- 善田先生のアリバイトリックが発覚
- 歩美ちゃんの優しさがヒントに
- 羽田浩二が狙われた真相とは
新章では冒頭でいきなり女性が男性を殺害するシーンから始まりました。
そして場面は変わり、自然と触れ合う授業の下見のため群馬へ山菜取りにやって来た少年探偵団と小林先生、若狭先生は、現地の教師で今回の事件の犯人である善田先生の車に乗って山菜が取れる山へ向かいます。
和やかな雰囲気の中、山菜取りを楽しむ少年探偵団たちでしたが、急に変わった風に乗っ血の臭いが流れてきました。
その臭いに気づいたコナン、灰原、若狭先生の3人が駆けつけると、車を停めているすぐ側の木の根元に到着した時にはなかったはずの死体がありました。
しかも被害者は冒頭のシーンで殺害された男性で、善田先生の婚約者でした。
当然善田先生は警察から真っ先に疑われますが、歩美ちゃんがずっと善田先生と一緒にいて、遺体を運ぶことは出来なかったことを証言します。
しかし、コナンは善田先生の不自然な手の汚れに疑問を持ったようです。
彼女はどうやって被害者の遺体を出現させたのでしょうか?
目次
『名探偵コナン』1033話!のネタバレ
それでは『名探偵コナン』1033話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
アリバイを証明した記念写真
小林先生、若狭先生といっしょに、山菜狩りに来たボクたち。
案内をしてくれた地元の小学校の善田先生が車を出してくれたんだけど…停めていた車のところに戻ると、そこには男性の遺体が!
誰がどうやって遺体を運んだんだ!?
TVアニメ『名探偵コナン』「山菜狩りとクローバー(前編)」
このあとすぐ! pic.twitter.com/HwbsEGdL1y— 江戸川コナン (@conan_file) July 10, 2021
現地に到着してすぐに撮った記念写真で到着時には遺体がなかったこと、また車のエンジン音が聞こえなかったことから、善田先生が車を動かしていないことが証明されました。
善田先生が遺体を運ぶことは無理だと判断した警察は、彼女を容疑者から外しました。
しかし、山菜取りの場所を決めたのも車を停車させたのも、到着してすぐに記念写真を撮ろうと言い出したのも善田先生なので、アリバイトリックのための口実だったのかもしれません。
そして遺体を引きずった跡を辿ると被害者の別荘があり、そこには血痕や凶器、手を血で真っ赤に染めた女性が見つかりました。
アリバイトリックだけでなく偽の犯人も用意しておくとは、かなり用意周到な犯人ですね。
善田先生の手についた不自然な泥の汚れ
善田先生の左右で異なる不自然な手の汚れが気になるコナン。
落としたピアスを探すために付いた泥ですが、左手に付着しているのはは指の先だけなのに対し、右は指先ではなく手の平から肘にかけて広範囲に泥が付着しています。
歩美ちゃんと2人で探していたのは車のすぐ側だったので、落としたピアスを探すというのは口実で、歩美ちゃんがピアスを探している間に何かトリックを仕掛けていたのかもしれませんね。
歩美ちゃんが見つけた四つ葉のクローバー
歩美ちゃんが前輪の側で見つけたという四つ葉のクローバーを一緒に探す少年探偵団。
婚約者が殺害された上に結婚詐欺師であったことが分かり、落ち込んでいる善田先生を励ますために、ピアスを探していた時に見つけた四つ葉のクローバーをプレゼントしたいと、歩美ちゃんは一生懸命探します。
しかし、コナンが偶然見つけた四つ葉のクローバーは前輪の側ではなく、車体の中ほどにありました。
それに気付いたコナンは魔法のように遺体を出現させたトリックを見破り、犯人が善田先生だと確信します。
善田先生はアリバイトリックのために歩美ちゃんを利用したようですが、歩美ちゃんの優しさがきっかけでコナンにヒントを与えてしまうことになるとは皮肉ですね。
「御守り」というキーワードで蘇った若狭先生の記憶
「御守り」という光彦の言葉を聞いて、若狭先生の脳裏に浮かんだのは羽田浩二の姿でした。
その中には黒田管理官と同様、彼の遺体も含まれています。
今回の彼女の記憶から、黒田管理官と若狭先生は羽田浩二殺害現場で会っている可能性が高くなりました。
黒田管理官と違い、若狭先生の記憶には生きている彼の姿もあるので、彼女は生前の彼にも会っているようですね。
「馬鹿な奴」というのは彼を殺害した犯人が言った言葉でしょうか?
そして右目を抑えながら膝をつく若狭先生の様子に、コナンと灰原も気づいたようです。
やはり右目が見えない原因は、羽田浩二事件の時になにかあったようですね。
狙われたのはアマンダではなく羽田浩二!?
TVアニメ『名探偵コナン』「17年前と同じ現場(後編)」は本日18:00から!読売テレビ・日本テレビ系でもうすぐ放送が始まるよ!羽田浩二が殺害された、17年前の事件に隠された驚愕の真実とは…!?注目のエピソード!お見逃しなく! pic.twitter.com/Mb9WqhF8Gu
— 江戸川コナン (@conan_file) June 10, 2017
若狭先生の記憶の中で、羽田浩二は「遠見の角に好手あり」と言っています。
これは将棋の格言で、主に相手陣への利きを生かして攻めるために自陣へ角を打つ手です。
遠い位置からでも角の睨みは協力なため、好手となることが多いそうです。
そして
「それでも僕を殺すと言うんですか?」
という羽田浩二の意味深な発言。
「遠見の角に好手あり」という言葉と合わせると、「僕を殺してもすでにあなたに目をつけて、遠くからあなたを監視している人がいるから無駄ですよ。」と諭しているようにも聞こえますね。
彼はアマンダ・ヒューズの殺害に巻き込まれたと思われていましたが、もしかしたら羽田浩二の方が犯人にとって不都合なことを掴んでしまい、命を狙われたのかもしれません。
『名探偵コナン』ネタバレ1033話のまとめ
次回はいよいよ解決編です。
コナンが見つけた手がかりは次の3つです。
- 車の中に大量に積まれていた組み立てる前の段ボール箱
- 肘のところまで付いていた右手の裏側の泥
- タイヤの後ろについたタイヤ痕
遺体を出現させたトリックも気になりますが、若狭先生の記憶に垣間見えた羽田浩二のことも気になりますね。
次号も何か新しい情報があるのでしょうか?
- 善田先生がアリバイを証明
- 四つ葉のクローバーがヒントに
- 若狭先生の記憶が鍵を握る
- 羽田浩二の命が狙われた理由
- コナンが見つけた重要な手がかり
- 次回は事件解決編が待望される
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