フェアリーら災害隊の命と引き換えに“この世を絶望に導く確立者のドッペルゲンガー”が出現し、ナタクが黒野優一郎のドッペルゲンガーと接触しました。
“やったもん勝ちがまかり通る世の中だ”という黒野ドッペルの主張に、ナタクは本物の黒野がいなくなるかもしれないという恐怖と絶望を感じ始めます。
そんな時に本物の黒野が到着!
黒野はドッペルゲンガーに表れた自身のイメージにガッカリしながら、自分とドッペルゲンガーの違いは「サラリーマンであること」だと説いたのでした。
ドッペルゲンガーの考え方によれば勝った方が本物。
黒野対決を制するのはどちらでしょうか!?
第276話は『パクリかオマージュか』ということで扉絵からすでに笑ってしまいますが、パクリとオマージュの違いはまさに「そこに愛はあるんか?」ということを黒野が教えてくれます!
目次
『炎炎ノ消防隊』277話!のネタバレ
それでは『炎炎ノ消防隊』277話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
人は勝手に他人を記号化している
「お前のピーをピーにしてピーしてやらァ!」と過激な発言をしながら高笑いする黒野ドッペル。
その様には思わず本物黒野も「途中から第4のパーンみたいになってる」とツッコみます。
そして自分が本当に周囲からこんな人間に思われていたのかと焦り、大黒をチラ見しました。
すると大黒は「そういうものだろ」と回答。
本当に親しくない仲の人間というのは、人を記号的なキャラクターとしてカテゴライズして記憶して理解した気になるのだと大黒は言います。
確かにそうかもしれませんね。
ただ黒野としては給与査定にも繋がるので他人の評価は気にしているようです。
黒野は一人で戦っていない?
相変わらず刃物を舐めるというドッペルのテンプレサイコ野郎行為を注意する本物黒野。
しかしドッペルは「見え方が違うだけで俺とお前はそう変わらねェ!!」と言いながら攻撃を仕掛けてきました。
黒野は弱い者を虐めるだけのクズであり、自分はそのイメージ通りの姿なのだと主張します。
そして本物黒野を黒煙で包み、その黒煙から大量の刃を出現させました。
間一髪八つ裂きは免れたものの黒野は傷を負ったようです。
「社会的地位に興味がない俺は遠慮を知らないから強いぞ」とドッペル。
本物黒野は「あまり強いようなら社会的地位も捨てて逃げようかと思っていたが、あまりそうじゃなさそうだ」と反論しました。
本物黒野は「根本的に俺とお前は全然違う」のだと言います。
それは、身勝手ではあるが“自分一人で戦っている訳ではない”ということ。
ちょっと意外な言葉ですね。
プロのサラリーマンの強さ
しかし本物黒野は、ドッペルが出した食虫植物のような黒煙に捕らえられてしまいました。
それでも冷静に自分がドッペルより強い理由を語ります。
自分の強さは、イカれたサイコから来るのではないのだと。
「俺はプロのサラリーマンだ」
なんと黒野の強さは“プロのサラリーマン”であることでした。
それではプロのサラリーマンが言う“自分一人で戦っている訳ではない”というのはどのような意味なのでしょうか。
それはまず上司に指示を仰ぐこと。
黒野の催促で大黒が「やりたまえ」と命令。
すると黒野は「承知しました」と難なくドッペルの黒煙を破壊してしまいました。
そのまま黒野は手のような黒煙を操りドッペルを壁に打ちつけます。
手のような黒煙はそれぞれ龍の姿になり、黒野の白目が黒目に変化!
「責任を上司に押し付けられるから俺は戦える」
これが黒野の強さ、プロのサラリーマンの強さでした。
愛が大切
「上司の指示通りしか動けない、そんな不自由な生き方、俺が解放してやる!!」とドッペルは言います。
しかし本物黒野はそれに答えるのではなく「お前、俺のこと好きか?」と問いました。
するとドッペルは「そんな訳ないだろ」と回答。
黒野と成り代わる利益が欲しいだけなのだそう。
それを聞くと黒野は黒煙龍でドッペルを潰してしまったのでした。
何故なら利益や手柄のために自分と成り代わることを承認できないからです。
それは“成り代わって何かを得よう”としかしていないということだから。
「愛があるなら代わってやっても良かったが…」
こうして黒野対決は本物に軍配。
そこへナタクが駆け寄り、黒野の顔を見て「本物の黒野さんだ…」と安堵しました。
そんなナタクの顔を黒野は拳でグリグリ。
「これからもタっくんをいたぶるのはこちらのおじさんだ」
そういって黒野は少しだけ笑ったようでした。
しかしそれはこの世界があればの話であり、依然世界は大災害の最中。
果たしてそこにはまだ希望はあるのでしょうか!?
『炎炎ノ消防隊』ネタバレ277-278話のまとめ
黒野が、愛がなく自分の利益だけの偽物は「パクリ」だと注意してくれました。
創作者の方々にとって判断ラインの難しい問題かと思いますが、そこに愛があるかが原作者にとって容認できるかの基準になるということですね。
ということで無事黒野本人が黒野のドッペルゲンガーを撃破しました。
黒野という人物が一貫して「サラリーマンである」と感じられた黒野らしい戦いでしたね。
文句たれていることも多いですが、なんだかんだサラリーマンであることに誇りを持っているというか、サラリーマンが天職なのでしょう。
確かにドッペルの言う通り「上司の指示通りしか動けない不自由な生き方」とも言え、それは黒野自身の心の奥を反映している可能性もありますが、自ら動くより指示された方が良い働きができるタイプもいますからね。
というか多くの人がそうではないですかね。
立場としては弱いですが、その働きが作中最強レベルというところが勇気をくれますよ、黒野ありがとう。
そしてドッペルを見破った時もそうですが、一目見て違いを判断できるナタクはやっぱり黒野が好きなんですよね。
黒野とナタクの関係はなんだかんだ柱と守り人というか、信頼関係、愛を感じて良かったです。
今回の黒野ドッペルとはこのような戦いになりましたが、他のドッペルとはどんな戦いになっていくのでしょうか。
次回は『参る』ということであの男の活躍が期待されます!
久々のアサルト登場となるのか、それとも予想していた通りアサルトのドッペルが登場するのでしょうか。
イメージで生まれる分アサルトのドッペルゲンガーは強さに特化していそうですが、やはりタマキとは対峙して欲しいですね。
次回もかなり面白そうです!

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