瓦城千咒曰く梵の目的は「関東卍會とぶつかる前に花垣武道を回収する」ことでした。
しかしタケミチは「オレは関東卍會総長・佐野万次郎をぶっ飛ばしたい!!」と宣言。
蚊帳の外と言える寺野サウスが憤慨し、ドラケンがサウスを吹っ飛ばし、サウスvsドラケン第2ラウンドが始まるかというところで警察が到着します。
これにより六破羅単代と梵の大乱闘は逃れましたが、両チームが去っていく傍らで明司武臣がドラケンに「黙っててすまなかった」と声をかけていました。
そしてその後、ドラケンからタケミチに衝撃的な告白が!
「オレは今、梵のメンバーだ」
一体なぜ東卍一筋の男が梵に所属しているのでしょうか!?
第215話は『After a storm comes calm』(雨降って地固まる)は、固まったと思ったらさらに根底を揺るがす新展開に!
目次
『東京リベンジャーズ』215話!のネタバレ
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和久井健「東京リベンジャーズ」215話より引用
それでは『東京リベンジャーズ』215話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
梵はアブナイ?
D&Dバイクショップに戻ってきました。
濡れた頭を拭きながら乾と共に「大変な1日でしたね」と振り返るタケミチ。
ドラケンはというと、外で梵とタケミチのことで揉めているそう。
そこでタケミチは様子を見に行ってみることにしました。
すると乾が「ドラケンが心配だ」と言います。
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和久井健「東京リベンジャーズ」215話より引用
「梵は暴走族よりもっとヤクザに近い大人の愚連隊だ。黒いウワサもつきまとう」
確かに佐野真一郎と同世代だと28歳くらいですからね。
しかし乾は初代に憧れていたはずですが、彼らに湧く“黒いウワサ”に失望していたりするのでしょうか。
今のところ現在の乾の感情はわかりませんね。
気をつけるよう助言し、タケミチを送り出しました。
ドラケンが梵に入った理由
タケミチが外に出てみると、ドラケンが明司を責め立てていました。
ドラケンが怒り狂っていた理由は、梵がタケミチを勧誘したこと。
「元東卍の仲間ぁ巻き込むんじゃねぇ!!」
ドラケンらしい理由ですね。
そしてそれが梵に入った際の約束だったようです。
前回明司がドラケンと何か話していたように見えましたが、ただタケミチを勧誘したことについて「黙っててすまなかった」と言っただけのようですね。
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和久井健「東京リベンジャーズ」215話より引用
困惑するタケミチに瓦城千咒が説明しますが、ドラケンが梵に入った経緯にはこんな事情がありました。
- ドラケン…マイキーを連れ戻したい
- 梵…マイキー率いる関東卍會を潰したい
つまり「目的の一致」から共闘関係になったそうです。
やはりドラケンはマイキーを見放していなかったというのが嬉しいですね。
梵の目的
「オレは東京卍會の志が好きだった」と明司は言います。
“日本一のチームになりたい!”とかではなく“不良の時代を創る”というのがマイキーらしいと感じたからです。
しかし「今の関東卍會は違う」とも言います。
何故なら“志”がないから。
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和久井健「東京リベンジャーズ」215話より引用
「マイキーがこのまま“悪い大人”になろうとしてんなら“悪い大人(オレたち)”がぶっ潰す。それが梵の目的だ!」
梵の意志はタケミチの“マイキーを救う”という目的に一番近そうですね。
そして千咒が、梵と六破羅単代がいるあの状況で「佐野万次郎をぶっ飛ばす」と言ってのけたタケミチを改めてスカウトします。
「その志が本物なら梵に入れ。梵はオマエを歓迎する」
タケミチが梵に所属!?
千咒の言葉にドラケンが「どうしてもタケミっちを入れようって気ならオレは梵の敵になるぞ!」とまで言ってブチギレる中、タケミチは冷静に考えてみます。
現在仲間集めは頓挫していたところであり、他にアテがあるわけでもありません。
なので(マイキーをぶっ飛ばすにはこれが最短距離なのかも…)と思いました。
それにこれまで様々な修羅場を乗り越えてきたタケミチは、このままじっとしていても何も変わらないということを知っています。
というわけでタケミチは即断即決。
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和久井健「東京リベンジャーズ」215話より引用
「梵に入ります!!」
ドラケンは呆れ気味に驚愕しますが、明司が改めて優しく諭します。
「梵は関東卍會を潰したい。けどマイキーとモメたいワケじゃない…」と。
梵がドラケンとタケミチを誘った理由は、マイキーが心から信頼しているからでした。
そこには「できる事ならモメずに説得したい」という気持ちがあったのです。
新展開の到来と共に雨が止みました。
ドラケンは「他でもねぇタケミっちだ」ということで納得。
あくまでも「梵とは利害が一致しただけの仲間だ」と念を押し、タケミチに手を差し出します。
「梵にようこそタケミっち」
タケミチは強い覚悟でその手を握り返しました。
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和久井健「東京リベンジャーズ」215話より引用
「オレが絶ッ対ェマイキー君を悪の道から連れ戻します!!」
こうしてタケミチは目標に向けての第1歩として、ドラケンと共に梵に所属することになりました。
千咒は女だった!?
すると千咒がタケミチに自身の傘を渡し、笑顔でこう言います。
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和久井健「東京リベンジャーズ」215話より引用
「今日からオマエは“荷物持ち”だ」
さらに「明日、昼の3時に原宿集合な!」と強引に約束を取り付けました。
この強引さは完全にマイキーですね…。
どうやら明司曰くタケミチは気に入られた様子。
明司は「これから大変だぞー」と笑いました。
タケミチはその言葉の意味が分かりませんでしたが、ひとまず翌日15時に原宿に到着します。
すると「大分待ったぞ」と声を掛けられました。
千咒かと思いタケミチが振り返ると…あれ?
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和久井健「東京リベンジャーズ」215話より引用
「行くぞ」と声を掛けてきたのは確かに千咒のように見えますが…なんとセーラー服姿の女子高生!?
タケミチは突如声を掛けてきた美女に「ン?誰?」と戸惑ったのでした。
『東京リベンジャーズ』ネタバレ215-216話のまとめ
今回も情報が多かったですが、大きく以下の3点は大方予想通りでしたね。
- ドラケンが梵に入ったのはマイキーのため
- 梵はマイキーの闇落ちを食い止めようとしている
- タケミチが梵と手を組む
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和久井健「東京リベンジャーズ」215話より引用
ドラケンがマイキーを見放していなかったのが熱いですし、梵のお兄さんたちがマイキーを気にかけているというのも嬉しいですよね。
やはり初代メンバーはマイキーの危うい一面について真一郎から聞かされていたのか、それとも自主的にマイキーを守りたいと考えての行動なのでしょうか。
と言っても2018年には梵天として結局闇落ちしているのでここから2転3転あったのでしょうが、ここでタケミチが梵と手を組んだことで未来は変わっていきそうです。
梵天に行き着いてしまったからこそ、誰か(明司?)がタケミチを引き入れるためにタイムリープしたとかだったら面白いですけどね。
そして全く予想していなかったのが、千咒のセーラー服姿!
もちろん女装趣味である可能性や、千咒が男女の双子である可能性もまだあります。
しかし梵の特攻服がビッグサイズのパーカーだったこと(体型を隠したかった?)や、千咒が雨に濡れるのを嫌がっていたこと(服が濡れて体型が露わになることを懸念していた?)を考えると女子な気がしてきましたよね。
サウスみたいな大男に踵落としを食らわせる女子…最高じゃないですか。
ただしマイキーの性格でそのまま女子になったと考えたら明司の言うように大変そうですね。
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和久井健「東京リベンジャーズ」215話より引用
そして無邪気な笑顔がエマにそっくりでしたし、タケミチを気に入り「ずいっ」と近づいて強引に物事を決める様はマイキーにそっくりでした。
明司たちがついていることも含め、やはりどうしても佐野家を思わせる千咒は本当に何者なのでしょうか。
早く真実が知りたいところですが、とりあえず次回は千咒が女子なのかを始め、その素の人柄が描かれていきそうで楽しみです!

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