- 孤爪研磨は内向的な性格で目立つのが苦手です
- 黒尾が研磨の才能を見抜き支えています
- 金髪にした理由は意外なショックからです
『ハイキュー!!』にはすべてのキャラクターに個性や背景や強い想いがあり、好きになったり応援したくなったり自分と重ねてしまったりとたくさんの魅力があります。
そんな中でも屈指の人気を誇るのが、音駒高校の孤爪研磨。
物語序盤ではクールで無気力でバレーにそれほど熱心ではなかった研磨が日向との出会いと対戦を経てバレーへの向き合い方を変えていく様は、『ハイキュー!!』のもうひとつの物語と言っても過言ではありません。
それでは日向のライバルでもあり友達でもある孤爪研磨について、プロフィールや金髪の理由、卒業後の進路などたっぷりご紹介していきます!
目次
【ハイキュー!!】孤爪研磨のプロフィールを紹介!
【アプリ】Twitter先行Live2D動画公開第1弾!音駒高校から孤爪研磨を公開!#ドンピシャマッチ pic.twitter.com/6AX91lPBXQ
— ゲーム「ハイキュー!!」 (@haikyu_game) March 15, 2016
- 孤爪研磨
- 所属:音駒高校2年3組
- ポジション:セッター(背番号5)
- 身長:169.2cm
- 体重:58.3kg
- ジャンプ最高到達点:295㎝
- 誕生日:10月16日
- 好物:アップルパイ
- 最近の悩み:夏は暑いし冬は寒いこと
【ハイキュー!!】孤爪研磨ってどんなキャラクター?
【音駒高校 孤爪 研磨】3/3発売予定クロチの登場キャラ紹介!第22回は研磨が登場★音駒の脳!高校受験や幼なじみクロとのエピソードは必見です!https://t.co/grBASoQyO5#haikyu_game pic.twitter.com/JXBu7qc9j4
— ゲーム「ハイキュー!!」 (@haikyu_game) February 29, 2016
研磨は他人と関わるのが苦手で、目立つことが嫌いな内向的な性格。
ローテンションで基本的に声も表情も動きも小さく、省エネ・合理的に生きているマイペースなキャラクターです。
幼い頃から暇さえあればゲームをしている生粋のゲーマーで、バレーに関しても「最初クリアできそうにないゲームでも繰り返すうちに慣れる」などゲームを喩えに出すことも多く、場合によっては周囲からもゲームで喩えられた方が理解も早い様子。
体育会系のノリが苦手で、バレーのことが好きというわけでもなくむしろ「疲れる」とも発言しており、実際にスタミナは少なめ。
しかし意外にも負けず嫌いという感情的な一面があります。
他人の目を気にするが故に他人をよく観察しており、その鋭い観察眼による相手の動きの予測と的確な対処が彼のバレーの強み。
主将の黒尾に「音駒の背骨で脳で心臓」と言われるほどチームの支えとなっています。
【ハイキュー!!】孤爪研磨の金髪には一体どんな理由があるの?
【再掲】本日発売週刊少年ジャンプ25号では、音駒高校の黒尾鉄朗&孤爪研磨の色つき設定画を公開!アニメ公式サイトにも2人の全身と表情集をアップしました、ぜひご覧ください!http://t.co/qHQ6JYWxV2 #hq_anime pic.twitter.com/q4JfwrRv40
— 劇場版「ハイキュー!! FINAL」 (@animehaikyu_com) May 19, 2014
内気で目立ちたくない性格なのに、外見は何故か明るい金髪。
何故そんなミスマッチが起きているのか…その理由は、番外編『プリンヘッド物語』にて描かれました。
きっかけはチームメイトの山本が研磨の姿にビビったことです。
当時から前髪の長かった研磨は、ゲームをしていると顔が丸々髪に隠れてしまっていました。
黒く長い髪を垂らしゆらりと蠢く研磨はまるで貞子。
その姿にビビらされた山本は、ただ「髪を切れ」と言えば良いのに、あろうことかこんな風に注意してしまったのです。
「そんなんでゆらゆら歩いてたら皆見るぞ!目立つぞ!」
“目立つ”という言葉にひどくショックを受けた研磨はすぐに髪を変える決意をし、そして金髪にするに至ったのでした。
切らなかったのには「視野が広いと落ち着かない」という理由があったようですが、そこで“黒髪じゃなければ目立たない→金髪”となる研磨の思考が独特ですよね。
しかし意外にも金髪にしたことでよりチームに馴染んで見えるのでした。
問題は研磨が面倒くさがりなことで、根元の染め直しを放置する研磨の頭頂部はどんどん黒くなっていきます。
こうして研磨のトレードマークともなっている“プリン頭”が完成したのでした。
【ハイキュー!!】孤爪研磨と黒尾鉄朗の二人の関係性とは?
新作読切掲載まであと1時間ということで特別にジャンプフェスタで公開した音駒組をここでも!
孤爪 研磨(音駒高校出身)
株式トレーダー プロゲーマー YouTuber (株)Bouncing Ball代表取締役(日本)
黒尾 鉄朗(音駒高校出身)
日本バレーボール協会/競技普及事業部(日本)2人も活躍する読切お楽しみに! pic.twitter.com/oI4sjpxJ5M
— ハイキュー!!.com (@haikyu_com) April 24, 2022
研磨と音駒高校の主将である黒尾鉄朗は幼馴染。
学年はひとつ違いますが、彼のことを「クロ」と呼ぶ間柄です。
インドア派の研磨がバレーを始めたのも黒尾の影響でした。
幼い頃に隣家となったことから、よく孤爪家で過ごすようになった2人。
当時人見知り同士だった彼らは、始めはゲームをしてぎこちなく過ごしていましたが、黒尾がバレーに誘ったことから研磨もバレーに触れていくことになります。
中学でも高校でも“クロに言われてなんとなく”で入ったバレー部。
研磨としては、黒尾に気を遣っていたり、続ける理由も辞める理由もなく“たまたま続いているだけ”と言ったりと、自分がバレーをやることに対してそれほどの熱意はありませんでした。
しかし黒尾が研磨の才能を見出し、「辞めんなよ。お前は絶対にチームを強くする」とその必要性を説いたのでした。
そもそも引っ越しによってバレーから離れていた黒尾が再びバレーをやるようになったのは研磨がバレーに付き合ってくれたおかげとも言えますし、対してインドア派の研磨がスポーツをして他者と関わっていくようになったのは黒尾のおかげですから、2人の間にはバレーが深く関わっていると言えます。
バレーによって絆を深めていくことになった2人は、性格においてもバレーにおいても互いに理解し合い信頼し合う、かけがえのない親友となったのでした。
【ハイキュー!!】孤爪研磨のアニメ声優は誰?
面構えが違う #shingeki #ATTACKFES #aot pic.twitter.com/ke6KWp09Jf
— 梶裕貴 Yuki Kaji (@KAJI__OFFICIAL) January 27, 2024
アニメで孤爪研磨を演じているのは、梶裕貴(かじ ゆうき)さん。
声優アワードの第3回新人男優賞や第7・8回主演男優賞など数々の賞を受賞している実力派声優で、近年ではテレビのナレーションやドラマ出演など活躍の場を広げています。
同じ大人気声優の竹達彩奈さんと結婚したことも大きな話題となりましたね。
大きく名をあげることとなったエレン・イエーガー役を始め主役を務めることも多いですが、高音の明るく可愛いキャラクターから中低音の色気漂うかっこいいキャラクターまで、幅広い声色で多くの女性ファンを魅了しています。
それで言うと研磨は梶さんの可愛いが活かされているキャラクターですね。
- ・三輪子猫丸(青の祓魔師)
- ・エレン・イエーガー(進撃の巨人)
- ・広瀬康一(ジョジョの奇妙な冒険)
- ・轟焦凍(僕のヒーローアカデミア)
- ・メリオダス(七つの大罪)
- ・ヒュンケル(ダイの大冒険) etc.
【ハイキュー!!】孤爪研磨の高校卒業後の進路は?プロゲーマーで起業家へ
ゲーマー孤爪研磨 pic.twitter.com/bNWjhFhWKR
— pana (@panapana011524) September 7, 2014
2020年に惜しまれながら連載終了した『ハイキュー!!』。
最後にはVリーグ編まで描かれ、キャラクターそれぞれの高校卒業後の進路が明かされたことでファンは大いに盛り上がりましたが、中でも研磨は驚くべき肩書きを持っていました。
第375話で描かれた研磨の進路とは…
「大学生」「株式トレーダー」「プロゲーマー」「YouTuber」そして「㈱Bouncing Ball代表取締役」!!
インドア全開なところが実に研磨らしいですが、想像以上にアクティブに活動していたのです。
しかもかなり稼いでいるようで、借家とは言え一軒家にひとり暮らしでゲーム部屋も完備。
そして㈱Bouncing Ballの代表取締役として、日向のブラジル修行のスポンサーにもなっていました。
スポンサーになった理由は「ん~…なんとなく。お金あるし」。
言ってみたいセリフですが、その真意にはシンプルに日向を応援したいという気持ちがありそうですよね。
そしてあの内向的で面倒くさがりな研磨が会社を興すに至ったのにも、プレーはしなくともバレー界の力になりたいという気持ちがあったように思います。
ちなみに「KODZUKEN(コヅケン)」は世界的にも有名なようで、日向がブラジルから帰る際にルームメイトのペドロがサインを送るよう求めていました。
【ハイキュー!!】孤爪研磨の名言集
そして遂に、来週12/4(火)発売のJC35巻の見本が届きました!!表紙は、鳥籠の向こうからこちらを見る研磨です!どこか寂しげにも見える表情が目印!35巻では「ゴミ捨て場の決戦」が第2セットに入り益々佳境!攻撃で粘る烏野、守備で粘る音駒!この戦いをぜひコミックスで!よろしくお願いします!! pic.twitter.com/7WCvnazGaM
— ハイキュー!!.com (@haikyu_com) November 26, 2018
「最初クリアできそうにないゲームでも繰り返すうちに慣れるんだよ」
28話でのセリフ。
烏野との初対戦、いきなり烏野が仕掛けてきた変人速攻は試合を轟かすものでしたが、研磨は持ち前の観察眼で試合を見つめて対処策を講じ、チームメイトにこの言葉を告げたのでした。
研磨のゲーム好きな性格とバレーにおける怖さが表れているセリフですね。
「おれにバレーボール教えてくれてありがとう」
324話でのセリフ。
これは研磨を語る上で絶対に欠かせないですね。
日向との出会いからバレーに“楽しさ”を見出し始めていた研磨。
春高での烏野戦ではついに「たーのしー」と呟くほど研磨はバレーに夢中になっていました。
長いラリーの末に敗れてしまいますが、最後に残ったのは「はぁ~面白かった!」と充実した気持ち。
そして研磨をバレーの世界へと引き込んだ黒尾にこの言葉を告げたのでした。
次の325話で同じシーンが黒尾も含めたアングルで描かれているのがまた良かったですね。
研磨を付き合わせたことに少なからず罪悪感を抱いていた黒尾にとっては感極まる言葉となったでしょう。
まとめ
バレーに向き合う姿が眩しい『ハイキュー!!』の中で、ゲーマーで面倒くさがりでコミュ障で目立ちたくなくてバレーも特に好きなわけでもなくて…でも試合となると才能を発揮するという研磨の存在は少し異色でした。
そんなマイペースで独特の雰囲気を持つ研磨だからこそ、日向の存在にワクワクし始めた姿にどんどん惹き込まれてしまうんですよね。
そういった研磨の個性、背景の上で紡がれる仲間たちとの絆も胸に刺さりますし、そうしてバレーにハマっていく様が一番の見どころでしょう。
すべては春高での笑顔に繋がっていました。
この作中屈指の名シーンはアニメ4期で描かれそうですので、原作だけでなくアニメでも是非その熱を感じましょう!
- 孤爪研磨の職業はプロゲーマー
- 金髪の秘密は山本の一言
- 黒尾との幼馴染関係が深い
- バレーを始めたのは黒尾の影響
- 研磨の内向的な性格の裏側
- 競技に向き合う独特な姿勢
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