フェアリーが落とした月をシンラが止め、その間にショウがフェアリーを撃破!
兄弟で見事地球の危機を食い止めたかに思われましたが、フェアリーら災害隊に不審な動きがありました。
自分たちの命と引き換えに“この世を絶望に導く確立者のドッペルゲンガー”を呼ぶと言い、自害したのです。
そして恐れていた事態…なんと紅丸ら強者のドッペルゲンガーが出現!?
大災害が止まるどころか、世界に更なる絶望が迫ります!
第275話『死神が笑う』は、さっそくドッペルゲンガーとの対峙が描かれていきます!
目次
『炎炎ノ消防隊』275話!のネタバレ
それでは『炎炎ノ消防隊』275話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
紅丸動く!
浅草の新門紅丸。
紅丸は自身のドッペルゲンガーの出現を感じ取ったようです。
自身と同じか、それ以上の強さが予想される紅丸ドッペルゲンガー。
当然最大の強敵となるでしょう。
しかし紅丸の表情は少し笑っているようにも見えます。
紅丸は紺炉に「紺炉の言った通りだ」と自身のドッペルゲンガーの出現を伝え、動き出しました。
そしてショウたちも元にそのドッペルゲンガーが舞い降りてきます。
災害が収まったと思っていた市民らもその姿に戸惑いました。
「見ろあれ!!浅草の破壊王…」
本当に来てしまいました…怖い…。
兄弟は世界を守るために動き出す
シンラは「このまま終わるはずないか…」と落ち着いています。
心強いですね!
シンラはショウに「俺たちで止めよう」と言いますが、しかしショウは「兄は兄にしかできないことをやるべきだ」と告げました。
それは聖女ハウメアと伝道者との決着。
「救世主の兄にしかできないことだ」とショウは言います。
その言葉にシンラは従うよう様子。
ショウは自分を導いてくれる守護天使だから。
つまりシンラはドッペルゲンガーとの対峙ではなくラスボス伝道者との戦いに赴きそうです。
ショウは「俺たちの母も全てアドラに…」とシンラに母も託します。
そしてシンラには「アーサーが帰ってくる場所を無くす訳にはいかない」という理由もあります。
シンラはショウに伝えました。
「世界を守ろうぜショウ!!この物語の最後の戦いだ」
“この物語に”と言っているところにメタ視点というか、やはり少なくともこの2人は次元を超越した位置にいるのかなと思いますよね。
ナタクと黒野再会!しかし…
シンラやショウが解放されたように、他の柱も解放されたようです。
ナタクが空から落ちてきました。
戸惑うナタクですが、目玉のついたアレが空を覆っていることから「まだこの世界とイメージの世界=アドラが繋がったままだ」ということは理解します。
ナタクはまず黒野を探すことにしました。
ナタクが一番信頼を置いている人物ですからね。
するとさっそく黒野を発見!
「黒野さんも捜してくれてたんですか!?」と喜んで近づくナタク。
ですが、しかし黒野は有無も言わずいきなりナタクをバシッとはたいてきたのです。
まあ黒野らしいと言えばらしいですが…。
そして「捜したよタッくん」と不敵に笑いました。
黒野に対する超持論を展開
黒野との再会。
しかしナタクは「だ…誰?」と戸惑います。
黒野は黒野だとアピールしますが、ナタクは「黒野さんは本物の変質者だ!!」ととんでもないことを告げました。
黒野にとって弱いものをいたぶる行為は当然のこと。
なので人をいたぶる時にこんな不敵に笑うようなことはしないとナタクは考えるのです。
いたぶって笑うということは自分で悪いことをしていると自覚している証拠。
つまり「変質者のフリをしているダサい偽物だ」として、こう結論付けました。
「あなたは黒野さんじゃない!!」
何だかすごい考え方ですが、これもひとつの信頼の形ですよね。
ナタクは腕から炎を出し臨戦態勢を取りました。
すると黒野ドッペルはナタクを「賢い子」だと褒めながらも「まだまだわかっていない」と告げます。
彼が言うに「世の中本物か偽物かなんてどうだっていい」とのこと。
人々がイメージしている姿が本物に成り代わっても何もおかしくないのだと言います。
「猿真似の紛い物が良しとされることなんてごまんとあるだろ」
確かにそれはこの世の核心を突いている気がしますが…それでも破壊を望むドッペルゲンガーが成り代わった世界が“良し”なわけありません。
ナタクvs黒野ドッペルが開戦しそうですが、果たしてナタクは黒野という強大な存在を討ち倒せるでしょうか!?
『炎炎ノ消防隊』ネタバレ275-276話のまとめ
というわけで、さっそく紅丸と黒野のドッペルゲンガーが登場しました。
思っていたより見た目がどちらも本人そのままですね。
シンラがそのまま伝道者との決着に向かうのは予想外でしたが、その代わりに紅丸が参戦し、さらに盛り上がっていきそうです!
もちろんシンラとハウメア・伝道者との絡みは物語の中核ですから最も注目すべきですが、まずはドッペルゲンガーとの対戦が中心に描かれていくでしょう。
そして今回アーサーの帰還フラグが立ったようで嬉しいですね。
アーサーはシンラが守るものを守るために命懸けで戦いましたが、シンラはアーサーが帰ってくる場所を守ろうとしています。
その信頼関係が熱すぎました!
再会を信じていましょう!
さて次回は『マガイモノ』ということで、改めてドッペルゲンガーとの対峙が描かれそうです。
恐らくさっそく対峙したナタクvs黒野が描かれていくでしょうが、他に召喚されたドッペルゲンガーや、もちろん紅丸と紅丸の対峙もチラ見せして欲しいですね。
ナタクvs黒野に関しては、紅丸が自身のドッペルゲンガーを感じ取ったように黒野も感じ取っているならば途中から参戦もあるでしょうか。
ドラゴンという最大の強敵はアーサーに倒されたものの、ここからも強敵しかいません!
絶望ではありますが、読者にとっては楽しみがいっぱいと言えます。
果たしてどんな戦闘が描かれていくのか、また次回も楽しみに待ちましょう!

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