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最新ネタバレ『五等分の花嫁』84-85話!考察!シスターズウォー七回戦!

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”三玖”に手を引かれて訪れた場所を見て風太郎の思い出の風景が蘇ります。

しかし、今を見つめる風太郎はその”三玖”が一花の変装と看破します。

自分のついた矛盾を隠す為、さらに嘘を重ねてしまう一花に「今はお前を信じられない」と言い残し、風太郎はその場を後にしました。

天気は土砂降り…、顔を覆う一花の表情は誰にも分かりませんでした。

 

五人姉妹は話し合いの結果、最終日のコース別体験をそれぞれ別々に選び、”運”良く風太郎と一緒になれた人がチャンスを得る、という事で合意しました。

しかし、一花は風太郎班の行き先に心当たりが…。

 

修学旅行三日目は晴天。

五つバラバラのコースに別れた姉妹たち。

風太郎がいたのは、三玖のいるカリキュラムでした。

思わず顔を見合わせた二人は驚きの声を上げたのでした…!

 

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『五等分の花嫁』84話!のネタバレ

それでは『五等分の花嫁』84話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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逃げ出したい気持ち、抗えないもの

(ここにいるのは一花のはずだったのに…私と選択コースを取り替えなんてなんで言い出したんだろ)

修学旅行最終日選択コースのEは、映画村の見学でした。

昔の家の作りを再現した通りを一人歩きながら三玖は思い起こします。

考え事をしながら歩いていると目の前の通りから声が聞こえてきました。

武田と前田、そして風太郎が見て回る場所を相談しているようでした。

「…」

気づかれないように、気付かなったフリをして通り過ぎようとする三玖に武田が声を掛けます。

振り向きもせずに走り出す三玖を見て、また逃げられちゃった、と武田が苦笑しました。

「三玖!止まっ…」

逃げ出す三玖が進行方向に注意を払えていないのに気付いて、風太郎が声を掛けましたが間に合わず強めにぶつかってしまった三玖は尻もちをつきました。

大丈夫か、と三玖に声を掛けつつ近寄って来た風太郎が、三玖の代わりにぶつかった人に謝罪の言葉を述べます。

「ちゃんと前見ないと危ないだろ」

風太郎は注意を促しましたが、久しぶりに顔を合わせた三玖の顔は真っ赤に染まりました。

(二乃、ごめん…やっぱり無理だよ…)

二乃と向き合った事で、風太郎との気持ちにもしっかり向き合おうと心に決めていた三玖でしたが当人を前にしてしまうと上手くいきませんでした。

「じゃ、じゃあね」

立ち上がるや否や、その場を離れようとまた駆け足になる三玖。

あ、おい!と止めようとする風太郎の声を振り切って逃げ出す三玖の耳に、売り子さんの声が響き、その足が止まりました。

「戦国武将の着付け体験いかがですかー?」

追いついて来た前田はそれを聞いて、難色を示しましたが武田は乗り気です。

「郷に入っては郷に従え、上杉君も当然するだろ?」

しないが、と風太郎はそでにしましたが武田はその話題を三玖に振りました。

「似合うと思うのにもったいない、…中野さんもそう思うよね」

三玖の背中を窺う風太郎。

振り向かないまま、三玖は首を縦に振りました。

 

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「変…、じゃない?」

「どういうことだ…」

”扮装の館”の前で新選組の羽織のような衣装に着替えた風太郎が独り言をいいます。

武将の衣装は無く、前田・武田の着替えが遅い、極めつけに待っていると言った三玖もいなくなっている件をブツブツと言いながら

「やっぱ行っちまったかな…初日の件もあるし…」

と、自分たちの行動を振り返りながら納得のいきそうな答えを探していると目の前の建物の影から自分を見つめている事に気付きました。

華やかな着物に着替えた三玖が逃げ腰のまま見つめている視線でした。

「なんだ、やっぱお前も着替えたか」

「そのつもりはなかったんだけど…」

係の人の勢いに圧され着替えてしまったいう三玖は、恥ずかしそうに風太郎に自分の恰好の出来を聞きます。

気まずさの残る三玖からの問い掛けに、

「っ…まぁ似合ってる」

目を合わせずに正直に答える風太郎。

その答えを聞いて、やおら嬉しそうな空気を醸し出す三玖は前田と武田の事を聞きます。

まだ来ない、と答える風太郎の返事を聞いて

「え?あの二人私が着替える前にもう出てきたけど」

驚きながら教えます。

電話してみたら、と三玖に言われた風太郎は連絡をとろうとしますが前田、武田、どちらの電話番号も知らないのでした。

「本当にお友達…?」

思わず漏らす三玖の呟きはとりあえずスルーし、三玖に班のメンバーである二人を捜すのを手伝って貰えないか、と風太郎は頼みます。

「流石にこの衣装で一人で歩く勇気はない、かと言ってずっと二人きりも嫌だろ?早いとこ見つけて楽しもうぜ」

三日目が人捜しだけなんて虚しいもんな、という風太郎の申し出に三玖は頷きました。

 

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直面する危機!?

連絡もとれず何処かへ行ってしまった班員を捜しながらも、歩く二人は店を見たり、鎧武者に扮装した人と記念撮影させて貰ったりと楽しそうです。

「フータロー写真撮って!引っ込んじゃう!」

池から顔を出した首長竜のようなものを見て、はしゃぐ三玖に頼まれた風太郎は渋々といった感じで撮影しようとします。

が、勢い余って三玖にぶつかってしまい、そのまま三玖は池の中へ。

腰までしっかり浸かってしまった状態で三玖は眉をへの字に曲げたまま、口の端が上がってしまいます。

 

「せっかく着替えたのに!私に注意したくせにフータローこそ注意してよ」

形だけの”怒り”を表現する三玖に風太郎は謝罪します。

「何度も謝ってるだろ…、おかしいなぁ…俺も押された気がするんだが…係の人にも謝ってくるからお前は今のうちに着替えておけよ」

試着室に入った三玖に外から声を掛ける風太郎。

(っていつの間にか普通に話せてる…色々あったのに不思議、フータローといると細かい事なんて忘れてしまいそう)

楽しい気持ちから、急に冷静になってきた三玖は直面した問題に向かい合います。

(下着まで濡れちゃってる…どうしよう…)

タイツ直穿き、まで思案に入れる程頭の中では慌てふためいている三玖の試着室の隙間からスッと紙袋が差し込まれました。

袋の表面には、お困りでしたらお使いください、とメモが貼られています。

「え?これ…下着屋さんの紙袋…」

試着室から顔をだけ出して、確認するも差し入れをくれた人の姿は確認出来ませんでした。

(係の人…かな?ありがたく使わせてもら…)

「おっ…」

思わず心の声が外に漏れてしまう程の衝撃を受ける三玖。

その手が掴んだのは黒くスケスケ、且つ紐で結ぶタイプのセクシーな下着でした。

 

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努力の味

「あいつら見つかんねーな、どこ行ったんだか…」

風太郎がぼやく隣で、顔を赤く染めた三玖はスカートの裾を引っ張り気にしています。

そんな三玖の不自然な様子に気付いた風太郎が、気にしますが強い風が吹きつけてきます。

近くを通る学生たちが、風強いねー、等と通り過ぎていく横で声にならない悲鳴を上げる三玖は顔を真っ赤に染めたまま風太郎に申し出ました。

「疲れちゃった…少し座ろう…」

 

「目まぐるしくて…あっという間の三日間だったね…私は実質二日だったけど…、でもいいんだ最後にフータローと過ごせた、それだけで」

目を輝かせ、頬を少し染めながら語る三玖。

三玖の方を見つめた風太郎が言います。

「三玖…、なんだそれ」

「?…え!なんで私のパンがこんな所に…」

初日になくしたはずのパンの入った紙袋が、腰掛けていた長椅子の端にいつの間にか置いてありました。

「お前が作って来たのか、腹減ったし一個貰うな」

確かに自分のモノではあるがココにあるはずの無いモノの出現に戸惑っている三玖の返事を聞かず、風太郎は時間が経ち少しヘタってしまっているクロワッサンを口にしました。

紙袋から出たときに見えた、そのパンの様子に三玖は止めようとしましたが文句を言われる前に!といった勢いで一気に風太郎は口に入れてしまい、よく咀嚼して飲み込みます。

「うまい」

腕を組みながら言う風太郎は照れ隠しか、

「って俺は味音痴らしくてな、もしかしたらこのパンはまずいのかもしれない」

と続けますが三玖の目を見て言葉を続けました。

「お前の努力それだけは味わえた、頑張ったな」

「…うんっ」

風太郎からの労いの言葉に思わず涙が溢れてくる三玖。

顔を両手で覆いながら答えます。

「私頑張ったんだよ」

労った風太郎の口端も心なしか上がって見えます。

 

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知りたい…!

「お袋が昔やいてくれてたんだ、六歳の頃死ぬまでパンを毎日、なぜか今それを思い出した」

間を埋める為か、感想の代わりに風太郎がポツリと漏らします。

「!フータローのお母さん…」

思わず泣き止み問い返す三玖。

「個人喫茶でも出す人気手作りパンでな、俺も親父も大好きな…って今は俺の話なんかどうでもいいか」

促されたこともあり、珍しく自分語りをした風太郎が話を切り上げようとしますが

「ううん!もっと教えてほしい!」

三玖は前のめりになります。

「もっと知りたい、フータローのこと全部!そして…私のことも全部知ってほしい」

グッと近寄り上目遣いになった三玖は風太郎と目が合うと、いきなり立ち上がり、あれ!と指を差します。

差された先は時代劇にも使われる名スポットらしい奉行所。

「今日はあそこを見れただけで満足、Dコースほどじゃないけどここにも私の好きなものがたくさんある」

「お前はそうだろうな、知ってる」

首肯する風太郎に、三玖は立て続けに指を差し解説していきます。

あれも、あれも、あれもと指差しを続ける三玖に風太郎は

「いや多すぎるだろ、知ってたが」

と、感想を漏らしますが

「好き」

近距離で鼻先に突きつけられながら三玖に言われた台詞に驚きの表情を浮かべます。

三玖の顔は、頬を染めながらも目は逸らさず、逃げていた時とは違う強いものでした。

「ああ、知ってるぞ」

嬉しそうに口の端を吊り上げながら答える風太郎の答えを聞いて、三玖は優しく微笑みました。

 

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『五等分の花嫁』ネタバレ84-85話のまとめ

風太郎と同じコースになったのは良いが、気まずいままで逃げてしまっていた三玖。

三玖の気持ちを掴む一言「戦国武将着付け体験」を言い放ったのは誰だったのでしょうね?

本当は武将の着替えは用意されていなかったのに、そんなに心を掴むワードを選べたのは余程気持ちを知り合った仲の人でしょうね。

風太郎を置いていってしまった前田と武田のせいで、三玖は風太郎と楽しい時を過ごすことが出来て良かったですね!

番号すら知らなかったのは、さすがに想定外だったかもしれませんが強引に着付けしてきた係の人や、風太郎を押して三玖に引っ付けようとした何者かにも、三玖への思いが感じられますね。

そうとは知らず、いつの間にやらフータローとニッコリ会話が出来るようになった三玖が直面したのは、池に落ちてしまったが故に起きた下着びしょ濡れ事件!

ここでも何者かが助け船を出してくれましたが、このキワドイ下着は五月の破棄しようとしていた……?!

気持ちを込めて、練習したパンも味わってもらえ感無量な三玖でしたが、新しい目標が出来ましたね。

押しこめていた気持ちを真っすぐ伝えることの出来た三玖の成長に風太郎も嬉しそうでした!

変装した”三玖”に言われた言葉にスッキリしていなかった事もあるのでしょうが。

本当の想いを受け取った風太郎も三玖に”教え”彼女の事を”知る”しかありません!

一度は消してしまおうと思った気持ちが伝わって本当に良かったですね!

 

読者の皆さまがこの後に読んでいる記事はこちらです。

⇒『五等分の花嫁』86話!『シスターズウォー エキシビションマッ・・

⇒『五等分の花嫁』85話!『シスターズウォー七回戦(裏)』・・

⇒『五等分の花嫁』83話!シスターズウォー六回戦!・・

⇒『五等分の花嫁』82話!シスターズウォー五回戦!・・

 

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