玉狛第二結成の大きな理由が遠征部隊に選ばれることです。
雨取千佳の“兄・麟児や友人・青葉を自分で捜しに行きたい”という想いを受け近界に行ける遠征部隊を目指すために結成され、現在ではヒュースの“アフトクラトルへ帰りたい”という想いも重なっています。
そこで今回は遠征とはどういったものなのかを徹底解説!
遠征に選ばれる条件や遠征選抜試験について詳しくご紹介していきます。
遠征選抜試験のチーム分けも一覧でまとめたので是非参考にしてください!
Contents
【ワールドトリガー】そもそも遠征とは何をするの?
ボーダーの遠征は近界の国々を探索し帰ってくることを指します。
遠征の目的は主に近界の情報や未知のトリガーを入手することです。
近界のデータを集めておけば少しでも侵攻に備えることが出来ますからね。
また未知のトリガーの入手が、日々研究・開発されているボーダーのトリガー技術をより進化させています。
【ワールドトリガー】遠征チームに選ばれるのは基本的にA級とエンジニアのみ
ボーダーの遠征は情報や技術の入手を目的にしているため、潜入して密かに交換や交渉を行っています。
しかし戦争・紛争の国に限っては襲われることもあるので、遠征部隊に選ばれるのは「黒トリガーに対抗し得る力を持つ」とボーダー本部から判断された精鋭たちに限られます。
なので基本的にはA級隊員の中から選抜試験で選ばれます。
以前遠征に出ていたのもA級1位~3位のボーダートップ部隊(太刀川隊、冬島隊、風間隊)でした。
遠征の基準=A級隊員になるには、B級ランク戦でそのシーズンの1位2位になったチームがA級への挑戦権を得られることになっています。
【ワールドトリガー】玉狛第二が結成された今季は例年と模様が少し違う??
玉狛第二が目指す遠征ですが、今季はこれまでとは趣が異なるものになりそうです。
それは次の遠征が、近界民に連れ去られた人間を奪還することをメインとしたボーダー史上最大の長期プロジェクトであるということ。
アフトクラトルに連れ去られたC級隊員たちだけでなく、第1次侵攻で行方不明になった400人以上の市民も対象となる一大計画です。
修が会見で「近界民に攫われた者を取り返しに行く」と発言したことをきっかけに、城戸司令によってマスコミに公表されました。
【ワールドトリガー】雨取千佳は遠征に絶対に行くことができる?
上記のように次の遠征はこれまでにない大遠征となります。
そこでボーダー幹部が目を付けたのが、雨取千佳の莫大なトリオン。
なぜなら遠征には様々なことにトリオンが必要になるので、トリオン能力の高い人間がいると都合が良いのです。
例えば次のようなこと。
遠征艇の建造にトリオンが必要
千佳のトリオンがあれば遠征艇の作りを大きくして乗員数を増やすことも可能
遠征を飛ばすにはトリオンが必要であり、元々貯め込んであるトリオンを使い切った後は乗員からトリオンを補給しつつ飛ぶことになる
消費に補給が追いつかず途中の国々に停泊し船を休める必要があるが、千佳がいれば停泊の日数を大幅に減らすことが可能
つまり千佳のいるいないで遠征部隊の規模や遠征の期間など計画が大きく変わるのです。
そのため幹部はヒュースの入隊と交換条件に「雨取千佳を遠征に借り受けたい」と言い、千佳はそれに同意しました。
よって千佳だけは遠征に行くことが確定しましたが、千佳は「わたしたちのチームは必ずA級に上がって、チームで遠征に行くと思います」と宣言したのでした。
【ワールドトリガー】最低条件として遠征にいくためにはB級上位を目指す必要がある
ところが玉狛第二がA級に昇格するチャンスはありませんでした。
次の遠征は長大なプロジェクトのため、遠征選抜試験の日程を通例より早める(訓練と研修の期間を長く取る)のでA級への昇格試験を行う時間が取れないというのです。
ただし千佳の参加による遠征艇の定員増加に伴い、B級からも遠征隊員を選ぶとのこと。
そこで城戸司令は玉狛第二に「きみたちにはB級2位以内を目指してもらう」と条件を出しました。
そしてシーズン終了時、玉狛第二は見事B級2位という結果を残したのでした。
【ワールドトリガー】遠征選抜試験のチームが発表された
今回の遠征選抜試験とは
遠征選抜試験には事前に「一緒に行きたい人・行きたくない人」などのアンケートが実施された上で、説明会には遠征への希望の有無なくB級中位以上の部隊と一部のA級隊員が召集されました。
その理由は、今回の遠征規模だと本部基地の人員が大幅に減るため、ランク戦や昇格戦などが今までのようには行えなくなるからです。
そのため幹部はこの遠征選抜試験を使い、今後のボーダーの主力となるB級中位以上の隊員の適性と能力を測ってしまおうと考えたのです。
つまり今回の遠征選抜試験は主力隊員の能力試験も兼ねているということ。
この選抜に通ったという実績と評価は消えることはなく、最終的に遠征に参加するしないに関わらずこの結果が今後の評価のひとつの大きな基準になります。
遠征選抜試験の内容は
遠征選抜試験は第1試験と第2試験があることが発表されています。
第1試験は、長期遠征時の遠征艇内の環境を想定した1週間の閉鎖環境試験(遠征艇内の設備の操作を覚えてもらいつつ、長期遠征への適性を審査)
第2試験は、遠征先の戦闘を想定した最長36時間の長時間戦闘試験(遠征先での戦闘を想定)
そしてこれらの試験について大きな条件が示されました。
それはチームの隊員をシャッフルして行うということ!
幹部の指定した隊員をリーダーとして、隊長1名、オペレーター1名、隊員3名の5人編成×11チームで試験が行われることになりました。
遠征選抜試験のチーム分け
チーム分けは11名の「臨時隊長」によるドラフト形式で行われ、以下のような結果になりました。(オペレーターは隊長と一緒に幹部指定)
「★」は隊長の意
臨時部隊名 |
名前(年齢) |
ポジション |
本来の所属部隊 |
歌川1番隊 |
歌川遼(16)★ |
オールラウンダー |
風間隊(A級) |
志岐小夜子(16) |
オペレーター |
那須隊 |
|
空閑遊真(15) |
アタッカー |
玉狛第二 |
|
巴虎太郎(14) |
ガンナー |
柿崎隊 |
|
漆間恒(16) |
アタッカー |
漆間隊★ |
王子2番隊 |
王子一彰(18)★ |
アタッカー |
王子隊★ |
仁礼光(17) |
オペレーター |
影浦隊 |
|
生駒達人(19) |
アタッカー |
生駒隊★ |
|
辻新之助(17) |
アタッカー |
二宮隊 |
|
帯島ユカリ(14) |
オールラウンダー |
弓場隊 |
柿崎3番隊 |
柿崎国治(19)★ |
オールラウンダー |
柿崎隊★ |
藤丸のの(19) |
オペレーター |
弓場隊 |
|
影浦雅人(18) |
アタッカー |
影浦隊★ |
|
犬飼澄晴(18) |
ガンナー |
二宮隊 |
|
別役太一(16) |
スナイパー |
鈴鳴第一 |
北添4番隊 |
北添尋(18)★ |
ガンナー |
影浦隊 |
染井華(16) |
オペレーター |
香取隊 |
|
南沢海(16) |
アタッカー |
生駒隊 |
|
菊地原士郎(16) |
アタッカー |
風間隊(A級) |
|
外岡一斗(16) |
スナイパー |
弓場隊 |
来馬5番隊 |
来馬辰也(20)★ |
ガンナー |
鈴鳴第一★ |
小佐野瑠衣(17) |
オペレーター |
諏訪隊 |
|
小荒井登(16) |
アタッカー |
東隊 |
|
弓場拓磨(19) |
ガンナー |
弓場隊★ |
|
穂刈篤(18) |
スナイパー |
荒船隊 |
古寺6番隊 |
古寺章平(16)★ |
スナイパー |
三輪隊(A級) |
六田梨香 |
オペレーター |
漆間隊 |
|
奥寺常幸(16) |
アタッカー |
東隊 |
|
三浦雄太(17) |
アタッカー |
香取隊 |
|
木虎藍(15) |
オールラウンダー |
嵐山隊(A級) |
諏訪7番隊 |
諏訪洸太郎(21)★ |
ガンナー |
諏訪隊★ |
宇井真登華(16) |
オペレーター |
柿崎隊 |
|
香取葉子(16) |
オールラウンダー |
香取隊★ |
|
三雲修(15) |
シューター |
玉狛第二★ |
|
隠岐孝二(17) |
スナイパー |
生駒隊 |
二宮8番隊 |
二宮匡貴(20)★ |
シューター |
二宮隊★ |
加賀美倫(18) |
オペレーター |
荒船隊 |
|
東春秋(25) |
スナイパー |
東隊★ |
|
絵馬ユズル(14) |
スナイパー |
影浦隊 |
|
雨取千佳(14) |
スナイパー |
玉狛第二 |
水上9番隊 |
水上敏志(18)★ |
シューター |
生駒隊 |
今結花(18) |
オペレーター |
鈴鳴第一 |
|
樫尾由多嘉(15) |
アタッカー |
王子隊 |
|
照屋文香(16) |
オールラウンダー |
柿崎隊 |
|
荒船哲次(18) |
スナイパー |
荒船隊★ |
村上10番隊 |
村上鋼(18)★ |
アタッカー |
鈴鳴第一 |
氷見亜季(17) |
オペレーター |
二宮隊 |
|
熊谷友子(17) |
アタッカー |
那須隊 |
|
堤大地(20) |
ガンナー |
諏訪隊 |
|
蔵内和紀(18) |
シューター |
王子隊 |
若村11番隊 |
若村麓郎(17)★ |
ガンナー |
香取隊 |
細井真織(17) |
オペレーター |
生駒隊 |
|
笹森日佐人(16) |
アタッカー |
諏訪隊 |
|
ヒュース(16) |
アタッカー |
玉狛第二 |
|
半崎義人(16) |
スナイパー |
荒船隊 |
※オペレーターの玉狛第二・宇佐美栞、王子隊・橘高羽矢、東隊・人見摩子は運営補助として参加
【ワールドトリガー】遠征選抜最終試験は天羽との模擬戦??
遠征部隊に選ばれるのは元々「黒トリガーに対抗し得る力を持つとボーダー本部から判断された部隊」とされていましたよね。
つまり今回も対黒トリガー戦を想定した試験が行われる可能性があります。
そうなると浮上してくるのが、現在唯一のS級隊員である天羽月彦との模擬戦。
天羽の黒トリガーについてはまだ詳細が明かされていませんが、噂によると「人間離れしている」とされるような苛烈な戦闘スタイルのようです。
大規模侵攻編では単独で西部・北西部地区という広範囲を防衛していましたが、敵の殲滅と共に辺り一面を荒野にしていましたので相当な戦闘力がありそうですよね。
さらに相手の強さを色で識別するサイドエフェクト持ちでもあります。
対ボーダー隊員にこのサイドエフェクトが活きるかは分かりませんが、遠征に向けて未知の敵・未知のトリガーを想定するのであれば天羽月彦という存在はこれ以上なく適任ですよね。
試験として天羽への対応力を見る、あるいは訓練として天羽と戦う可能性は高いのではないでしょうか。
まとめ
遠征は近界の情報と技術を入手するために行っていましたが、次の遠征に関しては近界民に攫われた人たちの奪還を主な目的として行われます。
遠征部隊は通常A級隊員から選ばれますが、今回は雨取千佳の参加によりB級からも参加可能となり、B級中位以上を集めた遠征選抜試験が行われることになりました。
試験はランク戦代わりの能力試験も兼ねており、隊員たちをシャッフルしたチームで行われます。
玉狛第二がチームで遠征に行くには、それぞれがそれぞれの臨時部隊で結果を残さなければならないということですね。
果たして今回の遠征がどのようになるのか、遠征選抜試験から注目していましょう!
