鶴見が早く着いた理由は海路を使ったからでした。
鶴見は駆逐艦から五稜郭を艦砲射撃しまくり、杉元たちを炙り出し始末する構え。
そんな中、永倉がなんと鶴見の元へ行き「権利書と引き換えに皆の命を保証してほしい」と土下座します。
しかし鶴見は永倉の奥に漲る殺気を見抜き、そして永倉もまた怪しく笑みを浮かべていたのでした。
交渉決裂で一触即発の永倉vs鶴見は一体どうなるのでしょうか!?
第286話『タイムリミット』は土方一派の動きを中心にまた様々な情報が詰め込まれています!
目次
『ゴールデンカムイ』286話!のネタバレ
それでは『ゴールデンカムイ』286話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
門倉動く!
永倉に「頼んだぞ」と託された門倉はさっそく行動に移ります。
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野田サトル「ゴールデンカムイ」286話より引用
「駆逐艦の艦砲射撃をどうにかしないと」
五稜郭では鶴見たちを迎え撃つ準備をしていましたので、土方の指示のもと対第七師団の何かしらの仕掛けを用意しているのでしょう。
しかしこのままでは全滅も免れないので艦砲射撃をどうにかしないといけないのです。
とは言っても艦砲射撃をどうにかするなんて命懸けの任務。
夏太郎が心配しますが、門倉は「お前も死ぬなよ夏太郎!」と声を掛け、キラウシと共に動き出しました。
目的にはソフィアの手下であるマンスールという人物の力が必要だそうです。
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野田サトル「ゴールデンカムイ」286話より引用
そして合流したマンスールは、ヒゲを生やした可愛らしいおじさん。
一体彼のどのような力が求められているのでしょうか。
すでにソフィアの手下っぽい男たちが数人、武器を手にどこかに潜んでいるような描写もありますが…?
永倉が強い!
一方、交渉決裂の永倉・鶴見。
手ぶらで土下座する永倉に2人の兵士が銃を向けている状況です。
「私は人の嘘を見抜くのが得意だ」と鶴見が牽制します。
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野田サトル「ゴールデンカムイ」286話より引用
すると、永倉は頭を上げ「ならばどこまでが本当かもわかったかね?」と問いました。
そして永倉は手元にあった石を握ると、それを兵士の一人に投げつけ撃破!
次の瞬間にはもう一人の兵士の銃を掴み、殴り倒してしまいました。
しかもその兵士が撃とうとしていた銃を鶴見の方へ向けたため、弾は鶴見が乗っている馬を直撃!
鶴見は拳銃を永倉に向けかけていましたが、馬が動揺したため撃つことは出来ませんでした。
その隙に永倉は逃亡します。
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野田サトル「ゴールデンカムイ」286話より引用
近くに尾形が潜んでいましたが、永倉は気づいていません。
永倉はそのまま民家へ上がり込むと、そこにあった刀を手にし、追ってきた兵士を返り討ちにしたのでした。
強い!!
アシリパを逃がしたい…
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野田サトル「ゴールデンカムイ」286話より引用
艦砲射撃が止んでいる間、土方は改めて刺青を確認していました。
“有っても無くてもいい”という結論に至ったからか、門倉の刺青は取り除かれ傍で悲しそうにヒラヒラしています。
すると牛山が、駆逐艦に乗り切れなかった兵たちが来る前に、艦砲射撃も止んでいる今のうちにアシリパだけは逃がしたらどうだ(なんなら権利書を持たせて)と提案します。
白石も「いいんじゃないの?土地の権利書なんて俺には何の役にも立たないし」と同意。
白石は冷たい言い方ですが、皆アシリパを危険に巻き込みたくないんですよね。
すると「私も残る」とアシリパ。
「みんなの役に立ちたいし、私は見届けなきゃ」
気持ちはわかる…けど皆アシリパを逃がしたいんだよ~!
という想いがあってもそれがアシリパの意思であるため、それ以上誰も何も言えませんでした。
すると杉元が牛山の肩を叩きフォローしました。
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野田サトル「ゴールデンカムイ」286話より引用
「いざという時は俺がアシリパさんを五稜郭から安全なところまで脱出させてくる」
土方は何かに気づいた?
そこへ門倉がやってきました。
門倉は土方に永倉の動きと、艦砲射撃が止んでいるのは永倉のおかげかもしれないと報告し、「とにかく!手はず通りに行きますよ?」と確認しました。
その時、門倉が来た勢いで門倉の刺青の写しが宙に舞い上がります。
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野田サトル「ゴールデンカムイ」286話より引用
その写しはヒラヒラと漂いながら、土方の見ていた刺青の上にファサァァァ…と舞い降りました。
それを見て土方は何かに気づいた様子。
そして土方は「よしッ急いで行ってくれ」と指示を出し、門倉は「どうかご無事で」と伝え任務に向かって行きました。
「門倉をあの決死の任務に行かせたってことは…いよいよ“逃げずに戦う”ってことだよな?」と牛山。
“決死の任務”というのも“逃げずに戦う”というのもどういう意味か気になりますね。
しかし土方は牛山の問いには答えず、アシリパに「お前は残ったことで父の想いを知ることが出来るだろう」と伝えました。
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野田サトル「ゴールデンカムイ」286話より引用
「強運の男が運んでくれた幸運の風が、我々を勝利に導こうとしている」
土方は何かを確信したようですが、一体何に気づき、そして門倉に託された任務とは一体何なのでしょうか!?
『ゴールデンカムイ』ネタバレ286-287話のまとめ
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野田サトル「ゴールデンカムイ」286話より引用
武器なしで突撃した永倉がどうなるかと思いましたが、なんと素手で切り抜けてしまいました。
さすがでしたね。
しかも伝えた情報の真偽が結局分からないということで鶴見も色々考え直すことになるかもしれませんから、これが互いにとって吉と出るか凶と出るか見ものです。
そしてそれを聞いていたかもしれない尾形。
尾形は杉元がいるため土方のところへは戻れないのでしょうし現在の状況を探っていたのかもしれませんね。
ただ状況を探るにしても鶴見のこんな近くにいるのが尾形らしくない気がしますので、実は鶴見と接触しようとしていたとか、元々その近辺に目的があったとかの可能性もあります。
いよいよ何か行動を起こそうとしていたのかもしれませんので、ヴァシリが到着する前に何か尾形の本当の目的が見えるひと行動が見たいですね。
そして土方一派が動き出しました。
まずキーマンは門倉!
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野田サトル「ゴールデンカムイ」286話より引用
“決死の任務”らしいですし、鶴見は門倉の刺青のことを宇佐美から聞いていますので、門倉が動くのはとても危険のような気がしますが、それだけ土方が門倉に、もちろん門倉は土方に信頼を置いている様子が窺えて嬉しくなりましたね。
同行しているキラウシと共に心配は心配ですが、門倉だから大丈夫だろうという妙な安心感はあります。
なのでなぜマンスールが必要なのかという点や、潜んでいるっぽいソフィア一味の使いどころなども含めて、一体どんな任務なのか楽しみにしていましょう。
そして土方が何に気が付いたのか。
一見“有っても無くても”と思われた門倉の刺青に何か違った見方があったようですが、ここでさらにウイルクの真実に近づけそうでこちらも楽しみです!
ちなみに門倉の刺青に書かれているのは「馬」「指」「芋」「古」でした。
この五稜郭の戦いがどう進んでいくのかだけでなく、いよいよ金塊の真実もすぐそこに迫っていますから、見どころがいっぱいでとにかく次回も待ちきれません!

⇒『ゴールデンカムイ』288話!ウイルクは土方に託していた!金塊・・
⇒『ゴールデンカムイ』287話!ついに金塊発見!いよいよ第七師団・・
⇒『ゴールデンカムイ』285話!永倉が鶴見の元に!?砲弾降り注・・
⇒『ゴールデンカムイ』284話!ゴールデンカムイ完結!?金塊は・・