3月25日に配信された第232話「ありがとうチェンソーマン」で完結しました。単行本は13巻で、第一部と合わせて全24巻です。最終24巻は2026年6月4日に発売されました。
| 項目 | 第一部 | 第二部 |
|---|---|---|
| 掲載 | 週刊少年ジャンプ | 少年ジャンプ+ |
| 期間 | 2018年12月〜2020年12月 | 2022年7月〜2026年3月 |
| 話数 | 1話〜97話 | 98話〜232話 |
| 単行本 | 11巻 | 13巻(合計24巻) |
| 最終話 | 97話 | 232話「ありがとうチェンソーマン」 |
僕はこう読む
「完結したのか」と何度も聞かれるのは、第一部の終わり方が完全に終わった形だったからだと思っています。
マキマを倒し、デンジは高校へ通い始め、ポチタとの約束も果たされました。あそこで畳んでも何も残りません。
そこから1年半空いて、しかも雑誌ではなくジャンプ+へ移っています。読者が見失って当然でしょう。
話数を98話から続けたのは、別作品ではないという宣言だったのだと読んでいます。
第一部は、デンジがマキマを食べて終わります
第一部の相手は、公安対魔特異4課を取り仕切るマキマでした。ど底辺のデンジに食パンとサラダとコーヒーを出し、人として飼われるかと誘った上司です。
その正体は支配の悪魔でした。記憶を書き換え、他人が契約した悪魔を使役し、そして死にません。マキマが死ぬと、代わりに適当な日本人に損害が移ります。作中でマキマは29回死んだと語っており、日本国民の誰か29人が代わりに死んだということになります。
目的はチェンソーの悪魔を手に入れることです。チェンソーマンが食べた悪魔は人々の記憶から消え、無かったことになります。その力で飢餓や戦争を消せば、より良い世界を作れる。マキマはそう考えていました。
共同墓地での決着は、まともに殴り合った勝負ではありません。マキマが戦っていたのは、デンジの心臓から取り出したポチタのほうでした。本体のデンジは死体の山に身を潜め、油断した背中にチェンソーを振り下ろします。
後に岸辺がその理由を問うと、デンジはこう推測しました。マキマは気になる人物を顔ではなく匂いで認識していた。だからマキマが見ていたのはデンジではなくチェンソーマンだった、と。
とどめは刃ではありません。攻撃が通じないなら一つになればいい。デンジはマキマを生姜焼きにして食べます。ハンバーグ、カツ、ナゲット、モツ味噌煮込み、肉だけカレー、肉団子、寿司、ステーキ、刺身、鍋、肉まん。食事の場面が多い作品でしたが、最後もまた食事でした。
僕はこう読む
この決着の意地悪さが好きです。
支配の悪魔は、他人の命と引き換えに生き延びてきました。その相手が、最後は「いただきます」と言われる側へ回ります。
しかもデンジに殺意はありません。傷つけたくないから体に入れる、という理屈です。
愛情表現と処刑を同じ動作でやってしまうところが、この作品のいちばん怖いところだと思っています。
マキマの生まれ変わりがナユタです
後日、ベンチで岸辺に報告していたデンジの前に、ひとりの女の子が現れます。指を噛まれてデンジは気づきました。ナユタです。次の支配の悪魔であり、マキマ時代の記憶はありません。
岸辺は第二のマキマにしないため、ナユタをデンジに預けて姿を消します。こうしてデンジは、大量のシベリアンハスキーとナユタと暮らすことになりました。
ある日の夢で、ポチタはデンジに感謝します。誰かに抱きしめてもらうという願いを叶えてくれたからです。圧倒的な力を持つ自分には難しいことでした。恐怖でしか他人と関係を結べなかった支配の悪魔も同じだと言い、どうすればいいか尋ねたデンジに、ポチタはこう答えます。たくさん抱きしめてあげて、と。
第二部は、チェンソーマンそのものが消えて終わります
第二部の舞台は高校です。デンジは学生になり、新しい主人公としてアサが登場します。
終盤の展開は第一部と逆でした。231話「さよならポチタ」で、ポチタは自分自身を食べます。チェンソーマンが食べたものは無かったことになる。その力を自分に向けたのです。
そして最終話232話の題が「ありがとうチェンソーマン」です。チェンソーマンという存在が消えたあとの世界が描かれて、物語は終わります。第三部については、公式の発表は出ていません。
僕はこう読む
第一部と第二部で、同じ能力の使い道が正反対になっているのが見事だと思っています。
第一部でマキマが欲しがったのは、都合の悪いものを消すための力でした。飢餓も戦争も無かったことにできる、と。
第二部でポチタが選んだのは、その力を自分に向けることです。救う側が消える。
最終話の題が「さようなら」ではなく「ありがとう」なのは、消えたのが敵ではなく味方だったからでしょう。
アニメは劇場版の続編が決まっています
原作が終わっても、映像はまだ先があります。
| 作品 | 状況 |
|---|---|
| テレビアニメ | 2022年10月〜12月に放送 |
| 劇場版 レゼ篇 | 2025年9月19日公開 |
| 刺客篇 | 2025年12月21日に制作発表 |
まとめ
チェンソーマンは完結しています。第二部が2026年3月25日の232話で終わり、単行本は全24巻になりました。
取り違えやすいところを並べます。
- 第一部は97話・11巻。第二部は98話から232話で13巻。合計24巻
- 第二部の掲載は少年ジャンプ+。雑誌が変わっている
- 第一部の決着は、デンジがマキマを食べる形で付く
- マキマの生まれ変わりがナユタで、デンジが引き取る
- 第二部はポチタが自分を食べ、チェンソーマンが消えて終わる
僕はこう読む
二部とも、敵を倒して終わっていません。
第一部は食べて取り込み、第二部は味方が自分を消しました。どちらも「消す」話です。
チェンソーマンの能力そのものが「食べたものを無かったことにする」なのだから、最初から、勝つ話ではなく消す話だったのでしょう。
だから最後にチェンソーマン自身が消えたのは、順番どおりだと読みました。
この完結を、きれいに閉じたと見るか、第三部を残したと見るかで、受け取り方はずいぶん違って見えます。
——あなたはこの完結を、きれいに閉じたと思いますか。それとも続きを残したと思いますか。よければコメントで、どちらに近いか教えてください。
よくある質問
第一部の97話と第二部の232話が混ざりやすいので、ここでほどいておきます。
Q. チェンソーマンは全部で何巻ですか。
A. 全24巻です。第一部が11巻、第二部が13巻という内訳になります。最終24巻は2026年6月4日に発売されました。
Q. マキマはどうなりましたか。
A. 第一部の最後にデンジに食べられます。攻撃が通じないため、一つになる方法が選ばれました。生まれ変わりのナユタには、マキマ時代の記憶がありません。
Q. 第三部はありますか。
A. 公式の発表は出ていません。第二部は232話「ありがとうチェンソーマン」で終わっています。
マキマとの決着の周りです。ビームも、パワーの復活も、特異4課の面々もその先に。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月23日


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